これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

クエリパフォーマンスを左右するクエリプランは、テーブルチューニングを行った結果の統計情報を元に生成されます。

ある環境で期待したプランになったけれど、他の環境では意図したプランにならない場合、(期待したプランとなる)既存環境からテーブル統計情報をエクスポートして別の環境にインポートし、同じ統計情報をもとにしたクエリプランで実行することができます。

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%Installerという特別なツールを使用すると、目的のIRIS構成を記述するインストールマニフェストを定義できることはご存じでしょうか?
インストールマニフェストに作成したい IRIS 構成を記述すると、インストール中、またはターミナルやコードからマニフェストを実行した際に、構成設定が適用されます。

インストールマニフェストについては、以下の記事でご紹介しておりますので是非ご覧ください(Cachéの記事になりますがIRISでも同様です)。
%InstallerでInterSystems Cachéにアプリケーションをデプロイする


こちらの記事では、実際にマニフェストで追加できる主な項目について、サンプルコードとあわせてご紹介します。
今回は、以下の機能の設定例をご紹介します。

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インターシステムズは、InterSystems IRIS Data Platform の2024.1 リリースを一般提供開始(GA)したことを発表しました。
2024.1 は、拡張メンテナンス(EM)リリースです。


【リリースハイライト】

今回のリリースには、以下のような数々の興味深いアップデートが含まれます:

1. ObjectScript でのベクトルの使用: データ操作を最適化する強力な機能
2. ベクトル検索 (実験的機能): 効率的なデータ検索のための最先端機能
3. マルチボリュームデータベース: スケーラビリティとストレージ管理の強化
4. ファスト・オンライン・バックアップ(実験的機能): バックアッププロセスの合理化
5. 複数のスーパーサーバポート: ネットワーク構成の柔軟性を提供
6. その他多数!


【ドキュメント】

注目機能の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。
InterSystems IRIS 2024.1 (英語)

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

SQLのINSERT/UPDATE/DELETE文で大量のデータを更新する際に、高速化する方法をご紹介します。
以下の2つの手順を実行することで、更新処理のパフォーマンスを向上させることが可能です。

1.INSERT/UPDATE/DELETE時にインデックスを作成せず、あとでまとめて作成する

2.INSERT/UPDATE/DELETE時にジャーナルをOFFにする

1は、%NOINDEX キーワードを指定してインデックスの生成を後でまとめて行うことで、インデックスの構築を抑制しパフォーマンスを向上させる方法です。

クエリ実行例は、以下のようになります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ユーザに権限を与えたい場合、「GRANT」コマンドや「GrantPrivilegeメソッド」を使用しますが、ロールに対しても権限を与えることができます。

例えば、特定スキーマにのみ何でもできるロールを作成し、それを特定のユーザに割り当てるようなことが可能となります。

こちらの記事では、その方法をご紹介します。


(1) GrantPrivilegeメソッドを使用して「スキーマXXX に何でもできるロール」を作成し、
(2) 該当ユーザに (1) のロールを割り当てる



★GRANT文を使う場合

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems IRIS との通信に SSL/TLS を使用する際のクライアントの構成は、使用する技術によって変わってきます。


1. ODBCクライアント、IRISクライアントから接続の場合(IRISスタジオやターミナルなど)
2. .NET クライアントから接続の場合(SSLDefs.iniは要りません)



★1.ODBCクライアント、IRISクライアントから接続の場合(IRISスタジオやターミナルなど)

ODBCやIRISクライアントから接続する場合は、以下の記事にある設定が必要となります。
具体的には、SSLDefs.iniという設定ファイルを作成し、決められた場所に配置します。

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需要はそんなに多くはないのですが、時折「Native SDK (Native API) for .NET の使い方」に関するご質問を受けることがありますので、簡単に試せるサンプルをご紹介します。

Native SDK (Native API) for .NET を使用すると、ObjectScript のクラスメソッドを、ネイティブの .NET メソッドを呼び出すのと同じように、.NET アプリケーションから簡単に呼び出すことができます。
また、グローバルへのアクセスも簡単に行えます。
こちらの記事では、VB.NET のサンプルコードをご紹介します。

以下の手順で実行していきます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

こちらの記事 では、HTMLのフォームからRESTを使って画像ファイルをアップロードする方法をご紹介しました。

お客様からは、ダウンロードする方法もあわせてお問い合わせいただくことがあるため、この記事では両方の方法に加え、イメージファイル以外にも対応したサンプルをご紹介します。

サンプルでは、HTMLのフォームから IRIS REST API を呼び出してファイルの「アップロード/ダウンロード」を行っています。


【手順】

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インターシステムズは InterSystems IRIS data platform、InterSystems IRIS for Health、InterSystems IRIS Studio のバージョン 2023.3 をリリースしました。


リリースハイライト

2023.3 は Continuous Delivery(CD)リリースです。
2023.3 には多くのアップデートや拡張機能が追加されています。


クラウドとオペレーションの強化

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SFTPサーバ側で公開鍵と秘密鍵を作成し、それをIRISサーバにコピーして、%Net.SSH.Session() の AuthenticateWithKeyPair() を使用してSFTP接続する一連の手順(サンプル)をご紹介します。


【環境】

SFTPサーバ:CentOS8
SFTPクライアント:Windows10 & IRIS2023.1.2
SFTP接続用ユーザ:mysftpuser


【手順】

(1) CentOSでSSHの公開鍵と秘密鍵を作成します (今回は、RSA方式、4096bit)

ssh mysftpuser@172.18.xx.xx でログインし、以下 mysftpuser として作業します。

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弊社FAQサイトや開発者コミュニティには、ライセンスに関する記事を数多く掲載しています。

こちらの記事では、上記記事でご紹介している様々な機能をTipsとして使い、実際にライセンス使用量の推移を調査する方法をご紹介します。

1.ライセンス使用状況をスポットで確認する方法(今現在の使用状況)

2.ある一定期間のライセンス使用状況を継続して監視する方法

1.ライセンス使用状況をスポットで確認する方法(今現在の使用状況)

現在のライセンス使用量は管理ポータルで確認できます。
[システムオペレーション] > [ライセンス使用量]

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IRISアップグレードやインストールがうまくいかない場合、初めに以下の3点をご確認ください。

  1. インストーラーに問題はないか?
  2. 対象バージョンの最新インストーラー(キット)を使用しているか?
  3. サポート対象プラットフォームへのインストールを行っているか?

1について:
インストーラーのダウンロードに問題があったなどで、インストーラー自体に問題があり、インストールできないというケースがあります。
その場合は、インストーラーのハッシュ値(md5 checksum)を比較してファイルの同一性を確認するか、再ダウンロードしてインストールをお試しください。

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インターシステムズは、接続性に関する 2 つの問題を修正しました。これらの不具合とその修正はそれぞれ独立しています。

この警告は、2つの問題の修正を含む ポイントリリース があるため、両方に対処する内容になります。

どちらの問題も、以下の製品のバージョン2019.1.42020.1.4のみに影響します:

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インターシステムズは、いくつかの問題を修正するためにリリースを再作成する必要がある場合があります。このプロセスにより、「ポイントリリース」と呼ばれる新しいキットが生成されます。

ポイントリリースは、メンテナンスリリースやメジャーリリースとは異なります。 これは緊急の問題に対して、迅速かつ的確に対応するために行われます。


ポイントリリースの確認方法

InterSystems Data Platform 製品は以下のリリース規則に従います:

<インターシステムズ製品> <年>.<メジャー>.<メンテナンス>.<ビルド#>.<ポイント>

例:InterSystems IRIS 2022.1.4.204.1

ポイントリリースの確認方法は簡単で、製品キットの下1桁が0でなければ、ポイントリリースを使用していることになります。

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Windows環境にWebGatewayのみをインストールした場合に、「Service Unavailable / HTTP Error 503. The service is unavailable.」エラーとなりWebアプリケーションに接続できない場合があります。

こちらは、Visual C++ 再頒布可能パッケージ がインストールされていない環境に、Webゲートウェイをインストールした場合に見られる事象です。

Microsoft社のホームページより、Visual C++ 再頒布可能パッケージ(X64)をダウンロードしてインストールしてください。

インストール後IISを再起動し、以下のリンクよりWebゲートウェイ管理ページに接続できることをご確認ください。

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こちらの記事では、RESTやCSPなどの「Webアプリケーションのトラブルシューティング」のヒントをご紹介します。

何かしらのトラブルと思われる事象が発生した場合、確認したいのがログファイルになります。
各コンポーネント間のやり取りで、どこでどのようなトラブルが発生しているかを、それぞれログを取得して確認することができます。

① クライアント ⇔ Webサーバ間では、「Webサーバログ(IISやApacheのアクセスログなど)」、
② Webサーバ ⇔ Webゲートウェイ間では、「イベントログ」・「HTTPトレース」、
③ Webゲートウェイ ⇔ IRISサーバ間では、「ISCLOG」・「監査ログ」・「messages.log」などがあります。

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IRISをアップグレードすると、SQLクエリオプティマイザの機能向上により、旧バージョンとは異なるクエリプランによるクエリ実行コード(クエリキャッシュ)が作成される場合があります。
ほとんどの場合はパフォーマンスが向上するのですが、稀にパフォーマンスが低下するケースもあります。

・アップグレードによりオプティマイザが改善しているとはいえ、中には遅くなるクエリがあるのではないか?
・予期しないSQLの問題が起きるのではないか?
・アップグレード後に全てのクエリパターンをテストするには時間と労力がかかりすぎる

このように、機能向上よりも安定性を優先して「今までのプランのまま実行したい」というご要望もあることでしょう。
こちらの記事では、そのようなお客様への解決策をご案内します。

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あるメソッドやルーチンを実行してエラーとなった場合、エラー発生個所はエラーメッセージより取得することができますが、処理の呼び出し履歴(スタックトレース)はエラーメッセージのみではわかりません。
また、.Net や Python など IRIS 外からの呼び出しの場合に、エラー情報の詳細がクライアントに返らない場合などもあるかと思います。

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クラスメソッドの多くは、%Status データ型を使用して、成功 または 失敗 の情報を返します。
成功の場合は 1 が返り、失敗の場合はエラーステータス および 1 つ以上のエラーコードとテキストメッセージを含むエンコードされた文字列が返ります。
このようなメソッドでは、戻り値を必ず取得して確認するようにしてください。

こちらの記事では、失敗の場合の具体的なエラー情報を確認する方法をご紹介します。

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