こんにちは。

あるお客さんからステップ6のNewStorage1:Map1というタイトルのダイアログをどのようにして表示させるのかわからないとご指摘を受けましたので、補足します。

まず、ステップ6のnew storage wizardを表示させるStorageアイコンは  で、スタジオのメニューの下にあります。
つぎに NewStorage1:Map1というタイトルのダイアログは、スタジオの右にあるインスペクタを表示させ、ステップ6で作成した新規ストーレージを選択すると表示される「SQL storage map」欄をクリックしてその右にある「...」ボタンをクリックします。
 

以上です。
本文中にも補足として追加しておりますので、ご覧ください。

中橋さん、ありがとうございます!
​​​​​​settings.jsonということは、各プロジェクトのフォルダにある.vscodeフォルダのsettings.jsonを変えるとプロジェクトごとに変えられますね😀
こんな感じに...

色のセンスはいまいちですが...

Ohataさん
こんにちは。

デフォルト値を変えるよりも、EXACTの照合が必要なプロパティが限定的なのであれば、
Propertyのデータ型にCOLLATIONパラメータを設定し、それらのプロパティだけ変更
された方が良いかと思います。

Property P1 as %String(COLLATION="Exact")

よろしくお願いします。

Ohataさん、こんにちは。

SQLでデータが一致するかどうかの判定は照合(collation)によります。
IRISやCacheのデフォルトの照合は%SQLUPPERとなっています。
これは大文字小文字を区別せず、かつ後続の空白は無視されます。
そのため、'bbb△'と'bbb'は同じ文字列と識別され、ヒットします。

照合についてはマニュアルの以下のURLを参照いただければと思います。
https://docs.intersystems.com/iris20221/csp/docbookj/DocBook.UI.Page.cls?KEY=GSQL_COLLATION
 

よろしくお願いします。

Ohataさん、おはようございます。
ちなみに、私はモジュール単位で独立して起動時や終了時の処理を実行できるようにしたかったので、%ZSTARTや%ZSTOPルーチンは管理クラスから生成するようにしています。
プログラムはこんな感じです。

/// ZSTARTルーチンの生成
/// 起動時やログイン時、プロセス起動時に実行するプログラムを登録し、
/// %ZSTARTルーチンを生成させる
///         systemcode ... システム起動時に実行するコード
///         logincode ... ログイン時に実行するコード
///         jobcode ... プロセス起動時に実行するコード
///
///  ※複数行にわたるときはCRLFを挿入する
///  モジュール名は%ZLOADERでファイル名から生成されたモジュール名%moduleの値を使用する
ClassMethod GenerateZSTART(systemcode As %String = "", logincode As %String = "", jobcode As %String = "") As %Status
{
    if $get(%module)="" {
        quit $$$ERROR(5001,"モジュール名%moduleが定義されていません")
    }
    kill ^%ZModule.Code("ZSTART","SYSTEM",%module)
    kill ^%ZModule.Code("ZSTART","LOGIN",%module)
    kill ^%ZModule.Code("ZSTART","JOB",%module)

    set:systemcode'="" ^%ZModule.Code("ZSTART","SYSTEM",%module)=systemcode
    set:logincode'="" ^%ZModule.Code("ZSTART","LOGIN",%module)=logincode
    set:jobcode'="" ^%ZModule.Code("ZSTART","JOB",%module)=jobcode

    set rtn=##class(%Routine).%New()
    set rtn.RoutineName="%ZSTART.MAC"
    set sec="" for {
        set sec=$order(^%ZModule.Code("ZSTART",sec))
        quit:sec=""
        do rtn.WriteLine(sec_"() public {")
        set mod="" for {
            set mod=$order(^%ZModule.Code("ZSTART",sec,mod),1,code)
            quit:mod=""
            do:code'="" rtn.WriteLine(code)
        }
        do rtn.WriteLine("}")
    }
    quit rtn.Compile()
}

便宜上、モジュール名は%付き変数で渡していたり、グローバルを使っていたりしますが、
モジュール名と起動、停止コマンドを入れるテーブルを作成し、トリガーで項目が更新される度にルーチンを生成するメソッドを実行しても良いかと思います。

ご参考まで。

Ohataさん、こんにちは。
監視機能の中でMirroringの起動時に実行されるメソッドはないかと思います。
ただ、GetSensors()メソッドはデフォルトで30秒ごとに呼ばれますので、$SYSTEM.Mirror.IsPrimary()メソッドの戻り値が0から1になった時点でメソッドを実行することは可能です。
メソッドが呼ばれるタイミングは切り替わった時点よりも遅くなりますが。。。

/// 起動処理サンプル
Class MonTest.Test Extends %SYS.Monitor.AbstractSensor
{ 
Property Primary As %Boolean; 

Method Start() As %Status
{
  // todo: ここに処理内容を記述します
  do ##class(%SYS.System).WriteToConsoleLog("startup test sensor in "_$namespace) 

  // ミラーの状態を保存
  set ..Primary=$SYSTEM.Mirror.IsPrimary() 
  Q $$$OK
} 
Method GetSensors() As %Status
{
  set ret=$$$OK
  set status=$SYSTEM.Mirror.IsPrimary()
  // 状態が変更されたとき
  if ..Primary'=status {
      set ..Primary=status
      if status {
          // Primaryに変更されたとき
          set ret=..BecomePrimary()
      }
  }
  Quit ret
} 
Method BecomePrimary() As %Status
{
  Quit $$$OK
} 
}

Ohataさん
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

インスタンス起動時に実行されるメソッドですが、モニタークラスを作成し、Startメソッドに必要な処理を記載するのはいかがでしょうか?

1.プロダクションを設定されているネームスペースにて、以下のような%SYS.Monitor.AbstractSensorを継承したクラスを作成し、Start()メソッドに起動時の処理を記述します。

/// 起動処理サンプル
Class MonTest.Test Extends %SYS.Monitor.AbstractSensor
{
  Method Start() As %Status
  {
    // todo: ここに処理内容を記述します
    do ##class(%SYS.System).WriteToConsoleLog("startup test sensor in "_$namespace)
    Q $$$OK
  }
  Method GetSensors() As %Status
  {
    Quit $$$OK
  }
}

2.ターミナルを起動し、プロダクションを設定しているネームスペースに移動、システムモニター管理(^%SYSMONMGR)を起動します。

USER> zn "PROD"
PROD> do ^%SYSMONMGR

メニューにて 3 (Configure System Monitor Classes) を選択します。

さらに、1 (Configure System Monitor Components) を選択します。

2 (Add Class)を選択し、「Class?」に対してモニタークラス(この例ではMonTest.Test)を入力します。

Enterキーを何度か押し、システムモニター管理を終了します。

3.ターミナルにて%SYSネームスペースに移動し、システムモニター管理を再度起動します。

PROD> zn "%SYS"
%SYS> do ^%SYSMONMGR

メニューにて 3 (Configure System Monitor Classes) を選択します。

さらに、2 (Configure Startup Namespaces) を選択します。

2 (Add Namespace)を選択し、「Namespace?」に対してプロダクションを設定しているネームスペースを入力します。

Namespace? PROD

何度かEnterキーを押して、システムモニター管理を終了します。

4.IRISを再起動します。
 

以上で、起動時にMonTest.TestクラスのStart()メソッドが実行されるかと思います。


注意点としましてはプロダクションを起動するプロセスとは別のプロセスで実行されますので、プロダクションの自動起動は設定せずに、Startメソッドからプロダクションを起動(Ens.DirectorクラスのStartProductionメソッド)したほうが良いかと思います。
 

Ohataさん、こんにちは。

Ubuntu環境のPythonバージョンですが、以下のマニュアルを見ますと、パッケージマネージャーによりOSで推奨されるバージョンで良いようです。

https://docs.intersystems.com/irisforhealth20221/csp/docbookj/DocBook.UI.Page.cls?KEY=AEPYTHON#AEPYTHON_prereqs

インストール後、%Service_CallInサービスを有効にする必要があります。
忘れると、IRIS_ACCESSDENIED(-15)というエラーが発生します。
これはシステム管理ポータルの「システム管理」「セキュリティ」「サービス」をクリックし「%Service_CallIn」をクリック、「サービス有効」をチェックし「保存」ボタンをクリックします。

また、pythonを起動する前(irisライブラリをインポートする前)に以下のように環境変数を登録する必要があります。

  • export IRISUSERNAME = IRISにログインするユーザ名
  • export IRISPASSWORD = IRISユーザのパスワード
  • export IRISNAMESPACE = 接続するネームスペース

Ohataさん、こんにちは。
②について、カラム値がNULLかどうかを判定するには、IS NULL、IS NOT NULL を使用いただく必要があります。
https://zenn.dev/indigo13love/articles/b3604502149b2f

ただ、記載いただいた結果ですと逆になっているようですが、こちらのIRIS 2022.1で試すと
IS NULL では指定したカラム値がNULLのレコードがヒットしますが、= NULLではヒットしませんでした。

Ohataさん
こんばんは。

カラムデータを取得する際にカラム名ではなく、カラム番号で取得するのは難しいでしょうか?
例えば
    select A,B,C FROM Table
としたときに、Cの値を取りたければ
   set var = rset.%Get("C")
の代わりに
   set var = rset.%GetData(3)
といった感じです。

もし可能でしたら、カラム名からカラム番号に変換するという余分な処理をしなくても済むので
早くなるのではないかと思います。
 

Kobataさん、こんにちは。
すみません、知見があるわけではないのですが、Ubuntu 22.04はIRIS 2022.2からサポートされる予定ですので、
2022.2 プレビュー版をdocker上で動作させるか、2022.2の製品版が出てからUbuntu上にインストールいただいた方が無難かと思います。

ただ、2022.2はCDリリースですのでadhocを出すことができませんので、adhocが必要なケースが想定されるのであれば、Ubuntu 20.04 LTSを利用された方が良いかと思います。 
よろしくお願いします。

Ohataさん
こんにちは。
残念ながら、ミラーリングですと、%NOJOURNキーワードは無視されるようです。

その他の方法を探してみたところ、ObjectScriptから実行することになりますが、
$SYSTEM.Process.TransactionsSuspended()でトランザクションを一時停止すると、その間の更新はバックアップサーバに値は転送されますし、ロールバックしても戻らなくなりました。

まず、JRNTEST.Testテーブルに2行追加します。
USER>s r=##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"insert jrntest.test set p1=1")
USER>s r=##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"insert jrntest.test set p1=1")
トランザクションを開始します
USER>s r=##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"start transaction")
トランザクションを一時停止します。
TL1:USER>d $SYSTEM.Process.TransactionSuspended(1)
ID=1のレコードのカラムP1の値をインクリメントします。
TL1:USER>s r=##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"update jrntest.test set p1=p1+1 where id=1")
トランザクションを再開します
TL1:USER>d $SYSTEM.Process.TransactionSuspended(0)
ID=2のレコードのカラムP1の値をインクリメントします。
TL1:USER>s r=##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"update jrntest.test set p1=p1+1 where id=2")
現在値を確認します。
TL1:USER>do ##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"select * from jrntest.test").%Display()
ID      p1
1       2
2       2

2 Row(2) Affected
ロールバックします
TL1:USER>s r=##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"rollback")
現在値を確認します。
USER>do ##class(%SQL.Statement).%ExecDirect(,"select * from jrntest.test").%Display()
ID p1
1 2
2 1

2 Row(s) Affected

よろしくお願いします。

Ohataさん、
こんにちは。
ちょっと調べてみたのですが、
UPDATE文に%NOJOURNというオプションがありますので

    UPDATE  %NOJOURN table SET counter = counter + 1 WHERE name='xxx'

のように記述いただくと、その更新はロールバックを無視します。
よろしくお願いします。

Ohataさん、こんにちは。

既に解決されているかもしれませんが、記述されていた通り、スタンドアロン環境ではパッケージをインストールできませんので、以下の手順でインストールする必要があるかと思います。

1. インターネット環境にて必要なパッケージ(.gzファイル)をダウンロードする  

irispip download -d c:\intersystems\iris\mgr\python --no-binary :all: <パッケージ名>

c:\InterSystems\IRIS\mgr\pyhtonフォルダにパッケージ(tar.gz形式)のファイルが作成されます。

2. スタンドアロン環境にパッケージをコピー

3. スタンドアロン環境にてパッケージをインストール

irispip install c:\intersystems\iris\mgr\python\<パッケージファイル名>

以下のサイトを参考にしました。

https://qiita.com/analytics-hiro/items/2565adbb2c900e6738cd

Ohataさん
こんにちは。
もしかすると、自己解決されているかもしれませんが、
ビジネスサービスの「設定」タブの「追加の設定」にあるスケジュールに、
作成されたスケジュール仕様を選択すれば、その時間帯だけ稼働するかと
思います。

Hiroseさん

こんにちは。

Ohataさんが紹介されている記事にあるDjango-irisを使ってDjangoからIRISのDBを使うことができました。
(Pythonコンテスト1位でしたね!)

手順はこんな感じです。

1. IRISインストール

記事の中にあるように、IRIS 2022.1のプレビュー版が必要ですので、ダウンロードし、インストールします。  

2. Pythonインストール

Python 3.10.2 amd64をインストールしました。インストール時に add Python 3.10 to Pathをチェックしてインストールしています。  

3. Djangoインストール

コマンドプロンプトより、python -m pip install Django  

4. Django-irisのダウンロード

https://openexchange.intersystems.com/package/django-iris よりdjango-iris-0.1.x.zipをダウンロードし、c:\に展開  

5. Python DB-APIのインストール

コマンドプロンプトで4で展開されたディレクトリに移動し、whlファイルをインストールします。 pip3 install intersystems_irispython-3.2.0-py3-none-any.whl  

6. Django-irisのインストール

コマンドプロンプトより、以下のコマンドでインストールします。 pip install django-iris  

7. Djangoアプリの作成

Djangoの公式ページにあるチュートリアルに従ってアプリを作ってみました。 https://docs.djangoproject.com/ja/4.0/intro/tutorial01/ ただし、Databaseの設定部分で設定ファイル(settings.py)のDATABASESの部分を以下のように修正しています。

DATABASES = {
     'default': {
         'ENGINE': 'django_iris',
         'NAME': 'USER',
         'HOST': 'localhost',
         'PORT': 1972,
         'USER': '_SYSTEM',
         'PASSWORD': 'password',
     }
 }