記事 Megumi Kakechi · 2023年2月23日 3m read IRIS SQLクエリで取得した結果セットのランキング(順位)を算出する方法 弊社サポートセンターに、「IRIS SQLに Oracle の RANK() 関数のようものはありませんか?」というお問い合わせいただくことがあります。 IRIS2021.1以降のバージョンであれば、RANK() や ROW_NUMBER() などの ウィンドウ関数 がサポートされるようになりましたので、以下のように使用することができます。 #SQL #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 165
記事 Megumi Kakechi · 2023年2月12日 3m read %TimeStamp型プロパティを使用した範囲指定のクエリが遅い場合の対処方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 日時検索で、TimeStamp型のクエリのパフォーマンスが出ない場合の対処法をご紹介します。 %TimeStamp データ型形式 (yyyy-mm-dd hh:mm:ss.ffff)は、人が読めることを目的とした ODBC 日付形式の文字列として格納されます。そのため、どうしてもデータサイズが大きくなりクエリの実行に時間がかかってしまいます。%TimeStamp型のプロパティにインデックスを作成している場合にも、クエリオプティマイザはそのインデックスを優先して最適化するようにはなっておりません。 #SQL #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 1 276
記事 Megumi Kakechi · 2023年2月6日 4m read ファイル操作関連のTips ファイルとディレクトリの操作に使用できる API 、%Library.File クラス (%File が省略形) の便利なサンプルコードをご紹介します。 こちらのAPIを使用して、ディレクトリやファイルの中身をのぞいたり、作成・書込み・読込みを行ってみます。 ★ディレクトリ内のファイル一覧をリストする 以下のサンプルは、C:\temp フォルダ内の *.txt ファイルをリストします(ファイルパス_サイズ_作成日)。 #ObjectScript #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 2 1 0 370
記事 Megumi Kakechi · 2023年2月2日 2m read 並列クエリについて(%PARALLEL) これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 クエリパフォーマンスを最適化するための方法の一つとして、クエリ単位またはシステム全体でクエリの並列処理を使用することができます(標準機能)。 こちらは、特定のクエリに対しマルチプロセッサシステムでクエリの実行をプロセッサ間で分割して行うものです。並列処理の効果が得られる可能性がある場合のみ、クエリオプティマイザは並列処理を実行します。並列処理の対象はSELECT文のみとなります。 なお、並列プロセスの数は、CPUの数に応じて自動で調整するため、数の指定は行えません。現在のシステムのプロセッサ数は以下のコマンドで確認することができます。 #SQL #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 176
記事 Megumi Kakechi · 2023年1月30日 8m read セキュリティ設定のエクスポートとインポートに関するTips 以下の2つの方法でセキュリティ設定をエクスポートおよびインポートできます。 - コマンドラインで行う場合は、^SECURITYユーティリティを使用します。- プログラムで行う場合は、SecurityパッケージのExportおよびImportメソッドを使用します。 設定をエクスポートする方法: ◆コマンドラインで設定をエクスポートする方法(^SECURITY) セキュリティの全ての設定、または個々のセクションをエクスポートできます。 ^SECURITYを使用して、すべてをエクスポートする場合: ^SECURITYを使用すると、インスタンスのすべてのセキュリティ設定を簡単にエクスポートまたはインポートできます。ターミナルで %SYS ネームスペースに移動し、^SECURITYを開始します。 #セキュリティ #Caché #InterSystems IRIS 1 0 0 105
記事 Megumi Kakechi · 2022年12月1日 4m read ライセンスサーバでライセンスを一元管理する方法 複数のインスタンス間でライセンスを共有する際に、ライセンスサーバを立ててライセンスの使用量を管理します。IRISライセンスサーバには、ライセンスの使用量管理に加えて便利な新しい機能が追加されました。 -- ライセンスサーバでできること --1. マルチサーバライセンス(共有ライセンス)の統合管理(使用量の管理)2. 各インスタンスへのライセンスキーの配布・管理【New】 1 は従来からのライセンスサーバの機能で、関連記事 にて機能紹介をしております。 2 はIRIS以降使用できるようになった新しい機能です。 #システム管理 #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 190
記事 Megumi Kakechi · 2022年12月1日 5m read 複数インスタンスでライセンスを共有する場合に必要な設定 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 複数インスタンスでライセンスを共有する場合、ライセンスを統合管理するライセンスサーバの設定が必要です。 1. ライセンスサーバの構成 1) ライセンスキーの配置 ライセンスキー(IRIS.key/cache.key)は、すべての インスタンスの <インストールディレクトリ>/mgr に配置してください。 ただし、IRIS 2021.1 以降のバージョンをお使いの場合は KeyDirectory を指定することで全てのインスタンスへのライセンスキーの配置は必要なくなります。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 332
記事 Megumi Kakechi · 2022年11月28日 2m read IRIS SQLでは OFFSET/LIMIT句のような機能をサポートしていますか? Question: IRISでは、PostgreSQLやMySQLで使うことができる、開始位置や取得件数を指定する OFFSET句やLIMIT句をサポートしているでしょうか? Answer: 残念ながらサポートしていません。ただ、代わりに使える同様の方法がありますのでご紹介します。 以下のようなSQLクエリをIRIS SQLで行うとします。 #SQL #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 237
記事 Megumi Kakechi · 2022年11月22日 2m read (管理ポータルで行う)リンクテーブルをプログラムで行う方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystems IRIS では、管理ポータルの [システムエクスプローラ] > [SQL] : ウィザード > リンクテーブルで行うリンクテーブルの作成をコマンドで行うことが可能です。 リンクテーブルの作成には、%SYSTEM.SQL.Schema クラスの CreateLinkedTable メソッドを使用します。詳細は、クラスリファレンスをご覧ください。 実行は以下のように行います。 #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 224
記事 Megumi Kakechi · 2022年11月3日 1m read IRISという製品名を選んだのはなぜですか? これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 Question: IRISという製品名を選んだのはなぜですか? Answer: IRISは、インターシステムズの製品開発者がソフトウェアを開発する際に常に念頭に置くべき以下の4つの原則の先頭文字を表しています。 #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 1 137
記事 Megumi Kakechi · 2022年10月26日 2m read IRIS が起動時に必要とするポート これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 #システム管理 #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 1 0 368
記事 Megumi Kakechi · 2022年10月13日 4m read デプロイモードで別環境にプログラムを配布する方法 以下、デプロイモード(配置モード)でプログラムを配布する方法を2つご紹介します。 ① DB内のソースコードをデプロイモードでエクスポートする方法 ② ソースコード用DBを用意してIRIS.datごとデプロイモードにする方法 ①は、プログラムのみデプロイモードでエクスポート/インポートできるので、初回システム構築時はもちろん、プログラムの修正が発生した時などソースの一部のみエクスポートすることも可能となります。②は、IRIS.dat ごとデプロイするので初回システム構築時に IRIS.dat のみ配置すればよく手順が単純です。 クラスがデプロイモードになると、そのクラスのメソッドとトリガのソースコードは削除されます。クラスがデータ型クラスである場合、クエリキャッシュによって実行時にメソッド定義が必要になる可能性があるために、メソッド定義が保持されるのでご注意ください。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 157
記事 Megumi Kakechi · 2022年10月6日 4m read メッセージログ(messages.log) のログ深刻度が 2 以上でメールを送るようにする方法 Caché/Ensemble 時代からご使用のお客様にはなじみの機能だと思いますが、IRISには「システムがインスタンスのメッセージログ/messages.log(Cachéの場合は コンソールログ/cconsole.log) を監視し、ログ・レベル2(重大なエラー) 以上 のアラートを受け取るとメールを送信する」ログ・モニター機能があります。この機能を使用すると、アラートログ (alerts.log)へのログ書き込み管理のほかに、メールを送信することもできます。 メール送信の設定は、^MONMGR ユーティリティを使用して簡単に行えます。 以下に、サンプルをご案内します。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 204
記事 Megumi Kakechi · 2022年10月3日 1m read InterSystems IRIS は 2フェーズコミットをサポートしていますか? これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 Question: InterSystems IRIS は 2フェーズコミットをサポートしていますか? Answer: サポートしていません。 2フェーズコミットはデータベースシステムがサポートしているだけでは十分ではなく、アプリケーションサーバ等の各実装が定めている2フェーズコミットのプロトコルを駆使して、アプリケーションを構築する必要があります。 また関連するシステムの全てのコンポーネントが対応している必要がある、ロングトランザクションには向いていないなど、現実に実装する局面では様々な制約事項があります。 2フェーズコミットは、技術面、設計および実装面、コスト面、性能面などハードルが非常に高いため、実際には限られた領域での利用に留まっています。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 74
記事 Megumi Kakechi · 2022年9月21日 2m read SQL ゲートウェイを使用した外部データベースへのアクセス方法について SQL ゲートウェイ接続を使用した、外部データベースへのアクセス方法についてご説明します。 手順は以下になります。 1. 外部ソースへの SQL ゲートウェイ接続の作成を行います ※こちらの例では、IRISの別インスタンスへの接続を試しています。 ※ODBCを使用される場合は、事前にシステムDSN(64bit)の準備が必要です。管理ポータルより [システム管理] > [構成] > [接続性] > [SQLゲートウェイ接続] の 新規接続作成 ボタンをクリックします。 接続の種類を選択し、必要項目を設定します。以下のサンプルは、ODBC接続(別IRISインスタンスのDSN設定)を行っています。 #JDBC #ODBC #SQL #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 295
記事 Megumi Kakechi · 2022年9月9日 3m read データベースをバックアップする際の停止時間をできるだけ短くしたいとき これは InterSystems FAQ サイトの記事です。外部バックアップ機能と、SANソリューションが提供するスナップショット(スナップクローン、ミラークローンなど呼び方はベンダ毎に異なります)などのテクノロジを利用することで、バックアップ時のインスタンス停止時間を最短にすることができます。 操作手順概要は以下の通りです。 #システム管理 #バックアップ #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 148
記事 Megumi Kakechi · 2022年9月5日 2m read Web経由でイメージファイルを IRIS にアップロード/ダウンロードする方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 Web 経由でのイメージファイルのアップロード/ダウンロードを行うサンプルをご紹介します。サンプルでは、以下の手順でファイルの「アップロード/ダウンロード」を行っています。 Stream型のプロパティをもったクラスを用意する upload ボタン押下でイメージファイルをIRISサーバにアップロードする アップロードされたデータを %request.MimeData で受け取り CopyFromAndSave メソッドを使ってコピー&1 のクラスに保存する アップロードされたファイルを画面に表示する download ボタンを押下し、1 のクラスに保存したファイルをローカルにダウンロードする。 サンプルプログラムの使い方は次のとおりです。 #CSP #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 181
記事 Megumi Kakechi · 2022年8月30日 4m read 各アクセス方法(ダイレクト/SQL/オブジェクトアクセス)による速度の違いについて これは InterSystems FAQ サイトの記事です。InterSystems IRIS Data Platform(以下IRISと表記)ではマルチモデルのサポートにより、データに対して様々なアクセス手法を使用することができます。 主だったアクセス手法としてダイレクトアクセス、SQLアクセス、オブジェクトアクセスがあります。 ダイレクトアクセス は、IRISのネイティブ構造であるグローバルと呼ばれるキーバリュー型のデータに直接アクセスする方法です。 SQLアクセス は、リレーショナルデータベースシステムにアクセスするための標準言語であるSQLを使用してデータにアクセスする方法です。 #システム管理 #パフォーマンス #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 282
記事 Megumi Kakechi · 2022年8月22日 15m read IRISで使用できるユーティリティ一覧 InterSystems IRIS で使用できるユーティリティの一部を一覧でご紹介します。 以下の表の各ユーティリティ名をクリックすると、ユーティリティの詳細情報をご覧いただけます。 #システム管理 #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 6 2 0 952
記事 Megumi Kakechi · 2022年8月18日 1m read クライアントからターミナルにログインできない場合のチェック項目について これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 クライアントからターミナルにログイン(接続)できない時、ターミナル接続を可能にするサービスが有効になっていないことが原因として考えられます。 ターミナル接続を可能にするサービスが有効になっていないことが原因として考えられます。 管理ポータル :[ホーム] > [システム管理] > [サービス] 有効になっていない場合は、リンクをクリックしてサービス定義編集画面を開き、"サービス有効"にチェックを入れて保存します。 もう一つの原因としてはOSのファイアウォールによりターミナル接続が遮断されている場合が考えられます。 リモートでターミナル接続される場合はファイアウォールの設定を無効にしてお使い下さい。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 263