以下、デプロイモード(配置モード)でプログラムを配布する方法を2つご紹介します。


① DB内のソースコードをデプロイモードでエクスポートする方法

② ソースコード用DBを用意してIRIS.datごとデプロイモードにする方法


①は、プログラムのみデプロイモードでエクスポート/インポートできるので、初回システム構築時はもちろん、プログラムの修正が発生した時などソースの一部のみエクスポートすることも可能となります。

②は、IRIS.dat ごとデプロイするので初回システム構築時に IRIS.dat のみ配置すればよく手順が単純です。

クラスがデプロイモードになると、そのクラスのメソッドとトリガのソースコードは削除されます。
クラスがデータ型クラスである場合、クエリキャッシュによって実行時にメソッド定義が必要になる可能性があるために、メソッド定義が保持されるのでご注意ください。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

システムクラス SYS.Lock のメソッド GetLockSpaceInfo() にてロックテーブルの空きサイズ、使用サイズが取得可能です。

%SYS>w ##class(SYS.Lock).GetLockSpaceInfo()
4717392,4712512,1200


戻り値は、“AvailableSpace, UsableSpace, UsedSpace” になり、それぞれByte単位の値を表しています。

AvailableSpace:ロックテーブルサイズから使用サイズ(UsedSpace)を引いたサイズ

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

システムをアップグレードした後、管理ポータルを開こうとすると、下記のエラーが表示される場合があります。

ERROR #5001: Server version of object does not match version sent from the client: %ZEN.Component.vgroup

このエラーは、ブラウザのキャシュに古い情報が残っているために発生しています。

ブラウザのキャッシュをクリアすることでエラーを解消することができます。

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弊社サポートセンターに、「IRIS SQLに Oracle の RANK() 関数のようものはありませんか?」というお問い合わせいただくことがあります。

IRIS2021.1以降のバージョンであれば、RANK() や ROW_NUMBER() などの ウィンドウ関数 がサポートされるようになりましたので、以下のように使用することができます。

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対象バージョン:
Caché/Ensemble、InterSystems IRIS および IRIS for Health のすべてのバージョン、上記のデータプラットフォームバージョンに基づくすべての HealthShare 製品

対象プラットフォーム: すべて

InterSystemsは、非常にまれな状況でプライマリミラーメンバー以外のミラーメンバーでデータの不整合を引き起こす可能性がある問題を修正しました。
この問題は、上記の InterSystems 製品のバージョンで発生する可能性があります。

[発生する問題]
ミラーリングを使用しているシステムでデータの不整合性が発生します。

[問題の詳細]
この問題は、ミラーリングされたシステムでの通常の操作中にエラーなく発生します。
この問題によりミラーメンバーで一部のジャーナルレコードのデジャーナル処理が失敗し、ミラーメンバー間でデータの不整合が発生します。
これは、フェイルオーバーメンバーと非同期メンバーの両方で発生する可能性があります。

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このフォーメーション私の GitHub にあり、30 分で csv ファイルと txt ファイルの読み取りと書き込み方法、Postgres を使ったIRIS データベースリモートデータベースの挿入とアクセス方法、FLASK API の使用方法について説明します。これらすべてに、PEP8 命名規則に従った、Python のみのインターオペラビリティフレームワークを使用します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

管理ポータルメニュー [Interoperability] > [構成] > [システムのデフォルト設定] で設定したデータを移行する場合、設定値が格納されているグローバル変数をエクスポートし、移行先システムでインポートします。

画面で登録した以下のような情報は、

グローバル変数 ^Ens.Config.DefaultSettingsD に格納されています。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

$SYSTEM.Process.TerminalPrompt() を使用してターミナルのプロンプトを変更できます。

プロンプトの表示形式は、以下情報の組み合わせで指定できます。

  1. ホスト名
  2. 現在のネームスペース
  3. 構成名
  4. 現在の時刻
  5. PID: オペレーティングシステム上でのプロセスID
  6. ユーザーネーム
  7. 最後のコマンドを実行してからの経過時間

例えば、Do $SYSTEM.Process.TerminalPrompt(1,3) ではホスト名と構成名をターミナルのプロンプトとして表示します。

*実行例は、ホスト名="HOST1"、構成名="IRIS"*

USER>Do $SYSTEM.Process.TerminalPrompt(1,3)
HOST1:IRIS>
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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

インターシステムズは、特定のオペレーティングシステムのバージョンの特定リリースに対して、製品の検証は実施しておりません。

特定リリースとは、例えば、Windows Server 2003 R2やWindows Server 2008 R2などを指します。

これらの保証については、オペレーティングシステムベンダーが互換性を保証する限りにおいて、提供されます。

特別な状況の詳細は、下記弊社ホームページのサポート情報に明記しています。

最新プラットフォーム情報とリリースノート


明記されていない場合には、オペレーティングシステムベンダーが互換性を保証する限りにおいて、特定リリースもサポート対象となります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

外部バックアップ機能と、SANソリューションが提供するスナップショット(スナップクローン、ミラークローンなど呼び方はベンダ毎に異なります)などのテクノロジを利用することで、バックアップ時のインスタンス停止時間を最短にすることができます。

操作手順概要は以下の通りです。

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開発者の皆さん、こんにちは!

この記事では、ワークフローコンポーネントを使ってみよう!~使用手順解説~ でご紹介したユーザ操作画面(ユーザポータル)を任意のWebアプリに変更する際に便利な REST API の使用方法をご紹介します。

ワークフロー用 REST APIですが、開発者コミュニティのサンプル公開ページ:Open Exchange に公開されているAPIでどなたでも自由にご利用いただけます。

Open Exchangeの検索ボックスに「Workflow rest」と入力すると出てきます。EnsembleWorkflow が対象のサンプルです。

ちなみに、2023年6月2日時点で724のアプリケーションが公開されているようです👀

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

$IsObject()を使用して判別できます。 調べたい変数をvとすると、

$IsObject(v)=1 // vはOREF
$IsObject(v)=0 // vはOREFではない
$IsObject(v)=-1 // vはOREFだが、有効なオブジェクトを指していない

となります。

vが未定義の場合は、$IsObject(v)はUNDEFINEDエラーとなりますので、ご注意ください。

UNDEFINEDエラーを防止するには、次のように$Getを使用することをお勧めします。

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記事
· 2020年12月16日 2m read
SQLインジェクションに対する対策

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

SQLインジェクションに関しては、様々なWebサイトで対策等が公開されていますが、InterSystems SQLを使ったアプリケーションでも、他のRDBMSと同様にそれらの対策を適切に実施することで、SQLインジェクションは防げると考えられます。

さらに、InterSystems Data Platform(以下IRIS)の場合、一般的なRDBMSに比較して、SQLインジェクションを実行しづらい、幾つかの施策が組み込まれています。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

データベースの空き容量は、システムモニタを使用して監視することができます。

システムモニタは、システム開始時に自動開始され、予め設定された閾値に対してアラートが通知されます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ディスクの空きスペースにもよりますが、ブロック別で最大サイズが異なります。

各バージョン共通で、8KBのブロックサイズを使用した場合は、32TBです。

バージョン2008.1以降のバージョンでは、8KB以外のブロックサイズを指定できるようになったため、最大サイズは以下の通りです。

  • 16KBのブロックサイズを使用した場合、64TB
  • 32KBのブロックサイズを使用した場合、128TB
  • 64KBのブロックサイズを使用した場合、256TB
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これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

コンソールログファイル (※1) に、以下のメッセージが表示されることがあります。

05/14/19-09:32:14:056 (6888) 0 System routine buffer (64 KB) shortage is detected, 430 routine buffers configured, adjusted per process cached rtn to 71

(※1)
コンソールログファイルは、[管理ポータル] > [システムオペレーション] > [システムログ] > [コンソール・ログ] から参照できます。
または、以下ファイルを直接参照することもできます。


 

<インストールディレクトリ>\mgr\cconsole.log 

上記メッセージでは、ルーチンバッファサイズのうちの 64KB バッファの不足が検出されています。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。


データ取込み処理の性能・エラー(Lock Table Full)対策として、一般メモリヒープ(gmheap)や ロックテーブルサイズ(locksiz)のパラメータチューニングを行う場合があると思います。

実際に、現在どのくらいの一般メモリヒープが確保できているのかは、ターミナルと管理ポータルで確認することができます。


★ターミナルの場合

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

MM/DD/YY-hh:mm:ss:fff ( ) 0 [Utility.Event] Purging old application errors


こちらのメッセージは、エラーではなく、アプリケーションのエラーログを記録した古い ^ERRORSグローバルのパージ処理が実行された際に出力されるメッセージになります。ログを削除した旨のみを伝えるメッセージであり、出力されていても特に問題はありません。
また、このログは、^ERRORSグローバルのパージ処理がタスク実行される毎日01:00 に出力されます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ターミナルでルーチンやクラスのコンパイルを行う際、コンパイル結果が画面に表示されるのでエラーが発生した場合でも確認しやすいですが、一括コンパイルの場合は、大量のコンパイル結果の中にエラー情報が含まれてしまうためエラー情報だけを取得したい場合には少し工夫が必要です。

以下、ルーチン/クラスの一括コンパイル時の結果からエラー情報を取得する方法をご紹介します。

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2021年12月13日 - 勧告: Apache Log4j2ライブラリの脆弱性がインターシステムズ製品に与える影響

インターシステムズは現在、Apache Log4j2に関するセキュリティ脆弱性の影響を調査しています。

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開発者のみなさん、こんにちは!

2022年3月9日開催「InterSystems Japan Virtual Summit 2022」のセッション「ミラーリングを使用した HA および DR の構成例」のアーカイブを YouTube に公開いたしました。

(プレイリストはこちら


ミラーリングは、IRIS インスタンス間のデータベースの複製およびフェイルオーバを行う機能です。

動画では、ミラーリングを利用した高可用(HA)なシステムおよびディザスタリカバリ(DR)に対応したシステムの構成例についてご紹介します。

ぜひご参照ください。

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特定文字列が含まれるグローバルを検索する時、どのように行われているでしょうか?

管理ポータルでグローバルを表示して Ctrl+F で検索することもできますが、サイズが大きなグローバルでは表示に時間がかかり難しい場合もあります。

もちろん、$ORDER や $QUERY 関数でループして含まれる文字列を検索することは可能です。

しかし、もっと簡単で便利な方法があります。

管理ポータルで行える、グローバル文字列検索機能 を使う方法です。

こちら、管理ポータルの [システムエクスプローラ] > [グローバル] :検索 から簡単に行えます

例えば、^%ISCLOGグローバルの中から「CSP error cleaning up after page」というエラーが含まれるグローバルを検索するときは以下のようになります。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

アプリケーションモニタが提供する %Monitor.System.Diskspace(ディスク容量メトリック)を利用して指定サイズを下回る場合にメール通知を行うように設定を追加することができます。

アプリケーション・モニタのメトリック【IRIS】
アプリケーション・モニタのメトリック

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

テーブル名/カラム名/インデックス名を変更したい場合、以下のケース別に変更方法をご案内します。

A. テーブル名・カラム名の変更
B. インデックス名の変更

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A. テーブル名・カラム名の変更する方法
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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

<PROTECT> エラーを解消するには、システム全体のライブラリデータベース(※)の読み込み専用属性を外します。

※ InterSystems IRIS の場合は IRISLIB、Caché/Ensemble/HealthShare(Cachéベース) の場合は CACHELIB

ルーチンのインポートが完了しましたら、読み込み専用に忘れずに戻すようにしてください。

【バージョン2013.1~】
[管理ポータル] > [システム管理] > [構成] > [システム構成] > [ローカルデータベース]
データベース名のリンクから「読み込み専用でマウント」のチェックを外します。

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