記事 Tomoko Furuzono · 2025年1月7日 1m read データ容量の見積もりについて これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 質問:データ容量を見積もる計算式はありますか? 回答:正確に見積もるための計算式は残念ながらありません。 InterSystems IRIS Data Platformの場合、データ部に関してはデータを全て可変長で格納しますので、各フィールドの平均がどのくらいであるかという目安の数字で平均レコード長を求め、キー部分も同様の計算を行い、必要な容量の推測値を求める必要があります。 インデックス部に関してはキー圧縮されますので、データと同じような上記の計算を行った推測値よりは少なくなることが期待できます。 ただしその圧縮率はデータの特性に大きく影響されますので、どの程度少なくなるかは一概には言えません。 実データのサンプル(例えば、1万件のデータ)をロードし、その時点でのサイズを確認して想定される件数分のデータ容量を推測するというのが現実的な方法となります。 #システム管理 #データベース #ヒントとコツ #プラットフォーム #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 32
記事 Megumi Kakechi · 2025年2月17日 3m read 整合性チェックの目安の時間や動作状況の確認、途中で停止する方法について これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 1. 整合性チェックの目安の時間 整合性チェックの目安の時間は、環境により異なってきます。ディスク速度やDBサイズに大きく依存してきます。 同じディスク上に置かれた比較的サイズの小さなDATでまず実施して、サイズと経過時刻からおおよその時刻を推測してください。 また、整合性チェックの方法によって要する時間が変わってきます。 詳細は参考記事で紹介しております「整合性チェックの各方法の違いについて」をご覧ください。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 30
記事 Megumi Kakechi · 2024年12月26日 1m read 別の場所に保存したジャーナルを見る方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 ジャーナルファイルの中身を参照したい場合、通常は管理ポータルで参照します。 管理ポータル:[システムオペレーション] > [ジャーナル] : (該当ジャーナルの名前)参照 リンクをクリック こちらのページで、外部に保存したジャーナルファイルも参照することができることをご存じでしょうか? 以下のように、ID= の後ろにジャーナルのファイルパスを指定することで、ジャーナルファイルの中身を管理ポータルで参照することが可能です。 http://localhost/iris/csp/sys/op/UtilSysJournal.csp?$ID1=C:\temp\20240826.002z #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 29
記事 Tomoko Furuzono · 2025年1月17日 1m read データベースファイルコピー時のトラブル これはInterSystems FAQサイトの記事です。 質問: データベースファイルが存在するフォルダ全体をコピーしたとき、コピーしたデータベースファイルをマウントできません。なぜですか? 回答: コピーした データベースファイル(iris.dat / cache.dat)のあるフォルダに、拡張子lck(iris.lck / cache.lck)のファイルが存在していないでしょうか?InterSystems製品を停止せずに(もしくは、ディスマウントせずに)データベースファイルをコピーした場合、コピー前の情報を保持したままの lckファイルが残ってしまい、コピー後にマウントできない状況になります。また、InterSystems製品を停止せずにコピーしたデータベースファイルは正しい状態ではないので、問題が生じる可能性があります。コピー元のInterSystems製品を停止(もしくはディスマウント)した後、再度データベースファイルををコピーし直してください。 #システム管理 #バックアップ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 22
記事 Hiroshi Sato · 2025年1月17日 1m read 【Caché, Ensemble】サーバーを移行する際にコピーが必要な設定情報 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 何らかの理由でサーバー移行が必要になった際に、移行前の環境から移行後の環境に設定情報をコピーすることで設定作業を軽減できます。 以下の設定情報を移行できます。 cache.cpf SQLゲートウェイ設定 CSPゲートウェイ設定 *注1 CAHCESYSデータベースに保存しているユーザー作成ルーチンなど *注2 セキュリティ設定 タスク設定 注1 パスワードを設定している場合には、パスワードのみ手動で再設定が必要です。注2 ^%ZSTART, ^ZMIRRORルーチンなど 優先接続サーバー設定に関しても、物理的には移行可能ですが、Windowsのレジストリー情報をコピーする必要があります。レジストリー情報をコピーして他システムに移行する方法は通常推奨される方法ではありません。 #Caché #Ensemble 0 0 0 19
記事 Hiroshi Sato · 2025年1月17日 1m read 実行中のプログラムをコンパイルして保存することによるその実行中のプロセスへの影響 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 Question: 使用中のプログラムをコンパイルして保存すると、現在そのプログラムを実行中のプロセスに影響しますか? Answer: 実行中のルーチンはその旧バージョンをメモリー上に保持しているため、コンパイルして新しいルーチンが保存されても影響なく実行を継続できます。 クラスのメソッドについても同様です。 再度そのルーチンが呼び出された時点でコンパイルされた新しいルーチンが使用されるようになります。 #ObjectScript #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 18
記事 Megumi Kakechi · 2025年2月26日 2m read 埋め込みSQL &SQL( select xxx into :var from ... ) としたとき、出力ホスト変数varに意図しない値が格納される場合があります これは InterSystems FAQ サイトの記事です。埋め込みSQLの出力ホスト変数は、SQLCODE=0(埋め込みSQL正常終了)の場合のみ、正しい値が設定されていることが保証されます。 InterSystems製品のバージョンによっては、SQLCODEが0以外の場合(該当データがない100やエラー等)で値が設定される場合もありますが、その値は無効です。 特に、IRIS2021.1以降のバージョンでは、SQLCODE=100 の場合、INTO 節で指定された出力ホスト変数は NULL("") にクリアされますので注意が必要です。 #SQL #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 18
記事 Hiroshi Sato · 2025年3月4日 4m read 計算プロパティの使用方法2 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 計算プロパティを定義する際に利用可能なキーワードが複数あります。 詳細は、以下をご参照ください。 計算プロパティの定義 実際のこれらのキーワードの関連性は、少々複雑ですので具体的なコードを作成して動作を確認してみます。 以下のようなクラス定義を作成します。(プロパティとインデックス定義のみ表示します) 完全なクラス定義は以下より、ダウンロードできます。 サンプルクラス定義 #SQL #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 17
記事 Hiroshi Sato · 2025年3月4日 2m read ObjectScriptを使用し、ローカルファイルを他のサーバーにアップロード(POST)する方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 ObjectScriptの%Netパッケージのライブラリクラスを利用して、ファイルを他のサーバーにアップロードすることができます。 以下のCurl コマンドと同じことを ObjectScript で実現する方法を紹介します。 curl -X POST "http://localhost/api/upload?a=123&b=999" -F file=@"C:/temp/a.csv" クライアントのObjectScriptコードを以下の様に作成します。 #API #CSV #ObjectScript #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 15
記事 Hiroshi Sato · 2025年3月10日 1m read select count(*)の応答に時間がかかる、あるいはタイムアウトが発生する場合の対処法について これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 大量のレコードが含まれるテーブルに対して、select count(*) from テーブル名の応答が遅い、または応答がタイムアウトする場合には、ビットマップ・エクステント・インデックスを追加することで問題を解消することができます。 ビットマップ・エクステント・インデックスを追加する方法は、以下をご参照ください。 ビットマップ・エクステント・インデックスの追加方法 クラス定義に以下のような定義を行うことで、ビットマップ・エクステント・インデックスを追加することもできます。 #ヒントとコツ #リレーショナルテーブル #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 15
記事 Hiroshi Sato · 2025年3月11日 1m read ODBC経由で取得したデータが途切れる場合の対処法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 8192文字を超える文字列をODBC経由で取得した場合に特定のODBCクライアントとの組み合わせにおいて文字列が途切れて取得されるケースが報告されています。 このような状況が発生した場合、該当するODBCデータソースの設定画面でUnicode SQLタイプをチェックすることで問題が解消されることがわかっています。 #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 13
記事 Hiroshi Sato · 2025年3月17日 2m read 既存のネームスペースで、インターオペラビリティ機能を無効にする方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 ネームスペースを管理ポータルで作成する際に、デフォルトでは、『相互運用プロダクション用にネームスペースを有効化』にチェックがついているため、そのチェックを意図的に外さない限り、新規作成したネームスペースは、インターオペラビリティ機能が有効になっています。 この機能が有効であることによる実用上の弊害(パフォーマンス等に影響する)は、特にありませんが、管理ポータル上のクラス表示にこの機能に関連するクラスが先に表示されて、ユーザー作成クラスの表示に余計な操作が必要になる等の操作上の余分な手間が発生する場合があります。 管理ポータル上でこの設定を無効にするメニューは用意されていませんが、以下の手順で無効化することができます。 - 相互運用性ネームスペースの無効化 #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 6
記事 Tomoko Furuzono · 19 hr 前 2m read CSP(REST)でのトラブルシューティングに使用できるツール これはInterSystems FAQサイトの記事です。 ISCLOG を有効にすることにより、CSP(REST)アクセスに関連するログ情報を収集できます。これを使用して CSP(REST)でのトラブル時の調査を行うことが可能です。 手順は以下のとおりです。 ① ログをクリアします。 #CSP #REST API #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 1 6
記事 Tomoko Furuzono · 19 hr 前 1m read オンラインバックアップの保存先 これはInterSystems FAQサイトの記事です。 質問: オンラインバックアップの保存先にネットワークドライブ(NAS等)を指定することはできますか? 回答: バックアップの保存先に指定することはできますが、推奨はしておりません。 推奨しない理由は、オンラインバックアップの最終フェーズにDBアクセスを禁止して処理が実行されますが、 このとき、万一ネットワークエラー等でバックアップ処理がハングアップすることがあれば、システム全体に影響が及ぶリスクがあるからです。 #システム管理 #バックアップ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 4