記事 Hiroshi Sato · 2024年12月4日 1m read openpyxl data_only=Trueとしても式の入っているセルの値がnoneになる Embedded Pythonの導入に伴い、1つ嬉しいことは、直接エクセルファイルの読み書きができるようになったことです。 それでこの機能を使って、ミニ業務改革をちょこちょこ行なっているのですが、そこでちょっとハマったことを共有します。 実際この内容は実はIRISとは全く関係ないのですが、このDCコミュニティの皆さんが同じことでハマった場合に少しでも早く問題解決できるように情報共有します。 エクセルの計算式の入ったセルの値を読み取るときには、そのファイルのオープンの際にdata_only=Trueというフラグをつけないといけないのですが、そのファイルがopenpyxlで読み書きしたファイルの場合に、その計算式のセルの値(Noneとなる)がうまく読めないことがあります。 その場合には、そのファイルをエクセルで開いて再保存することで、正しく読むことができます。以下にそのあたりの内容を説明したページがあります。 元ネタ #Embedded Python #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 390
質問 Akio Hashimoto · 2024年12月4日 Embedded Python からの venv環境の利用は出来ますか? Pythonでは、拡張モジュールのバージョン違いが混同されないように、venv を使って仮想環境に拡張モジュールをインストールする事を推奨されてたりしますが、IRISから使用する場合に、このvenvで作られた仮想環境を利用する事は可能でしょうか? PythonPathに仮想環境のパスを指定してはみましたが、プロジェクトから、あるいはimportで、その場所を指定する等出来るでしょうか? 何方か御存知の方がおられましたら、その方法などを教えて下さい。 #Embedded Python #InterSystems IRIS 0 4 0 256
記事 Hiroshi Sato · 2025年6月22日 1m read python3コマンドでEmbedded Pythonを動かす方法(macOS) .pyファイルの中でIRISのEmbedded Pythonを動作させる際にirispythonコマンドで実行する方法はドキュメント上で紹介されていましたので、以前より使用していました。 しかし、普通のpythonコマンドを使用するとうまく実行できなかったのですが、最近その謎(原因)が解けたので紹介します。 これは、Mac特有の問題である可能性が高くWindowsやLinuxでは何の問題もなく実行できるのかもしれません。 エラーは以下のようなエラーです。 #Embedded Python #Python #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 3 0 84
InterSystems公式 Masahito Miura · 2025年3月27日 InterSystems IRIS, InterSystems IRIS for Health および HealthShare Health Connect 2025.1 リリースのご案内 インターシステムズは、InterSystems IRIS®data platform、InterSystems IRIS® for HealthTM、および HealthShare® Health Connect の 2025.1 リリースを一般提供 (GA) したことを発表しました。2025.1 は、拡張メンテナンス(EM)リリースです。リリースハイライト今回のリリースには、以下のような数々の興味深いアップデートが含まれます: #Embedded Python #SQL #Vector Search #リリース #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health #Health Connect #InterSystems公式 0 0 0 122
記事 Mihoko Iijima · 2025年1月21日 16m read Teams チャネルにメッセージを IRIS から送信してみる 開発者の皆さん、こんにちは。 Teams ワークフロー Webhook を用意すると、curl コマンドや REST クライアントを利用して Teams チャネルに任意メッセージを簡単に送信できるので、IRIS や IRIS の Interoperability を使って自動的に何か情報を入手+必要なときだけ Teams チャネル通知ができたら面白いな、と思い試してみた内容をご紹介します。 以下、Teamsワークフローの作成例です。 #Embedded Python #Python #REST API #相互運用性 #HealthShare #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 4 0 0 96
記事 Mihoko Iijima · 2025年7月3日 4m read 文字コードが不明なファイルや文字列を正しく処理する方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystems 製品では、ファイルオープン時に文字コードを指定すれば指定の文字コードで正しくファイルの中身を処理できます。 文字コードを指定しない場合、InterSystems 製品をインストールした OS に合わせて設定されたファイル I/O 用文字コードを利用してファイルをオープンします(Linux 系は UTF8、Windows は SJIS)。 また、文字列については文字コードが判明していれば $ZCONVERT() 関数を使用して指定文字コードで文字列を処理することができます。 例)$ZCONVERT(文字列,"I","IRIS内文字コード") #Embedded Python #ObjectScript #Python #ヒントとコツ #HealthShare #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 2 0 1 95
記事 Toshihiko Minamoto · 2024年12月4日 5m read d[IA]gnosis_ Embedded Python と LLM モデルを使って診断をベクトル化する 前回の記事では、ICD-10 による診断のコーディングをサポートできるように開発された d[IA]gnosis アプリケーションを紹介しました。 この記事では、InterSystems IRIS for Health が、事前トレーニングされた言語モデル、そのストレージ、およびその後の生成されたすべてのベクトルの類似性の検索を通じて ICD-10 コードのリストからベクトルを生成するために必要なツールをどのように提供するかを見ていきます。 はじめに AI モデルの開発に伴って登場した主な機能の 1 つは、RAG(検索拡張生成)という、コンテキストをモデルに組み込むことで LLM モデルの結果を向上させることができる機能です。 この例では、コンテキストは ICD-10 診断のセットによって提供されており、これらを使用するには、まずこれらをベクトル化する必要があります。 診断リストをベクトル化するにはどうすればよいでしょうか? #Angular #Artificial Intelligence (AI) #Embedded Python #Vector Search #InterSystems IRIS for Health Open Exchange app 0 0 0 84
記事 Mihoko Iijima · 2025年8月7日 4m read Windows 版 IRIS/IRIS for Health 2025.1以降で Embedded Python を利用するための手順 開発者の皆さん、こんにちは! Windows 版 IRIS/IRIS for Health 2025.1 以降で Embedded Python をご利用いただく場合、Windows に Python のインストールが必要になりました。 以前のバージョンから Embedded Python をご利用いただいている場合は、新しいバージョンにアップグレードした後、Python のインストールと IRIS 側に必要な設定がありますのでご注意ください。 ※ 2024.1 以前のバージョンでは、IRIS インストールと同時にインストールされる Python ご利用いただく必要があったため、Windows への Python インストールは不要でした。 補足:フレキシブル Python ランタイム機能の導入により、OS にインストールされた Python のバージョンを IRIS 側で指定できるようになりました。 #Embedded Python #Python #ヒントとコツ #HealthShare #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 2 0 3 74
記事 Toshihiko Minamoto · 2024年11月21日 6m read IRIS-RAG-Gen_ IRIS Vector Search による ChatGPT RAG アプリケーションのパーソナライズ コミュニティの皆さん、こんにちは。この記事では、iris-RAG-Gen という私のアプリケーションをご紹介します。 iris-RAG-Gen は、IRIS Vector Search の機能を使用して、Streamlit ウェブフレームワーク、LangChain、および OpenAI で ChatGPT をパーソナライズするジェネレーティブ AI 検索拡張生成(RAG: Retrieval-Augmented Generation)アプリケーションです。 このアプリケーションは IRIS をベクトルストアとして使用します。 アプリケーションの機能 ドキュメント(PDF または TXT)を IRIS に取り込む 選択されたドキュメントの取り込みを使ってチャットする ドキュメントの取り込みを削除する OpenAI ChatGPT #ChatGPT #Docker #Embedded Python #Generative AI (GenAI) #Large Language Model (LLM) #SQL #Vector Search #Caché #Open Exchange Open Exchange app 0 0 0 67
記事 Toshihiko Minamoto · 2024年11月26日 5m read d[IA]gnosis_ IRIS for Health を使用した RAG アプリケーションの開発 ベクトルデータ型と Vector Search 機能が IRIS に導入されたことにより、アプリケーションの開発に多数の可能性が開かれました。こういったアプリケーションの例として、バレンシア保健省が AI モデルを使用した ICD-10 コーディング支援ツールを要求した公募で出品されたアプリケーションが最近私の目に留まりました。 要求されたツールのようなアプリケーションをどのように実装できるでしょうか? 必要なものを確認しましょう。 ICD-10 コードのリスト。自由テキスト内で診断を検索するための RAG アプリケーションのコンテキストとして使用します。 ICD-10 コード内で相当するものを検索するためにテキストをベクトル化するトレーニング済みモデル。 ICD-10 コードとテキストの取り込みとベクトル化を行うために必要な Python ライブラリ。 可能性のある診断を見つけるためのテキストを受け入れる使いやすいフロントエンド。 フロントエンドから受信するリクエストのオーケストレーション。 これらのニーズに対応するために、IRIS は何を提供できるでしょうか? #Angular #Artificial Intelligence (AI) #Embedded Python #Vector Search #InterSystems IRIS for Health Open Exchange app 0 0 0 63
記事 Hiroshi Sato · 2025年1月17日 2m read Mac IRISでEmbedded Python利用に関する相性問題 Mac版IRISでは、現状Pythonのバージョンが固定(3.11)なのですが、これに付随する他製品との相性問題に遭遇しましたので報告します。 今までEmbedded Pythonは調子よく動作していたのですが、ある時から急に動作しなくなりました。 原因を調べてみると、Python3.13がインストールされ、それがデフォルトとして上書きされたため、irispythonコマンドを発行すると、それが内部で3.13を呼ぶ様になってしまったためでした。 ちなみにiris session でログインし、そこからEmbedded Pythonを実行する場合は、問題ありません。 あくまでもirispythonコマンドで直接.pyファイルを実行する場合に発生する問題です。 そしてとりあえずの対処法は、python3をpython3.11で置き換える方法です。 以下のような感じです。(どのMacでもbrewコマンドでインストールした場合、ディレクトリ構造は同じだと思いますが、違う可能性もゼロではありません) cp /opt/homebrew/bin/python3.11 /opt/homebrew/bin/python3 #Embedded Python #Python #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 44
記事 Toshihiko Minamoto · 2025年10月7日 9m read Iris-AgenticAI: インテリジェントなマルチエージェントワークフロー向けの OpenAI Agentic SDK を使ったエンタープライズオートメーション コミュニティの皆さん、こんにちは。この記事では、私のアプリケーションである iris-AgenticAI をご紹介します。 エージェンティック AI の登場により、人工知能が世界とやりとりする方法に変革的な飛躍をもたらし、静的なレスポンスが動的な目標主導の問題解決にシフトしています。 OpenAI の Agentic SDK を搭載した OpenAI Agents SDK を使用すると、抽象化をほとんど行わずに軽量で使いやすいパッケージでエージェンティック AI アプリを構築できます。 これは Swarm という前回のエージェントの実験を本番対応にアップグレードしたものです。このアプリケーションは、人間のような適応性で複雑なタスクの推論、コラボレーション、実行を行える次世代の自律 AI システムを紹介しています。 アプリケーションの機能 エージェントループ 🔄 ツールの実行を自律的に管理し、結果を LLM に送信して、タスクが完了するまで反復処理するビルトインのループ。 Python-First 🐍 ネイティブの Python 構文(デコレーター、ジェネレーターなど)を利用して、外部の DSL を使用せずにエージェントのオーケストレーションとチェーンを行います。 ハンドオフ 🤝 専門化されたエージェント間でタスクを委任することで、マルチエージェントワークフローをシームレスに調整します。 関数ツール ⚒️ @tool で Python 関数をデコレートすることで、エージェントのツールキットに即座に統合させます。 ベクトル検索(RAG) 🧠 RAG 検索のためのベクトルストアのネイティブ統合。 トレース 🔍 リアルタイムでエージェントワークフローの可視化、デバッグ、監視を行うためのビルトインのトレース機能(LangSmith の代替サービスとして考えられます)。 MCP サーバー 🌐 stdio と HTTP によるモデルコンテキストプロトコル(MCP)で、クロスプロセスエージェント通信を可能にします。 Chainlit UI 🖥️ 最小限のコードで対話型チャットインターフェースを構築するための統合 Chainlit フレームワーク。 ステートフルメモリ 🧠 継続性を実現し、長時間実行するタスクに対応するために、セッション間でチャット履歴、コンテキスト、およびエージェントの状態を保持します。 #ChatGPT #Embedded Python #Large Language Model (LLM) #Python #ツール #フレームワーク #InterSystems IRIS for Health #Open Exchange Open Exchange app 0 0 0 27
記事 Toshihiko Minamoto · 2025年9月30日 6m read d[IA]gnosis: ベクトルデータベースにおける類似度検索と LLM の使用による診断の抽出 この連載記事を終えていなかったことに気付きました! 今日の記事では、フロントエンドから最適なオプションを選択できるように、テキストに最も類似する ICD-10 診断を抽出するプロダクションプロセスについて説明します。 診断の類似度検索: アプリケーション内で、HL7 で受け取った診断リクエストを示す画面から、医療従事者が入力したテキストに最も近い ICD-10 診断を検索できます。 #Artificial Intelligence (AI) #Embedded Python #Large Language Model (LLM) #Vector Search #InterSystems IRIS for Health Open Exchange app 1 0 0 19
記事 Toshihiko Minamoto · 2025年10月1日 6m read エージェンティック AI RAG アプリケーションの構築方法: 手順ガイド コミュニティの皆さん、こんにちは。従来のキーワードベースの検索では、ニュアンスのあるドメイン固有のクエリには対応できません。 ベクトル検索であれば、セマンティック認識を利用して、キーワードだけでなくコンテキストにも基づいたレスポンスを AI エージェントで検索して生成することができます。この記事では、エージェンティック AI RAG(検索拡張生成)アプリケーションを作成手順を紹介します。 実装手順: エージェントツールを作成する インジェスト機能の追加: ドキュメント(例: InterSystems IRIS 2025.1 リリースノート)を自動的にインジェストしてインデックス作成を行います。 ベクトル検索機能の実装 ベクトル検索エージェントを作成する Triage(メインエージェント)に渡す エージェントを実行する #Artificial Intelligence (AI) #ChatGPT #Embedded Python #Large Language Model (LLM) #Vector Search #InterSystems IRIS for Health #Open Exchange Open Exchange app 0 0 0 17