開発者の皆さん、こんにちは。

こちらの記事👉「Apache Webサーバ(プライベートWebサーバ: PWS)インストレーションの廃止」でご案内していましたが、コミュニティエディションを除くInterSystems製品のバージョン2023.2以降では、プライベートWebサーバ(*)を使用した管理ポータル/Webアクセスを非推奨に変更しました。

(*)プライベートWebサーバとは、バージョン2023.1以前のInterSystems製品をインストールすると自動でインストールされる簡易的なApacheで、52773番ポートで管理ポータルやWebアクセスのテストにご利用いただけるWebサーバです。(本番運用環境には適さない簡易的なWebサーバです)

新規インストール/アップグレードインストールによるプライベートWebサーバの利用可否やインストール時の選択項目の違いについての概要は以下表をご参照ください。

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%Installerという特別なツールを使用すると、目的のIRIS構成を記述するインストールマニフェストを定義できることはご存じでしょうか?
インストールマニフェストに作成したい IRIS 構成を記述すると、インストール中、またはターミナルやコードからマニフェストを実行した際に、構成設定が適用されます。

インストールマニフェストについては、以下の記事でご紹介しておりますので是非ご覧ください(Cachéの記事になりますがIRISでも同様です)。
%InstallerでInterSystems Cachéにアプリケーションをデプロイする


こちらの記事では、実際にマニフェストで追加できる主な項目について、サンプルコードとあわせてご紹介します。
今回は、以下の機能の設定例をご紹介します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems製品のInteroperability(相互運用性機能)を利用する際、REST経由で情報入力を行う場合の作成方法についてサンプルプロダクションを利用しながらご紹介します。

サンプルはこちら👉https://github.com/Intersystems-jp/FAQ-Interop-REST

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2024.1 の開発者プレビュープログラムの一環として、3番目の開発者プレビューを公開いたします。リリースされる製品は InterSystems IRIS®, InterSystems IRIS® for HealthTM, HealthShare® Health Connect になります。

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2024.1 の開発者プレビュープログラムの一環として、2番目の開発者プレビューを公開いたします。リリースされる製品は InterSystems IRIS®, InterSystems IRIS® for HealthTM, HealthShare® Health Connect になります。

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この記事は、「プライベートWebサーバ(PWS)を使用しないバージョンの新規インストール/アップグレード:概要」の続きの記事で、コンテナ版IRISを利用する場合のWebサーバ設定例をご紹介します。(先に「概要」の記事をお読みいただくことをお勧めします。)

バージョン2023.2以降のコンテナ版IRISを利用する場合、以下いずれかの方法で管理ポータルを含めたWebアクセスを行うための設定が必要です。

  • 任意の場所にWebサーバを用意する
  • Webゲートウェイ用コンテナを利用する

この記事では、【Webゲートウェイ用コンテナを利用する】方法についてご紹介します。

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この記事は、「プライベートWebサーバ(PWS)を使用しないバージョンの新規インストール/アップグレード:概要」の続きの記事で、ApacheをWebサーバとする場合の設定概要をご紹介します。(先に「概要」の記事をお読みいただくことをお勧めします。)

同一サーバ上にApacheとInterSystems製品をインストールする場合、事前にApacheをインストールしておくとApacheに必要なWebゲートウェイのインストールとIRISへの接続設定をインストーラーが自動で行います。

以降の説明では、以下のインストール方法について解説します。

※ 図解では、InterSystems IRISを使用していますが、InterSystems製品で操作は共通です。

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この記事は、「プライベートWebサーバ(PWS)を使用しないバージョンの新規インストール/アップグレード:概要」の続きの記事で、IISをWebサーバとする場合の設定概要をご紹介します。(先に「概要」の記事をお読みいただくことをお勧めします。)

同一サーバ上にIISとInterSystems製品をインストールする場合、事前にIISを有効化しておくとIISに必要なWebゲートウェイのインストールと設定をIRISのインストーラーが自動で行います。

以降の説明では、以下のインストール方法について解説します。

※ 図解では、InterSystems IRISを使用していますが、InterSystems製品で操作は共通です。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

こちらの記事 では、HTMLのフォームからRESTを使って画像ファイルをアップロードする方法をご紹介しました。

お客様からは、ダウンロードする方法もあわせてお問い合わせいただくことがあるため、この記事では両方の方法に加え、イメージファイル以外にも対応したサンプルをご紹介します。

サンプルでは、HTMLのフォームから IRIS REST API を呼び出してファイルの「アップロード/ダウンロード」を行っています。


【手順】

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2024.1 の開発者プレビュープログラムの一環として、最初の開発者プレビューを公開いたします。リリースされる製品は InterSystems IRIS®, InterSystems IRIS® for HealthTM, HealthShare® Health Connect になります。

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CSPを使って作成したアプリケーションをReactを使用して書き換える2回目の記事です。

前回の記事で紹介したショップデモの書き換えについてもう少し詳しく説明します。

まずReactについて、インターネット上に様々な情報が提供されていますので、それらを利用しながら学習するということも可能だとは思いますが、一方で学習時間を短縮するには、やはりReactについて説明した本を一通り読む方が速いのではないかと思います。

実際Reactに関する本はたくさんあるので、その中から自分に合いそうなものを選ぶのが良いかと思います。

ちなみに参考までに私が学習に使ったものは、以下です。

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記事
· 2023年12月19日 11m read
Debezium ご存じでしょうか

Debeziumをご存じでしょうか?

グローバルサミット2023にて、Debeziumを題材としたセッション「Near Real Time Analytics with InterSystems IRIS & Debezium Change Data Capture」がありましたので、ご覧になられた方もおられるかと思います。

ご興味がありましたら、グローバルサミット2023の録画アーカイブをご覧ください。

FAQによると、"dee-BEE-zee-uhm"(ディビジウム..ですかね)と読むそうです。元素周期表のように複数のDB(s)を束ねる、というニュアンスみたいです。

CDC(Change data capture)という分野のソフトウェアです。

外部データベースでの変更を追跡して、IRISに反映したいという要望は、インターオペラビリティ機能導入の動機のひとつになっています。一般的には、定期的にSELECT文のポーリングをおこなって、変更対象となるレコード群(差分。対象が少なければ全件)を外部システムから取得する方法が、お手軽で汎用性も高いですが、タイムスタンプや更新の都度に増加するようなバージョンフィールドが元テーブルに存在しない場合、どうしても、各ポーリング間で重複や見落としがでないように、受信側で工夫する必要があります。また、この方法ではデータの削除を反映することはできませんので、代替案として削除フラグを採用するといったアプリケーションでの対応が必要になります。

CDCは、DBMSのトランザクションログをキャプチャすることで、この課題への解決策を提供しています。DebeziumはRedHatが中心となっているCDCのオープンソースプロジェクトです。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。


データ取込み処理の性能・エラー(Lock Table Full)対策として、一般メモリヒープ(gmheap)や ロックテーブルサイズ(locksiz)のパラメータチューニングを行う場合があると思います。

実際に、現在どのくらいの一般メモリヒープが確保できているのかは、ターミナルと管理ポータルで確認することができます。


★ターミナルの場合

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SFTPサーバ側で公開鍵と秘密鍵を作成し、それをIRISサーバにコピーして、%Net.SSH.Session() の AuthenticateWithKeyPair() を使用してSFTP接続する一連の手順(サンプル)をご紹介します。


【環境】

SFTPサーバ:CentOS8
SFTPクライアント:Windows10 & IRIS2023.1.2
SFTP接続用ユーザ:mysftpuser


【手順】

(1) CentOSでSSHの公開鍵と秘密鍵を作成します (今回は、RSA方式、4096bit)

ssh mysftpuser@172.18.xx.xx でログインし、以下 mysftpuser として作業します。

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開発者の皆さん、こんにちは!

11月6日23時59分で投稿締切の「技術文書ライティングコンテスト」ですが、滑り込みセーフのタイミングで応募がありましたので、投票期間を1週間延長することに決定いたしました!

投票締め切り:11月13日(月)23時59分

応募記事一覧ページ👉 https://jp.community.intersystems.com/contests/1

(一覧表示順でご紹介します)

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開発者の皆さん、こんにちは!

日本の開発者コミュニティではとなる、ミートアップ(オフラインイベント)を大阪で開催します!

日 時:2023年11月17日(金)15時~19時

場 所:FRENCH BAGUETTE CAFE (イタリアンレストラン)
   《地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅 11番出口から徒歩3分》
   ※淀屋橋駅 (大阪駅から地下鉄御堂筋線で3分)から徒歩3分

参加費:無料

定 員:50名
※定員に達した際は調整をお願いすることもございます。予めご了承下さい。

(11/16更新) お申込を締め切らせていただきました。

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弊社FAQサイトや開発者コミュニティには、ライセンスに関する記事を数多く掲載しています。

こちらの記事では、上記記事でご紹介している様々な機能をTipsとして使い、実際にライセンス使用量の推移を調査する方法をご紹介します。

1.ライセンス使用状況をスポットで確認する方法(今現在の使用状況)

2.ある一定期間のライセンス使用状況を継続して監視する方法

1.ライセンス使用状況をスポットで確認する方法(今現在の使用状況)

現在のライセンス使用量は管理ポータルで確認できます。
[システムオペレーション] > [ライセンス使用量]

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開発者の皆さん、こんにちは。

この記事では、複雑なJSON形式の文書を「JSONテンプレートエンジン」を利用して生成させる方法をご紹介します。

「JSONテンプレートエンジン」については、6月のウェビナーで使用例をご紹介しましたが、JSON生成対象として医療情報交換標準規格であるFHIRリソースのJSON(例:Patientリソース)を例に解説しています。

このエンジンは、JSON形式の文書であればどのような種類のデータでもご利用いただけますので、一般的なJSON形式の文書を利用して使い方をご紹介します。

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InterSystems IRIS® と InterSystems IRIS for HealthTM 2023.3 の開発者プレビュープログラムの一環として、最初の開発者プレビューを公開いたします

今後のプレビューリリースは、2週間ごとの発表を予定しており、新機能が完成次第、プレビュー版に追加されていきます。

みなさまとよりよい製品にできるよう、ぜひ開発者コミュニティみなさまのフィードバックをお寄せください。ドキュメントは以下のリンクからご覧いただけます。本バージョンが正式公開 (General Availability - GA) されるまで、数週間かけてドキュメントは更新される予定です。

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インターシステムズは、接続性に関する 2 つの問題を修正しました。これらの不具合とその修正はそれぞれ独立しています。

この警告は、2つの問題の修正を含む ポイントリリース があるため、両方に対処する内容になります。

どちらの問題も、以下の製品のバージョン2019.1.42020.1.4のみに影響します:

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Windows環境にWebGatewayのみをインストールした場合に、「Service Unavailable / HTTP Error 503. The service is unavailable.」エラーとなりWebアプリケーションに接続できない場合があります。

こちらは、Visual C++ 再頒布可能パッケージ がインストールされていない環境に、Webゲートウェイをインストールした場合に見られる事象です。

Microsoft社のホームページより、Visual C++ 再頒布可能パッケージ(X64)をダウンロードしてインストールしてください。

インストール後IISを再起動し、以下のリンクよりWebゲートウェイ管理ページに接続できることをご確認ください。

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以下は、InterSystems IRIS で使用するデータベース、ネームスペース、および Web アプリケーションを作成できる ObjectScript スニペットです。

    set currentNS = $namespace

    zn "%SYS"

    write "Create DB ...",!
    set dbName="testDB"
    set dbProperties("Directory") = "/InterSystems/IRIS/mgr/testDB"
    set status=##Class(Config.Databases).Create(dbName,.dbProperties)
    write:'status $system.Status.DisplayError(status)
    write "DB """_dbName_""" was created!",!!


    write "Create namespace ...",!
    set nsName="testNS"
    //グローバルの DB
    set nsProperties("Globals") = dbName
    //ルーチンの DB
    set nsProperties("Routines") = dbName
    set status=##Class(Config.Namespaces).Create(nsName,.nsProperties)
    write:'status $system.Status.DisplayError(status)
    write "Namespace """_nsName_""" was created!",!!


    write "Create web application ...",!
    set webName = "/csp/testApplication"
    set webProperties("NameSpace") = nsName
    set webProperties("Enabled") = $$$YES
    set webProperties("IsNameSpaceDefault") = $$$YES
    set webProperties("CSPZENEnabled") = $$$YES
    set webProperties("DeepSeeEnabled") = $$$YES
    set webProperties("AutheEnabled") = $$$AutheCache
    set status = ##class(Security.Applications).Create(webName, .webProperties)
    write:'status $system.Status.DisplayError(status)
    write "Web application """webName""" was created!",!

    zn currentNS

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インターシステムズは InterSystems IRIS Data PlatformInterSystems IRIS for HealthInterSystems IRIS Studio のバージョン 2023.2 をリリースしました。

2023.2 は Continuous Delivery(CD)リリースです。2023.2には多くのアップデートや拡張機能が追加されています。

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2023.2 の開発者プレビュープログラムの一環として、7番目の開発者プレビューを公開いたします。今回リリースされたのは、InterSystems IRIS と InterSystems IRIS for Health です。

プライベート・ウェブサーバ (PWS) の提供終了

本リリースの一番のトピックは、プライベート・ウェブサーバ (PWS) の提供終了です。昨年から事前に発表していましたが、今回のプレビュー版で初めて InterSystems 製品のインストーラから PWS が削除されています。

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Python は世界で最も使用されているプログラミング言語になり(出典: https://www.tiobe.com/tiobe-index/)、SQL はデータベース言語としての道をリードし続けています。 Python と SQL が連携して、SQL だけでは不可能であった新しい機能を提供できれば、素晴らしいと思いませんか? 結局のところ、Python には 380,000 を超える公開ライブラリがあり(出典: https://pypi.org/)、Python 内で SQL クエリを拡張できる興味深い機能が提供されています。 この記事では、Embedded Python を使用して、InterSystems IRIS データベースに新しい SQL ストアドプロシージャを作成する方法を詳しく説明します。

サンプルとして使用する Python ライブラリ

この記事では、IRIS で SQL を扱う人にとって非常に便利な GeoPy と Chronyk という 2 つのライブラリを使用します。

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クラスメソッドの多くは、%Status データ型を使用して、成功 または 失敗 の情報を返します。
成功の場合は 1 が返り、失敗の場合はエラーステータス および 1 つ以上のエラーコードとテキストメッセージを含むエンコードされた文字列が返ります。
このようなメソッドでは、戻り値を必ず取得して確認するようにしてください。

こちらの記事では、失敗の場合の具体的なエラー情報を確認する方法をご紹介します。

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最近人気上昇中のプログラミング言語Python、ご存じのとおりIRISでは2通りの使い方が出来ます。

組み込みPython(Embedded Python)

PythonコードはIRISプロセス内でObjectScriptコードと並列に実行

具体的には

  1. IRISクラス内のメソッド
  2. SQL関数とストアドプロシージャ
  3. ターミナルからPythonシェルを起動
  4. irispythonコマンド実行

が該当します。

ネイティブAPI(Native API)

IRISの外からグローバルへのアクセス、クラスメソッドを呼び出し

上の4種類以外は全てネイティブAPIを使用します。

Pythonコードが実行される場所でIRISへのアクセス手段が決まりますが、ライブラリ名が双方とも”iris”のため注意が必要です。

* 従来からのirisnativeはDeprecated(非推奨)となりました

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記事
· 2023年6月14日 11m read
初めてのIAM 使用体験

オンラインコース「Hands-On with InterSystems API Manager for Developers」のフィードバック

Docker コンテナと REST API の基本的な知識で、InterSystems API Manager による API とマイクロサービスの制御に挑戦したいと思い、 ホストにローカルの IRIS インスタンス(Windows OS)を使用し、Linux VM で IAM (ゲスト)を実行するこのオンラインコースを実行してみました。

まず InterSystems API Manger(IAM)を紹介してから、ローカル環境をセットアップするための手順を説明し、最後にコースの各章の内容を確認しましょう。

はじめに

今日では、API トラフィックの管理、監視、および保護が UI ポータルに集約される 簡単なデプロイのメリットを生かして、API を管理することが非常に重要となっています。

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