これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems IRIS では、柔軟でユーザ拡張可能な監視ツールである「システムモニタ」をお使いいただくことが可能です。

システムモニタには、以下の3つのインスタンス監視ツールがあります。

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記事
· 2023年5月8日 1m read
<ROLLFAIL>エラーについて

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

<ROLLFAIL>エラーは、ロールバック処理中に何らかのエラーが発生した場合に発生するエラーです。

トランザクション・ロールバックのロギング

よくあるケースはロールバック時点でシステム全体のジャーナリング機能が無効になっていた場合です。
ジャーナル機能が無効になるのは、ジャーナルを無効にする設定を行うかジャーナル格納ディレクトリのディスクが満杯のためにシステムがジャーナルを無効にした場合などです。

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5月16日以降、 バージョン 2017.1 以前のInterSystems Caché® と InterSystems Ensemble® のドキュメントは、弊社ドキュメントウェブサイトで PDF フォーマットのみ公開されるよう変更となります。ご理解いただけますよう、どうぞよろしくおねがいします。もちろん、お手元の Caché / Ensemble のドキュメントについては、これまで通りのフォーマットでブラウザからご覧いただけます。

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インターシステムズは、IBM POWER8 以降の POWER プロセッサを搭載した AIX システムで、データベースおよびジャーナルファイルが破損する可能性がある問題を修正しました。
この問題は、データベースまたはジャーナルの暗号化が使用されている場合にのみ発生する可能性があります。


対象バージョン:
InterSystems IRIS - 2022.1.3、2023.1 を除く全てのバージョン
InterSystems IRIS for Health - 2022.1.3、2023.1 を除く全てのバージョン
HealthShare Health Connect - 2022.1.3、2023.1 を除く全てのバージョン
HealthShare ソリューション - すべてのバージョン

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クラウド環境で Windows 英語版に日本語言語パックをインストールして日本語化している場合、設定に注意が必要です。

以下のようにランチャー(キューブ)メニューの一部が文字化けするのは、言語設定が足りていないのが原因と考えられます。


以下の設定をご確認ください。

Windows設定 > 時刻と言語 > 言語:管理用の言語設定
「Unicode 対応でないプログラムの現在の言語」が、日本語以外の言語 (例:英語(米国)) になっていないでしょうか?

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

管理ポータルの監査メニューを使用する場合、ユーザに監査データベースの閲覧のみを許可するということはできません。
管理ポータルから監査データベースを閲覧する場合は、そのユーザに、
・%Admin_Secure:U(監査以外にもセキュリティ関連の操作が可能となる)
・%DB_IRISAUDIT:RW(監査データベースへの読み込み/書き込み権限)
等のリソースへの権限が必要になりますが、これを与えることにより、監査データベースの閲覧以外の操作も可能となってしまいます。

監査データベースの閲覧のみを許可したい場合には、管理ポータルの監査メニューは使用せず、外部ツール等からSQLで監査テーブルを参照するようにします。
このとき、ユーザに必要な権限は以下の通りです。※他の権限は与えないようにします。
・IRISAUDITデータベースへのRW権限 ⇒ %DB_IRISAUDITロールの付与
・%SYS.AuditテーブルへのSelect権限

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

%Library.GlobalクラスのExport()メソッドを使用してエクスポートする際に、エクスポート形式(第4引数:OutputFormat)を 7 の「ブロックフォーマット/Cachéブロックフォーマット(%GOF)」にした場合、マッピングされたグローバルはエクスポートできない仕様となっています(対象はネームスペースのデフォルトグローバルデータベースのグローバルのみ)。

マッピングされたグローバルを「ブロックフォーマット/Cachéブロックフォーマット(%GOF)」でエクスポートする為には、%Library.Global.Export()の第1パラメータにマッピング先のデータベースディレクトリを指定します。

実行例は以下の通りです。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

HL7の仕様では、日本語データを送受信する場合はJISを文字コードとして利用し、メッセージヘッダ(MSH)の18番目の2項目に iso-ir87 を指定します。

HL7用プロダクションでは、情報の入力はビジネスサービス、情報の出力はビジネスオペレーションを利用します。

日本語を含むHL7を送受信する場合は、入力/出力の対象となる全てのコンポーネントの設定で [追加の設定] の「キャラクターセット(Charset)」に iso-ir87 を指定することで正しく日本語データを取り扱うことができます。

iso-ir-87の設定

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

データの登録/更新/削除を実行中でも、インデックスを再構築することは可能です。
ただし、再構築中は更新途中の状態で参照されますので、専用ユーティリティを使用することをお勧めします。
手順は以下の通りです。

  1. 追加予定のインデックス名をクエリオプティマイザから隠します。
  2. インデックス定義を追加し、再構築を実施します。
  3. 再構築が完了したら、追加したインデックスをオプティマイザに公開します。

実行例は以下の通りです。
Sample.Person の Home_State(連絡先住所の州情報)カラムに対して標準インデックス HomeStateIdx を定義する目的での例で記載します。

1、追加予定のインデックス名を Caché のクエリオプティマイザから隠します。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

管理ポータル:システムエクスプローラの使用には、%DevelopmentリソースのUse特権が必要です。
システムエクスプローラでの参照のみ利用可能とする権限をユーザに付与したい場合は、%DevelopmentリソースのUse特権(※1)と、該当のデータベースリソース(※2)への参照特権(R)を付与したロールを作成し、これをユーザに与えます。
※1.「%Development:U」を付与している場合はターミナルやスタジオも参照のみで使用可能となります。
※2.参照したいデータベースに割り当てられているリソースが%DB_DEFAULTリソースになっており、このデータベースのみに参照権限を設定したい場合は、事前に、このデータベース用の独自リソース(%DB_<データベース名>)を作成し、該当データベースに割り当てるようにします。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

バージョン2017.2以降から、CREATE TABLE文で作成したテーブル定義のデータを格納するグローバル変数の命名ルールが変わり ^EPgS.D8T6.1 のようなハッシュ化したグローバル変数名が設定されます。(この変更はパフォーマンス向上のために追加されました。)

※ バージョン2017.1以前については、永続クラス定義のルールと同一です。詳細は関連記事「永続クラス定義のデータが格納されるグローバル変数名について」をご参照ください。

以下のテーブル定義を作成すると、同名の永続クラス定義が作成されます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

テーブル名/カラム名/インデックス名を変更したい場合、以下のケース別に変更方法をご案内します。

A. テーブル名・カラム名の変更
B. インデックス名の変更

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A. テーブル名・カラム名の変更する方法
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Visual Studio Code 用のエクステンション(拡張機能)には、その動作を構成するための多くの設定が用意されています。

設定可能な項目一覧は、こちらの VS Codeドキュメント でご紹介しています(英語のみ)。

今回は、これらの設定の中で「コンパイルフラグを変更したい場合」の例で、設定の変更方法をご案内します。
※コンパイルフラグの詳細については こちらの記事 をご覧ください。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

永続クラス定義では、データを格納するグローバル変数名を初回クラスコンパイル時に決定しています。
グローバル変数名は、コンパイル後に表示されるストレージ定義(Storage)で確認できます。

例)

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

^%GCMP ユーティリティにて2つのグローバルの内容を比較することができます。

例としてUSERとSAMPLESネームスペースにある、^testと^testを比較する場合は以下のようになります。
※以下の例では、2つのネームスペースに全く同じグローバルを700個作り、その中の一つの中身を変えて検出対象としています。

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· 2020年10月19日 5m read
LinuxでのKernelパラメータ値の設定

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

一部のKernelパラメータはInterSystems製品を稼働するためには、不適切な値となっているため、調整する必要があります。

1. kernel.shmmax (共有メモリセグメントの最大値)

通常既定値で問題ありません。

  設定する場合は、共有メモリにあわせたshmmaxの値は以下の a)~ f) の合計値になります。

a) データベースバッファ globals(Mbytes) x 1.075

globals

b) ルーチンバッファ routines(Mbytes) x 1.02

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· 2023年2月27日 7m read
Ensembleでの孤立メッセージ

今回は、「孤立メッセージ」について説明します。

孤立メッセージとは何ですか?

すべてのメッセージボディは、メタデータを保持するメッセージヘッダと関連付けらます。ヘッダーには、ソース構成名称、ターゲット構成名称、作成時刻、処理時刻、関連するメッセージボディ参照、セッション情報、メッセージボディのクラス名称、メッセージステータスなどの情報が格納されます。 メッセージボディに対応するヘッダーレコードが存在しない場合、そのメッセージボディは孤立メッセージボディと呼ばれます。ここでは、孤立メッセージボディの原因となる可能性があるものについて説明します。

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弊社サポートセンターに、「IRIS SQLに Oracle の RANK() 関数のようものはありませんか?」というお問い合わせいただくことがあります。

IRIS2021.1以降のバージョンであれば、RANK() や ROW_NUMBER() などの ウィンドウ関数 がサポートされるようになりましたので、以下のように使用することができます。

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インターシステムズでは、お客様のニーズにお応えし、定期的に製品リリースのポリシーを変更しています。

今回新しくメンテナンスリリースの頻度を変更しました。これにより、大切なお客様やパートナーのみなさまが製品導入の計画をたてやすくなったり、機能改善の調整をしやすくなっていただければ幸いです。

本記事では、データプラットフォーム製品のリリース頻度を改めてお伝えするとともに、最新の変更点についてご案内いたします。

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インターシステムズは、InterSystems IRIS® および Caché が、Windows 上でラージ・ページが割り当てられていることを示しているにもかかわらず、その利点を利用しないことがある問題を修正しました。この問題は、システム・パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

クエリパフォーマンスを最適化するための方法の一つとして、クエリ単位またはシステム全体でクエリの並列処理を使用することができます(標準機能)。

こちらは、特定のクエリに対しマルチプロセッサシステムでクエリの実行をプロセッサ間で分割して行うものです。
並列処理の効果が得られる可能性がある場合のみ、クエリオプティマイザは並列処理を実行します。
並列処理の対象はSELECT文のみとなります。

なお、並列プロセスの数は、CPUの数に応じて自動で調整するため、数の指定は行えません。
現在のシステムのプロセッサ数は以下のコマンドで確認することができます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

システムモニタの中の「アプリケーションモニタ」を利用することで、ユーザが定義した特定の監視対象に対してチェックを行い特定の条件に合致した場合に通知を行ったり、メッセージログ(コンソールログ)に情報を出力したり、ユーザが定義するアクションを指定できます。

<メモ>
アプリケーションモニタはインストールにより準備されますが、ユーザが付属のアプリケーション・モニタ・クラスを有効化するまで動作しないモニタです。
付属のアプリケーションモニタには、監査のカウントやイベント詳細を収集するもの、ディスクの容量を監視するものなどが含まれます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

複数インスタンスでライセンスを共有する場合、ライセンスを統合管理するライセンスサーバの設定が必要です。

1. ライセンスサーバの構成


1) ライセンスキーの配置

ライセンスキー(IRIS.key/cache.key)は、すべての インスタンスの <インストールディレクトリ>/mgr に配置してください。

ただし、IRIS 2021.1 以降のバージョンをお使いの場合は KeyDirectory を指定することで全てのインスタンスへのライセンスキーの配置は必要なくなります。

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以下、デプロイモード(配置モード)でプログラムを配布する方法を2つご紹介します。


① DB内のソースコードをデプロイモードでエクスポートする方法

② ソースコード用DBを用意してIRIS.datごとデプロイモードにする方法


①は、プログラムのみデプロイモードでエクスポート/インポートできるので、初回システム構築時はもちろん、プログラムの修正が発生した時などソースの一部のみエクスポートすることも可能となります。

②は、IRIS.dat ごとデプロイするので初回システム構築時に IRIS.dat のみ配置すればよく手順が単純です。

クラスがデプロイモードになると、そのクラスのメソッドとトリガのソースコードは削除されます。
クラスがデータ型クラスである場合、クエリキャッシュによって実行時にメソッド定義が必要になる可能性があるために、メソッド定義が保持されるのでご注意ください。

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Caché/Ensemble 時代からご使用のお客様にはなじみの機能だと思いますが、IRISには「システムがインスタンスのメッセージログ/messages.log(Cachéの場合は コンソールログ/cconsole.log) を監視し、ログ・レベル2(重大なエラー) 以上 のアラートを受け取るとメールを送信する」ログ・モニター機能があります。
この機能を使用すると、アラートログ (alerts.log)へのログ書き込み管理のほかに、メールを送信することもできます。

メール送信の設定は、^MONMGR ユーティリティを使用して簡単に行えます。

以下に、サンプルをご案内します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

Question:

InterSystems IRIS は 2フェーズコミットをサポートしていますか?

Answer:

サポートしていません。

2フェーズコミットはデータベースシステムがサポートしているだけでは十分ではなく、アプリケーションサーバ等の各実装が定めている2フェーズコミットのプロトコルを駆使して、アプリケーションを構築する必要があります。

また関連するシステムの全てのコンポーネントが対応している必要がある、ロングトランザクションには向いていないなど、現実に実装する局面では様々な制約事項があります。

2フェーズコミットは、技術面、設計および実装面、コスト面、性能面などハードルが非常に高いため、実際には限られた領域での利用に留まっています。

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SQL ゲートウェイ接続を使用した、外部データベースへのアクセス方法についてご説明します。

手順は以下になります。


1. 外部ソースへの SQL ゲートウェイ接続の作成を行います


※こちらの例では、IRISの別インスタンスへの接続を試しています。
※ODBCを使用される場合は、事前に
システムDSN(64bit)の準備が必要です。

管理ポータルより
 [システム管理] > [構成] > [接続性] > [SQLゲートウェイ接続] の 新規接続作成 ボタンをクリックします。

接続の種類を選択し、必要項目を設定します。以下のサンプルは、ODBC接続(別IRISインスタンスのDSN設定)を行っています。

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