これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

※ IRIS Data Platformのサーバーライセンス(プロセッサーコア単位の課金)では以下の内容は適用されませんので、ご注意お願いします。

2012.1以降のバージョンより、ライセンス管理が厳格化されたために、管理ポータルでもライセンスを消費するようになりました。


デフォルトでは、管理ポータルは独立したID(CSPセッション)単位でライセンスを消費するために同一ユーザが複数ライセンスを消費するようになります。

スタジオ、ターミナル、管理ポータル全ての消費ライセンスをに同一ユーザにまとめる方法は以下になります。

(1) スタジオ、ターミナル、管理ポータルに共通ユーザでログイン

管理ポータル: [システム管理] > [セキュリティ] > [サービス]

以下3つを「パスワード」認証のみに変更

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記事
· 2021年8月25日 7m read
Webをデバッグする

この記事では、Caché Webアプリケーション(主にREST)のテストとデバッグを外部ツールを用いて行うことについて説明します。 パート2では、Cachéツールの使用について説明します。

サーバー側のコードを作成したのでクライアントからテストしたい、またはすでにWebアプリケーションが存在するが機能していない― そういったときに使用できるのがデバッグです。 この記事では、最も使いやすいツール(ブラウザ)から最も包括的なツール(パケットアナライザー)までを説明しますが、まずは、最も一般的なエラーとその解決方法について少し説明します。

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24時間停止しないシステムの場合、「ジャーナルファイルの削除設定」に合わせて 0時30分 に古いジャーナルファイルを削除します。

「ジャーナルファイルの削除設定」より古いジャーナルファイルが残っている原因として、オープンされたままのトランザクションが存在していることが考えられます。

その場合、トランザクション実行中プロセスを探し、トランザクションを確定させることでジャーナルファイルを削除できるようになります。

以下のサンプルは、オープンされたままのトランザクションの存在確認と、存在する場合は対象ファイル名とジャーナルレコード情報が出力されます。

(サンプルは、https://github.com/Intersystems-jp/CheckOpenTransaction からダウンロードできます)

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InterSystems IRISを初めて使用し始める際には、最低限のセキュリティレベルでのみシステムをインストールするのが通例です。 パスワードを入力する回数が少なくて済むため、初めて作業を始めるときに、開発サービスやWebアプリケーションの操作がより簡単になるからです。 また、開発済みのプロジェクトまたはソリューションをデプロイする際には、最小限のセキュリティを適用している方が便利な場合があります。 それでも、プロジェクトを開発環境から非常に敵対的な可能性のあるインターネット環境に移行する時が来れば、本番環境にデプロイされる前に、最大限のセキュリティ設定(つまり、完全なロックダウン状態)でテストしなければなりません。 これがこの記事の論点です。
InterSystems Caché、Ensemble、およびIRISにおけるDBMSセキュリティ問題をさらに包括的に説明した記事については、私の別の記事、「Recommendations on installing the InterSystems Caché DBMS for a production environment」(本番環境向けにInterSystems Caché DBMS をインストールするための推奨事項)をご覧ください。 InterSystems IRISのセキュリティシステムは、さまざまなカテゴリ(ユーザー、サービス、リソース、特権、およびアプリケーション)に異なるセキュリティ設定を適用する概念に基づいています。
ユーザーにはロールを割り当てることができます。 ユーザーとロールには、データベース、サービス、およびアプリケーションといったリソースに対し、さまざまな読み取り、書き込み、および使用の権限を付与することができます。 ユーザーとロールには、データベースのSQLテーブルに対するSQL特権も与えられます。

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InterSystemsを使用してExcelファイルを生成する方法はたくさんあります。ZENレポートやIRISレポート(Logiレポートまたは正式にはJReportsと呼ばれるレポート)のほか、サードパーティのJavaライブラリを使用するなど、可能性はほぼ無限です。

しかし、Caché ObjectScriptだけで単純なスプレッドシートを作成したい場合はどうでしょうか。 (サードパーティアプリケーションを使用せずに、です)

私の場合、大量の生データを含むレポート(金融関係の人たちが好むレポート)を生成する必要がありますが、私のZEN/IRISでは対応できません。私が呼ぶところの「ゼロバイトファイル」が生成され、基本的にJavaのメモリ不足となり、レポーティングサーバーに大きな負荷を生じてしまいます。

これは、Office Open XML(OOXML)を使って実現できます。 Office Open XML形式は、多数のXMLファイルで構成されるZIPパケージです。 つまり基本的には、これらのXMLファイルを生成してZIP圧縮し、.xslxに名前を変更すればよいのです。 それくらい単純です。

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%SYS.Namespace クラスの List クエリで取得することができます。

次のようなルーチンを作成し、ターミナルで実行してください。


1. サンプルの作成

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外部バックアップ機能と、SANソリューションが提供するスナップショット(スナップクローン、ミラークローンなど呼び方はベンダ毎に異なります)などのテクノロジを利用することで、バックアップ時のインスタンス停止時間を最短にすることができます。

操作手順概要は以下の通りです。

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テーブル名/カラム名/インデックス名を変更したい場合、以下のケース別に変更方法をご案内します。

A. テーブル名・カラム名の変更
B. インデックス名の変更

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A. テーブル名・カラム名の変更する方法
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InterSystems IRIS では、柔軟でユーザ拡張可能な監視ツールである「システムモニタ」をお使いいただくことが可能です。

システムモニタには、以下の3つのインスタンス監視ツールがあります。

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インストール時に選択できる初期セキュリティ設定のレベルには以下の3つがあります。
※バージョンにより、表記(日本語/英語)が違う場合があります。

  • 最小 (Minimal)
  • 通常 (Normal)
  • ロック・ダウン (Locked Down)

各レベルの違いの詳細は以下の資料をご確認ください。

セキュリティの説明資料

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ここ数年の間、ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)ソリューションが勢いを増しており、導入件数が急速に増加しています。 IT部門の意思決定者は、VMware上ですでに仮想化されているアプリケーションなどに対し、新規導入やハードウェアの更新を検討する際にHCIを考慮に入れています。 HCIを選択する理由は、単一ベンダーと取引できること、すべてのハードウェアおよびソフトウェアコンポーネント間の相互運用性が検証済みであること、IO面を中心とした高いパフォーマンス、単純にホストを追加するだけで拡張できること、導入や管理の手順が単純であることが挙げられます。

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· 2020年10月28日 12m read
$Sequence 関数について

この記事では $Increment 関数と $Sequence 関数を比較します。

まずは、$Increment 関数を聞いたことがないという方のために、その概要を説明いたします。 $Increment は、CachéObjectScript の関数で、引数をアトミックに 1 ずつインクリメントし、結果の値を返します。 $Increment にパラメーターとして渡せるのはグローバル変数ノードとローカル変数ノードのみで、任意の式を渡すことはできません。 $Increment は連続する ID の割り当てに多用されます。 その場合、$Increment のパラメーターにはグローバルノードがよく使用されます。 $Increment を使用するプロセスには確実に任意の ID が割り当てられます。

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$LIST のフォーマットと%DynamicArray、%DynamicObject クラス

IRIS には、様々なデータ値を含むシーケンスを作成する方法がいくつかあります (以前は Cache にもありました)。 長年に渡り使用されているデータシーケンスの 1 つに $LIST の文字列があります。 より最近のデータシーケンスには %DynamicArray クラスと %DynamicObject クラスがあり、両者ともに JSON の文字列表現に対応する IRIS サポートの一部となっています。 これら 2 つのシーケンスにはそれぞれ非常に異なるトレードオフがあります。

$LIST の文字列形式

$LIST 形式は、かつてメモリアドレスのスペースが小さいだけでなく、ディスクドライブも小さく、読み取り速度が遅かった時代に考案されました。 $LIST の形式は、複数の異なるデータ型で構成されるシーケンスをバイト数を可能な限り抑えながら 8 ビットの一般的な文字列にパッキングするためにデザインされました。

$LIST のシーケンスは、ObjectScript の $LISTBUILD 関数を使って作成します。

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グローバルをクラスにマッピングする技術 (4/3)

三連載のはずが 4 記事目に突入してしまいました。『銀河ヒッチハイク・ガイド』のファンという方はいませんか?

古くなった MUMPS アプリケーションに新たな生命を吹き込みたいとお考えですか? 以下にご紹介するステップを実行すれば、グローバルをクラスにマッピングし、美しいデータを Object や SQL に公開できます。

上の内容に馴染みが無い方は、以下の記事を初めからお読みください。

グローバルをクラスにマッピングする技術 (1/3)

グローバルをクラスにマッピングする技術 (2/3)

グローバルをクラスにマッピングする技術 (3/3)

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InterSystems ObjectScript言語では引数の異なる同名のメソッドを定義することはできません。

InterSystems ObjectScript言語は一般的に動的言語と呼ばれるプログラミング言語に分類されます。

ObjectScriptではメソッド実行時にどの引数を使用するかどうかは自由に制御可能ですので、動的プログラミング言語ではないJava等の言語と異なり、コンパイルの段階で厳密に引数の数でメソッドを区別する必要がありません。

従って ObjectScript言語は、オーバーロードと一般に呼ばれる言語仕様を含んでいません。

Java等で記述されたプログラムを移植する際にオーバーロード相当の機能を実現するには、

ClassMethod test(args... as %String)

のように引数の後ろに ... を付加します。

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「特権ルーチンアプリケーション」を使用し、コード中に $system.Security.AddRoles()メソッドを使用してロールを付与する仕組みを利用します。

※ロールベースで必要な特権を付与するため、予め特定の特権を持ったロールを作成する必要があります。

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CSPアプリケーションでは、リクエスト処理時間がサーバー応答タイムアウト値(CSPゲートウェイ管理ページで設定、既定値60 sec)を経過すると、CSPゲートウェイからクライアントブラウザにタイムアウトを通知し、処理を続けているデータプラットフォームサーバプロセスにエラーを発生させます。

エラーが発生している処理を確認して頂き、処理遅延の改善、例えばタイムアウトが発生しないように処理内容を見直して応答時間を短くすることや必要に応じてサーバ応答タイムアウト値を大きくすることで対処可能です。

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^%GSIZE ユーティリティでは、グローバルのサイズを算出することができます。

このユーティリティで出力される各項目の意味について説明します。

例えば、USERネームスペースのグローバルについて do ^%GSIZE を実行し、以下のように出力結果を得られたとします。

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アプリケーション等がデータベースにアクセスしている最中に、データベースの最大サイズの変更や未使用領域の開放などのデータベース設定変更を行うことにより、データベース整合性等に悪影響を及ぼすことはありません。

しかし、未使用領域の開放などは、ディスクアクセスの増加やメモリの使用等でシステムに負荷をかける可能性があるため、その観点からシステム運用に影響が出ないよう注意が必要です。

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ジャーナル切り替えのタスクが実行時にエラー(例:FILEFULL)となり、その原因となるエラーを解消後も一時停止(Suspend Leave)状態となっているのであれば、以下の操作により復旧可能です。

管理ポータル: [システムオペレーション] > [タスクマネージャ] > [タスクスケジュール表示] より、以下の操作を行います。

  1. ジャーナル切り替え(Switch Journal) "詳細" をクリック
  2. "一時停止" をクリック
  3. タスク実行が一時停止された場合にタスクを再スケジュールしますか? はい
  4. "すぐに実行する" をクリック
  5. "再開" をクリック
  6. "すぐに実行する"

タスク詳細にて "一時停止:"が空欄になり、"次回スケジュール時刻:" が再開後の次のスケジュール(例えば2021-04-17 00:00) になっていれば、復旧完了です。

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記事
· 2021年12月28日 2m read
コンパイルフラグについて

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

コンパイル時のフラグや修飾子の記号と意味については、以下ドキュメントをご参照ください。


コンパイルフラグについて【IRIS】

コンパイルフラグについて

なお、開発環境のスタジオやVisual Studio Codeでは、開発環境の設定画面でフラグを変更できます。

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InterSystemsでサポートを保証するバージョンは、最小サポートバージョン(ミニマムサポートバージョン)となります。
最小サポートバージョンは、通常リリース後 2 年以内のバージョンになります。
保守契約のあるお客様には、最小サポートバージョンより前のバージョンに対しても技術的なご質問や障害時の対応は可能な限りさせていたいただきますが、その保守対応はベストエフォートとなり、深刻な問題に対してもそのバージョンに対応したワークアラウンドや修正(パッチ)のご提供が難しくなります。

そのような場合には、最新バージョンへのバージョンアップをお勧めいたします。

最小サポートバージョンについては、以下のドキュメントをご覧ください。

最小サポートバージョン

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· 2021年8月31日 12m read
Webをデバッグする - パート2

最初の記事では、Caché Webアプリケーションのテストとデバッグを外部ツールを用いて行うことについて説明しました。 2回目となるこの記事では、Cachéツールの使用について説明します。

以下について説明します。

  • CSP GatewayとWebappの構成
  • CSP Gatewayのロギング
  • CSP Gatewayのトレース
  • ISCLOG
  • カスタムロギング
  • セッションイベント
  • デバイスへの出力
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Windowsのグループセキュリティポリシーに停止コマンドを記述したバッチファイルを登録する事により可能です。

手順は以下のとおりです。

1.Windowsのローカルコンピュータ・ポリシーのシャットダウンスクリプトに停止コマンドを登録します。
  停止コマンドを含んだbatファイルを作成します。

 CacheStop.bat ※InterSystems Caché の場合

c:\intersystems\cache\bin\ccontrol stop CACHE

 IRISStop.bat ※InterSystems IRIS の場合

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InterSystems製品のプロセスが消費するメモリ領域は以下の6つの領域になります。

プロセスのプライベートな領域

 1. プロセスパーティション(ローカル変数テーブル等、プロセスごとに使用するメモリ)
 2. 長い文字列(LongString)使用メモリ
 3. 文字列スタック...等

プロセス間共有領域

 4. データベースキャッシュ
 5. ルーチンキャッシュ
 6. 一般ヒープメモリ(プロセステーブル、ロックテーブル等)

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各プロセスが消費しているメモリの内容は、Windowsリソースモニタの項目のワーキングセット、共有可能、プライベートで確認できます。

これらの内容は以下になります。

ワーキングセット プロセスが使用する物理メモリです。
         ワーキングセット(プライベート)とワーキングセット(共有可能)との合計です。

共有可能   プロセスが使用する物理メモリ内で他のプロセスと共有可能なメモリです。

プライベート  プロセスが使用する物理メモリ内で他のプロセスと共有不可能なメモリです。

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皆さん、こんにちは!

職場で持ち上がった単純なリクエストで始めた個人プロジェクトを紹介したいと思います。

使用している Caché ライセンス数を調べることはできますか?

コミュニティに掲載されている他の記事を読んでみたところ、David Loveluck が投稿したぴったりの記事が見つかりました。

APM - Using the Caché History Monitor(APM - Caché 履歴モニターを使用する)
https://community.intersystems.com/post/apm-using-cach%C3%A9-history-monitor

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