InterSystems 2022.2 では、IRIS SQL テーブルを永続化する新しいオプションとして、分析クエリを桁違いに向上させられるカラムナーストレージを導入しました。 2022.2 と 2022.3 ではこの機能は実験的としてマークされていますが、次の 2023.1 リリースでは、完全にサポートされた本番機能に「卒業」する予定です。

製品ドキュメントとこの紹介動画では、IRIS では現在でもデフォルトであり、全顧客ベースで使用されている行ストレージと、このカラムナーストレージの違いがすでに説明されており、ユースケースに適切なストレージレイアウトの選択方法に関する大まかなガイダンスが提供されています。 この記事では、このテーマについて詳しく説明し、業界で実践されているモデリング原則、内部テスト、および早期アクセスプログラム参加者からのフィードバックに基づく推奨事項をいくつか紹介します。

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Apache経由でREST通信する場合、ApacheでRESTを動かす場合の設定方法 (含:Webゲートウェイのインストール手順) の方法 で設定を行います。

この際、Apachの構成ファイル(httpd.conf)にRESTを動かすための設定を入れるのですが、設定後のシンタックスチェックで以下の警告が出る場合があります。

※httpd -t 実行時
Apache Configuration: CSP directive 'csp' detected in VirtualHost, only supported at default server level


こちらは、<VirtualHost> ~ </VirtualHost> 内に、CSP ディレクティブ の内容を設定している場合に出力されます。

CSP on
CSPFileTypes *

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インターシステムズは、以下2点の修正を行いました。

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障害1: ECP アプリケーションサーバがハングする

以下の CPU かつ 以下のバージョンで発生します。
対象バージョン: 2022.1.2, 2022.1.3
対象CPU: ARM, IBM Power プロセッサ
この問題は修正ID DP-423661 で解決します。この修正は、今後のすべてのバージョンに含まれる予定です。

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障害2: 非常に稀な状況において デジャーナルがハングする

デジャーナルとはジャーナルをリストアすることで、例えば、ミラーリングのフェイルオーバーやDR非同期メンバで常時実行されています。また障害復旧に際しジャーナルをリストアする作業も対象になります。

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IRIS コンテナに VSCode を追加する

繰り返し利用できる開発環境をセットアップするには、環境用のコンテナを起動するのが最も簡単な方法の 1 つです。 素早く繰り返す際には、自分の開発コンテナ内に vscode インスタンスをホストするのが非常に便利なことが分かりました。 そこで、ブラウザベースの vscode を IRIS コンテナに追加するための簡易コンテナスクリプトを作成しました。 これは、ほとんどの 2021.1+ のコンテナで動作するはずです。 私のコードリポジトリはこちらにあります

vscode を含み事前に接続された InterSystems IRIS コンテナ

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インターシステムズは InterSystems IRIS data platform、InterSystems IRIS for Health、InterSystems IRIS Studio のバージョン 2023.3 をリリースしました。


リリースハイライト

2023.3 は Continuous Delivery(CD)リリースです。
2023.3 には多くのアップデートや拡張機能が追加されています。


クラウドとオペレーションの強化

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IRIS側の処理は、IRISでREST APIを実装する方法を理解していれば、簡単です。

前回のログイン処理でユーザー認証をIRIS側でどのように実装されているか確認して見ましょう。

まずはディスパッチクラスの定義です。

Shop.Brokerというクラスの中で定義されています。

checkpasswordというメソッドが最後に定義されていて、最終的にShop.Rest.Customer:checkPasswordという(クラス)メソッドが呼ばれているのがわかると思います。

ここで定義しているパラメータは、とりあえずおまじない的に含めておくことをお勧めします。

(説明し出すと少し長くなるので)

Class Shop.Broker Extends %CSP.REST
{

Parameter CONVERTINPUTSTREAM = 1;

Parameter HandleCorsRequest = 1;

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

管理ポータルの監査メニューを使用する場合、ユーザに監査データベースの閲覧のみを許可するということはできません。
管理ポータルから監査データベースを閲覧する場合は、そのユーザに、
・%Admin_Secure:U(監査以外にもセキュリティ関連の操作が可能となる)
・%DB_IRISAUDIT:RW(監査データベースへの読み込み/書き込み権限)
等のリソースへの権限が必要になりますが、これを与えることにより、監査データベースの閲覧以外の操作も可能となってしまいます。

監査データベースの閲覧のみを許可したい場合には、管理ポータルの監査メニューは使用せず、外部ツール等からSQLで監査テーブルを参照するようにします。
このとき、ユーザに必要な権限は以下の通りです。※他の権限は与えないようにします。
・IRISAUDITデータベースへのRW権限 ⇒ %DB_IRISAUDITロールの付与
・%SYS.AuditテーブルへのSelect権限

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

IRISではジャーナルファイルが自動的に圧縮される仕組みが導入されています。

ジャーナルファイルの圧縮機能について詳しくは、別の記事「ジャーナル圧縮機能について」をご参照ください。

例えば、CachéからIRISへ移行された後に、念のためIRISで更新されたデータを手動でCachéにも反映させたいことばある場合に、IRISのジャーナルファイルをCachéにリストアすることができます。

手順は以下の通りです。

(手順1) IRISのジャーナルファイル(YYYYMMDD.nnnz) ファイルを解凍する
(手順2,3) 解凍した ジャーナルファイルを Cachéに転送してリストアする

リストアの方法として、以下の2パタンをご紹介

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ご好評をいただいておりますインターシステムズ主催 開発者向けウェビナーを次回は以下の通り開催いたします。

日時:2023年10月18日(水)13時~13時30分

タイトル:「クラウド上のIRIS - サイジングのベストプラクティスをご紹介」(事前登録制・参加費無料)

ご登録はこちらから

【概要】

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InterSystems公式
· 2023年10月24日
CentOS サポートの終了

CentOS サポートの終了

InterSystems IRIS 2023.3 以降、CentOS は開発環境としてのサポート対象から外れます。

CentOS は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 相当の機能を無料で利用できる環境であることから、IRIS 開発者のための開発環境として InterSystems はサポートしてきました。お気づきのように、Red Hat 社は CentOS の位置づけを、RHEL の「上流」 に大幅に変化させました。つまり、CentOS には RHEL にまだ含まれないバグや機能が含まれることになり、今後 CentOS 上での開発に支障をきたす可能性があります。

CentOS を利用中の開発者のみなさまには、RHEL の無料開発ライセンスを取得できる、Red Hat 無料開発者プログラムのご利用をお勧めします。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

SQLのINSERT/UPDATE/DELETE文で大量のデータを更新する際に、高速化する方法をご紹介します。
以下の2つの手順を実行することで、更新処理のパフォーマンスを向上させることが可能です。

1.INSERT/UPDATE/DELETE時にインデックスを作成せず、あとでまとめて作成する

2.INSERT/UPDATE/DELETE時にジャーナルをOFFにする

1は、%NOINDEX キーワードを指定してインデックスの生成を後でまとめて行うことで、インデックスの構築を抑制しパフォーマンスを向上させる方法です。

クエリ実行例は、以下のようになります。

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この記事では、InterSystems IRIS の学習に関連したトピックについて、開発者コミュニティでの厳選された記事にアクセスすることができます。機械学習や Embedded Python、JSON、API と REST アプリ、InterSystems環境の構築と管理、DockerとCloud、VSCode、SQL、Analytics/BI、グローバル、セキュリティ、DevOps、インターオペラビリティNative API、それぞれでランク付けされたトップの記事を見ることができます。ぜひ、楽しみながら学んでください!

機械学習

機械学習は、高度なデータ分析を構築し、優れた効率で手動活動を自動化するための必須技術です。既存のデータから学習する認知モデルを作成し、自己調整されたアルゴリズムに基づいて予測、確率計算、分類、識別、「非創造的」な人間の活動の自動化を実行します。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

Pythonで、IRISサーバ外部から、IRISの処理を呼び出したりIRISのデータを扱いたい場合には、Native API for Pythonを使用します。
モジュールのインポートは、

import irisnative


で、行います。

詳細は、下記ドキュメント及び、各関連トピックをご参照ください。
[ドキュメント] InterSystems Native SDK for Python

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Azure ADをOPとして利用する

元のタイトルから外れますがAzure ADをOPとした場合に、Wepアプリケーション(CSP)とSPA+BFF形式のRPにどのような修正が必要かを調べました。
ある程度の差異は想定はしていましたが、思っていたより違うな、という印象を受けました。RP、リソースサーバ側でこれらの差異を吸収する必要がありました。

個人調べです。誤りがあるかもしれませんが、その際はご容赦ください。また、状況は刻々と変わる可能性があります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ターミナルでルーチンやクラスのコンパイルを行う際、コンパイル結果が画面に表示されるのでエラーが発生した場合でも確認しやすいですが、一括コンパイルの場合は、大量のコンパイル結果の中にエラー情報が含まれてしまうためエラー情報だけを取得したい場合には少し工夫が必要です。

以下、ルーチン/クラスの一括コンパイル時の結果からエラー情報を取得する方法をご紹介します。

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InterSystems は、IRIS 2023.3 から InterSystems IRIS NLP (自然言語処理, 旧 iKnow) の開発を中止し、非推奨とすることを決定しました。 InterSystems は本技術を利用しているお客様のサポートを続けますが、本技術を開発するきっかけとなったコアテキスト検索のユースケース以外、新規プロジェクトでの利用を推奨しません。 自然言語を含むその他のユースケースでは、InterSystems も特定のアプリケーションに関連して研究している、大規模言語モデルにもとづく新しい技術を利用することで、より良い対応が可能となっています。

InterSystems IRIS NLP のご利用に関するご質問は、弊社担当アカウントチームにお問合せいただくか、 @Benjamin De Boe までご連絡ください。

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InterSystems公式
· 2023年10月27日
VxFS のサポートが非推奨となります

InterSystems は InterSystems IRIS での VxFS ファイルシステムのサポートを終了し、 IRIS 2023.3 から非推奨とすることを決定しました。 InterSystems は本ファイルシステムを利用しているお客様のサポートを続けますが、新規プロジェクトでの利用を推奨しません。

VxFS は SUSE Linux でのみサポートされていました。対象のお客様は、XFS もしくは別のサポート対象のファイルシステムへの移行をご検討ください。

本件に関するご質問は、弊社担当アカウントチームにお問合せいただくか、 @Bob Kuszewski までご連絡ください。

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2023年より毎月開催し、ご好評をいただいております、開発者向けオンラインセミナーを、来年も開催いたします。

2024年初回は以下のテーマで1月25日に行います。是非ご参加ください!

テーマ:「IRISのデータを可視化する4つの方法」

日時:2024年1月25日(木)13:30-14:00

開催形式:オンライン

参加費:無料(事前登録制)

<概要>

本セッションでは、IRISが備えるBI・レポーティングの機能や、Embedded Pythonなどを用いてIRIS内のデータをビジュアル化する4つの方法について概要をご説明します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

インストール時に選択できる初期セキュリティ設定のレベルには以下の3つがあります。
※バージョンにより、表記(日本語/英語)が違う場合があります。

  • 最小 (Minimal)
  • 通常 (Normal)
  • ロック・ダウン (Locked Down)

各レベルの違いの詳細は以下の資料をご確認ください。

セキュリティの説明資料

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

クエリパフォーマンスを左右するクエリプランは、テーブルチューニングを行った結果の統計情報を元に生成されます。

ある環境で期待したプランになったけれど、他の環境では意図したプランにならない場合、(期待したプランとなる)既存環境からテーブル統計情報をエクスポートして別の環境にインポートし、同じ統計情報をもとにしたクエリプランで実行することができます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

$ZF(-100)で外部コマンドを実行する場合、その外部コマンドの子プロセスからの応答が返らない限り、$ZF(100)コマンドを発行したIRISプロセスはその応答を待って残り続けます。

従ってIRISプロセスを終了させるためにはその応答がない子プロセスを強制終了させる必要があります。

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テクノロジー分野で 19 年間働いてきた中、様々な分野でいくつかのプロジェクトに参加することができましたが、健康分野は私が一番惹かれている分野の 1 つです。

健康に焦点があてられたものを作成するチャンスを得るたびに、FHIR プロトコルを使用することにワクワクしています。

とは言え、テック系の 3 人の IT 男子で構成されるチームでは、本当に利用価値のあるものを作り出すのは困難であるため、女性の健康のように重要なトピックにおいては、この主題を非常によく理解している人をチームに招きました。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

【任意のXMLドキュメントの読み込み】
任意のXMLドキュメントの読み込み・書き出しを行うには、%XML.TextReaderクラスを使用します。
Parseメソッド(※ドキュメントがファイルの場合はParseFile())を使用してドキュメントをParseし、各ノードのプロパティを取得します。

例えば、下記のXMLの場合、

<emp empid="1">
<name>Suzuki</name>
<address>Tokyo</address>
</emp>

各赤枠が、"ノード"の単位となり、

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

%SYSTEMパッケージには沢山の便利なシステムクラスがあり、Embedded Pythonでも一般クラスと同様に%SYSTEMパッケージ以下クラスを操作できます(iris.cls("クラス名").メソッド名()で呼び出せます)。

ObjectScriptでは、$SYSTEM特殊変数を利用して、%SYSTEMパッケージ以下クラスのメソッドを呼び出すことができますが、Embedded Pythonでは、iris.system を利用して実行することができます。

以下実行例をご紹介します。

現在のネームスペースを取得する

一般クラスと同じ呼び出し方の例

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。


以下の様な方法で、グローバルのインポート/エクスポート処理をプログラムに組み込むことができます。

1. グローバルエクスポート方法
1.1 XML形式でのエクスポート
グローバルをXML形式のファイルにエクスポートする場合、$system.OBJ.Export() を使用します。 1.1.1. 指定したグローバルをエクスポートする場合
エクスポート対象グローバルを グローバル名.gbl で指定します(先頭の ^ は不要)。
例:

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開発者の皆さん、こんにちは!

次の InterSystems オンラインプログラミングコンテストは、Pythonに特化した内容を予定しています!

🏆 InterSystems Python プログラミングコンテスト 🏆

期間: 2023年9月4日~24日

賞金総額: $13,500

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InterSystems Reports 23.2 がリリースされました。 WRC Direct のコンポーネントページで InterSystems Reports Designer および InterSystems Reports Server で検索することで、Mac OSX、Windows、Linux の各種プラットフォーム用キットを入手いただけます。 このバージョンでは、弊社パートナーである insightsoftware の Logi Report 23.2 に含まれる以下の素晴らしい機能が追加されています。

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この記事では、2023年3月1日~31日の期間に開催された「技術文書ライティングコンテスト:InterSystems IRISチュートリアル」に応募された24作品の中から、Open Exchangeに公開されている sqlalchemy-iris を利用してPythonとSQLでIRISのデータを操作する方法を投稿された Heloisa Paivaさんの記事をご紹介します。

Open Exchangeは、世界各地にいる開発者コミュニティメンバーが開発したインターシステムズ製品で利用できるサンプルアプリが登録されているページで、自由にダウンロードしてご利用いただけます。

Heloisaさんの記事のように公開されている Open Exchange の利用例があると、「ちょっと使ってみたいな・・」と思われているメンバーの方への情報共有ができてとても有用な記事になると思います!丁度日本で初開催の「技術文書ライティングコンテスト」開催中ですので、ぜひ使用例や感想など、投稿してみてください!💪

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