開発者の皆さん、こんにちは! DICOM 統合を実装したことはありますか? おそらく例やシミュレーターを探したことはあるかもしれません。 この記事では、有用な例を紹介したいと思います。

DICOM はヘルスケアの分野で画像診断に広く使用されているメッセージ規格です。DICOM 規格は、IRIS For HealthHealth Connect の両方を使用して、相互運用性の本番環境で使用することができます。これについては、ドキュメントをご覧ください。

多くの場合、DICOM 統合を開発する際に外部システム(PACS など)をシミュレーターで実行すると非常に便利です。実際のシステムに接続する前に、実装したいフローを完全にテストすることができます。

IRIS For Health と dcm4che というシミュレーターを使った DICOM 統合の例があります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

実行ログデータなどトランザクション中にロールバックが発生しても前の状態に戻ってほしくないデータがあります。

それらのデータをロールバックされないデータベースIRISTEMPに配置することで上記の要件に対応できます。

一時グローバルと IRISTEMP データベース

ロールバックさせたくないテーブルの実体をこのデータベースにマッピングすることでロールバック後に情報を残すことができます。

ただし、このデータベースはIRIS再起動で内容がクリアされますので、永続的に保持したい場合には、いずれかのタイミング(ロールバック後等)で永続テーブルにコピーを行う必要があります。

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複数のインスタンス間でライセンスを共有する際に、ライセンスサーバを立ててライセンスの使用量を管理します。
IRISライセンスサーバには、ライセンスの使用量管理に加えて便利な新しい機能が追加されました。

-- ライセンスサーバでできること --
1. マルチサーバライセンス(共有ライセンス)の統合管理(使用量の管理)
2. 各インスタンスへのライセンスキーの配布・管理【New】


1 は従来からのライセンスサーバの機能で、関連記事 にて機能紹介をしております。

2 はIRIS以降使用できるようになった新しい機能です。

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弊社サポートセンターに、「IRIS SQLに Oracle の RANK() 関数のようものはありませんか?」というお問い合わせいただくことがあります。

IRIS2021.1以降のバージョンであれば、RANK() や ROW_NUMBER() などの ウィンドウ関数 がサポートされるようになりましたので、以下のように使用することができます。

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開発者の皆さん、こんにちは。

Python Native APIを利用すると、IRISにあるグローバル変数の参照/更新をPythonから行えたり、メソッドやルーチンをPythonから実行することができます。

この記事では「AWS Lambda の IRIS Python Native API IRIS」の記事を参考に、NativeAPIを利用してPythonからIRISに接続するAWS Lambda関数を作成する流れで必要となる、レイヤー作成と関数用コードの作成例をご紹介します。

※ 事前にAWSのEC2インスタンス(Ubuntu 20.04を選択)にIRISをインストールした環境を用意した状態からの例でご紹介します。

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Azure ADをOPとして利用する

元のタイトルから外れますがAzure ADをOPとした場合に、Wepアプリケーション(CSP)とSPA+BFF形式のRPにどのような修正が必要かを調べました。
ある程度の差異は想定はしていましたが、思っていたより違うな、という印象を受けました。RP、リソースサーバ側でこれらの差異を吸収する必要がありました。

個人調べです。誤りがあるかもしれませんが、その際はご容赦ください。また、状況は刻々と変わる可能性があります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

注意:本番環境では実行しないでください。テスト環境でご利用ください。

開発時にプロダクションに残っているキューを一括でクリアしたり、プロダクションに関連した一次的な情報をすべて消去したい場合、以下メソッドを利用して実行中のプロダクション情報をリセットできます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

LOAD DATAは、バージョン2022.1から追加されたSQLコマンドで、CSVファイルやJDBCソースからデータをテーブルにロードするコマンドです。
データが存在するテーブルにLOAD DATAを実行した場合、データは追記されます。

※ バージョン2022.1をご利用いただく場合は、バージョン2022.1.3 をご利用ください。(2022.1.0~2022.1.2は、使用するJARファイルの不備により動作しません。)

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記事
· 2023年10月3日 4m read
5つの便利なSQL関数のご紹介

開発者の皆さん、こんにちは!

この記事では、Muhammad Waseem さんが(US開発者コミュニティに)投稿された「SQLのスキルを次のレベルに引き上げることのできる5つの便利なSQL関数」の記事についてご紹介します。

✅ SQLに関わらず、IRIS/Caché全般で日頃利用されている便利な機能、使い方、関数などなどありましたら、ぜひコミュニティで共有いただければと思います。

✅ 現在「技術文書ライティングコンテスト」開催中です! 🎁 参加賞/特賞 🏆ありますので、ぜひチャレンジしてみてください!

以下、Muhammad さんの記事です。


この記事では、5つの便利なSQL関数の説明を実行例と共にご紹介します👇

  • COALESCE
  • RANK
  • DENSE_RANK
  • ROW_NUMBER
  • Function to Get Running Totals

まずは、COALESCE関数から始めてみましょう

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

インストール時に選択できる初期セキュリティ設定のレベルには以下の3つがあります。
※バージョンにより、表記(日本語/英語)が違う場合があります。

  • 最小 (Minimal)
  • 通常 (Normal)
  • ロック・ダウン (Locked Down)

各レベルの違いの詳細は以下の資料をご確認ください。

セキュリティの説明資料

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

Ens.Directorクラスのクラスメソッドを使用して取得できます。

プロダクション名(FAQSample.Interop.Production)とホスト名(FAQSample.Interop.FileOperation)を指定して設定リストを取得する方法は以下の通りです。

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IRIS でのクラス定義の作成、ObjectScript でインスタンスの生成と永続化(保存)の方法について解説します。

https://www.youtube.com/embed/kWJCzn9bndQ
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もくじ

最初~1:55 前回のビデオの学習

1:55~2:45 今回の説明内容解説

2:45~5:15 クラスの種類について

5:15~13:20 作成するクラスの説明、定義説明

13:20~18:44 スタジオでの作成実演

18:44~22:35 VS Codeでの作成実演

22:35~27:40 ObjectScriptでインスタンス生成

27:40~29:38 インスタンス生成~永続化の実演

29:38~34:54 データの確認

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はじめに

システム開発では、集計作業や他システムとの連携など、数十秒ごとにバックグラウンドで処理を実行する、常駐プロセスが必要になるケースが多々あるかと思います。

Cachéでは、Jobコマンドを使って常駐プロセスを作成しますが、実際にシステムを安定稼働させるには、以下の監視の仕組みが必要でした。

  • 常駐プロセスの監視 常駐プロセス起動時にロックをかけ、二重起動を防止したり、プロセスが起動しているかどうかを監視する
  • ログ 常駐プロセスの処理状況や発生したエラーを記録し、処理が行われているどうかを監視する

IRISの場合、Interoperabilityにはこれらの機能が装備されています。したがって、Interoperabilityの機能を使えば、簡単に常駐プロセスを起動、監視することができます。

常駐プロセスの作り方

常駐プロセスの作成には以下の作業を行います。

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これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

サーバ側ロジックの記載に使用する ObjectScript でのエラーが発生した場合の対処方法については「ObjectScriptでエラーが発生したら」にまとめています。

ぜひご参照ください!

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これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

Config.Configurationクラス、SYS.Databaseクラスのメソッドを使用して、ネームスペース・データベースの作成及び登録をターミナルから実行することができます。

以下はデータベースファル/CacheDB/AAA/cache.datを作成し、構成ファイル(cache.cpf)にデータベース AAA、及び、ネームスペースAAAの登録を行う一連の実行例です。
*実行は、%SYSネームスペースで行って下さい。*

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

SELECT ... FOR UPDATE は明示的な行ロック取得の方法として多くの RDBMS で実装されているため、この機能を使われているケースも多いと思います。

このシンタックスは InterSystems 製品ではエラーにはなりませんが、期待されるような行ロックの取得は行われません。

この記事では同等の機能を実現する方法をご紹介します。

DECLARE CURSOR C1 IS
SELECT Name FROM Person WHERE Name LIKE 'A%' FOR UPDATE
OPEN C1
LOOP FETCH C1 INTO name 
... name を表示
... 終了ならLOOPをEXIT
END LOOP
CLOSE C1

上記のようなSQL文は、下記のSQL文で代替可能です。

※下記2行目のUPDATE文の実行により対象行に対して排他ロックがかかるため、他DBの動作と異なる点ご注意ください。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems ObjectScript言語では引数の異なる同名のメソッドを定義することはできません。

InterSystems ObjectScript言語は一般的に動的言語と呼ばれるプログラミング言語に分類されます。

ObjectScriptではメソッド実行時にどの引数を使用するかどうかは自由に制御可能ですので、動的プログラミング言語ではないJava等の言語と異なり、コンパイルの段階で厳密に引数の数でメソッドを区別する必要がありません。

従って ObjectScript言語は、オーバーロードと一般に呼ばれる言語仕様を含んでいません。

Java等で記述されたプログラムを移植する際にオーバーロード相当の機能を実現するには、

ClassMethod test(args... as %String)

のように引数の後ろに ... を付加します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

以下例のクラスメソッド getLatestID() のように ObjectScript のクラスメソッドを用意します。
返したい値を戻り値に指定し、SQLストアドプロシージャ(SqlProc)キーワードを指定するだけで値が返せます。

ClassMethod getLatestID() As %Integer [ SqlName = getLatestID, SqlProc ]
{
    set latestID=$Order(^ISJ.TestClass1D(""),-1)
    quit latestID
}

操作を試す場合は、以下のクラス定義をご準備ください。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

INFORMATION_SCHEMA スキーマを使用して取得できます。

INFORMATION_SCHEMA はシステム用スキーマのため、デフォルトでは管理ポータルの SQL メニューに表示されません。

表示させる方法は以下の通りです。

  1. 管理ポータル→システムエクスプローラ→SQL メニューを開きます。
  2. スキーマのプルダウン左にある「システム」をチェックします。
  3. スキーマのプルダウンから INFORMATION_SCHEMA を選択します。

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もし現在ご使用のデータベース技術で壁に突き当たっていると感じておられるならば、是非InterSystems IRIS Data Platformへの移行をご検討ください。

(以下IRIS)

IRISに移行するに際して、現行のプログラム資産を全て書き換える必要はありません。

IRISに移行する際には、以下の手順で進めることを推奨しております。

アプリケーションコードをそのまま流用し、動作させるために、現在のデータベースからIRISへの移行を行います。

既存のRDBMSのデータ定義(DDL文で記述されたもの)をIRISに取り込むことで、リレーショナルとオブジェクトの両モデルからアクセスが可能となるため、必要に応じてオブジェクト・アクセスが妥当である処理に対しては、アプリケーションプログラムの修正など、対応策が選択できます。

さらにXMLやJSONなどのドキュメント形式のデータの取り扱いも容易ですので、RestFullなアプリケーション構築にも向いています。

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記事
· 2021年3月30日 1m read
動画:FHIR+IRIS for Health 101

*この動画は、2021年2月に開催された「InterSystems Japan Virtual Summit 2021」のアーカイブです。

この動画では、FHIR をご存じない方に向けて FHIR の概要を解説し、日本における FHIR 標準化活動の状況や国内外の事例を紹介しています。

https://www.youtube.com/embed/S7PV3RIpMUM
[これは埋め込みリンクですが、あなたはサイト上の埋め込みコンテンツへのアクセスに必要な Cookie を拒否しているため、それを直接表示することはできません。埋め込みコンテンツを表示するには、Cookie 設定ですべての Cookie を受け入れる必要があります。]

後半の16分~くらいからは、InterSystems IRIS for Health が提供する FHIR リポジトリに代表される FHIR 関連機能と、今後の機能ロードマップを紹介しています。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

以下ドキュメントは、IRIS 最新バージョンと Caché/Ensemble2018.1 でサポートしているクラウドプラットフォームの一覧です。

※Amazon EC2 は、2010.2.0以降でサポートしています。
 Microsoft Azureは、2014.1.0以降でサポートしています。
 Google クラウドプラットフォームは、IRIS2018.1以降でサポートしています。

IRIS 最新バージョンサポートクラウドプラットフォーム

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

インターシステムズ オンラインラーニングでは、InterSystems IRIS 概要や IRIS の各機能について 2~5分でご覧いただける QuickStart ページ(説明ビデオと操作方法を解説、サンプル用 Git の使い方をまとめたページ)をご用意しています。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

同一システムに InterSystems 製品を複数インストールした場合、ドライバマネージャに登録される InterSystems 用の ODBCドライバは、インストールされた製品の中で最新バージョンのドライバが登録されたままとなります。

以下のレジストリエントリを変更することで、任意のドライバへ変更できます。

なお、RegFiles.bat 実行では ODBCドライバは切り替わらないのでご注意ください。

レジストリエントリは、以下の通りです。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems 製品は複数の SQL 文を一度に受け付けませんので、SQL 文での複数結果セットのサポートはありませんが、ストアドプロシージャを作成して複数の結果セットを返すことができます。

以下、ストアドプロシージャの中では、 %SQL.Statement クラスを利用して SQL を実行し、結果セットを作成し、結果セットを呼び出し元に返すため、ストアドプロシージャ実行時に自動生成されるプロシージャ・コンテキスト(=%sqlcontext 変数に格納)の中に、結果セットを登録しています。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

インターシステムズは、特定のオペレーティングシステムのバージョンの特定リリースに対して、製品の検証は実施しておりません。

特定リリースとは、例えば、Windows Server 2003 R2やWindows Server 2008 R2などを指します。

これらの保証については、オペレーティングシステムベンダーが互換性を保証する限りにおいて、提供されます。

特別な状況の詳細は、下記弊社ホームページのサポート情報に明記しています。

最新プラットフォーム情報とリリースノート


明記されていない場合には、オペレーティングシステムベンダーが互換性を保証する限りにおいて、特定リリースもサポート対象となります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

Excelのマクロ機能を使ってVBAからREST/JSON経由でアクセスすることが可能です。

REST/JSONを使用したInterSystems製品との連携の簡単なサンプルを以下のGitHubサイトから入手できます。

VBAマクロサンプル

マクロサンプルは Solution/activityreport.xlsm をご覧ください。

サンプルは、コンテナを利用しています。READMEに記載の方法でコンテナを開始し、Solution/activityreport.xlsm の「データ取得」ボタンをクリックすると以下の結果が得られます。

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記事
· 2021年11月28日 5m read
データサイズを調べる方法

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

InterSystems製品のデータ(テーブルの行データ、オブジェクトのインスタンスデータ)は、グローバル変数に格納されています。
各グローバルのデータサイズは、管理ポータル>システム>構成>ローカルデータベース>グローバルのページから参照したいグローバルのプロパティをクリックし、表示されるグローバル属性ページ上のサイズ計算ボタンをクリックすることで個別のグローバルのサイズを取得することができます。
ネームスペース上のグローバルのデータサイズをまとめて表示するには、ターミナル上で^%GSIZEユーティリティを起動することで取得することができます。
実行方法は以下の通りです。

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