これは、InterSystems FAQサイトの記事です。


質問:

データ容量を見積もる計算式はありますか?


回答:

正確に見積もるための計算式は残念ながらありません。

InterSystems IRIS Data Platformの場合、データ部に関してはデータを全て可変長で格納しますので、各フィールドの平均がどのくらいであるかという目安の数字で平均レコード長を求め、キー部分も同様の計算を行い、必要な容量の推測値を求める必要があります。

インデックス部に関してはキー圧縮されますので、データと同じような上記の計算を行った推測値よりは少なくなることが期待できます。 ただしその圧縮率はデータの特性に大きく影響されますので、どの程度少なくなるかは一概には言えません。

実データのサンプル(例えば、1万件のデータ)をロードし、その時点でのサイズを確認して想定される件数分のデータ容量を推測するというのが現実的な方法となります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

こちらの記事では、タスク履歴の結果内容に、「タスクは 10 Apr 20xx 12:00:00AM 19 Aug 20xx 12:00:00AM から継続中 に有効期限切れになりました」のようなログがある場合、その意味と対処方法について説明します。


このログは、実行予定のタスクをチェックした際に、時間が対象タスクの有効期限を過ぎてしまったために、表示しているログになります。
有効期限を指定していない場合(※)は、次回タスク予定時刻が有効期限になります。
※有効期限の設定は、^TASKMGRユーティリティから行うことができます。

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日本でMacユーザーのIRIS使いがどの程度いるのかわかりませんが、圧倒的少数派なのは確かでしょう。

そのせいもあってか、Mac版のインストーラは、Windows版ほどきめ細かい対応をしてくれていません。

Windows版はインストーラが勝手に日本語のロケールを設定してくれているのですが、Mac版(おそらくLinux版も)は英語ロケールのままです。

それでも、通常の使用ではさほど問題がないといえないこともないのですが、ファイルを読んだりする場合や他にも何かと不都合があります。(何かあったような気がしますが、忘れました。)

ですので、Macユーザーは面倒ですが、管理ポータルで日本語ロケールjpuwのインストールをする必要があります。

またはターミナルでコマンド一発でもOKです。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

POST要求で受信したBodyのJSON文字列を、REST ディスパッチクラス内メソッドでダイナミックオブジェクト(%DyamicObject)に変換する際、以下エラーが発生する場合があります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ジャーナルファイルの中身を参照したい場合、通常は管理ポータルで参照します。

管理ポータル:
[システムオペレーション] > [ジャーナル] : (該当ジャーナルの名前)参照 リンクをクリック


こちらのページで、外部に保存したジャーナルファイルも参照することができることをご存じでしょうか?

以下のように、ID= の後ろにジャーナルのファイルパスを指定することで、ジャーナルファイルの中身を管理ポータルで参照することが可能です。

http://localhost/iris/csp/sys/op/UtilSysJournal.csp?$ID1=C:\temp\20240826.002z

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

方法は2種類あります。

1) 同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境をそのままアップグレードする場合は、IRIS(※)インストールキットを起動し「CACHE(CONVERSION)」からCSPゲートウェイとCaché両方をアップグレードします。

2) IISがIRISとは異なるサーバにインストールされている場合は、IRIS用Webゲートウェイキットを利用します。

(※)InterSystems IRISまたはIRIS for Health

それぞれの方法は以下の通りです。

1)同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境の「CACHE(CONVERSION)」でのアップグレード方法

a) インストーラーを起動します。

b) CACHE(CONVERSION)を選択します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

イベントログの削除には、Ens.Util.LogクラスのPurge()メソッドを使用します。実行時以下の引数を指定します。

第1引数:削除数(参照渡し)

第2引数:保持日数(デフォルト7)

メッセージの削除には、2種類の方法があります。

1) 2022.1.2以降の導入されたマルチプロセスで削除する方法

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開発者の皆さん、こんにちは。

試していたWebAPIでは、POST要求時クエリパラメータとボディの両方を送る必要がありましたので、HTTPアウトバウンドアダプタが提供するメソッド:Post()/PostFormDataArray()/PostURL() 辺りをドキュメントで確認していたのですが、残念ながら両方を渡せるように作成された丁度良いメソッドがありませんでした。

ドキュメント:HTTPアウトバウンドアダプタが提供するメソッド

では、どのように送ったかというと、SendFormDataArray()の第3引数を利用して両方の情報を送付してみました。

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記事
· 2024年12月18日 1m read
IRIS技術ガイド

Caché技術ガイドのいくつかをIRIS版に書き換えた文書を作成しましたので公開します。

IRISファーストステップガイド

IRISBasicTechnologyGuide

- ObjectScript操作ガイド

- オブジェクト操作ガイド

- 多次元データエンジンの概念およびアーキテクチャー

IRIS SQLガイド

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こちらの記事では、既存のユーザ設定をプログラムで変更する方法をご紹介します。

ユーザロールを追加/削除したい、有効期限設定を変更したい、等の場合にお役立てください。

なお、ユーザ設定をプログラムで新規作成する方法は こちら の記事で紹介しております。


1.ある特定ユーザの設定を参照+変更する方法

2.既存の全てのユーザの設定を参照する方法

3.おまけ(Webアプリケーション情報の参照+変更)



1.ある特定ユーザの設定を参照+変更する方法

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InterSystems IRIS® data platform、InterSystems IRIS® for Health、HealthShare® Health Connect 2025.1 の最初の開発者プレビューが WRC 開発者プレビューページ に公開されました。

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コミュニティメンバーから、Python 2024 コンテストでの出品に対する非常に素晴らしいフィードバックが届きました。 ここで紹介させていただきます。

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REST/JSONを使ってデータを交換することが増えてきていると思いますが、POSTでIRISにデータを渡す場合に日本語が含まれる場合に皆さんどう処理していますか?

わざわざ自分でコード変換する処理を追加していませんか?

実は、あまり知られていないのですが、自動で変換する方法がありますので、紹介します。

CSPのメカニズムを使ってクライアントからデータをPOSTすると、それはCSPのRequestオブジェクトのContentプロパティに渡されます。

ContentプロパティのTypeは%CSP.Streamになっていて、このTypeのクラスリファレンスを読むと、Content-TypeがText/のときには、CharSetに基づいてコード変換が行われると示唆されています。

つまりContent-TypeがJSONの場合には、自動的な変換がされないということになります。

本当は、Content-TypeがJSONの時も変換してくれるのが一番良い(わかりやすい)のですが、残念ながらそうなっていません。

その代わりにパラメータが用意されています。

RESTのディスパッチクラスの定義に以下のパラメータを追加することで、自動コード変換を行なってくれます。

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IRISを起動しようとするとエラーとなり起動できません。
どなたか解決策をご存知でしょうか?よろしくお願い致します。

環境:Windows11

事前作業:

下記URLと同症状が発生し、アップグレードインストールを行っています。

https://jp.community.intersystems.com/post/iris%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%...

操作:

1.タスクトレイアイコンから「InterSystems IRIS 開始(S)[IRIS]」を選択。

2.エラーメッセージが表示される。

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こんにちは、皆さま。
業務でIRISを用いて開発を行っている者です。

IRISに直接Insert文を発行する時と、JDBCを経由してInsert文を発行する時とで、
挙動差異があるように見受けれれまいたので、何かご存知な方がいらっしゃれば教えてください。

次の様なテーブルがあります。

それに対してDBeaverとIRIS管理ポータルからInsertを実行します。

★DBeaver

★IRIS管理ポータル

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質問
· 2024年12月4日
SQLの最適化について。

こんにちは、皆さま。
業務でIRISを用いて開発を行っている者です。

私自身SQLがあまり得意ではなく、
業務で書いてみたもののパフォーマンスがよくなく、
不要なループが含まれていた、無駄な検索条件が含まれている…なんてことが多々あります。

IRISの管理コンソールなどにはいろんな機能があると思うのですが、
パフォーマンス改善をするために利用できるツールなどはあったりしますでしょうか?

何かご存知の方がいらっしゃいましたら、情報共有頂けますと幸いです。

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Embedded Pythonの導入に伴い、1つ嬉しいことは、直接エクセルファイルの読み書きができるようになったことです。

それでこの機能を使って、ミニ業務改革をちょこちょこ行なっているのですが、そこでちょっとハマったことを共有します。

実際この内容は実はIRISとは全く関係ないのですが、このDCコミュニティの皆さんが同じことでハマった場合に少しでも早く問題解決できるように情報共有します。

エクセルの計算式の入ったセルの値を読み取るときには、そのファイルのオープンの際にdata_only=Trueというフラグをつけないといけないのですが、そのファイルがopenpyxlで読み書きしたファイルの場合に、その計算式のセルの値(Noneとなる)がうまく読めないことがあります。

その場合には、そのファイルをエクセルで開いて再保存することで、正しく読むことができます。

以下にそのあたりの内容を説明したページがあります。

元ネタ

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Pythonでは、拡張モジュールのバージョン違いが混同されないように、venv を使って仮想環境に拡張モジュールをインストールする事を推奨されてたりしますが、IRISから使用する場合に、このvenvで作られた仮想環境を利用する事は可能でしょうか?

PythonPathに仮想環境のパスを指定してはみましたが、プロジェクトから、あるいはimportで、その場所を指定する等出来るでしょうか?

何方か御存知の方がおられましたら、その方法などを教えて下さい。

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インターシステムズは InterSystems IRIS data platform、InterSystems IRIS for Health、HealthShare Health Connect のバージョン 2024.3 をリリースしました。2024.3 は Continuous Delivery(CD)リリースです。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

これは、MS-ACCESSの制限事項です。

MS-ACCESSは、インデックスが32個より多いテーブルにはリンクできません。

この問題を回避する方法として、直接テーブル(クラス)をリンクするのではなく、VIEWを使用する方法があります。

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最近はパブリッククラウド環境でIRISを使ってアプリケーションを構築されるお客様が多数で、IRISのセキュリティ機能についてご質問を受ける機会が増えました。実際の運用で始めてセキュアなIRISを操作するよりも経験した方が良いかもと考え、その第一歩としてインストール時の初期セキュリティ設定には普段からロックダウンを指定するのはいかがでしょうか。通常セキュリティ設定の違いおよび注意点をマニュアルを参照しながらリストアップしました。

1. 初期のユーザセキュリティ設定

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以前、Azure用にOAouth2クライアントをセットアップする記事を書いた時に思ったのですが、各IdPはサンプルコードとしてPythonコードや専用のモジュールを提供しているので、それがそのまま使用できれば効率が良いのにな、と思いました。

IRISが埋め込みPython機能としてWSGIをサポートしたことにより、これが簡単に実現しそうなので、その方法をご紹介したいと思います。

導入方法

今回は、IdPとしてOKTAを使用してAuthorization Codeフローを行います。

OKTAでの設定内容

参考までに、今回使用した環境を後半に記載しています。

アプリケーションの起動

コンテナ化してありますので、コンテナのビルド環境をお持ちの方は、下記を実行してください。

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開発者の皆さん、こんにちは!

2回目の開催となったミートアップですが、11月8日(金)に無事、開催を終えることができました。ご参加いただきましたメンバーの皆様、ありがとうございました!

今年のミートアップでは、ワークショップを開催してみました。13時半~17時半の約4時間(!)もの間、ご持参いただいたパソコンでもくもくと進めていただいていたように思えます。

ミートアップのワークショップで使用した内容は、全て以下リポジトリに公開しております。

👉https://github.com/Intersystems-jp/meetup2024WorkShop


以下、写真を添えながら当日の様子を少しご紹介します。

第1部は、ワークショップを合計5種類用意いたしました。

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ご好評いただいておりますインターシステムズ開発者向けウェビナー、今年最後の回は以下の通り開催いたします。

お忙しい時期ではありますが、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

テーマ:「IRISで実現する極小オーバヘッドの IoTエッジサーバー」

日時:2024年12月10日(火)13時30分~14時

ご登録はこちらから

【概要】

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※ 本内容は随時更新予定です。ワークショップに必要な内容をご覧いただき、参加のご検討などしていただければ幸いです。

Pythonワークショップにご参加いただく場合は、事前に以下の環境をご用意ください。

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Studio で最も便利な機能の 1 つにコードスニペットがあります。

以下は、スニペットを VSCode に追加する方法です。

以下は、一般的な手順です。

1. ファイル - 設定 - ユーザースニペットに移動し、objectscript を選択します。

2. スニペットを追加します。以下に例を示します。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。


InterSystemsでは、以前は、OSの特定リリースに対して製品の検証は実施しておりませんでしたが、
バージョン2022.1以降においては、OSのマイナーバージョンに対する検証を実施しております。

最新のサポートプラットフォームの情報については、下記の記事をご確認ください。
※2024年12月現在の最新情報
InterSystems サポートプラットフォーム最新情報 Q4-2024

★最新情報は開発者コミュニティにて随時発信いたしますので、以降の状況については、上記記事の継続記事をご確認ください。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

インターシステムズは、特定のオペレーティングシステムのパッチやサービスパックに対して、製品の検証は実施しておりません。

これらの保証については、オペレーティングシステムベンダーが互換性を保証する限りにおいて、提供されます。
まれなケースで、インターシステムズの製品を稼動するために、特定のパッチやサービスパックを必要とするケースもあります。
その様な特別な状況の詳細は、サポートサーバプラットフォームに明記しています。以下ドキュメントをご参照ください。

サポートサーバプラットフォームについて

明記されていない場合には、オペレーティングシステムベンダーが互換性を保証する限りにおいて、パッチやサービスパックもサポート対象となります。

※2022.1以降のバージョンにおいては、OSのマイナーバージョンにおいても検証を実施しております。

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