記事 Hiroshi Sato · 2025年1月6日 1m read 日本のMacユーザーがIRISを使う際にまずやるべきこと 日本でMacユーザーのIRIS使いがどの程度いるのかわかりませんが、圧倒的少数派なのは確かでしょう。 そのせいもあってか、Mac版のインストーラは、Windows版ほどきめ細かい対応をしてくれていません。 Windows版はインストーラが勝手に日本語のロケールを設定してくれているのですが、Mac版(おそらくLinux版も)は英語ロケールのままです。 それでも、通常の使用ではさほど問題がないといえないこともないのですが、ファイルを読んだりする場合や他にも何かと不都合があります。(何かあったような気がしますが、忘れました。) ですので、Macユーザーは面倒ですが、管理ポータルで日本語ロケールjpuwのインストールをする必要があります。 またはターミナルでコマンド一発でもOKです。 #ローカリゼーション #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 3 2 0 31
記事 Mihoko Iijima · 2025年1月6日 2m read JSON文字からダイナミックオブジェクトを作成する際、エラー #5035: 一般例外 名前 'Premature end of data'エラーが出る これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 POST要求で受信したBodyのJSON文字列を、REST ディスパッチクラス内メソッドでダイナミックオブジェクト(%DyamicObject)に変換する際、以下エラーが発生する場合があります。 #JSON #ObjectScript #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 29
記事 Mihoko Iijima · 2025年1月9日 2m read データベースミラーリングを構成している環境でシステム開始時の処理を追加する方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystems製品では、システム開始時に任意の処理を追加できます。 データベースミラーリングを構成していない環境では、%ZSTARTルーチンのSYSTEMラベルを作成することで任意の処理を実装できますが、データベースミラーリングを構成している環境では、このルーチンでは動作しない処理があります。 ご参考:^%ZSTART ルーチンと ^%ZSTOP ルーチンによる開始動作と停止動作のカスタマイズ 理由として、ミラーリング構成の場合、ミラーデータベースへのアクセスはミラーリングサービスが開始されプライマリメンバとなるまでReadOnlyとなります。 #システム管理 #ヒントとコツ #高可用性 #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 23
記事 Mihoko Iijima · 2024年12月26日 2m read IISにインストールしたCachéのCSPゲートウェイからIRISのWebゲートウェイにアップグレードする方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 方法は2種類あります。 1) 同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境をそのままアップグレードする場合は、IRIS(※)インストールキットを起動し「CACHE(CONVERSION)」からCSPゲートウェイとCaché両方をアップグレードします。 2) IISがIRISとは異なるサーバにインストールされている場合は、IRIS用Webゲートウェイキットを利用します。 (※)InterSystems IRISまたはIRIS for Health それぞれの方法は以下の通りです。 1)同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境の「CACHE(CONVERSION)」でのアップグレード方法 a) インストーラーを起動します。 b) CACHE(CONVERSION)を選択します。 #Web Gateway #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 21
記事 Tomoko Furuzono · 2025年1月7日 1m read データ容量の見積もりについて これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 質問:データ容量を見積もる計算式はありますか? 回答:正確に見積もるための計算式は残念ながらありません。 InterSystems IRIS Data Platformの場合、データ部に関してはデータを全て可変長で格納しますので、各フィールドの平均がどのくらいであるかという目安の数字で平均レコード長を求め、キー部分も同様の計算を行い、必要な容量の推測値を求める必要があります。 インデックス部に関してはキー圧縮されますので、データと同じような上記の計算を行った推測値よりは少なくなることが期待できます。 ただしその圧縮率はデータの特性に大きく影響されますので、どの程度少なくなるかは一概には言えません。 実データのサンプル(例えば、1万件のデータ)をロードし、その時点でのサイズを確認して想定される件数分のデータ容量を推測するというのが現実的な方法となります。 #システム管理 #データベース #ヒントとコツ #プラットフォーム #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 18
記事 Megumi Kakechi · 2025年1月14日 2m read messages.log に出力される SuperServer failed to start slave server のエラーメッセージについて これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 09/04/24-14:37:47:260 (2575554) 2 [Utility.Event] ISCLOG: SuperServer Super Server job slave failure ns=%SYS rtn=%SYS.SERVER 09/04/24-14:37:47:260 (2575554) 2 [Utility.Event] SuperServer failed to start slave server メッセージログ(cconsole.log/messages.log)の上記のようなログは、スーパーサーバ/SuperServer(既定:1972ポート)に対して外部からリクエストがあったが、リクエストに対応する子プロセスの起動に失敗した場合に記録されます。 スーパーサーバへの新規接続に対してスーパーサーバがJOBコマンド(タイムアウトあり)を実行したが、タイムアウト時間内にJOBコマンドが完了しなかったケースなどが考えられます。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 17
記事 Mihoko Iijima · 2025年1月21日 16m read Teams チャネルにメッセージを IRIS から送信してみる 開発者の皆さん、こんにちは。 Teams ワークフロー Webhook を用意すると、curl コマンドや REST クライアントを利用して Teams チャネルに任意メッセージを簡単に送信できるので、IRIS や IRIS の Interoperability を使って自動的に何か情報を入手+必要なときだけ Teams チャネル通知ができたら面白いな、と思い試してみた内容をご紹介します。 以下、Teamsワークフローの作成例です。 #Embedded Python #Python #REST API #相互運用性 #HealthShare #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 2 0 0 16
記事 Megumi Kakechi · 2025年1月7日 2m read タスク履歴にある「有効期限切れになりました」メッセージの意味と対処法について これは InterSystems FAQ サイトの記事です。こちらの記事では、タスク履歴の結果内容に、「タスクは 10 Apr 20xx 12:00:00AM 19 Aug 20xx 12:00:00AM から継続中 に有効期限切れになりました」のようなログがある場合、その意味と対処方法について説明します。 このログは、実行予定のタスクをチェックした際に、時間が対象タスクの有効期限を過ぎてしまったために、表示しているログになります。有効期限を指定していない場合(※)は、次回タスク予定時刻が有効期限になります。※有効期限の設定は、^TASKMGRユーティリティから行うことができます。 #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 16
記事 Megumi Kakechi · 2024年12月26日 1m read 別の場所に保存したジャーナルを見る方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 ジャーナルファイルの中身を参照したい場合、通常は管理ポータルで参照します。 管理ポータル:[システムオペレーション] > [ジャーナル] : (該当ジャーナルの名前)参照 リンクをクリック こちらのページで、外部に保存したジャーナルファイルも参照することができることをご存じでしょうか? 以下のように、ID= の後ろにジャーナルのファイルパスを指定することで、ジャーナルファイルの中身を管理ポータルで参照することが可能です。 http://localhost/iris/csp/sys/op/UtilSysJournal.csp?$ID1=C:\temp\20240826.002z #システム管理 #ヒントとコツ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 16
記事 Hiroshi Sato · 2025年1月17日 1m read SQLクエリでStreamのデータを扱う方法 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 SQLでのストリームフィールドの取得についてはこちらのドキュメントに記載されております。 ストリーム・フィールド・データのクエリ 例: キャラクターストリームデータの50文字取得する #ObjectScript #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 12
記事 Hiroshi Sato · 2025年1月17日 2m read Mac IRISでEmbedded Python利用に関する相性問題 Mac版IRISでは、現状Pythonのバージョンが固定(3.11)なのですが、これに付随する他製品との相性問題に遭遇しましたので報告します。 今までEmbedded Pythonは調子よく動作していたのですが、ある時から急に動作しなくなりました。 原因を調べてみると、Python3.13がインストールされ、それがデフォルトとして上書きされたため、irispythonコマンドを発行すると、それが内部で3.13を呼ぶ様になってしまったためでした。 ちなみにiris session でログインし、そこからEmbedded Pythonを実行する場合は、問題ありません。 あくまでもirispythonコマンドで直接.pyファイルを実行する場合に発生する問題です。 そしてとりあえずの対処法は、python3をpython3.11で置き換える方法です。 以下のような感じです。(どのMacでもbrewコマンドでインストールした場合、ディレクトリ構造は同じだと思いますが、違う可能性もゼロではありません) cp /opt/homebrew/bin/python3.11 /opt/homebrew/bin/python3 #Embedded Python #Python #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 1 0 0 12
記事 Mihoko Iijima · 2025年1月13日 1m read ALARMエラーが発生する理由 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 <ALARM>エラーは、クライアントアプリでタイムアウトが発生し、その結果InterSytemsサーバのプロセスがあわせて終了している状況をあらわしています。 クライアントアプリで、タイムアウト設定を無効にすることで回避できる可能性があります。 例えば、クライアントアプリから初回実行するSQL文がある場合、初回実行時のみInterSystems製品内部にクエリキャッシュ(=コンパイル済クエリ)を生成するため(※1)通常実行よりも時間がかかります(2回目以降の実行ではコンパイルは行われません)。 例えば、コンパイルに非常に時間がかかるSQL文の初回実行をクライアントアプリから命令し、タイムアウト以内に応答が戻らない場合 <ALARM> エラーが発生します。 #システム管理 #ヒントとコツ #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 11
記事 Tomoko Furuzono · 2025年1月17日 1m read 組み込みPython(Embedded Python)でのPythonバージョンの選択 これは、InterSystems FAQサイトの記事です。 #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 10
記事 Tomoko Furuzono · 2025年1月17日 1m read データベースファイルコピー時のトラブル これはInterSystems FAQサイトの記事です。 質問: データベースファイルが存在するフォルダ全体をコピーしたとき、コピーしたデータベースファイルをマウントできません。なぜですか? 回答: コピーした データベースファイル(iris.dat / cache.dat)のあるフォルダに、拡張子lck(iris.lck / cache.lck)のファイルが存在していないでしょうか?InterSystems製品を停止せずに(もしくは、ディスマウントせずに)データベースファイルをコピーした場合、コピー前の情報を保持したままの lckファイルが残ってしまい、コピー後にマウントできない状況になります。また、InterSystems製品を停止せずにコピーしたデータベースファイルは正しい状態ではないので、問題が生じる可能性があります。コピー元のInterSystems製品を停止(もしくはディスマウント)した後、再度データベースファイルををコピーし直してください。 #システム管理 #バックアップ #Caché #Ensemble #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 9
記事 Hiroshi Sato · 2025年1月17日 1m read 【Caché, Ensemble】サーバーを移行する際にコピーが必要な設定情報 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 何らかの理由でサーバー移行が必要になった際に、移行前の環境から移行後の環境に設定情報をコピーすることで設定作業を軽減できます。 以下の設定情報を移行できます。 cache.cpf SQLゲートウェイ設定 CSPゲートウェイ設定 *注1 CAHCESYSデータベースに保存しているユーザー作成ルーチンなど *注2 セキュリティ設定 タスク設定 注1 パスワードを設定している場合には、パスワードのみ手動で再設定が必要です。注2 ^%ZSTART, ^ZMIRRORルーチンなど 優先接続サーバー設定に関しても、物理的には移行可能ですが、Windowsのレジストリー情報をコピーする必要があります。レジストリー情報をコピーして他システムに移行する方法は通常推奨される方法ではありません。 #Caché #Ensemble 0 0 0 8
記事 Hiroshi Sato · 2025年1月17日 1m read 実行中のプログラムをコンパイルして保存することによるその実行中のプロセスへの影響 これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 Question: 使用中のプログラムをコンパイルして保存すると、現在そのプログラムを実行中のプロセスに影響しますか? Answer: 実行中のルーチンはその旧バージョンをメモリー上に保持しているため、コンパイルして新しいルーチンが保存されても影響なく実行を継続できます。 クラスのメソッドについても同様です。 再度そのルーチンが呼び出された時点でコンパイルされた新しいルーチンが使用されるようになります。 #ObjectScript #Caché #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 0 0 0 6