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· 2022年7月11日 2m read

ルーチンやクラスメソッドをWindowsのコマンドプロンプトから呼び出す方法

iris コマンドを使用することで実行できます。
iris コマンド(iris.exe)は、<インストールディレクトリ>\bin にインストールされています。 書式:

iris run インスタンス名 tag^routine([parameter-list]) ネームスペース名
iris run インスタンス名 ##CLASS(package.class).method([parameter-list]) ネームスペース名

インスタンス名は、管理ポータル(システム管理ポータル)の右上にある [インスタンス:] に表示されている文字列です。


実行する環境に応じて一部の文字 ^ や " をエスケープする必要があります。

Windowsの場合は、以下のようなエスケープが必要となります。

例: USERネームスペースで do info^test(123,"abc") を実行します。

 

c:\InterSystems\IRIS\bin>iris terminal IRIS info^^test(123,\"abc\") USER

 

例: USERネームスペースで do ##class(Test.Class1).test(123,"abc") を実行します。

 

c:\InterSystems\IRIS\bin>iris run IRIS ##class(Test.Class1).test(123,\"abc\") USER

 

【注意】

ris run 等でルーチンやクラスメソッドが呼び出せないときは、%Service_Consoleサービスの認証設定をご確認ください。
iris コマンドを使用する場合、通常のパスワード認証を行うことができません。
認証なしで実行するか、オペレーティング・システム認証を使用する必要があり、これを、%Service_Consoleの「許可された認証法」で指定しておく必要があります。[管理ポータル]>システム管理 > セキュリティ管理 > サービス > %Service_Consoleを選択

 

オペレーティング・システム認証の詳細については、関連トピックをご確認ください。

オペレーティング・システム・ベースの認証構成について

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