記事 Akio Hashimoto · 2024年12月22日 2m read VSCodeでクラスをXMLにてエクスポートする方法 UDL形式でのインポート・エクスポートが出来ない古いCahceバージョンのソースを保守していたり、古くからのバージョン管理下においてXMLでのバージョン管理を行っている環境であったりと、未だにXMLでのエクスポート・インポートが必要になる場面はまれにあるかと思います。 今回、そういった環境下でもわざわざ管理ポータルを開かずとも、VSCodeでXML形式でエクスポートする拡張機能をリリースしましたので、共有させて頂きます。 機能について 編集画面、あるいは、VSCodeのエクスプローラータブ内からクラスを選択し、コンテキストメニューの「XML形式でエクスポート」を実行します。 XMLファイルは所定の場所に保存されます。保存先は設定で指定が出来ます。 #VSCode #開発環境 #InterSystems IRIS for Health #Open Exchange Open Exchange app 6 0 0 139
記事 Akio Hashimoto · 2024年10月4日 3m read Embedded Python を利用する時の注意点 IRISはPythonの豊富なライブラリや既存のPythonプログラムをそのまま利用する事も、COS内でネイティブにコーディングする事も可能となりました。 しかし開発において、いくつかの問題点があります。 1. Pythonのバージョン Pythonを使ったプロジェクトを構築していると、バージョンの問題にあたる時があります。 古いバージョンで開発していたところに、使いたいライブラリが対応していなかった等です。 しかし、IRISのEmbedded Pythonを利用する場合には、Pythonランタイムのバージョンに影響される為、プロジェクトで使用するバージョンは、プロジェクト単位はなく、IRISのバージョン単位で決まってしまいます。 また、現時点ではこのPythonランタイムをアップグレードする事はできません。 #Embedded Python #コンテスト #InterSystems IRIS 6 0 0 355
記事 Akio Hashimoto · 2024年7月5日 2m read %DynamicObjectを外部Pythonの引数に利用する方法 IRISでPythonを扱う時に、既存の%DynamicObject型の値をそのまま利用したいと思うのですが、Embedded Pythonは自動で%DynamicObjectをdict型にはしてくれません。親和性はとてもあるのですが。。。 そこで、既存プログラムで生成した%DynamicObject型の値をPython側、特に外部のPythonファイル側でdict型を期待している関数に利用するにはどうすれば良いか。 少しスマートではありませんが、%DynamicObjectを一旦JSON文字列に置き換え、Embedded Python 内でJSON文字列からdict型に変換する方法しかないようです。 以下が、その手順です。 #Embedded Python #InterSystems IRIS for Health #InterSystems IRIS 3 5 0 223
記事 Akio Hashimoto · 2023年10月22日 4m read DockerにIRISを構築する簡単なチュートリアル 開発者の皆さんこんにちは。 これは筆者がDocker上でIRISを動かす時の、構築手順を示した備忘録です。 #コンテスト #InterSystems IRIS #InterSystems IRIS for Health 9 2 1 562
記事 Akio Hashimoto · 2023年3月16日 3m read IRISサーバーのバックアップと再構築の手順 DockerコンテナでIRISサーバーを構築していた時に、Dockerのバージョンアップによって、IRISサーバーが消滅してしまう事がありました。 その経験から、IRISサーバーを復元する為の方法と、事前のバックアップについて共有したいと思います。 IRISのバックアップ手順 全ての構築が完了したら、事前にバックアップを取っておきます。 クラスやルーチン、グローバルのバックアップは別途、バックアップを取っておく事をお勧めします。 #チュートリアル #InterSystems IRIS 3 0 1 216
記事 Akio Hashimoto · 2020年10月25日 5m read Dockerを利用した開発環境下でのIRISへのSSL接続方法 Docker環境下でWebアプリのコンテナとIRISのコンテナをRESTfulAPIで連携した時の SSL化方法。 ちなみにこの方法で管理ポータル等もSSL通信が可能になります。 参考サイト: * https://one-it-thing.com/63/ 構成 Webプリケーション -> Vue.js (http://192.168.10.100:3014) REST ful API -> IRISのDockerコンテナ (http://192.168.10.100:9092) ※ Vue.jsはローカル上でホットリロードを利用した開発環境。 ※ IRISはローカル上に構築したDockerコンテナ下で稼働中。 今回、IRISをDockerコンテナで稼働させる方法は割愛します。 #Docker #REST API #SSL #開発環境 #InterSystems IRIS 2 2 0 1.4K