2019年 10月 17日

Anton Umnikov
InterSystems シニアクラウドソリューションアーキテクト
AWS CSAA、GCP CACE

AWS Glue は、完全に管理された ETL (抽出、変換、読み込み) サービスです。データの分類、クリーンアップ、強化、そして様々なデータストア間でデータを確実に移動させるという作業を簡単にかつコスト効率の良いかたちで行えるようにするものです。

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前回のつづきとして、いよいよIRISのインターオペラビリティ機能を使ってMQTTブローカーからメッセージを受信し、データベースに格納する方法について解説したいと思います。IRISのインターオペラビリティ機能につきましてはこちらをご参照ください。

ネームスペース作成

インストール時に作成されているUSERネームスペースはInteroperabilityに必要なライブラリを参照するためのマッピングができていません。
そのため、新たにネームスペースを作成する必要があります。
作成方法は、以下の通りです。

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開発者の皆さん
こんにちは。

Windows共有しているリモートサーバに出力されたファイルでデータ連携する際、セキュリティ上、資格情報が必要となるケースが良くあるかと思います。いままでCachéで連携していた時には%ZSTARTルーチンや常駐プロセスのルーチンにて「net useコマンド」を実行されていたかと思いますが、IRISではInteroperability機能が使用できますので、前回の記事で作成したビジネスサービスクラスを元に、資格情報を使ってWindows共有フォルダにアクセスできる機能を追加したいと思います。

仕組み

ビジネスサービスが起動、停止する際に呼び出されるOnInit()、OnTearDown()メソッドにnet useコマンドを埋め込み、指定されている資格情報を使ってnet useコマンドで共有フォルダへの接続、切断を行います。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

InterSystems 製品の管理ツールやWebページのセキュリティ強化のため、%付きのWebページ(例:管理ポータル上のユニットテストポータル、Webサービスクラスのテスト画面)に対するアクセスがより効率的に制御できるよう、新しいルールが追加されました。

これによりデフォルトで参照可能なページ以外については、明示的に参照許可を設定する必要があり、設定しない場合参照エラーとなります。 以下のドキュメントをご参照いただき、必要に応じて参照許可を設定するようにしてください。


%CSP ページへのアプリケーション・アクセスの制御について

Webサービスクラスのテスト画面の場合は、以下をご覧ください。

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以前、WRCケースのエスカレーションを受けました。お客様は、Cachéに、rawDEFLATE圧縮/解凍機能が組み込まれているかを尋ねていました。

DEFLATEについて話すには、Zlibについても話す必要があります。Zlibは、90年代半ばに開発された無料の圧縮/解凍ライブラリで、、デファクトスタンダードとなっているからです。

Zlibは特定のDEFLATE圧縮/解凍アルゴリズムと、ラッパー(gzip、zlibなど)内でのカプセル化するという考えの下で動作します。
https://en.wikipedia.org/wiki/Zlib

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

グローバル変数毎のデータベースキャッシュ使用量を確認するツール(^GLOBUFFユーティリティ)が用意されています。

%SYSネームスペースにて、ユーティリティを直接実行する方法と、プログラムで実行する方法があります。

ユーティリティを直接実行する方法は以下のようになります。

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Megumi Kakechi · 2021年4月29日 1m read
ミラーリングの機能について

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems のミラーリングを使用することで、以下2つの目的を達成できます。

  1. 自動フェイルオーバ
  2. ディザスタリカバリや、ビジネスインテリジェンスのためのデータベースの複製

1 については、2台の InterSystems 製品を利用し、プライマリサーバの InterSystems 製品に障害が発生した場合は、もう片方の InterSystems 製品に自動フェイルオーバが行えるミラーリング構成です。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems 製品を利用した REST/JSON の操作方法を、簡単なサンプルを利用して解説します。

サンプルでは、REST クライアント、HTML、ターミナルからデータ(JSON)を送信し、サーバ(InterSystems製品)で JSON 形式のデータを返す REST ディスパッチクラスを使った簡単な流れになっています。

サンプルは、https://github.com/Intersystems-jp/FAQ-REST-SimpleSample からダウンロードいただけます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

Question:

IRISは医療に特化したシステム統合製品ですか?

Answer:

InterSystems IRIS Data Platform(以下IRISと表記)は、金融、物流など様々な業種でお使いいただいています。

また、IRISから派生して医療分野に特化したInterSystems IRIS for Health(以下IRIS4Hと表記)という製品があります。

IRIS4Hでは医療分野で良く使われる情報交換規格 HL7(FHIR,V2,V3,CDA)、DICOM、X12 などへの対応に力を入れています。

医療分野のお客様には、IRIS4Hをご利用いただくようお願いしております。

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Toshihiko Minamoto · 2021年8月16日 22m read
XSLT を使った docx の解析

Office ドキュメント(docx ドキュメント、xlsx 表計算、pptx プレゼンテーション)を処理するタスクは非常に複雑です。 この記事では、XSLT と ZIP のみを使用してドキュメントを解析、作成、および編集する方法を紹介します。

このトピックを記事にしたのは、 docx が最も一般的に使用されているドキュメント形式であり、この形式を生成して解析する機能は必ず役に立つからです。 「既製ライブラリ」によるソリューションでは、次の理由により面倒になる可能性があります。

  • ライブラリが存在しない
  • プロジェクトに別のブラックボックスは必要ない
  • ライブラリの制限: プラットフォーム、機能など
  • ライセンス
  • 処理速度

この記事では、基本ツールのみを使用して、docx ドキュメントを操作します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

インターシステムズでは、お客様のペースで学ぶことができる柔軟でユーザセントリックな教育サービスを提供しています。
ラーン&プレイ

InterSystems オンラインラーニングにご登録いただくと、Java から InterSystems IRISにアクセスする様々なサンプルをご利用いただけます。

Java のサンプルは、オンラインラーニングの以下のページでご紹介しています(英語のみ)。
Welcome to the Java QuickStart!

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記事
Makiko Kokubun · 2021年7月6日 1m read
動画:Performance 101

*この動画は、2021年2月に開催された「InterSystems Japan Virtual Summit 2021」のアーカイブです。

稼働後のシステムで、お客様から「パフォーマンスが思ったように出ない」と問い合わせを受けることが良くあります。漠然とした「遅い」状況をどのように解決すればいいのでしょう?

パフォーマンスに困ったときにどこに着目し、どのツールで調べていくか、お客様から日々ご相談をいただくカスタマーサポートから、解決に向かうアプローチの「イロハ」をご紹介します。

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開発者の皆さん、こんにちは!

CSVまたはURLからCSVデータをプログラムでInterSystems IRISにインポートしなければならない場合があります。 そして、適切なデータ型でクラスが作成され、そのデータがインポートされることを期待するでしょう。

それを実現するcsvgenモジュールをOpen Exchangeに公開しました。

IRISにCSVファイルをインポートするだけであれば、次のようにすることができます。

USER>do ##class(community.csvgen).Generate("/usr/data/titanic.csv",,"Data.Titanic")

Class name: Data.Titanic
Header: PassengerId INTEGER,Survived INTEGER,Pclass INTEGER,Name VARCHAR(250),Sex VARCHAR(250),Age INTEGER,SibSp INTEGER,Parch INTEGER,Ticket VARCHAR(250),Fare MONEY,Cabin VARCHAR(250),Embarked VARCHAR(250)
Records imported: 891
USER>

または、GitHubのCOVID-19 Dataのように、インターネット上にCSVがある場合は、次のようにしてデータを取得できます。

USER>d ##class(community.csvgen).GenerateFromURL("https://raw.githubusercontent.com/CSSEGISandData/COVID-19/master/csse_covid_19_data/csse_covid_19_daily_reports/05-29-2020.csv",",","Data.Covid19")

Class name: Data.Covid19
Header: FIPS INTEGER,Admin2 VARCHAR(250),Province_State VARCHAR(250),Country_Region VARCHAR(250),Last_Update DATE,Lat MONEY,Long_ DOUBLE,Confirmed INTEGER,Deaths INTEGER,Recovered INTEGER,Active INTEGER,Combined_Key VARCHAR(250),Incidence_Rate DOUBLE,Case-Fatality_Ratio DOUBLE
Records imported: 3522
USER>

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

TRY-CATCHで行うことが可能です。
以下のように行ってください。

 #dim ex As %Exception.AbstractException
 TRY {
    "<何かエラーを発生させる処理>"
  }
  CATCH ex {
     do ex.Log()
  }


^%ETNを使用する場合は、^%ETNを呼び出す際にBACKエントリ(BACK^%ETN)から呼び出してください。


あわせて、以下の関連記事も是非ご覧ください。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

データベースの空き容量は、システムモニタを使用して監視することができます。

システムモニタは、システム開始時に自動開始され、予め設定された閾値に対してアラートが通知されます。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

InterSystems IRIS Data Platform(以下IRISと表記)はSQLのサポートをはじめ、リレーショナルデータベースとの高い互換性を有します。

さらに、IRISは多次元データエンジンをベースにしており、通常のリレーショナルデータベースシステムに比べて柔軟なデータ構造を持つことができ、一般的にパフォーマンス、スケーラビリティ、データ保守性に優れています。

また完全なオブジェクト指向をサポートしており、Javaなどのオブジェクト指向開発環境との親和性という点でも優れています。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems IRIS/Caché の管理ポータルメニュー:SQLデータインポートウィザードの処理で行うようなCSVファイルをテーブルへインポート、テーブルからファイルにエクスポートする方法をプログラムで実行することができます。

※ サンプルはバージョン 2017.1以降で動作確認しています。

バージョン 2016.2.3以前でお試しいただく場合は、SQL.Utilsクラス の20行目をコメント化してからご利用ください。

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プログラムによる本番環境アクセス

プログラムで本番環境(インターフェース)を編集するには、相互運用性 apis と SQL クエリを組み合わせて使用できます。

現在のネームスペース

大まかに言えば、その時点で作業しているネームスペースと本番環境を知ることが重要です。

// Object script 
// アクティブなネームスペースはこの変数に格納される
$$$NAMESPACE 
// ネームスペースを出力
Write $$$NAMESPACE
# Python
import iris
# このメソッドからアクティブなネームスペースが返される
iris.utils._OriginalNamespace()
# ネームスペースを出力
print(iris.utils._OriginalNamespace())
>>> DEMONSTRATION

現在の本番環境(アクティブまたは最後に実行した本番環境)

本番環境の名前を知ることも重要です。次の API を使用してネームスペース内のアクティブな本番環境を取得できます。

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一意のインデックスにまつわる興味深いパターンが最近持ちあがったので(isc.rest に関する内部ディスカッション)、コミュニティ向けに強調したいと思います。

動機付けのユースケースとして: ツリーを表すクラスがあるとします。各ノードには名前があるため、名前と親ノードでノードを一意にしたいと考えています。 各ルートノードにも一意の名前を持たせます。 この場合の自然な実装は以下のようになります。

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SQL ゲートウェイ接続を使用した、外部データベースへのアクセス方法についてご説明します。

手順は以下になります。


1. 外部ソースへの SQL ゲートウェイ接続の作成を行います


※こちらの例では、IRISの別インスタンスへの接続を試しています。
※ODBCを使用される場合は、事前に
システムDSN(64bit)の準備が必要です。

管理ポータルより
 [システム管理] > [構成] > [接続性] > [SQLゲートウェイ接続] の 新規接続作成 ボタンをクリックします。

接続の種類を選択し、必要項目を設定します。以下のサンプルは、ODBC接続(別IRISインスタンスのDSN設定)を行っています。

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FHIR開発者の皆さん、こんにちは!

IRIS の FHIR リポジトリは、HL7 FHIR 標準プロファイルに対する検証をサポートしていますが、カスタムプロファイルに対する検証は、まだサポートできていません(将来のリリースバージョンで対応予定です)。

カスタムプロファイルの Search Parameter の追加はサポートしています!詳しくは、「動画:FHIR プロファイル」をご参照ください。

この記事では、IRIS の FHIR リポジトリに対して、カスタムプロファイルの検証を行う方法についてご紹介します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

システムモニタの中の「アプリケーションモニタ」を利用することで、ユーザが定義した特定の監視対象に対してチェックを行い特定の条件に合致した場合に通知を行ったり、メッセージログ(コンソールログ)に情報を出力したり、ユーザが定義するアクションを指定できます。

<メモ>
アプリケーションモニタはインストールにより準備されますが、ユーザが付属のアプリケーション・モニタ・クラスを有効化するまで動作しないモニタです。
付属のアプリケーションモニタには、監査のカウントやイベント詳細を収集するもの、ディスクの容量を監視するものなどが含まれます。

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