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Tomoko Furuzono · 2022年3月1日
これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
ミラー構成削除時に、ミラー・データベースのミラー属性を削除するオプションを指定しないと、通常データベースに戻すことができず、次回マウント時に読み取り専用でデータベースがマウントされます。 読み書き可能なデータベースに戻すためには、システムルーチン ^MIRROR を使用してミラー属性を削除する必要があります。手順は以下のとおりです。(%SYSネームスペースで実行します。)
%SYS>do ^MIRROR This instance is not initialized as a mirror member 1) List mirrored databases2) Remove one or more mirrored databases ※このメニューを選択します3) Create a Mirror4) Join Mirror as Failover Member5) Join Mirror as Async Member Option? 2 ※ 2 を入力します。There is one mirrored database on this systemRemove it? y ※ yes または y を入力します。Removing c:\intersystems\ensemble\mgr\mtest\ ...succeededPress to return to the main menu...
【補足】 フェイルオーバーメンバそれぞれでミラー構成の削除を行う際、データベースのミラー属性も一緒に削除するかどうか確認するメニューは、以下のように表示されます。
In addition to the above, do you also want to remove mirror attribute ofmirrored databases (the databases themselves will not be deleted)? y
管理ポータルでミラー構成を削除する際のミラー属性削除の画面は、以下のように表示されます。
デフォルト選択が<no>であるため、yまたはyesを指定しないとミラー属性は削除されません。 ^MIRRORの使い方や、ミラー構成削除については、以下ドキュメントページをご参照ください。ミラーリング【IRIS】ミラーリング
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Hiroshi Sato · 2022年7月11日
iris コマンドを使用することで実行できます。iris コマンド(iris.exe)は、<インストールディレクトリ>\bin にインストールされています。 書式:
iris run インスタンス名 tag^routine([parameter-list]) ネームスペース名iris run インスタンス名 ##CLASS(package.class).method([parameter-list]) ネームスペース名
インスタンス名は、管理ポータル(システム管理ポータル)の右上にある [インスタンス:] に表示されている文字列です。
実行する環境に応じて一部の文字 ^ や " をエスケープする必要があります。
Windowsの場合は、以下のようなエスケープが必要となります。
例: USERネームスペースで do info^test(123,"abc") を実行します。
c:\InterSystems\IRIS\bin>iris terminal IRIS info^^test(123,\"abc\") USER
例: USERネームスペースで do ##class(Test.Class1).test(123,"abc") を実行します。
c:\InterSystems\IRIS\bin>iris run IRIS ##class(Test.Class1).test(123,\"abc\") USER
【注意】
ris run 等でルーチンやクラスメソッドが呼び出せないときは、%Service_Consoleサービスの認証設定をご確認ください。iris コマンドを使用する場合、通常のパスワード認証を行うことができません。認証なしで実行するか、オペレーティング・システム認証を使用する必要があり、これを、%Service_Consoleの「許可された認証法」で指定しておく必要があります。[管理ポータル]>システム管理 > セキュリティ管理 > サービス > %Service_Consoleを選択
オペレーティング・システム認証の詳細については、関連トピックをご確認ください。
オペレーティング・システム・ベースの認証構成について