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503 Service Unavailable エラーが出る原因

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

一般的に、500番台はサーバー側で発生したエラーを表していて、503番エラーはサーバーが何らかの理由で機能を停止していてクライアントの要求に回答できない場合に出現するエラーです。

外部サイトの説明:503エラー 【HTTP 503 Service Unavailable】

以下、InterSystems 製品の使用で発生する503エラーの考えられる原因について一覧します。

 

REST/CSPページにアクセスできない

原因:ライセンスが割り当てられない場合に発生します(ライセンスが「同時接続ユーザ」での購入である場合、ユーザ数が制限を迎えたためライセンスが割り当てられずこのエラーが発生します)。

アプリケーションが「認証なし」アクセスを使用している場合、以下の原因により503エラーが発生します。

  • REST では、「認証なし」アクセスの場合は処理が終了しても10秒間ライセンスが保持されます。このため、保持するライセンス数を超えるような使用方法となっている可能性があります。
  • CSPアプリケーションでは、ブラウザごとにセッションを作成します。明示的にセッション終了を指定する、またはセッションタイムアウトを迎えるまでライセンスを保有し続けます。ユーザが使用しなくなったが終了していないセッションが残る可能性もありライセンス超過が発生する場合があります。

「認証なし」アクセスを利用している場合の回避策としては、認証を行うアクセスに変更し、CSPアプリケーションの場合はアプリケーション終了を明示的に指定するように変更します。

 

IIS環境で503エラーが発生する

原因:IIS で使用するためにサードパーティ・モジュール (ネイティブ・モジュールおよび ISAPI モジュールの両方) を構成しているときによく発生する問題で、既定のアプリケーション・プールが終了しているために発生します。

回避策:以下トラブルシューティングの手順をお試しください。
トラブルシューティング

 

データベースミラーリングのプライマリチェック時に発生する

※ 使用されているウェブアプリケーション実行時に発生する503エラーとは異なります。

解説:ターゲットインスタンスがプライマリーメンバーではない場合に発生します。

以下アクセス成功時、対象サーバはプライマリーメンバーであることを示しています。
 例)http://Webサーバー/csp/bin/mirror_status.cxw

プライマリ―メンバーではないサーバにアクセスすると503エラーが発生します。

詳細は記事:「仮想IPアドレスを使用しないデータベースミラーリング」をご参照ください。

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