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タスク履歴にある「有効期限切れになりました」メッセージの意味と対処法について

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

こちらの記事では、タスク履歴の結果内容に、「タスクは 10 Apr 20xx 12:00:00AM 19 Aug 20xx 12:00:00AM から継続中 に有効期限切れになりました」のようなログがある場合、その意味と対処方法について説明します。


このログは、実行予定のタスクをチェックした際に、時間が対象タスクの有効期限を過ぎてしまったために、表示しているログになります。
有効期限を指定していない場合(※)は、次回タスク予定時刻が有効期限になります。
※有効期限の設定は、^TASKMGRユーティリティから行うことができます。


例えば、毎分実行予定のタスクスケジュールがあった場合、実行タスクの実行時間が1分を超える場合、仮に130秒とする場合、1分後と2分後に予定していたタスクスケジュールは実行することができなかったことになります。
この場合、3分後のタスクスケジュール以降実行されることになり、実行されなかったタスクは、「タスクが次のスケジュール時刻を過ぎても実行を続けています」とログされ、次に正常に実行できたタスクの後に「タスクは YYYY-MM-DD hh:mm YYYY-MM-DD hh:mm から継続中 に有効期限切れになりました」のようにログされます(タスク履歴へ)。

タスクが何らかのエラー等が原因で終了した場合は、タスクは一時停止状態(Suspended)になり、再開(Resume)しなければ以後は動作しません。タスクを再開した場合、以前のタスクは有効期限が切れてしまったことになりますので、上記の例と同様に有効期限切れのログが残ります。


なお、「有効期限切れになりました」ログの原因を取り除かない限り、ログは出力し続けて同じ状態が続くことになります。
このログが出力されるような場合は、タスクスケジュールの見直しや、実行タスクの見直し(エラー終了の場合)等で、原因を排除するようにしてください。
 

enlightened【ご参考】
エラー解消後もジャーナル切り替えタスクの状態が Suspend Leave になっている場合の対処方法

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