これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

InterSystems製品では、永続データは後で高速にランダムアクセスできるように、ある一定の規則に沿ってキー順にソートされて格納されます。

新しいノードが追加された場合、ノードが削除された場合、データの長さが変更された場合など、データの構造変化が起こる度に、その並び順を維持できるようまた無駄な領域が発生しないように動的なデータの配置変えを実施します。

従って、常にデータはきれいに整理された状態で格納されるため、無駄な空き領域が発生しません。

これらの並べ替えの作業は、書き換えのコストのかかる処理ですが、InterSystems製品では、これらの処理はなるべくメモリ(キャッシュ)上で実行し、ディスクI/Oを軽減することにより、性能の劣化を抑えています。

0 0
0 141

これは、一般的なデータベース(PostgreSQL や MySQL など)から IRIS への移行に関する前回の記事に続く記事です。
PostgreSQL から移行する際に使用する場合と同じ手続きを使用します。 ただし、MySQL で使用されているデータ型は IRIS のデータ型に非常に似ているため、前回よりもさらに簡単に移行できます。 このため、列に変換ルールを作成する必要はありません。

移行プロセスにサンプルデータを取得

GitHub では、2 つのデータベースをビルドして実行する docker compose プロジェクトをダウンロードできます。

  • ソースデータベース: サンプルデータベースを含む MySQL データベースの Docker インスタンス。
  • ターゲットデータベース: ソースデータベースを受け取る準備のできたスキーマを含む InterSystems IRIS データプラットフォームの Docker インスタンス。

サンプルを取得して実行するには、以下の手順に従います。

0 0
0 240

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ObjectScript言語は、Java言語等がサポートしている型キャストをサポートしていません。

ただし、メソッドのキャストはサポートしています。

詳細は以下ドキュメントページをご参照ください。


メソッドのキャスト【IRIS】
メソッドのキャスト

0 0
0 165

これは、2022.2の開発者プレビュープログラムのリリース第4弾です。 プレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 2022.2では、SQL管理、クラウド統合、KafkaおよびJMSアダプタ、SQL Loaderなどにおいて、多くのアップデート、修正、機能強化が行われています。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください

列指向ストレージに関して、Early Access Program (EAP) を受け付けています。ご興味のある方はぜひ Early Access Program にご参加ください。

0 0
0 80

SQL ゲートウェイ接続を使用した、外部データベースへのアクセス方法についてご説明します。

手順は以下になります。


1. 外部ソースへの SQL ゲートウェイ接続の作成を行います


※こちらの例では、IRISの別インスタンスへの接続を試しています。
※ODBCを使用される場合は、事前に
システムDSN(64bit)の準備が必要です。

管理ポータルより
 [システム管理] > [構成] > [接続性] > [SQLゲートウェイ接続] の 新規接続作成 ボタンをクリックします。

接続の種類を選択し、必要項目を設定します。以下のサンプルは、ODBC接続(別IRISインスタンスのDSN設定)を行っています。

0 0
0 434

開発者の皆さん、こんにちは!

InterSystems デベロッパーツールコンテスト2023 の21の応募作品の中から、Experts Nomination 第3位に輝いた @Lorenzo Scalese さんの OpenAPI-SuiteOpenAPI3.0 からObjectScriptコードを生成するためのツールセット)についてご紹介します。

0 0
0 96

2023.2 の開発者プレビュープログラムの一環として、3番目の開発者プレビューを公開いたします。今回リリースされたのは、InterSystems IRIS と InterSystems IRIS for Health です。

本リリースの注目点

2023.2では、多くの機能修正と改善に加えて、時間認識モデリング強化された外部テーブル読み込み専用の FEDERATED テーブルといった新機能が含まれる予定です。これら新機能の一部は、今回の開発者プレビュー版にはまだ含まれていません。ご注意ください。

0 0
0 92

インターシステムズは、InterSystems IRIS データ・プラットフォーム、InterSystems IRIS for Health 、HealthShare Health Connect のメンテナンスバージョン 2023.1.1 をリリースしました。これらのリリースは、2023.1.0 に対するバグフィックスを提供します。

0 0
0 109
記事
· 2023年9月28日 22m read
OpenAPI Suite - パート 1

コミュニティの皆さん、こんにちは。

私が作成した OpenAPI-Suite という最新のパッケージをご紹介します。これは、OpenAPI 仕様バージョン 3.0 から ObjectScript コードを生成するツールセットです。 簡単に言うと、これらのパッケージでは以下を行うことができます。

  • サーバーサイドクラスの生成。 ^%REST による生成コードに非常に似ていますが、バージョン 3.0 がサポートされていることに付加価値があります。
  • HTTP クライアントクラスの生成。
  • クライアントプロダクション(ビジネスサービス、ビジネスオペレーション、ビジネスプロセス、Ens.Request、Ens.Response)クラスの生成。
  • コードの生成とダウンロードまたはサーバーでの直接コンパイルを行う Web インターフェース。
  • バージョン 1.x からバージョン 3.0 への仕様の変換。
  • 0 0
    0 73

    これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

    Ens.Directorクラスのクラスメソッドを使用して取得できます。

    プロダクション名(FAQSample.Interop.Production)とホスト名(FAQSample.Interop.FileOperation)を指定して設定リストを取得する方法は以下の通りです。

    0 0
    0 64

    これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

    通常SQLCODE -114(一致する行が既に別のユーザにロックされています)のエラーはロックが競合した場合に発生します。

    こちらはレコードロック競合があったり、ロック閾値を超える更新を行いテーブルロックに昇格した際に、そのテーブルレコードに対して別のプロセスよりSelectを行い共有ロックを取ろうとして失敗した(ロック待ちがタイムアウトとなった)場合に発生します。

    Selectで共有ロックを取る場合というのは、IRIS の ISOLATION LEVEL がREAD COMMITTED(デフォルトはREAD UNCOMMITTED)で、Selectを行った場合です。

    0 0
    0 27

    ご好評をいただいておりますインターシステムズ開発者向けオンラインセミナー、9月は以下のテーマで開催いたします。

    テーマ「InterSystems IRIS® サーバーとデータの守り方入門」

    日時:9月6日(金)13:30~14:00 (参加費無料・事前登録制)

    ご登録はこちらから

    [概要]

    0 0
    0 52

    前回シンプルなIRISアプリケーション をGoogleクラウドにデプロイしました。 今回は、同じプロジェクトを Amazon Web Services(アマゾンウェブサービス) のElastic Kubernetes Service (EKS)を使って、デプロイします。

    0 0
    0 611

    IRIS で作成する REST サーバの仕組みを解説します。

    https://www.youtube.com/embed/tWP_9-jk4no
    [これは埋め込みリンクですが、あなたはサイト上の埋め込みコンテンツへのアクセスに必要な Cookie を拒否しているため、それを直接表示することはできません。埋め込みコンテンツを表示するには、Cookie 設定ですべての Cookie を受け入れる必要があります。]


    このビデオには、以下の関連ビデオがあります。

    0 0
    0 648

    開発者の皆さん、こんにちは!

    Interoperability(相互運用性)コンテストの続報の「テクノロジーボーナス」について紹介します。

    対象となる技術は、以下の通りです。

    • BPL エディタを利用したビジネス・プロセスの開発、または、ビジネスルールとデータ変換(DTL)を使用した開発
    • カスタムアダプタを使用した開発
    • プロダクションエクステンション(PEX)Java または .NET を使用した開発
    • ワークフローエンジンを使用した開発
    • ZPM パッケージによるデプロイが行える開発環境
    • Docker コンテナを使用した開発

    それぞれの詳細については以下ご参照ください。

    0 0
    0 190

    これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

    SELECT のみを実行できるユーザを作成するには、ユーザかロールに対してテーブルへのアクセス権限を設定することで対応できます。

    設定は、管理ポータルか、GRANT 文を実行することで設定できます。GRANT 文については、以下ドキュメントもご参照ください。
    InterSystems SQL リファレンス - GRANT【IRIS】
    CachéSQLリファレンス - GRANT

    管理ポータルでの設定は、ユーザまたはロールの編集画面内「SQLテーブル」タブを使用します。

    0 0
    0 599
    記事
    · 2020年11月24日 1m read
    IRISTempデータベースの縮小方法

    これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

    IRISTempデータベースのサイズを小さくする方法は2つあります。

    一つは、IRISTempデータベースを再作成する方法です。
    手順としては、下記を実行します。

    1. IRISの停止
    2. IRISTempデータベースファイルの削除
    3. IRISの起動

    これにより、3.のIRIS起動時に、IRISTempデータベースが初期サイズ(1024KB)で再作成されます。

    もう一つの方法は、構成パラメータの設定による方法です。
    構成パラメータ「MaxIRISTempSizeAtStart」を設定することにより、IRIS起動時のIRISTempデータベースの最大サイズを設定できます。

    0 0
    1 226

    これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

    %SYSTEM.SQL クラスの Purge* メソッドを使用して削除することが可能です。

    ※各メソッドの詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。

    %SYSTEM.SQLクラスについて【IRIS】

    %SYSTEM.SQLクラスについて

    0 0
    0 387

    はじめに (および本記事を書いた動機)

    ObjectScript コードのユニット (ClassMethod など) を実行する場合、そのスコープ外にあるシステムの諸部分と対話するときに適切なクリーンアップを行えないことが原因で、様々な予期せぬ副作用が発生することがあります。 以下にその一部を紹介します。

    0 0
    0 262

    これは InterSystems FAQ サイトの記事です。


    ※こちらの方法は、ミラーリング、シャドウイング、またはその他のメカニズムを使用して複製したデーターベースを比較したい場合に利用します。

    グローバル変数の比較には、DATACHECKユーティリティを利用できます。以下ドキュメントをご参照ください。
    DataCheckの概要【IRIS】

    DATACHECK ユーティリティの実行サンプルは、添付のPDFをご覧ください。

    ***

    ルーチンの比較は、システムルーチン %RCMP か、管理ポータルを使用します。

    以下は、管理ポータルでの使用方法になります。

    0 0
    0 331

    これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

    インターシステムズは、個々の仮想化ソフトウェアに対して、弊社製品の動作検証は行なっておりません。

    インターシステムズでは、弊社製品がサポートするプラットフォームをサーバプラットフォームという単位で定義しています。

    サーバプラットフォームは、オペレーティングシステムとそのバージョン、およびそのオペレーティングシステムが動作するプロセッサタイプの 3 つの要素で定義されます。

    従いまして、ある仮想ソフト上で InterSystems 製品がサポートしているサーバプラットフォームが稼動し、その上で InterSystems 製品が動作している限りにおいて、製品のサポートを提供します。

    0 0
    0 76

    これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

    INFORMATION_SCHEMA スキーマを使用して取得できます。

    INFORMATION_SCHEMA はシステム用スキーマのため、デフォルトでは管理ポータルの SQL メニューに表示されません。

    表示させる方法は以下の通りです。

    1. 管理ポータル→システムエクスプローラ→SQL メニューを開きます。
    2. スキーマのプルダウン左にある「システム」をチェックします。
    3. スキーマのプルダウンから INFORMATION_SCHEMA を選択します。

    0 0
    0 220

    先日、永続クラスとシリアルクラスからSwagger仕様を生成する必要がありました。そこで、その時のコードを公開することにします(完全なコードではないため、アプリケーション固有の部分を変更する必要がありますが、まずは出発点として使用できます)。 こちらからご利用ください。

    次のクラスがあるとしましょう。

    0 0
    0 138

    これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

    アプリケーション等がデータベースにアクセスしている最中に、データベースの最大サイズの変更や未使用領域の開放などのデータベース設定変更を行うことにより、データベース整合性等に悪影響を及ぼすことはありません。

    しかし、未使用領域の開放などは、ディスクアクセスの増加やメモリの使用等でシステムに負荷をかける可能性があるため、その観点からシステム運用に影響が出ないよう注意が必要です。

    0 0
    0 139

    こんにちは、皆さま。
    JOBの実行監視について、いい方法があれば教えてください。

    現在Interoperablity上にファイル検知(PassthroughService)をトリガーにした
    Serviceを作成しており、このServiceがデイリーで正しく動作しているかどうかを
    監視する仕組みを作りたいと考えています。

     例)
     「A」というServiceが、毎日20時までに実行されているか?
     を監視し、実行されていなければエラーメールを送信する。

    今考えている案では、タスクスケジューラを用いて
    JOBが実行されたかを見に行くしかないのかなと考えているのですが、
    他にいい実現方法をご存じな方がいらっしゃれば、情報頂けますと幸いです。

    0 2
    0 168