これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

現時点(2024年3月)では、コミュニティに掲載されているPythonライブラリ「iris-dollar-list」を利用することでIRISの$LIST()形式のデータをPythonのリストとして利用することができます。

※標準ツールではありませんがご利用いただけます。詳細はコミュニティの記事「もう1つの $ListBuild() の実装:Pythonライブラリ「iris-dollar-list」」をご参照ください。

WindowsにインストールしたIRISで使用する場合は、以下の方法で「iris-dollar-list」をインストールしてください。

※Windows以外にインストールしたIRISでは、pipコマンドを利用した通常の方法でインストールできます。

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こんにちは!

この記事では、IRIS から Caché、Ensemble、HealthShare など、InterSystems の製品で使用されるクラスやその構造を理解するのに役立つツールの概要を簡単にまとめています。

つまり、そのツールはクラスやパッケージ全体を視覚化し、クラス間の相対関係を示し、ディベロッパーやチームリーダーに必要な情報をすべて提供してくれるので、わざわざ Studio に移動してコードを調べる必要が省けます。

InterSystems の製品について情報を集めている方からたくさんのプロジェクトをレビューしている方、または単純に InterSystems Technology ソリューションの新機能に興味がある方まで、ObjectScript Class Explorer の概要をぜひお読みください!

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

以下の例では Test.Class2 クラスの Images プロパティに画像ファイルが保存できるように定義しています。
input() メソッドを利用して画像ファイルを Images プロパティに登録し、データベースに保存したとします。

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開発者の皆さん、こんにちは!

CSVまたはURLからCSVデータをプログラムでInterSystems IRISにインポートしなければならない場合があります。 そして、適切なデータ型でクラスが作成され、そのデータがインポートされることを期待するでしょう。

それを実現するcsvgenモジュールをOpen Exchangeに公開しました。

IRISにCSVファイルをインポートするだけであれば、次のようにすることができます。

USER>do ##class(community.csvgen).Generate("/usr/data/titanic.csv",,"Data.Titanic")

Class name: Data.Titanic
Header: PassengerId INTEGER,Survived INTEGER,Pclass INTEGER,Name VARCHAR(250),Sex VARCHAR(250),Age INTEGER,SibSp INTEGER,Parch INTEGER,Ticket VARCHAR(250),Fare MONEY,Cabin VARCHAR(250),Embarked VARCHAR(250)
Records imported: 891
USER>

または、GitHubのCOVID-19 Dataのように、インターネット上にCSVがある場合は、次のようにしてデータを取得できます。

USER>d ##class(community.csvgen).GenerateFromURL("https://raw.githubusercontent.com/CSSEGISandData/COVID-19/master/csse_covid_19_data/csse_covid_19_daily_reports/05-29-2020.csv",",","Data.Covid19")

Class name: Data.Covid19
Header: FIPS INTEGER,Admin2 VARCHAR(250),Province_State VARCHAR(250),Country_Region VARCHAR(250),Last_Update DATE,Lat MONEY,Long_ DOUBLE,Confirmed INTEGER,Deaths INTEGER,Recovered INTEGER,Active INTEGER,Combined_Key VARCHAR(250),Incidence_Rate DOUBLE,Case-Fatality_Ratio DOUBLE
Records imported: 3522
USER>

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IRIS 2023.1でのメソッドコードの生成と呼び出し方法の変更について、お知らせしたいと思います。

IRIS のクラスは、2 つの主要なランタイムコンポーネントで構成されています。

  1. クラスディスクリプタ - クラスを構成するメソッド、プロパティ、クラスパラメータ、およびこれらのそれぞれに関連する属性(パブリック/プライベート設定など)が最適化されたリストです。
  2. ObjectScriptコード - メソッドが呼び出されたときに実行される ObjectScript コードを含むルーチンのセットです。

クラス/オブジェクトのメソッドを呼び出すと、ディスパッチコードがクラス記述子からメソッドを探し、呼び出しが許可されているかどうかを確認し、正しいクラスコンテキストを設定し(その過程で $this を更新)、最後に関連するクラスルーチンにある ObjectScript コードを呼び出します。

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大規模言語モデル(OpenAI の GPT-4 など)の発明と一般化によって、最近までは手動での処理が非現実的または不可能ですらあった大量の非構造化データを使用できる革新的なソリューションの波が押し寄せています。 データ検索(検索拡張生成に関する優れた紹介については、Don Woodlock の ML301 コースをご覧ください)、センチメント分析、完全自律型の AI エージェントなど、様々なアプリケーションが存在します。

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記事
· 2020年10月28日 12m read
$Sequence 関数について

この記事では $Increment 関数と $Sequence 関数を比較します。

まずは、$Increment 関数を聞いたことがないという方のために、その概要を説明いたします。 $Increment は、CachéObjectScript の関数で、引数をアトミックに 1 ずつインクリメントし、結果の値を返します。 $Increment にパラメーターとして渡せるのはグローバル変数ノードとローカル変数ノードのみで、任意の式を渡すことはできません。 $Increment は連続する ID の割り当てに多用されます。 その場合、$Increment のパラメーターにはグローバルノードがよく使用されます。 $Increment を使用するプロセスには確実に任意の ID が割り当てられます。

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皆さん、こんにちは。

ストリームデータをデータベースに格納する場合、ファイルなどから読み取る際に漢字コード変換を行い、Unicode形式で%GlobalCharacterStreamに格納されるかと思いますが、時々、バイナリのままで読み込んでしまい、漢字コード変換を行わないといけない状況があるかと思います。


ファイルストリームでしたら%FileCharacterStreamクラスのTranslateTableプロパティに元の漢字コードを指定すれば、以下のようにコード変換しながら読みだすことは可能です。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

$ZSTRIPコマンドは、指定された文字列から文字のタイプと文字を削除します。
このコマンドを使用することで文字列から数値部分のみを抽出することが可能です。

$ZSTRIP(string,action,remchar,keepchar)

第1引数(string) :対象文字列
第2引数(action) :string から削除する対象。アクションコードとマスクコードで構成。
第3引数(remchar) :削除する特定の文字を指定。第2引数のマスクコードに含まれない文字も指定可能。【オプション】
第4引数(keepchar):削除しない特定の文字を指定。【オプション】

以下はその例です。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

メール送付のコードを記述する前に、管理ポータルで SSL/TLS 構成を作成します。

管理ポータル > システム管理 > セキュリティ > SSL/TLS 構成

メール送付までの流れは以下の通りです。

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Web スクレイピングとは:

簡単に言えば、Web スクレイピングWeb ハーベスティング、または Web データ抽出とは、Web サイトから大量のデータ(非構造化)を収集する自動プロセスです。 ユーザーは特定のサイトのすべてのデータまたは要件に従う特定のデータを抽出できます。 収集されたデータは、さらに分析するために、構造化された形式で保存することができます。

Web スクレイピングとは? — James Le

Web スクレイピングの手順:

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最近行われたディスカッションの中で、Caché ObjectScript における for/while loop のパフォーマンンスが話に出ましたので、意見やベストプラクティスをコミュニティの皆さんと共有したいと思います。 これ自体が基本的なトピックではありますが、他の点では合理的と言える方法のパフォーマンスが意味する内容を見逃してしまうことがよくあります。 つまり、$ListNext を使って$ListBuild リストをイテレートするループ、または $Order を使ってローカル配列をイテレートするループが最も高速な選択肢ということです。

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前回の記事では、データの変更を簡単に記録できる方法をお見せしました。 今回は、監査ログが記録されるデータ構造と監査データを記録する「Audit Abstract クラス」を変更しました。

また、データ構造は親構造と子構造に変更し、それぞれに「トランザクション」とそのトランザクションで「その値によって変更されたフィールド」を記録するテーブルが 2 つ設けられます。

新しいデータモデルをご覧ください。

「監査クラス」から変更したコードをご覧ください。

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はじめに

ObjectScriptで複雑な問題を解決している場合、おそらく%Status値を使用したコードがたくさんあることでしょう。 オブジェクトの観点(%Save、%OpenIdなど)から永続クラスを操作したことがある場合は、ほぼ確実にその状況に遭遇したことがあるでしょう。 %StatusはInterSystemsのプラットフォームでローカライズ可能なエラーメッセージのラッパーを提供します。 OKステータス($$$OK)は1に等しいだけであるのに対し、不良ステータス($$$ERROR(errorcode,arguments...))は0、スペース、エラーに関する構造化情報を含む$ListBuildリストとして表されます。 $System.Status(クラスリファレンスを参照)は、%Status値を操作するための便利なAPIをいくつか提供しています。クラスリファレンスを役立てられるので、ここでは繰り返しません。 このトピックに関する有用な記事/質問もほかにいくつかあります(最後のリンクをご覧ください)。 この記事では、コーディングのベストプラクティスではなく、いくつかのデバッグのコツや手法に焦点を当てています(ベストプラクティスについては、最後のリンクをご覧ください)。

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@Ming Zhou から素晴らしい質問をいただきました。その回答は、まさに私がObjectScriptを愛用している理由を表しています。

初めて誰かに ObjectScript や IRIS を説明する際、必ず、クラスを記述してコンパイルし、テーブルを取得して、オブジェクトまたはリレーショナルのいずれか最も自然な観点からデータを操作できると説明しています。 いずれにせよ、これは単に、グローバルと呼ばれる非常に高速な内部データ構造を囲む薄めのラッパーであり、速度をさらにバーストさせる必要がある場合にも使用できます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

サブスクリプトレベルマッピングされたグローバルを、トップノードから全体をkillする場合、<SLMSPAN>エラーとなり削除ができません。

これは、サブスクリプトレベルマッピングされたグローバルについては、マッピングを跨いだサブスクリプト範囲の kill コマンドは行えないためです。

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我々には、Redditユーザーが書いた、おいしいレシピデータセット がありますが, 情報のほとんどは投稿されたタイトルや説明といったフリーテキストです。埋め込みPythonLangchainフレームワークにあるOpenAIの大規模言語モデルの機能を使い、このデータセットを簡単にロードし、特徴を抽出、分析する方法を紹介しましょう。

データセットのロード

まず最初に、データセットをロードするかデータセットに接続する必要があります。

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1.本記事の内容

Caché パターンマッチングと同様に、Caché では正規表現を使ってテキストデータのパターンを特定することができますが、後者の場合はより高い表現力を利用できます。 本記事では正規表現を簡単に紹介し、Caché での活用方法について解説します。 本記事の情報は、主に Jeffrey Friedl 氏著作の「Mastering Regular Expressions (詳説 正規表現)」に加え、もちろん Caché のオンラインドキュメンテーションなど、様々なリソースを基に提供しています。 本記事は正規表現のあらゆる可能性や詳細について解説することを意図したものではありません。 更なる詳細にご興味のある方は、チャプター 5 に記載のソースを参照してください。 オフラインで読む場合は、PDF バージョンをダウンロードしていただけます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

Java ゲートウェイを使用することで、Java クラスのモジュールを InterSystems IRIS から実行できます。

【メモ】Java ゲートウェイは、外部 Java オブジェクトを InterSystems IRIS 内のネイティブ・オブジェクトと同じようにインスタンス化し、Javaオブジェクトを操作するための方法です。

詳細は以下ドキュメントをご参照ください。
Java ゲートウェイについて

Java ゲートウェイを使用する手順は以下の通りです。

1) Java ゲートウェイサーバを開始する

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

TIMESTAMP型はInterSystems製品では、%Library.TimeStampデータタイプ(=%TimeStamp)に対応していて、フォーマットは YYYY-MM-DD HH:MM:SS.nnnnnnnnn です。

小数点以下の精度を変更したい場合は、以下の方法で設定します。

1) システムワイドに設定する

管理ポータル:[システム管理] > [構成] > [SQLとオブジェクトの設定] > [一般SQL設定] 
GETDATE(), CURRENT_TIME, CURRENT_TIMESTAMP のデフォルト時刻精度 に 0~9 の範囲で桁数を指定できます。

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2022年5月30日より、外部アプリからGmailを送信するには OAuth 2.0が必須になりました (リンク) そのため、IRIS から Gmail を送信したい 場合は、今後は OAuth 2.0 を利用して Gmailアカウントに接続する 必要があります。 そこで、IRIS コード ObjectScript を使って、OAuth 2.0 でGmailアカウントに接続&メール送信するサンプルを作成しました。 ぜひご活用ください!

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IRISTEMPというデータベースをご存じでしょうか?

特定の処理に対してデータを無期限に保存する必要がなく、「同一プロセス内でのみ使用したい場合」や「IRISが起動中のみ使用したい場合」に、IRISTEMPデータベースに保存されるグローバルを使用できます。
IRISTEMPデータベースに保存されるグローバルに対する操作は ”一切ジャーナルされない” ため、効率性を最大限にしたい作業に使用できます。

IRISTEMPデータベースに保存されるグローバル(データ)には、以下の種類があります。

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これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

この記事では「グローバルを誤って削除してしまった!」という場合の対処方法をご紹介します。

誤って削除してしまった特定のグローバルを復旧するためには、バックアップファイルとジャーナルを使用します。
復旧は、^ZJRNFILTユーティリティによるジャーナルリストアで条件を指定してジャーナルレコードをリストアする方法で行います。
この方法で、ある時点のデータベースのバックアップに対して、削除が含まれるジャーナルレコードについて特定グローバルを削除するまでのものを適用することができます。

^ZJRNFILTユーティリティの詳細については、以下のドキュメントをご参照ください。

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開発者の皆さん、こんにちは!

InterSystems ObjectScript でライブラリやツール、パッケージなどを開発していると、「このパッケージはどうすればターゲットマシンに展開できるのか?」という疑問がよく浮かびます。

また、私たちは、既に別のライブラリがインストールされていることを想定したり、その特定のバージョンのことを考慮したりしながらパッケージを開発しています。

JavaScript や Python などでコーディングを行うと、依存関係を管理しながらパッケージを展開するのに パッケージ管理システム が必要になります。

これを踏まえ、 InterSystems ObjectScript Package Manager のリリースを発表したいと思います!

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ObjectScriptには、エラー(ステータスコード、例外、SQLCODEなど)を処理する方法が少なくとも3つあります。 ほとんどのシステムコードにはステータスが使用されていますが、例外は、いくつかの理由により、より簡単に処理することができます。 レガシーコードを使用している場合、さまざまな手法の変換にいくらか時間が掛かりますが、 参考として、次のスニペットをよく使用しています。 皆さんのお役にも立てればと思います。

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プログラムによる本番環境アクセス

プログラムで本番環境(インターフェース)を編集するには、相互運用性 apis と SQL クエリを組み合わせて使用できます。

現在のネームスペース

大まかに言えば、その時点で作業しているネームスペースと本番環境を知ることが重要です。

// Object script 
// アクティブなネームスペースはこの変数に格納される
$$$NAMESPACE 
// ネームスペースを出力
Write $$$NAMESPACE
# Python
import iris
# このメソッドからアクティブなネームスペースが返される
iris.utils._OriginalNamespace()
# ネームスペースを出力
print(iris.utils._OriginalNamespace())
>>> DEMONSTRATION

現在の本番環境(アクティブまたは最後に実行した本番環境)

本番環境の名前を知ることも重要です。次の API を使用してネームスペース内のアクティブな本番環境を取得できます。

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クラスメソッドの多くは、%Status データ型を使用して、成功 または 失敗 の情報を返します。
成功の場合は 1 が返り、失敗の場合はエラーステータス および 1 つ以上のエラーコードとテキストメッセージを含むエンコードされた文字列が返ります。
このようなメソッドでは、戻り値を必ず取得して確認するようにしてください。

こちらの記事では、失敗の場合の具体的なエラー情報を確認する方法をご紹介します。

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