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Mihoko Iijima · 2022年4月4日

【アーカイブ配信のお知らせ】SQLから始める機械学習 ~IntegratedMLのご紹介~(2021年10月19日開催)

開発者のみなさん、こんにちは! 2021年10月に4回シリーズで開催した「InterSystems IRIS 開発者向けウェビナー」第3回目の「SQLから始める機械学習 ~IntegratedMLのご紹介~」のアーカイブをYouTubeに公開いたしました。 InterSystemsは、アプリケーション開発者の方々が、IRIS data platformに保存されているデータとSQLを用いて、機械学習を容易に利用できる仕組み「IntegratedML」を開発しました。このビデオでは、IntegratedMLの概要についてご紹介いたします。 ぜひご覧ください! (IRIS 2021.1新機能全体のご紹介については、こちらのYouTubeをご参照ください。) 【目次】 0:00 機械学習の概要と課題、AutoMLについて 8:30 IntegratedMLについて 13:20 IntegratedMLの文法 18:32 デモ 26:50 まとめ
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Mihoko Iijima · 2022年4月6日

【アーカイブ配信のお知らせ】FHIR新機能(2021年10月21日開催)

開発者のみなさん、こんにちは! 2021年10月に4回シリーズで開催した「InterSystems IRIS 開発者向けウェビナー」第4回目の「FHIR新機能」のアーカイブをYouTubeに公開いたしました。 FHIRに関する開発を行う際、FHIRの規格がどのような内容を決めてくれているのかについて、開発者の視点でご説明します。また、InterSystems IRIS for Health のバージョン2020.1から2021.1の間で追加されたFHIR新機能についてご紹介します。 ぜひご覧ください! (IRIS 2021.1新機能全体のご紹介については、こちらのYouTubeをご参照ください。) 【目次】 0:00 開発者からみたFHIRについて 03:29 大手ITによるFHIR規格の取り組みについて 07:27 FHIR新機能 11:35 デモ
質問
Tomomi Yamano · 2022年5月8日

terminology service in Japan

Hi, Our business is working on the launch of terminology service module in Japan and wonder if there is any specific like SNOMED CT for Japanese market. Your input would be appreciated. Best, Hello @Tomomi.Yamano -san, I'm not an expert here, but I have not heard so much about SNOMED CT in the field in Japan. As far as I know, ICD10 is more popular, or at least more mentioned among healthcare IT professionals and researchers. Hope this helps. Hi @Minoru.Horita Thank you for your reply! Just out of curiosity, InterSystems provide any terminology service using ICD10 for Japan market? Best,

#開発環境

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Megumi Kakechi · 2025年6月16日

勧告:ネームスペース切り替えとグローバル表示の障害

概要 勧告 ID 影響を受ける製品とバージョン リスクカテゴリー &スコア 明示的な発生条件 DP-439649 製品: InterSystems IRIS® InterSystems IRIS for Health HealthShare® Health Connect バージョン: 2025.1.0.225.1 2025.1.0.223.0 2024.1.4 2023.1.6 2022.1.7 運用:4 – 高リスク システム安定性:3 – 中リスク この問題はセキュリティ上の脆弱性ではありません。ユーザーの権限チェックを無効にしたり、承認されたネームスペース外のデータアクセスを可能にするものではありません。 暗黙のネームスペースの使用、管理ポータル または データベースに対する読み取り専用/読み取り書き込み混合アクセス。 上記にリストされたInterSystems製品において、以下の機能のいずれかを使用している環境で、ネームスペースを切り替えたりグローバル変数にアクセスしたりする際、予期しない <PROTECT> エラーが発生する可能性があります。 暗黙のネームスペース デフォルトデータベースでは読み取り専用アクセス、それ以外では読み取り/書き込みアクセス 管理ポータルでのルーチンとグローバル一覧表示 問題には以下のものが含まれます: ネームスペースの作成に失敗する(DP-440830) 管理ポータルでルーチン一覧を表示する際、断続的にアクセスが拒否される(DP-439622) ユーザーが読み取り専用権限のみの場合、グローバル表示ユーティリティにグローバルが表示されない(DP-440744) これらの問題はすべて DP-439649 で修正されます。プロセス固有のグローバル変数に対する権限チェックの適用方法の修正と、暗黙のネームスペースの修正が含まれます。これらの修正は、動作上の不具合に対処するものです。なお、アクセス制御機能に不具合は存在しておりません。権限は正しく適用されており、ユーザーは割り当てられたスコープ外のグローバル変数やネームスペースにアクセスすることはできません。 この問題は、以下の製品のバージョン 2025.1.0.230.2、2024.1.4.516.1、2023.1.6.810.1、および 2022.1.7.116.1 で修正されています: InterSystems IRIS InterSystems IRIS for Health HealthShare® Health Connect これらの勧告についてご質問がある場合は、カスタマーサポートセンターまでご連絡ください。
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Mihoko Iijima · 2021年5月12日

サンプル(Sample.Person)のクラス定義ダウンロードとサンプルデータの作成について

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystems IRISでは、サンプル定義の一部は、GitHub上に公開しています。 本FAQ内で登場する Sample.Person のクラス定義とサンプルデータについては、こちら からダウンロードいただけます。手順は以下の通りです。 Zipとしてダウンロード 1を展開 展開フォルダ内 以下階層のクラス定義をターミナルを利用してIRISへインポートし、インポート後 Build()メソッドを実行します。 Samples-Data-master\buildsample\Build.DataSample.cls をフルパスで指定してインポートします(Sample-Data-masterフォルダを c:\kit へコピーした状態での例です)。 do $system.OBJ.Load("C:\kit\Samples-Data-master\buildsample\Build.DataSample.cls","ck") データ生成のBuild() メソッド実行例は以下の通りです。 do ##class(Build.DataSample).Build() 実行例(全体): USER>do $system.OBJ.Load("C:\kit\Samples-Data-master\buildsample\Build.DataSample.cls","ck") USER>do ##class(Build.DataSample).Build() This is the setup method for the Samples-Data sample, which provides several persistent classes with data, for use with InterSystems IRIS Data Platform. To continue, please specify the full path of the directory that contains this sample. (This is the directory that contains the README.md and LICENSE files.) Your input: C:\kit\Samples-Data-master Your input: の右側には、Zip展開後 cls や buildsample フォルダが含まれる上位フォルダ=Sample-Data-masterのフルパスを指定してください。 詳細については、以下のドキュメントをご覧ください。InterSystems IRIS で使用するサンプルのダウンロード 関連記事(Sample.Personを利用して解説している記事/FAQトピック) FAQ: インデックスを登録内容通り大文字/小文字を区別して作成したい。オブジェクトのプロパティやメソッドに動的にアクセスする方法はありますか? コミュニティ:サーバ側ロジック(ObjectScript)で SQL を実行するときの DATE 型や TIME 型カラムの操作方法(コミュニティの記事)外れ値について(コミュニティの記事)
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Hiroshi Sato · 2021年1月27日

ObjectScriptにはメソッドのオーバーロードはありません

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystems ObjectScript言語では引数の異なる同名のメソッドを定義することはできません。 InterSystems ObjectScript言語は一般的に動的言語と呼ばれるプログラミング言語に分類されます。 ObjectScriptではメソッド実行時にどの引数を使用するかどうかは自由に制御可能ですので、動的プログラミング言語ではないJava等の言語と異なり、コンパイルの段階で厳密に引数の数でメソッドを区別する必要がありません。 従って ObjectScript言語は、オーバーロードと一般に呼ばれる言語仕様を含んでいません。 Java等で記述されたプログラムを移植する際にオーバーロード相当の機能を実現するには、 ClassMethod test(args... as %String) のように引数の後ろに ... を付加します。 これにより、可変長引数を渡すことが可能です。 このメソッドに複数の引数が渡された場合は、args(1)=第一引数 args(2)=第二引数というように順次設定されます。 これを使用して、メソッドコード中で渡された引数の個数を取得して処理を分岐させることができます。 ※ただし、引数のデータタイプを判別することはできません。
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Hiroshi Sato · 2020年11月16日

メソッドのオーバロードについて

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystems ObjectScript言語では引数の異なる同名のメソッドを定義することはできません。 InterSystems ObjectScript言語は一般的に動的言語と呼ばれるプログラミング言語に分類されます。 ObjectScriptではメソッド実行時にどの引数を使用するかどうかは自由に制御可能ですので、動的プログラミング言語ではないJava等の言語と異なり、コンパイルの段階で厳密に引数の数でメソッドを区別する必要がありません。 従って ObjectScript言語は、オーバーロードと一般に呼ばれる言語仕様を含んでいません。 Java等で記述されたプログラムを移植する際にオーバーロード相当の機能を実現するには、 ClassMethod test(args... as %String) のように引数の後ろに ... を付加します。 これにより、可変長引数を渡すことが可能です。 このメソッドに複数の引数が渡された場合は、args(1)=第一引数 args(2)=第二引数というように順次設定されます。 これを使用して、メソッドコード中で渡された引数の個数を取得して処理を分岐させることができます。※ただし、引数のデータタイプを判別することはできません。
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Mihoko Iijima · 2022年5月29日

【アーカイブ配信のお知らせ】SQLでどこまでできる? ~データロードから機械学習まで~(2022年3月9日開催)

開発者のみなさん、こんにちは! 2022年3月9日開催「InterSystems Japan Virtual Summit 2022」のセッション「SQLでどこまでできる? ~データロードから機械学習まで~」のアーカイブを YouTube に公開いたしました。 (プレイリストはこちら) データベースのテーブルにアクセスするためにSQLを利用するのは「ご飯を食べるときは箸を使います」と同じぐらい開発者にとって当たり前のことだと思いますが、SQLで分析や機械学習まで行えたらどうでしょうか。 便利ですよね? 本セッションではInterSystems IRISのSQLを使って、どこまでの操作ができるのかについて、デモを交えながらご紹介します。 ぜひ、動画をご参照ください。 【目次】 00:44 貯めたデータの使い道 02:39 分析(Window)関数を新たに追加された便利な SQL コマンドについて 03:59 分析(Window)関数のデモ 11:07 SQL に似た文法で機械学習ができる機能のご紹介 14:58 モデル作成・学習・検証・予測の構文紹介 16:31 Integrated ML のデモ 19:40 Interoperability(相互運用性機能)を利用した検証結果の通知例ご紹介 23:24 検証結果の通知例 デモ 27:37 まとめ ご参考:Embedded Python で広がる InterSystems IRIS の世界(2022年3月9日開催)
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Mihoko Iijima · 2025年1月9日

データベースミラーリングを構成している環境でシステム開始時の処理を追加する方法

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystems製品では、システム開始時に任意の処理を追加できます。 データベースミラーリングを構成していない環境では、%ZSTARTルーチンのSYSTEMラベルを作成することで任意の処理を実装できますが、データベースミラーリングを構成している環境では、このルーチンでは動作しない処理があります。 ご参考:^%ZSTART ルーチンと ^%ZSTOP ルーチンによる開始動作と停止動作のカスタマイズ 理由として、ミラーリング構成の場合、ミラーデータベースへのアクセスはミラーリングサービスが開始されプライマリメンバとなるまでReadOnlyとなります。 ミラーリングの開始処理は、%ZSTARTの処理とは別プロセスで実施している為、%ZSTARTの実行時にミラーデータベースへ書き込みアクセスができる状態とは限りません。 そのため、InterSystems製品開始時にミラーデータベースにアクセスするような任意処理を追加する場合は、ルーチン:ZMIRRORの NotifyBecomePrimary()を使用します。 ご参考:^ZMIRROR ルーチンの使用法 なお、ルーチン:ZMIRROR は、%ZSTART と同様に既定では存在しませんので%SYS上に新規で作成する必要があります。 例:ZMIRROR.mac ZMIRROR // Quit NotifyBecomePrimary() // //%ZSTARTの処理を移行 quit 1
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Megumi Kakechi · 2021年8月5日

しばらく(1ヶ月以上)使用していなかった環境にログインする方法

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 あるユーザが「不活動上限」を超える期間にわたって、一度もInterSystems製品にログインしなかった場合、そのユーザは無効になりログインできなくなります。 なお、この設定の初期値は、インストール時の初期セキュリティによって変わります。「通常」以上では既定値は90日間、「最小」では0日に設定されています。ユーザを有効に変更することにより再びログインすることができるようになります。 2007.1以降であれば%Allを持つユーザが最低1つは残っていますので、そのユーザでログインできればそこから設定を変更します。(%Allを持つユーザは、インストール時のセキュリティ設定によって異なります) 使用できるものがわからないときは、InterSystems製品を緊急アクセスモードで起動してログインします。 <緊急アクセスモードからの復元方法> 1. InterSystems製品の停止 2. InterSystems製品を緊急アクセスモードでの起動 ≪Windowsの例≫DOSコマンドプロンプトよりInterSystems製品を緊急アクセスモードで起動します。(Windows Vista以降では、コマンドプロンプト起動時、「管理者として実行」のオプションを指定して起動します。) DOS> cd C:\InterSystems\IRIS\Bin ; InterSystems製品インストールディレクトリ下のBin ディレクトリに移動 /EmergencyID にて緊急用のテンポラリユーザとそのパスワードを指定します。 // IRIS=iris、Cache/Ensemble/HealthShare =ccontrolC:\InterSystems\IRIS\Bin>iris start インスタンス名 /EmergencyId=ユーザ名,パスワード 例) C:\InterSystems\IRIS\Bin>iris start IRIS /EmergencyId=tempadmin,temppass ※1 EmergencyId は、事前登録は不要です。任意の文字列(英数字)を使用してください。※2 Windows以外のOSでは、EmergencyIdの前に / を付けず、実行します。  iris start インスタンス名 EmergencyId=ユーザ名,パスワード ccontrol start インスタンス名 EmergencyId=ユーザ名,パスワード 3. 管理ポータル(2010.2以前では「システム管理ポータル」)を起動し、設定を変更します。【注意】InterSystems製品のインストール時に、セキュリティオプション「最小」を指定した場合は、管理ポータル起動後のURLの末尾に、以下文字列を追記して画面を起動します。 IRISUserName=TheUserName&IRISPassword=ThePassword // IRISCacheUserName=TheUserName&CachePassword=ThePassword // Caché/Ensemble/HealthShare※TheUserNameは 例では、tempadmin ThePasswordは 例では、temppass もし、管理ポータルの起動ができない場合は、4番(ターミナルでセキュリティ設定を修正)を試します。 管理ポータルにログインできた場合、以下の画面を利用して、無効となったユーザーを有効にします。(画面を切り替えるたび、ユーザ名/パスワードを入力する画面が出てくる場合があります。その時は、/Emergencyidで指定したユーザ名/パスワードを入力します。) 【バージョン2011.1~】[システム管理] > [セキュリティ] > [ユーザ] > 無効化されたユーザの[編集]を選択 > [ユーザ有効]にチェック > 保存ボタン押下 【バージョン2010.2以前】[セキュリティ管理] > [ユーザ] > 無効化されたユーザの[編集]を選択 > [ユーザ有効]にチェック > 保存ボタン押下 次の手順を試すため、5番に進みます。 4. ターミナルでセキュリティ設定を修正 3番で、管理ポータルが起動できない場合は、ターミナルにログインしセキュリティ設定を変更します。ターミナル起動時に指定するユーザ名、パスワードに /EmergencyId で指定したものを入力します。 例) ユーザ名: tempadminパスワード: temppass%SYS> 4-1. ユーザの有効化 無効になっているユーザを有効にします。(以下コマンド実行例は、バージョンによってメニュー表示が異なる場合があります。例は2011.1の実行例です。) %SYS>do ^SECURITY 1) User setup2) Role setup3) Service setup4) Resource setup5) Application setup6) Auditing setup8) SSL configuration setup9) Mobile phone service provider setup10) OpenAM Identity Services setup11) Encryption key setup12) System parameter setup13) X509 User setup14) KMIP server setup15) Exit Option? 1 1) Create user2) Edit user3) List users4) Detailed list users5) Delete user6) Export users7) Import users8) Exit Option? 3 Display which users? * => *Display users containing these roles? * =>Name Enabled Roles LastLoginTime---- ------- ----- -------------Admin はい %EnsRole_Administrator,%EnsRole_Developer,%Manager CSPSystem はいIAM いいえ %IAM_APISuperUser はい %AllUnknownUser いいえ %All 2021-08-05 15:46:21.104_Ensemble はい %All_PUBLIC いいえ_SYSTEM いいえ %All 2021-08-05 15:37:10.682tempadmin いいえ %All 2021-08-05 15:29:42.140 1) Create user2) Edit user3) List users4) Detailed list users5) Delete user6) Export users7) Import users8) Exit Option? 2 Username to edit? ? Num Name Enabled 1) Admin はい 2) CSPSystem はい 3) IAM いいえ 4) SuperUser はい 5) UnknownUser はい 6) _Ensemble はい 7) _PUBLIC いいえ 8) _SYSTEM いいえ 9) tempadmin いいえ Username to edit? 8 _SYSTEMFull name? SQLシステム管理者 =>Comment?Password? ***** =>Enable user? No => YesChange password on next login? No => NoPassword never expires? No => NoAccount never expires? No => NoAccount expiration date (yyyy-mm-dd)?Keep role %All assigned to user? Yes => YesRole to add?Startup namespace (Space for none)?Email Address (Space for none)?Mobile phone number (Space for none)?Confirm changes to username _SYSTEM? Yes => YesUsername _SYSTEM updated Username to edit? // このあと全て <Enter> で抜ける。UnknownUser も有効化する場合は同様の手順で行う。 この例では、_System が無効になっていますので有効化設定しました。UnknownUser についても必要に応じて同様に有効にします。また、実際の環境では必要であれば、登録されたユーザアカウントについても無効の場合は、有効にします。 5. InterSystems製品の再起動 停止は【バージョン2007.1以降】 ランチャー(キューブ)から行います。【バージョン5.1~5.2.3】  ccontrol force 行います。 停止時にユーザ名とパスワードを聞かれる場合は、緊急用に指定したテンポラリユーザとそのパスワードを入力します。 再起動後、必要であれば管理ポータルにてユーザを無効にする期間を設定します。 設定項目: 不活動上限 (0-365): 90 (単位 日)  "0"を指定した場合、期間は無期限になり、アカウントが無効になりません。 【バージョン2011.1~】管理ポータル [システム管理] > [セキュリティ] > [システムセキュリティ設定] > [システムワイドセキュリティパラメータ] 【バージョン2010.2以前】システム管理ポータル [セキュリティ管理] > [システムセキュリティ設定] > [システムワイドセキュリティパラメータ]
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Mihoko Iijima · 2020年10月15日

誤って削除したグローバルを復旧させる方法

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。 この記事では「グローバルを誤って削除してしまった!」という場合の対処方法をご紹介します。 誤って削除してしまった特定のグローバルを復旧するためには、バックアップファイルとジャーナルを使用します。復旧は、^ZJRNFILTユーティリティによるジャーナルリストアで条件を指定してジャーナルレコードをリストアする方法で行います。この方法で、ある時点のデータベースのバックアップに対して、削除が含まれるジャーナルレコードについて特定グローバルを削除するまでのものを適用することができます。 ^ZJRNFILTユーティリティの詳細については、以下のドキュメントをご参照ください。 ^ZJRNFILT を使用したジャーナル・レコードのフィルタ処理について【IRIS】^ZJRNFILT を使用したジャーナル・レコードのフィルタ処理について 【実施例】 ・2020/10/14 時点のバックアップが存在している(バックアップは2020/10/15 0:30に実行したとします) ジャーナル:2020/10/15 の1日分が存在している(2020/10/14のバックアップ以降のもの) ・対象のグローバル:^TEST1 イメージは以下の通りです。 グローバル ^TEST1 は 10/14 よりデータが作成される。 グローバル ^TEST1 が 10/15 の 15:30 に KILL 文にて誤って削除された。 この段階でKILL文が発行される直前のグローバル ^TEST1 を復旧したい。 実行例では、以下コマンドで作成したグローバルをジャーナルを利用して ^TEST1(1)~^TEST1(100) を復旧します。 USER>for i=1:1:100 set ^TEST1(i)=$ZTIMESTAMPUSER>for i=1:1:100 set ^TEST2(i)=$ZTIMESTAMPUSER>kill ^TEST1 // ← ここまでの処理の ^TEST1 に対してジャーナルファイルを利用して復旧します 【復旧手順】 別システムに、バックアップリストアまたはバックアップしたデータベースファイル(CACHE.DAT/IRIS.DAT)をコピー(マウント) バックアップ取得以降のジャーナルを別システムにコピー 最後のジャーナルファイルについてKillしたジャーナルレコードを特定 メモ1:管理ポータルのジャーナルレコードの表示(管理ポータル > [システムオペレーション] > [ジャーナル] > 対象ファイルの[参照]のリンクをクリック ) (図例の場合だと、KILLのジャーナルレコードは 9060180 ということがわかります) メモ2:システムルーチン SELECT^JRNDUMP を使用してジャーナルレコードを確認する方法もあります。 ジャーナルファイルを順番にリストア、リストア対象は復旧したいグローバルのみでOK 最後のジャーナルファイルのみ ZJRNFILT を使用 復旧したグローバルをエクスポートし、元システムにコピー&インポート 以下、5番の ZJRNFILT ルーチン例です(%SYSネームスペースにルーチン名:ZJRNFILT で作成します)。 ZJRNFILT(pid,dir,glo,type,restmode,addr,time) set restmode=1 // グローバル変数名に TEST1 が含まれいる // かつ ジャーナルレコードが9060180以降は restmode=0 に設定(=リストアしない) if (glo [ "TEST1") & (addr>=9060180) { set restmode=0 } quit 最後のジャーナルファイルのZJRNFILTを使用したリストア例は以下の通りです(青太文字が入力内容です)。 %SYS>do ^JRNRESTO This utility uses the contents of journal files to bring globals up to date from a backup. Restore the Journal? Yes => Yes Use current journal filter (ZJRNFILT)? yes Use journal marker filter (MARKER^ZJRNFILT)? no Apply filter to every selected file? Yes => yes Process all journaled globals in all directories? no Are journal files imported from a different operating system? No => no Directory to restore [? for help]: c:\intersystems\hscv\mgr\user\ c:\intersystems\hscv\mgr\user\ Redirect to Directory: c:\intersystems\hscv\mgr\user\ => c:\intersystems\hscv\mgr\user\--> c:\intersystems\hscv\mgr\user\ Process all globals in c:\intersystems\hscv\mgr\user\? No => no Global ^TEST1 Global ^ Directory to restore [? for help]: Processing globals from the following datasets: 1. c:\intersystems\hscv\mgr\user\ Selected Globals: ^TEST1 Specifications correct? Yes => yes Are journal files created by this IRIS instance and located in their original paths? (Uses journal.log to locate journals)? no If you have a copy of the journal history log file from the Cache or IRIS instance where the journal files were created, enter its full path below; otherwise, press ENTER and continue. Journal history log: Specify range of files to process (names in YYYYMMDD.NNN format) from: <20201012.002> [?] => 20201015.001 through: <20201015.001> [?] => Provide or confirm the following configuration settings: Journal File Prefix: [?] => Files to dejournal will be looked for in: c:\intersystems\hscv\mgr\journal\ in addition to any directories you are going to specify below, UNLESS you enter a minus sign ('-' without quotes) at the prompt below, in which case ONLY directories given subsequently will be searched Directory to search: <return when done> Here is a list of directories in the order they will be searched for files: c:\intersystems\hscv\mgr\journal\ Prompt for name of the next file to process? No => no The following actions will be performed if you answer YES below: * Listing journal files in the order they will be processed * Checking for any missing journal file on the list ("a broken chain") The basic assumption is that the files to be processed are all currently accessible. If that is not the case, e.g., if you plan to load journal files from tapes on demand, you should answer NO below. Check for missing journal files? Yes => no You may disable journaling of updates for faster restore for all databases other than mirrored databases. You may not want to do this if a database to restore is being shadowed as the shadow will not receive the updates. Do you want to disable journaling the updates? Yes => yes Updates will NOT be journaled Before we job off restore daemons, you may tailor the behavior of a restore daemon in certain events by choosing from the options below: DEFAULT: Continue despite database-related problems (e.g., a target database is not journaled, cannot be mounted, etc.), skipping affected updates ALTERNATE: Abort if an update would have to be skipped due to a database-related problem (e.g., a target database is not journaled, cannot be mounted, etc.) DEFAULT: Abort if an update would have to be skipped due to a journal-related problem (e.g., journal corruption, some cases of missing journal files, etc.) ALTERNATE: Continue despite journal-related problems (e.g., journal corruption, some missing journal files, etc.), skipping affected updates Would you like to change the default actions? No => no Start the restore? Yes => yes c:\intersystems\hscv\mgr\journal\20201015.001 100.00% ***Journal file finished at 15:43:05 [journal operation completed] Do you want to delete your journal filter? yes Journal filter ZJRNFILT deleted %SYS> ジャーナルリストアによりグローバルを復旧する場合は ** 安全の為 ** 本番環境とは別の環境に、データベース、ジャーナルを複製して実施することをお勧めします。そこで復旧したグローバルをエクスポートし本番環境に転送(コピー)するようにしてください。 ジャーナルリストア時に表示されるメッセージ詳細については、ドキュメントもご参照ください。
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Toshihiko Minamoto · 2020年10月19日

SQL パフォーマンスリソース

SQL パフォーマンスリソース SQL のパフォーマンスについて語るとき、最も重要なトピックとして取り上げられるのが「Indices」、「TuneTable」、「Show Plan」の 3 つです。  添付の PDF にはこれらのトピックに関する過去のプレゼン資料が含まれていますので、それぞれの基礎を一度に確認していただけます。  当社のドキュメンテーションでは、これらのトピックの詳細に加え、SQL パフォーマンスの他のトピックについてもカバーしておりますので、下のリンクからお読みください。  eラーニングをご利用いただくと、これらのトピックをもっと深く理解していただけます。  また、開発者コミュニティによる記事の中にも SQL パフォーマンスについて書かれたものが複数ありますので、関連するリンクを下に記載しております。 下に記載する情報には同じ内容が多く含まれています。  SQL パフォーマンスにおける最も重要な要素を以下に紹介します。 利用可能なインデックスの種類 あるインデックスの種類を他の種類の代わりに使用する TuneTable がテーブルに集める情報とそれが Optimizer に対して意味する内容 Show Plan を読んでクエリの善し悪しを深く理解する方法 以下は InterSystems IRIS SQL のパフォーマンスを詳しく理解するのに役立つリソースです Worldwide Response Center (WRC)。電話番号: 617-621-0700WRC をご利用ください。  同センターはユーザーが理解しやすいレベルで SQL パフォーマンスを説明してくれます。  優秀な SQL サポートスタッフが数人おりますが、アドバイザーと直接お話しをされる場合は、お気軽にサポートマネージャーの Brendan Bannon までお問い合わせください。[訳注:日本ではカスタマサポートセンター(jpnsup@intersystems.com)にお問い合わせください。]  InterSystems オンラインドキュメンテーション 機能紹介:  InterSystems SQL:  https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=AFL_sqlbasics 機能紹介: InterSystems 製品での SQL パフォーマンスの最適化:  https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=AFL_sqlqueryopt InterSystems SQL 最適化ガイド:  https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=GSQLOPT   InterSystems の eラーニング リソースガイド - Caché SQL を解説: パフォーマンス: https://learning.intersystems.com/enrol/index.php?id=255 リソースガイド – Caché SQL を解説: デザインと実行: https://learning.intersystems.com/enrol/index.php?id=256 SQL クエリの最適化:  https://learning.intersystems.com/course/view.php?id=707 アカデミー:  SQL パフォーマンスの最適化:  https://learning.intersystems.com/course/view.php?id=80 SQL クエリの最適化:  https://learning.intersystems.com/course/view.php?id=1013  Intersystems 開発者コミュニティ 知っておくと便利なクエリパフォーマンスのコツとは? ずばり Tune Table です! https://community.intersystems.com/post/one-query-performance-trick-you-need-know-tune-table InterSystems IRIS が提供する水平拡張性:  https://jp.community.intersystems.com/post/intersystems-irisによる水平スケーラビリティ 外れ値の選択性とは:  https://community.intersystems.com/post/introduction-outlier-selectivity 日付範囲クエリの SQL パフォーマンスを改善する:  https://jp.community.intersystems.com/post/日付範囲クエリのsqlパフォーマンスを改善する 日付範囲クエリの SQL パフォーマンスを改善する (vol2):  https://jp.community.intersystems.com/post/日付範囲クエリのsqlパフォーマンスを改善する-vol2 Caché でカスタムインデックスタイプを作成する方法:  https://jp.community.intersystems.com/post/cachéでのカスタムインデックスタイプの作成 グローバルはデータを保存するための魔法の剣です パート1:  https://jp.community.intersystems.com/post/グローバルはデータを保存するための魔法の剣です- パート1 グローバルはデータを保存するための魔法の剣ですパート2 - ツリー:  https://jp.community.intersystems.com/post/グローバルはデータを保存するための魔法の剣ですパート2-ツリー Globals – グローバルはデータを保存するための魔法の剣です パート3 - 疎な配列 :  https://jp.community.intersystems.com/post/グローバルはデータを保存するための魔法の剣です-パート3-疎な配列 フリーテキスト検索:SQL開発者が秘密にしているテキストフィールドの検索方法*: https://jp.community.intersystems.com/post/フリーテキスト検索:sql開発者が秘密にしているテキストフィールドの検索方法 ノンアトミック属性のインデックス作成:  https://community.intersystems.com/post/indexing-non-atomic-attributes 配列プロパティ要素の SQL インデックス:  https://community.intersystems.com/post/sql-index-array-property-elements  過去の PowerPoint 資料 付属のプレゼン資料は古いですが、充実した内容になっています。  情報の多くは Intersystems IRIS に該当するものですが、念のために最新のドキュメンテーションをご確認ください。  以下のすべてを PDF ファイルとして本記事に添付しています。 インデックス作成とは SQL パフォーマンスの最適化 (2015 年版) %PARALLEL Query のヒント (2016 年版) Frozen Plans と Parallel Queries (2017 年版) 生成された COS に対する Show Plan (2013 年版) SQL プログラミング (2006 年版) (本記事の著作者は Brendan Bannan、編集アシスタントは Cliff Mason と Kyle Baxter です)   
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Hiroshi Sato · 2021年10月20日

IRISに含まれるアダプタについて

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 InterSystems IRIS Data Platformにはシステム接続に良く使われる一般的な電子メール、ファイル、FTP、HTTP、ウェブサービス、REST、SQL、TCPアダプタなどが標準で含まれています。 特定アプリケーション向けに IBM WebSphere MQ アダプタや SAP Java Connector アダプタも提供します。 そしてJavaアプリケーションを呼び出すためや .Net アプリケーションを呼び出すための PEX(Production EXtension)というフレームワーク もあります。 そのほか、IRIS for HealthにはHL7 FHIR、HL7 V2、HL7 V3、CDA、DICOM、X12、ASTM,EDIFACT などのアダプタもあります。 さらに標準で用意していないカスタムアプリケーション用にはカスタムアダプタを作成することもできます。

#Embedded Python

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