記事 Mihoko Iijima · 2021年1月15日 1m read TPCによるベンチマーク結果や、他DBと高速性について比較したベンチマーク結果の公表についての InterSystems の考え これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystemsでは、既存のお客様および見込みのお客様と実施した他DBMS製品との比較を行った様々なベンチマーク結果を持っています。 しかし、それらの結果に関して、ほとんどのRDBMSベンダのライセンス条項に当該RDBMSベンダの承諾なしにベンチマーク結果を公表してはならないという条項があるため、現実問題として一般的な公表は、難しい状況です。 一方、TPC等の公共の機関等がベンチマーク条件を策定、公開しているベンチマークに関しては、必要な実施コストに対して得られるものが少ないと考えており、過去にも実施しておりませんし、将来も実施する予定はありません。 InterSystemsは、TPCの様な現実のシナリオからかけ離れたベンチマークを実施するのではなく、実際のアプリケーションを模したベンチマークシナリオを構築し、それに基づき、各ハードウェアベンダ、パートナ企業、エンドユーザとの協力の基、ベンチマークを実施しております。 #Caché #Ensemble #HealthShare #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 221
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月28日 3m read データベースの暗号化手順について これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 データベース暗号化は、ディスクヘの書き込みまたはディスクからの読み取りで暗号化と復号が実行されるため、アプリケーションのロジックに手を加える必要はありません。 この機能のドキュメントについては、以下ご参照ください。 マネージド・キー暗号化【IRIS】 マネージド・キー暗号化 暗号化データベース作成までの流れは、以下の通りです。 (1) 暗号化キーの作成 #システム管理 #セキュリティ #暗号化 #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 182
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月20日 1m read データベース以外のファイルをミラーリングで同期する方法があるのかどうか これは InterSystems FAQ サイトの記事です ミラーリングが同期の対象とするのはデータベースファイルのみです。 アプリケーションに必要なその他のファイル(CSPファイル、画像ファイル、ドキュメントファイルなど)をミラーセットを構成する二台のサーバー間で同期させるには、 NASなどを導入して共有ディスク上にそれらのファイルを配置する方法 または同期ソフトを導入して二台のサーバー間のファイルを同期させる方法 などの方法が考えられます。 また、2の方法では Windows 上では RoboCopy、Linuxの場合には rsync という同期ソフトを使った実例があります。 #Mirroring #システム管理 #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 75
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月20日 3m read 揮発性テーブルのビットマップ・インデックスの圧縮(維持管理)方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です 揮発性テーブル(多数のINSERT、DELETEが行われるテーブル)では、ビットマップ・インデックス用ストレージは徐々に効率が低下する可能性があります。 例えば、以下の定義からなるデータが数千件あり、一定期間保持した後 TRUNCATE TABLE で一括削除を行うオペレーションが繰り返し行われているとします。 Class MyWork.MonthData Extends (%Persistent, %Populate) { /// 満足度 Property Satisfaction As %String(VALUELIST = ",満足,やや満足,やや不満,不満,"); /// 年齢 Property Age As %Integer(MAXVAL = 70, MINVAL = 20); Index AgeIdx On Age [ Type = bitmap ]; } #SQL #インデックス付け #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 205
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月17日 4m read Apache Spark + Apache Zeppelin + InterSystems IRIS を起動する方法 みなさん、こんにちは。 昨日、Apache Spark、Apache Zeppelin、そして InterSystems IRIS を接続しようとしたときに問題が発生したのですが、有用なガイドが見つからなかったので、自分で書くことにしました。 はじめに Apache Spark と Apache Zeppelin とは何か、そしてどのように連携するのかを理解しましょう。 Apache Spark はオープンソースのクラスタコンピューティングフレームワークです。暗黙的なデータ並列化と耐障害性を備えるようにクラスタ全体をプログラミングするためのインターフェースを提供しています。そのため、ビッグデータを扱う必要のある場合に非常に役立ちます。 一方の Apache Zeppelin はノートブックです。分析や機械学習に役立つ UI を提供しています。組み合わせて使う場合、IRIS がデータを提供し、提供されたデータを Spark が読み取って、ノートブックでデータを処理する、というように機能します。 注意: 以下の内容は、Windows 10 で行っています。 #AI #ビッグデータ #ベストプラクティス #初心者 #機械学習 #InterSystems IRIS 0 0 0 248
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月15日 2m read IIS で REST を動かす場合の設定 これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 REST のベース URL を /rest とした場合の IIS と Webゲートウェイの設定内容は以下の通りです。 IIS の設定内容 アプリケーション /rest を作成し、ハンドラーマッピングで * = CSPms を定義します。 ハンドラーマッピングの設定手順は以下の通りです。 IIS > Default Website > アプリケーション /rest > "ハンドラーマッピング" をダブルクリック > モジュールマップの追加 #REST API #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 2.9K
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月15日 1m read SOAP テストページで定義済メソッドが実行できないときの対処方法 これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 デフォルトでは、セキュリティ脆弱性対応の観点でウェブサービス用テストページの実行を許可していません。 テスト目的等で利用する場合は、テストページへのアクセスを有効にする必要があり、以下グローバル変数のセットを %SYS ネームスペースで実行する必要があります。 set ^SYS("Security","CSP","AllowClass",0,"%SOAP.WebServiceInvoke")=1 set ^SYS("Security","CSP","AllowClass",0,"%SOAP.WebServiceInfo")=1 詳細については、以下のドキュメントもご参照下さい。 カタログおよびテスト・ページについて【IRIS】 #SOAP #セキュリティ #テスト #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 134
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月8日 1m read ターミナルのプロンプトを変更する方法 これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 $SYSTEM.Process.TerminalPrompt() を使用してターミナルのプロンプトを変更できます。 プロンプトの表示形式は、以下情報の組み合わせで指定できます。 ホスト名 現在のネームスペース 構成名 現在の時刻 PID: オペレーティングシステム上でのプロセスID ユーザーネーム 最後のコマンドを実行してからの経過時間 例えば、Do $SYSTEM.Process.TerminalPrompt(1,3) ではホスト名と構成名をターミナルのプロンプトとして表示します。 *実行例は、ホスト名="HOST1"、構成名="IRIS"* USER>Do $SYSTEM.Process.TerminalPrompt(1,3) HOST1:IRIS> #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 172
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月7日 2m read SELECT ... FOR UPDATE を使用できるかどうか これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 SELECT ... FOR UPDATE は明示的な行ロック取得の方法として多くの RDBMS で実装されているため、この機能を使われているケースも多いと思います。 このシンタックスは InterSystems 製品ではエラーにはなりませんが、期待されるような行ロックの取得は行われません。 この記事では同等の機能を実現する方法をご紹介します。 DECLARE CURSOR C1 IS SELECT Name FROM Person WHERE Name LIKE 'A%' FOR UPDATE OPEN C1 LOOP FETCH C1 INTO name ... name を表示 ... 終了ならLOOPをEXIT END LOOP CLOSE C1 上記のようなSQL文は、下記のSQL文で代替可能です。 ※下記2行目のUPDATE文の実行により対象行に対して排他ロックがかかるため、他DBの動作と異なる点ご注意ください。 #SQL #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 384
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月3日 3m read ストレージのパフォーマンスに関する連載 - Samsung PM1725a NVMe SSD これまでさまざまなストレージ技術とそのパフォーマンス特性の例を紹介してきましたが、今回は新しい HPE Cloudline 3150 Gen10(AMD プロセッサベースのシングルソケットサーバーで 3.2TB の Samsung PM1725a NVMe ドライブを 2 台搭載)など、内部コモディティベースのサーバーストレージの活用が増加傾向にあることを確認しました。 #インターシステムズビジネスソリューションとアーキテクチャ #システム管理 #テスト #パフォーマンス #InterSystems IRIS 0 0 0 222
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月1日 2m read データベースに格納されているStreamデータをファイルに出力する方法 これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 以下の例では Test.Class2 クラスの Images プロパティに画像ファイルが保存できるように定義しています。input() メソッドを利用して画像ファイルを Images プロパティに登録し、データベースに保存したとします。 #ObjectScript #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 361
記事 Mihoko Iijima · 2020年12月1日 2m read プログラム内でロック情報を取得する方法 これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 プログラムでロック情報を取得するには以下2種類の方法があります。 #ObjectScript #システム管理 #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 226
記事 Mihoko Iijima · 2020年11月20日 2m read データベースのバックアップ方法について これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 バックアップには、以下4種類の方法があります。 外部バックアップ オンラインバックアップ(コンカレントバックアップ) コールドバックアップ レガシー並行外部バックアップ 詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。 バックアップの方法について【IRIS】バックアップの方法について #システム管理 #バックアップ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 428
記事 Mihoko Iijima · 2020年11月20日 3m read InterSystems 製品を初めて使用する方向け学習コンテンツなど これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 現在ご覧いただいている開発者コミュニティの中では、初心者(beginner)タグ があり、下記セルフラーニング用資料/ビデオをご用意しています。ぜひご参照ください。 【はじめての InterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ 索引 【はじめてのInterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:アクセス編:IRIS で作成する REST サーバの仕組み Python から IRIS にアクセスしてみよう! Python の NativeAPI に挑戦 Python から PyODBC を使って IRIS に接続してみよう 【はじめてのInterSystems IRIS】Interoperability(相互運用性)を使ってみよう! 【はじめてのInterSystems IRIS】Embedded Python セルフラーニングビデオシリーズ公開! ObjectScript クックブック 「ObjectScript」の基本の使い方から、困ったときのヒント集、エラーの読み方などを解説しています。 セルフラーニングビデオ以外にも、過去に開催したウェビナーアーカイブビデオも公開しています👉「開発者向けウェビナー:アーカイブビデオ一覧」 ぜひご参照ください。 #初心者 #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 1 395
記事 Mihoko Iijima · 2020年11月12日 3m read オンラインバックアップでのバックアップサイズを見積もる方法 これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 システムルーチン ^DBSIZE を利用するとバックアップファイルサイズを見積もることができます(メモ1もご参照ください)。 ^DBSIZE は、データベース・バックアップ・リストに選択されたデータベースを対象に、フルバックアップ/累積バックアップ/差分バックアップそれぞれのファイルサイズを見積もります。 なお、データベース・バックアップ・リストは、管理ポータルの [システム管理] > [構成] > [データベースバックアップ] > [データベース・バックアップ・リスト] から作成します。 詳細については、下記ドキュメントもご参照ください。 #バックアップ #Caché #Ensemble #HealthShare #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 217
記事 Mihoko Iijima · 2020年11月10日 4m read 大量データのロードを高速化する方法 これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 インデックスが複数定義されているクラス/テーブルへ csv 形式等のシーケンシャルファイルから大量データをデータベースに登録する際、推奨される登録方法として、データ登録時インデックスを生成させず、登録完了後に一括でインデックスを生成する 方法があります。 この方法は、新規に大量のレコードを一括登録する際に最も有効な手段となります。 <メモ>大量のデータを追加登録する際には、既存のデータ量と新規データ量のバランスにより、この手法が有効でないケースもあります。その場合は、インデックスの再構築を範囲指定で行うこともできます。 説明に使用するクラス定義例は以下の通りです。 #SQL #インデックス付け #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 346
記事 Mihoko Iijima · 2020年11月6日 2m read SELECTのみを実行できるユーザ作成方法について これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 SELECT のみを実行できるユーザを作成するには、ユーザかロールに対してテーブルへのアクセス権限を設定することで対応できます。 設定は、管理ポータルか、GRANT 文を実行することで設定できます。GRANT 文については、以下ドキュメントもご参照ください。InterSystems SQL リファレンス - GRANT【IRIS】CachéSQLリファレンス - GRANT 管理ポータルでの設定は、ユーザまたはロールの編集画面内「SQLテーブル」タブを使用します。 #SQL #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 419
記事 Mihoko Iijima · 2020年11月6日 4m read 外れ値について これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 テーブルチューニングを行った際に、フィールドに値がほとんど登録されていない(Null)場合や、特定の値がほとんどを占める場合、その値を [外れ値] として除外して選択性計算を行います。 また、外れ値が全レコードの何 % を占めているかの値は [外れ値の選択性] として記録されます。 InterSystems 製品のクエリオプティマイザは、選択性数値とエクステントサイズを使用してクエリの経路を決定しますが、クラスクエリ、埋め込み SQL に使用しているクエリに外れ値が含まれる場合は、外れ値の選択性が自動的に考慮され、インデックスの使用有無を決定しています。 #SQL #インデックス付け #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 403
記事 Mihoko Iijima · 2020年10月27日 4m read 【はじめてのInterSystems IRIS】Interoperability(相互運用性)を使ってみよう! 皆さん、こんにちは! InterSystems IRIS には [Interoperability(相互運用性)]というメニューがあります。 このメニューには、システム統合を簡単に作成できる仕組み(アダプタ、レコードマップ、BPM、データ変換など)が用意されていて、異なるシステムを簡単に接続することができます。 例えば、普段繋がっていないシステムを繋げるために相手の仕様に合わせてデータを受信(または送信)したり、データ送信前に別システムから情報を取得して追加したり、データベース(IRIS でもそれ以外でも)から情報を取得したり更新したり、データ中継の流れの中に様々な処理を含むことができます。 #REST API #初心者 #相互運用性 #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 1 1K
記事 Mihoko Iijima · 2020年10月27日 4m read 【はじめてのInterSystems IRIS】Interoperability(相互運用性):動作の仕組みを知ろう この記事はこちらの投稿の続きの内容です。 この記事では、Interoperability(相互運用性)メニューを利用してシステム統合を行う際、どのような仕組みで動作しているのかについて解説します。 図の左側は、外部システムから送信される情報の受け入れ窓口です。 情報の受信方法としては、ファイルを読むために指定ディレクトリを一定間隔で監視したり、データベースへ定期的に問い合わせを行ったり、入力を待機したり、または他システムのアプリケーションから直接呼び出して渡してもらうなど、様々な方法を用意しています。 #初心者 #相互運用性 #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 805