記事
· 5 hr 前 2m read

Webゲートウェイでサーバ接続最大数を設定し、Webアクセス数を制限する方法

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

Webゲートウェイ管理ページで、サーバ毎の最大接続数を設定したり、最大接続に達した場合に待ち時間(キュー)や静的なビジーページを設定することが可能です。

実際にサーバに接続する最大接続数を設定すると、それに達した場合に待ち時間(キュー)で設定した秒数待って、それを過ぎても接続数に空きが出なかった場合に、静的なビジーページに移行するような設定が可能となります。

設定箇所は以下になります。
※Webゲートウェイ管理ページ:
例(URLは環境・バージョンによって変わります):
http://<webserver>/<instancename>/csp/bin/Systems/Module.cxw
 

★全サーバに適用される設定(デフォルトパラメータ)

サーバ単位の個別の設定がない場合は、こちらの設定が適用されます。

構成 > デフォルトパラメータ

最大接続:各サーバの合計接続数の最大数(既定:1024)。

キューイングされたリクエストのタイムアウト:最大接続まで接続がある場合に、空きが出るまで待つ時間のタイムアウト値(秒)

ビジーページ:上記タイムアウトに達した場合に表示するビジーページ(例:只今混みあっております)


 

★接続サーバ単位で適用される設定(サーバ接続)

サーバごとに接続数を制限し、アクセス集中によりサーバに負荷がかかりすぎないよう調整する手段として、こちらの設定が有用です。
例:同時アクセス数(最大接続数)が30を超えたらビジーページを表示、等

構成 > サーバ接続 > 既存サーバをクリックして編集:実行

最大接続:このサーバの最大接続数(デフォルトパラメータで設定した最大値以上設定しても、デフォルトパラメータが最大値)

最小接続:処理が終わった後も残る待機プロセス(この数分プロセスは残るため、新規プロセスの生成が起こりにくくなる)

ビジーページ:設定がない場合は、デフォルトパラメータで指定したページが継承される

ディスカッション (0)0
続けるにはログインするか新規登録を行ってください