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· 2021年9月17日 2m read

スタジオ、ターミナル、管理ポータルのライセンス消費ユーザをまとめる方法

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

※ IRIS Data Platformのサーバーライセンス(プロセッサーコア単位の課金)では以下の内容は適用されませんので、ご注意お願いします。

2012.1以降のバージョンより、ライセンス管理が厳格化されたために、管理ポータルでもライセンスを消費するようになりました。


デフォルトでは、管理ポータルは独立したID(CSPセッション)単位でライセンスを消費するために同一ユーザが複数ライセンスを消費するようになります。

スタジオ、ターミナル、管理ポータル全ての消費ライセンスをに同一ユーザにまとめる方法は以下になります。

(1) スタジオ、ターミナル、管理ポータルに共通ユーザでログイン

管理ポータル: [システム管理] > [セキュリティ] > [サービス]

以下3つを「パスワード」認証のみに変更

%Service_Bindings
%Service_Telnet
%Service_Console

 

 

サービスのパスワード認証設定

管理ポータル: [システム管理] > [セキュリティ] > [アプリケーション] > [ウェブ・アプリケーション]


以下6つを「パスワード」認証のみに変更

/csp/sys
/csp/sys/bi
/csp/sys/exp
/csp/sys/mgr
/csp/sys/op
/csp/sys/sec

 

 

管理ポータルのパスワード認証設定

 

(2) %ZSTARTルーチンのSYSTEMラベルを作成し以下を実行

SYSTEM
  set dummy=$SYSTEM.License.UserNameLicensing(1)
  quit

 

 

%ZSTARTルーチンの作成

ターミナルから

set dummy=$SYSTEM.License.UserNameLicensing(1)

を実行すると、ライセンスは <ユーザ名@IP> でまとまります。

(1)のあとに、上記コマンドを実行することで、次のログインより消費ライセンスを同一ユーザにまとめることが可能になります。


ただし、こちらの設定はインスタンスを停止するまで有効ですが、再起動するとクリアされてしまいます。


再起動ごとにコマンドを実行する手間を省くためには、(2)の SYSTEM^%ZSTART にて実行する方法を使用します。


※この設定は管理ポータルで行うことはできません。 詳細については、以下ドキュメントをご参照ください。


ライセンスの消費を<ユーザ名@IP>に変更する方法について【IRIS】

ライセンスの消費を<ユーザ名@IP>に変更する方法について

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