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Yoichi Miyashita · 2020年10月9日

InterSystems IRIS データ・プラットフォーム と InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.3 CD のリリース

InterSystems IRIS データ・プラットフォーム および InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.3 CD をリリースしました。こちらはCD(continuous delivery)リリースになりますので、OCI(Open Container Initiative)と呼ばれるDockerコンテナー形式でのみ使用可能です。 リリースのビルド番号は 2020.3.0.221.0 です。 InterSystems IRIS Data Platform 2020.3 により、サイロ化したデータとアプリケーションをつなぐ、リアルタイム機械学習に対応したアプリケーションの迅速な開発と展開を可能にします。このバージョンでは、以下の多くの新機能が含まれます。 クラウド、オンプレミス双方での、開発および運用面の機能追加・IKO - 新機能 InterSystems Kubernetes Operator (IKO) を使うことでKubernetesクラスタをより簡単に構成・ICMにおける IAMデプロイのサポート・非同期ミラーにおける シャードクラスタのサポート・システム管理ポータルでの ワークキューの管理 新しい技術、パフォーマンス向上、および主要技術スタックに関する互換性等、開発者のための機能追加・Python Gateway - アナリティクスや機械学習に関連したタスクのためのPython code の実行が可能・JDBC および Java Gateway リエントランシー(再入可能性)のサポート・.NET Gateway における .NET Core 2.1 のサポート・XEP における 遅延インデックス作成のサポート・Spark 2.4.4 のサポート InterSystems IRIS for Health 2020.3 には、上記に加えて、さらに以下の新機能が含まれます。・クライアントサイドでのFHIR処理のための、リクエストおよびレスポンスメッセージを送受信するAPI・HL7 マイグレーションツールでの eGate サポート InterSystems IRIS Studio 2020.3 は、Microsoft Windowsで動作するスタンドアロンの開発エディタです。 InterSystems IRIS と IRIS for Healthバージョン 2020.3 以前、および Cache と Ensemble で動作します。 ドキュメント(英語)は以下の通りです。 ・サポートプラットフォーム https://docs.intersystems.com/iris20203/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=ISP ・InterSystems IRIS 2020.3 ドキュメント https://docs.intersystems.com/iris20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls リリースノート https://irisdocs.intersystems.com/iris20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=GCRN ・InterSystems IRIS for Health 2020.3: ドキュメント https://docs.intersystems.com/irisforhealth20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls リリースノート https://docs.intersystems.com/irisforhealth20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=HXIHRN キットが必要なお客様は、カスタマーサポートセンターまでご連絡いただき、必要なプラットフォームをお知らせください。WRC Direct ユーザの方は次のURLより入手可能です。 https://wrc.intersystems.com/wrc/coDistribution2.csp また、x64 および arm64 のコミュニティエディションは、次のコマンドにより Docker Store から入手できます。InterSystems IRIS データ・プラットフォーム docker pull store/intersystems/iris-community:2020.3.0.221.0 docker pull store/intersystems/iris-community-arm64:2020.3.0.221.0InterSystems IRIS for Health docker pull store/intersystems/irishealth-community:2020.3.0.221.0 docker pull store/intersystems/irishealth-community-arm64:2020.3.0.221.0
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Masahito Miura · 2025年3月27日

InterSystems IRIS, InterSystems IRIS for Health および HealthShare Health Connect 2025.1 リリースのご案内

インターシステムズは、InterSystems IRIS®data platform、InterSystems IRIS® for HealthTM、および HealthShare® Health Connect の 2025.1 リリースを一般提供 (GA) したことを発表しました。2025.1 は、拡張メンテナンス(EM)リリースです。リリースハイライト今回のリリースには、以下のような数々の興味深いアップデートが含まれます: 高度なベクトル検索機能 新しいディスクベースの近似最近傍探索 (ANN) インデックスにより、ベクトル検索クエリが大幅に高速化され、数百万のベクトルに対して秒以下の応答が得られます。詳しくは、次の演習 - Vectorizing and Searching Text with InterSystems SQL をご覧ください。 ビジネス・インテリジェンスの強化 IRIS BI キューブの構築と同期における自動依存関係分析により、複雑なキューブの依存関係における一貫性と整合性が保証されます。 SQL とデータ管理の向上 標準 SQL ページネーション構文 (LIMIT...、OFFSET...、OFFSET...、FETCH...) の導入 DDL文の一括インポートを簡素化する新しいLOAD SQLコマンド 行ストレージと列指向ストレージのレイアウトをシームレスに変換するALTER TABLEコマンドの強化 データベース操作の最適化 ジャーナル・レコード・サイズの縮小による効率の向上 データベースの圧縮が高速化されました。特に長い文字列を多くむデータベースで期待できます。 新しいデータベースをミラーに追加する際の自動化が強化されました。 ECP 管理タスク用の新しいコマンドラインユーティリティ セキュリティコンプライアンスの強化 FIPS 140-3 標準に準拠した暗号ライブラリをサポート 最新化された相互運用性 UI ソース・コントロールの統合、VS Code との互換性、フィルタリングの強化、スプリット・パネル・ビューなど、改良されたプロダクション構成と DTL エディター エクスペリエンスが選択可能となりました。 オプトインの方法とフィードバックの提供方法については、 このデベロッパー・コミュニティの記事 をご覧ください。 ヘルスケア機能の拡張 整合性チェックとリソース管理を含む、効率的なFHIR一括取り込みとスケジューリング 強化されたFHIR一括アクセスと改善されたFHIR検索操作 新しいデベロッパー エクスペリエンス機能 DTL エディタに Python サポートが組み込まれ、Python のスキルを持つ開発者が InterSystems プラットフォームをより効果的に活用できるようになりました。詳細は以下のビデオをご覧ください - Using Embedded Python in the BPL and DTL Editors OpenTelemetryによる観測性の向上 IRISにトレース機能を導入し、Webリクエストとアプリケーション・パフォーマンスを詳細に観察できるようになりました。 ドキュメント注目機能の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。(英語) InterSystems IRIS 2025.1 ドキュメント、リリースノート InterSystems IRIS for Health 2025.1 ドキュメント、リリースノート Health Connect 2025.1 ドキュメント、リリースノート さらに、アップグレードの影響に関するチェックリスト では、このリリースにアップグレードする際に注意する必要があるすべての変更点の概要を簡単に確認できます。 特に、InterSystems IRIS 2025.1 では、新しいジャーナル・ファイル・フォーマット・バージョンが導入され、以前のリリースと互換性がないため、混合バージョンのミラー・セットアップに一定の制限が課されることに注意してください。詳細については、対応するドキュメント を参照してください。 早期アクセス・プログラム (EAP)現在、多くのEAPが用意されています。このページ より興味のあるものに登録してください。 ソフトウェアの入手方法通常通り、拡張メンテナンス(EM)リリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム用のクラシックインストールパッケージと、Docker コンテナ形式のコンテナイメージが付属しています。詳細については、ドキュメント を参照してください。インストール・パッケージとプレビュー・キーは、WRCの InterSystems IRIS Data Platform フルキットのページ から入手できます。さらに、キットは評価サービスのウェブサイトでも提供しています。IRIS: https://wrc.intersystems.com/wrc/coDistIRIS.csp評価サービス: https://evaluation.intersystems.com/コンポーネント: https://wrc.intersystems.com/wrc/coDistGen.cspInterSystems IRIS のコンテナイメージと、対応するすべてのコンポーネントは、InterSystems Container Registry(ICR) から入手できます。※コンテナには "2025.1"または"latest-em"の両方のタグが付けられています。 docker コマンドに関する追加情報については、以下の投稿をご覧ください。https://jp.community.intersystems.com/node/533171このリリースのビルド番号は、 2025.1.0.223.0 です。
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Hiroshi Sato · 2021年7月27日

InterSystems製品のサポート期間について

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。 InterSystemsでサポートを保証するバージョンは、最小サポートバージョン(ミニマムサポートバージョン)となります。最小サポートバージョンは、通常リリース後 2 年以内のバージョンになります。保守契約のあるお客様には、最小サポートバージョンより前のバージョンに対しても技術的なご質問や障害時の対応は可能な限りさせていたいただきますが、その保守対応はベストエフォートとなり、深刻な問題に対してもそのバージョンに対応したワークアラウンドや修正(パッチ)のご提供が難しくなります。 そのような場合には、最新バージョンへのバージョンアップをお勧めいたします。 最小サポートバージョンについては、以下のドキュメントをご覧ください。 最小サポートバージョン
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Makiko Kokubun · 2021年8月18日

動画:InterSystems IRIS データプラットフォーム概要

*この動画は、2021年2月5日に開催したウェビナーのアーカイブです。 InterSystems IRIS data platform は、拡張性に優れ、相互運用性、分析機能を備えたアプリケーション開発のためのデータプラットフォームです。この動画では、これからインターシステムズのデータプラットフォーム製品をお使いになる開発者の方を対象に、その特徴を20分でご紹介します。 このような方を対象としています。 初めてインターシステムズのデータプラットフォーム製品をお使いになる方、ご興味のある方 新しいデータプラットフォームを試してみたい方 Caché から IRIS への移行をご検討中の方 ぜひご覧ください!
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Toshihiko Minamoto · 2020年4月16日

InterSystems開発者コミュニティへようこそ

インターシステムズ開発者コミュニティへようこそ! ここは、Intersystems IRIS,Caché,Ensemble,HealthShare,Intersystems Business Inteligence, NLPといったインターシステムズ製品や技術について情報を読んだり、議論することができるサイトです。 サイトの内容について 本サイトには主にアナウンス、記事、質問とその回答、ビデオがあります。インターシステムズの製品や技術を使った経験やベストプラクティスを記事にしており、インターシステムズ社員とコミュニティメンバーの両方が記事を投稿できるようになっています。また、リリースノートや新機能の説明、体験談、技術的な事例も掲載されています。 もちろん、全世界のインターシステムズ製品の経験豊富なエンジニアに質問し、その回答を得られる場所でもあります。 メンバー登録について 本サイトにメンバー登録することで、インターシステムズ製品のソリューションを構築、デプロイ、保守するのに役立つソリューションやツール、技術、アプローチに関する記事を投稿、コメントしたり、質問、回答することができます。アカウント作成方法はこちらです。ただし弊社サポートセンター(WRC)のアカウントをお持ちの方はそのログイン名、パスワードでログインできますのでアカウント作成は不要です。 また、ログイン方法や投稿方法はこちらをご参照ください。 注意:インターシステムズの製品、技術に関係しない投稿記事、行動規範にそぐわない記事はモデレータにより削除されることがあります。 インターシステムズ開発者コミュニティの行動規範はこちらをご参照ください。 登録されたメンバーの方々は投票することができます。あなたが良いと感じた記事や質問、回答には、ぜひ投票ください。 非常にずさんな投稿、労力をかけていない投稿、明らかに不正確で危険な回答には反対票を投じることができます。 その際は、反対票を投じた理由や改善内容等コメントを残していただきますようお願いします。 サイトの動作について 投稿はタグによって分類されます。必須タグと呼ばれる、投稿時に指定するグループと呼ばれるタグがあります。必須タグは、インターシステムズの製品、サービスに関連しており、少なくとも1つは指定する必要があります。 タグは投稿を分類するのに役立つもので、登録しておくと、メールやRSSで通知を受けることができます。 気に入ったメンバーをフォローすることもできます。これはそのメンバーの投稿やコメントを購読することになります。 メインページでは、投稿のフィードを見ることができ、最新の投稿やコメント、回答が表示されます。 フィードフィルターを使って、購読したタグだけを見たり、最も投票されたタグや新着投稿だけを見たりすることもできます。 開発者コミュニティのメンバーや投稿、回答などの数値を確認できるDCアナリティクスサイトもあります。 その他の情報については、開発者コミュニティFAQを参照してください。 購読と通知について 登録されたメンバーは、Developers Community上でのさまざまなアクションに関する通知をメールで受け取ることができます。その方法はこちらの記事をご覧ください。 RSSは誰でも購読することができます。 Intersystems Global Masters インターシステムズのアドボカシーハブです。インターシステムズ技術を支持頂ける方は、ぜひチームにご参加ください。あなたに課題やバッジ、リワードをお渡しします。詳細はこちらをご覧ください。 Intersystems Open Exchange ツールやフレームワーク、ソリューション、サンプル等が掲載されています。詳細はこちら。 その他 本サイトについてのご質問はFAQをご参照いただくか、こちらのフィードバックページでご質問下さい。 様々な案内等はtwitterならびにfacebookページより行っています。
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Toshihiko Minamoto · 2023年4月19日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect, InterSystems IRIS スタジオ 2023.1 リリースのお知らせ

インターシステムズは、InterSystems IRIS Data Platform、InterSystems IRIS for Health、HealthShare Health Connect、InterSystems IRIS Studio の 2023.1 リリースを一般提供開始(GA)したことを発表しました。 2023.1 は、拡張メンテナンス(EM)リリースです。2023.1では、多くのアップデートと機能拡張が追加されました。 また、Columnar Storageの本番対応、Bulk FHIR、MacOS 13 Venturaへの対応など、まったく新しい機能が追加されています。さらに、 Foreign Table を使用する機能を提供する新機能は「実験的」としてリリースされ、早期アクセスプログラム(EAP)を通じてアクセスできるようになる予定です。 リリースハイライト プラットフォームのアップデート InterSystems IRIS Data Platform 2023.1では、本番用に以下の新しいオペレーティングシステムをサポートします。 MacOS 13 Ventura. アナリティクスとAIのエンハンス Columnar Storage: SQLテーブルの新しいストレージオプションとして、IRISの従来の行ストレージと比べ、分析クエリを桁違いに高速化するColumnar Storageを、特定のユースケース向けに本番対応でサポートするようになりました。 インターオペラビリティと FHIR Bulk FHIR サポート: InterSystems Bulk FHIR エクスポートは、FHIRサーバーの新機能で、市場で急速に支持を集めている機能です。 スピード、スケール、セキュリティのエンハンス Foreign Table: このリリースでは、InterSystems IRIS で外部データを活用するための新しい (実験的) 機能が導入されました。外部テーブルは、SQL で作成したクエリに対して通常のテーブルとして表示されますが、そのデータは IRIS に物理的に格納されていません。データは、リモートファイル、サードパーティーのデータベース(オンプレまたはDBaaS)、またはECP接続が実用的でない別のIRISサーバーにある可能性があります。つまり、これらのテーブルのデータは IRIS によって管理されているわけではありませんが、IRIS に投影されています。この機能は「エクスペリメンタル」としてリリースされ、早期アクセスプログラム(EAP)を通じて利用できます。 メモリ設定: InterSystems IRIS の新規インストールでは、共有メモリやロックテーブルサイズの設定に、よりスマートなデフォルト値が使用されるようになりました。この新しいデフォルト値は、設定されたグローバル・バッファ・サイズ (ユーザが設定しない場合は、利用可能なシステム・メモリを考慮します) に基づいてベスト・プラクティスな設定を適用し、ほとんどの環境でうまく機能します。ユーザーは、従来通り、特定の値でこれらのデフォルト値を変更することができます。既存の設定には影響はありません。 プラットホームのスケーラビリティ: このリリースでは、大規模な本番環境において、最も要求の厳しい負荷に対応できるよう、スケーラビリティの強化が行われています。これには、デジャーナル時のジャーナルファイルの非同期読み取りや、非常に高い負荷の下でリソースの利用を最適化し、競合を制限する、Enterprise Cache Protocol(ECP)の最適化が含まれます。 ソフトウェアの入手方法 通常通り、Extended Maintenance (EM)リリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム用のクラシックインストールパッケージと、Dockerコンテナ形式のコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームを参照してください。 インストール・パッケージとプレビュー・キーは、WRCの InterSystems IRIS Data Platform または HealthShare のフルキットのページから入手できます。さらに、キットは評価サービスのウェブサイトでも提供しています。 InterSystems IRIS スタジオ は、Componentsの配布ページから入手できます。 InterSystems IRIS および IRIS for Health の Enterprise Edition と Community Edition の両方のコンテナイメージと、対応するすべてのコンポーネントは、Webインターフェースが新しくなった InterSystems Container Registry から入手できます。docker コマンドに関する追加情報については、以下の投稿をご覧ください。 InterSystems Container Registry の Web ユーザー・インターフェイスを発表 このリリースのビルド番号は、 2023.1.0.229.0 です。 ドキュメント 注目機能の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。 InterSystems IRIS 2023.1 documentation and release notes InterSystems IRIS for Health 2023.1 documentation and release notes HealthShare Health Connect 2023.1 documentation and release notes また、本リリースに関連するアップグレード情報については、こちらのリンクをご確認ください。
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Mihoko Iijima · 2020年11月2日

テクノロジーボーナス詳細 InterSystems IRIS プログラミングコンテスト:Interoperability(相互運用性)コンテスト

開発者の皆さん、こんにちは! Interoperability(相互運用性)コンテストの続報の「テクノロジーボーナス」について紹介します。 対象となる技術は、以下の通りです。 BPL エディタを利用したビジネス・プロセスの開発、または、ビジネスルールとデータ変換(DTL)を使用した開発 カスタムアダプタを使用した開発 プロダクションエクステンション(PEX)Java または .NET を使用した開発 ワークフローエンジンを使用した開発 ZPM パッケージによるデプロイが行える開発環境 Docker コンテナを使用した開発 それぞれの詳細については以下ご参照ください。 BPL エディタを利用したビジネス・プロセスの開発、または、ビジネスルールとデータ変換(DTL)を使用した開発 - 1 point IRIS の Interoperability(相互運用性)プロダクションの特徴の1つである、BPL エディタで記述できるビジネス・プロセスがあります。また、ビジネス・ルールは、Interoperability プロダクション内で実行したい処理を、ノーコード/ローコードのアプローチで指定できる開発エディタです(ビジネス・ルールを利用するためには、構築済ビジネス・プロセスを使用します)。 以下参考ドキュメントをご参照ください。 Interoperabilityの動作の仕組みについて記事 プロダクションについての解説する記事 ビジネス・プロセスについて解説する記事 ビジネス・プロセスの作成方法を解説するドキュメント ビジネス・ルールのサンプルコード ビジネス・ルールのドキュメント カスタムアダプタを使用した開発 - 1 point InterSystems Interoperability プロダクションでは、プロダクション内のビジネス・サービスやビジネス・オペレーションの開発に、外部システムとの通信を簡単に行うことができる「インバウンド/アウトバウンド・アダプタ」を利用することができます。アダプタは独自のカスタマイズを行うこともでき、今回のコンテストでは、カスタムアダプタを使用することでボーナスポイントを獲得できます。 カスタムアダプタ例(サンプル) 既存アダプタの種類についてはこちらをご参照ください。 Production EXtension (PEX) を使用した開発 - 2 points PEX は、Interoperability プロダクションの Java/.NET 用拡張機能です。 プロダクションの開発に、Java/.NET の PEX を使用した開発を行った場合、ボーナスポイントを獲得できます。 詳しくは、デモや PEX のドキュメントをご参照ください。 ワークフローエンジンを使用した開発 - 1 point IRIS Interoperability の1つの機能である「ワークフロー」は、一連の処理の中に「人の介在」を含むことができます(次のステップに移動するために、目視を必要とする/人による選択が必要 などの処理を追加できます)。 ワークフローを含めた場合ボーナスポイントを獲得できます。 ワークフローのドキュメント WorkflowAPI と WorkflowUI-ngx というコミュニティモジュールもあり、Angular上に動作する素敵なUIレイヤーを提供しています。 ZPM パッケージによるデプロイが行える開発環境 - 1 point フルスタックアプリケーション用に ZPM(ObjectScript Package Manager)パッケージをビルドして公開し、ZPM でデプロイできるように開発した場合、ボーナスポイントを獲得できます。 以下、ZPM クライアントがインストールされている IRIS でのコマンド実行例です。 zpm "install your-full-stack-solution-name" ZPM クライアント、 ドキュメントもご参照ください。 Docker コンテナを使用した開発 - 1 point Dockerコンテナ上で動く IRIS を使用した場合、ボーナスポイントを獲得できます。 以下の開発テンプレートを使用すれば、ボーナスポイントを獲得できます。 IRIS Interoperability Template 掲載されている技術の使用方法について、ご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。 ぜひ、コンテストへのご応募ご検討ください!
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Mihoko Iijima · 2021年1月4日

第9回 InterSystems IRIS プログラミングコンテスト(マルチモデルコンテスト)

開発者の皆様 🎍あけましておめでとうございます🎍 今年もどうぞよろしくお願いいたします! 2021年最初の IRIS プログラミングコンテストの開催が発表されました👏👏 今回のお題は ⚡️ InterSystems Multi-Model Contest ⚡️ です! 応募期間は 2021年1月11日~24日 です! (投票期間は 2021年1月25日~31日、勝者発表は 2月1日を予定しています) 優勝特典 1、審査員から多く票を集めたアプリケーションには、以下の賞金が贈られます。 🥇 1位 - $2,000 🥈 2位 - $1,000 🥉 3位 - $500 2、開発者コミュニティで多く票を集めたソリューションには、以下の賞金が贈られます。 🥇 1位 - $1,000 🥈 2位 - $500 🥉 3位 - $250 複数の参加者が同数の票を獲得した場合、全参加者が勝者となり賞金は勝者間で分配されます。 参加資格 どなたでもご参加いただけます!(InterSystems 開発者コミュニティのアカウントを作成するだけでご応募いただけます) コンテストのスケジュール 1月11日~24日 応募期間(Open Exchange へ作成されたアプリケーションをアップロードいただける期間=2週間です。この期間内であればアップロード後も自由に編集できます。) 1月25日~31日 投票(1週間) 2月1日 勝者発表(US時間に発表します) コンテストのテーマ 💡 マルチモデルアプリケーション 💡 InterSystems IRIS を使用してマルチモデルソリューションを開発いただきます。 InterSystems IRIS はマルチモデルデータに対応したDBMSです。内部的には全てをグローバルに格納していますが、データベースに対して、キーバリュー、SQL、オブジェクト、ドキュメントモデルでアクセスでき、すぐに利用できるAPIも提供されています。IRISでは、独自モデル(例えば GraphDB やカラムストア型 など)を開発し、新しいデータモデルを提供するAPIを公開することもできます。 このコンテストでは、少なくとも2つの異なるモデルを使用してデータにアクセスするアプリケーションを作成してください(例:キーバリューとSQL、オブジェクトとリレーショナル、DocDBとキーバリュー など)。 アプリケーションは、 IRIS Community Edition 、 IRIS for Health Community Edition 、 IRIS Advanced Analytics Community Editionのいずれかで動作する必要があります。 また、アプリケーションはオープンソースであり、GitHubに公開していることも条件の一つです。 Helpful resources 1. アクセス方法に関する情報: ドキュメント: Multi-model data aсcess 1.1. グローバル (キーバリュー) グローバルはIRIS データベース内に保存、管理できる多次元配列です。グローバルへは、ObjectScript と Native API(.NET/Java/Python/Node.js) を使用してアクセスできます。 ツール: 管理ポータルでのグローバルの管理 ドキュメント: 多次元ストレージの使用法 (グローバル) グローバルの使用法 記事: グローバルはデータを保存するための魔法の剣です パート1 The art of mapping Globals to Classes ビデオ: Globals QuickStart 1.2. SQL アクセス InterSystems IRIS は ObjectScript/REST API と ODBC/JDBC 経由でのSQLアクセスを提供しています。 ツール: VSCode SQL Tools DBeaver 管理ポータルの SQL インタフェースの使用法 Other SQL tools ドキュメント: SQL Access InterSystems SQL リファレンス 記事: InterSystems IRIS のクラスクエリ 1.3. オブジェクトアクセス InterSystems IRISは、ObjectScript/REST API、Java/.NET用のXEPを利用して、オブジェクトのインスタンスをグローバルに保存/変更する方法を提供しています。 ドキュメント: Object Access サーバー側プログラミング入門ガイド 1.4. ドキュメントアクセス InterSystems IRISでは、REST APIとODBC/JDBC(SQL)を介してJSON形式のドキュメントを保存・管理するための DocDB を提供しています。 ドキュメント: DocDB 2.コンテスト応募方法(このページ末尾のビデオをご参照ください) 3. オンラインコース(英語): Multi-Model QuickStart 4. ビデオ: Multi-Model Development Multi-Inheritance in a Multi-Model Environment 【はじめての InterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:基本その3:IRIS でクラス定義を作ろう(オブジェクト操作の練習) 【はじめての InterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:アクセス編:Python の NativeAPI に挑戦 【はじめての InterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:アクセス編:Python から PyODBC を使って IRIS に接続してみよう 【はじめてのInterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:アクセス編:IRIS で作成する REST サーバの仕組み 審査及び投票ルール(英語) インターシステムズ社のプロダクトマネージャ、Developer Communityのモデレータ、グローバルマスターアドボケイト(VIPレベル)等、Developer Community 内での投票も行われます。 コンテストの審査および投票ルールについて詳細はこちらをご覧ください。 ❗️ コンテスト規約については、こちらをご参照ください。❗️ ご応募方法について 以下の応募方法ビデオをご参照ください。 以下、コンテストに応募する迄の手順をご説明します。 コンテスト応募までの流れは以下の通りです(※ビデオでは、3番以降の内容をご紹介しています)。 1、IRISプログラミングコンテスト用テンプレートを使用して、開発環境を準備します。 2、コンテスト用アプリケーションを作成します。 3、コンテストの準備が完了したら、ソースコードをローカルのGitリポジトリへコミットします。 初回コミット時に、Gitの初期設定がないためコミットが失敗することがあります。その場合は、以下のコマンドでGitユーザ名とEmailを設定します。 git config --global user.name "ここにユーザ名"git config --global user.email "ここにメールアドレス” 4、ローカルのGitリポジトリのコミットが完了したら、リモートのGitリポジトリを作成します。 リポジトリ作成後、リモートリポジトリのURLをコピーします。 5、リモートのGitリポジトリへPushします。 git push ここにリモートのリポジトリのURL 6、OpenExchangeにログインし、アプリケーションを追加します。 ※事前にDeveloper communityでユーザアカウントを作成する必要があります。ログイン後、Profile→Applications から Application をクリックし、4 でコピーしたリモートのGitリポジトリのURLを設定します。アプリケーションを登録すると、画面右上に「Send Approval」のボタンが表示されるので、クリックします。再度作成したアプリケーションを開くと、「Apply for Contest」ボタンが表示されるので、クリックすると応募が完了します。
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Mihoko Iijima · 2021年2月1日

第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト 開催のお知らせ

開発者の皆さん、こんにちは!第10回目のコンテストが発表されました👏👏 今回は 🏆 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト 🏆 です! 今回は、いつものコンテストと賞金が異なり 賞金総額:16,000ドル です( ゚Д゚) 応募期間は 2021年2月8日~2月28日 (投票期間は 2021年3月1日~7日、勝者発表は 3月8日)です。 優勝特典 1、審査員から多く票を集めたアプリケーションには、以下の賞金が贈られます。 🥇 1位 - $6,000 🥈 2位 - $3,000 🥉 3位 - $2,000 2、開発者コミュニティで多く票を集めたソリューションには、以下の賞金が贈られます。 🥇 1位 - $3,000 🥈 2位 - $1,500 🥉 3位 - $500 複数の参加者が同数の票を獲得した場合、全参加者が勝者となり賞金は勝者間で分配されます。 参加資格 どなたでもご参加いただけます!(InterSystems 開発者コミュニティのアカウントを作成するだけでご応募いただけます) コンテストのスケジュール 2月8日~28日 応募期間(Open Exchange へ作成されたアプリケーションをアップロードいただける期間=2週間です。この期間内であればアップロード後も自由に編集できます。) 3月1日~7日 投票(1週間) 3月8日 勝者発表(US時間に発表します) コンテストのテーマ 💡 InterSystems IRIS applications 💡 InterSystems IRIS をバックエンド(API またはデータベース)として使用しているアプリケーションで、任意のタイプの InterSystems IRIS の API またはデータモデルを使用しているアプリケーションをご応募ください。 昨年のインターシステムズコンテストシリーズで発表したアプリケーションを改良してグランプリにご応募いただく方法でも大丈夫です。もちろん!100%新しいアプリケーションのご応募も大歓迎です! ご応募いただくアプリケーションは、IRIS Community Edition、IRIS for Health Community Edition、IRIS Advanced Analytics Community Edition のいずれかで動作するように作成してください。 また、アプリケーションはオープンソースであり、GitHub で公開されていることが条件となります。 Helpful resources アプリケーション例は以下の通りです。 objectscript-docker-template rest-api-contest-template native-api-contest-template integratedml-demo-template PythonGateway-template iris-fhir-template iris-fullstack-template iris-interoperability-template iris-analytics-template コンテスト応募方法(このページ末尾のビデオをご参照ください) 審査及び投票ルール(英語) インターシステムズ社のプロダクトマネージャ、Developer Communityのモデレータ、グローバルマスターアドボケイト(VIPレベル)等、Developer Community 内での投票も行われます。 コンテストの審査および投票ルールについて詳細はこちらをご覧ください。 開発者の皆様からの素晴らしアプリケーションのご応募、お待ちしております! ❗️ コンテスト規約については、こちらをご参照ください。❗️ ご応募方法について 以下の応募方法ビデオをご参照ください。 以下、コンテストに応募する迄の手順をご説明します。 コンテスト応募までの流れは以下の通りです(※ビデオでは、3番以降の内容をご紹介しています)。 1、IRISプログラミングコンテスト用テンプレートを使用して、開発環境を準備します。 2、コンテスト用アプリケーションを作成します。 3、コンテストの準備が完了したら、ソースコードをローカルのGitリポジトリへコミットします。 初回コミット時に、Gitの初期設定がないためコミットが失敗することがあります。その場合は、以下のコマンドでGitユーザ名とEmailを設定します。 git config --global user.name "ここにユーザ名" git config --global user.email "ここにメールアドレス” 4、ローカルのGitリポジトリのコミットが完了したら、リモートのGitリポジトリを作成します。 リポジトリ作成後、リモートリポジトリのURLをコピーします。 5、リモートのGitリポジトリへPushします。 git push ここにリモートのリポジトリのURL 6、OpenExchangeにログインし、アプリケーションを追加します。 ※事前にDeveloper communityでユーザアカウントを作成する必要があります。ログイン後、Profile→Applications から Application をクリックし、4 でコピーしたリモートのGitリポジトリのURLを設定します。アプリケーションを登録すると、画面右上に「Send Approval」のボタンが表示されるので、クリックします。再度作成したアプリケーションを開くと、「Apply for Contest」ボタンが表示されるので、クリックすると応募が完了します。 グランプリ・プログラミングコンテストについての追加情報があります! 今回のコンテストでは、開発者同士でチームを組み、共同開発したアプリケーションをご応募いただけます! 1チーム 2~5名 までご参加いただけます 👩‍💻🧑‍💻👨‍💻 ※ チームでご応募いただく場合の注意点 ※アプリケーションの README にチームメンバー名の記載をお忘れなく!(開発者コミュニティのユーザプロファイルのリンクなど掲載お願いします!)
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Mihoko Iijima · 2021年3月1日

★投票開始!★第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト

開発者のみなさん、こんにちは! 第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテストの投票が開始されました! 🔥 これだ!と思う一押し作品に投票お願いします! 🔥 投票期間:3月1日~7日 (1週間) 投票方法は? コミュニティメンバーはどなたでも投票いただけます! 投票種別は、Expert Nomination と Community Nomination に分かれています。コミュニティメンバーは、Community Nomination を選択いただき、どの作品がどの順位になるかを指定しながら投票してください! Community Leaderboard: 順位 ポイント 1位 3点 2位 2点 3位 1点 そして、エキスパートノミネーションからの投票は以下の通りです(エキスパートのレベルが上がると獲得できるポイントも増えます!)。 Experts Leaderboard: エキスパートレベル 順位 1位 2位 3位 GM、モデレーター、プロダクトマネージャーのVIPレベル 9点 6点 3点 グローバルマスターズのエキスパートレベル 6点 4点 2点 グローバルマスターズのスペシャリストレベル 3点 2点 1点 エキスパートリーダーボードの投票はコミュニティリーダーボードにもポイント(1位3点、2位2点、3位1点)が加算されます。 投票方法 詳細 Open Exchange にログインします(開発者コミュニティのアカウントでログインできます)。 投票ボタンは、開発者コミュニティ内で、質問/回答/記事の掲載/投稿に対するコメント など 記載いただいた方に対して有効になります。 ボタンが押せない場合は、コミュニティへのコメントやオリジナルの記事など、書き込みお願いします! 世界の IRIS 開発者が作成した ✨素敵なアプリ✨ が公開されています!ぜひ 🔥これだ🔥 と思う作品に投票お願いします! 投票期間であれば、一度投票した後も別のアプリケーションへ投票し直すこともできます(投票期間は1週間あります)。 なお、コンテスト参加者は投票週間の間にバグの修正やアプリケーションの改善を行うことができますので、アプリケーションのリリース情報についてもお見逃しなく!(サブスクリプション登録が行えます) ➡️ InterSystems オンラインコンテストの新しい投票ルールについて詳細はこちらをご参照ください。
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Mihoko Iijima · 2020年12月17日

Apache Spark + Apache Zeppelin + InterSystems IRIS を起動する方法

みなさん、こんにちは。 昨日、Apache Spark、Apache Zeppelin、そして InterSystems IRIS を接続しようとしたときに問題が発生したのですが、有用なガイドが見つからなかったので、自分で書くことにしました。 ### **はじめに** Apache Spark と Apache Zeppelin とは何か、そしてどのように連携するのかを理解しましょう。 Apache Spark はオープンソースのクラスタコンピューティングフレームワークです。暗黙的なデータ並列化と耐障害性を備えるようにクラスタ全体をプログラミングするためのインターフェースを提供しています。そのため、ビッグデータを扱う必要のある場合に非常に役立ちます。 一方の Apache Zeppelin はノートブックです。分析や機械学習に役立つ UI を提供しています。組み合わせて使う場合、IRIS がデータを提供し、提供されたデータを Spark が読み取って、ノートブックでデータを処理する、というように機能します。 注意: 以下の内容は、Windows 10 で行っています。 ### **Apache Zeppelin** では、必要なすべてのプログラムをインストールしましょう。 まず、[Apache Zeppelin の公式サイト](https://zeppelin.apache.org/download.html)から Apache Zeppelin をダウンロードします。私は **zeppelin-0.8.0-bin-all.tgz** を使用しました。このファイルには、**Apache** **Spark**、**Scala**、および **Python** が含まれます。 ダウンロードファイルを任意のフォルダに解凍します。解凍後、Zeppelin フォルダのルートから \bin\zeppelin.cmd を呼び出して、Zeppelin を起動します。 「**Done, zeppelin server started**」が表示されたら、ブラウザでhttp://localhost:8080 を開きます。 すべてうまくいった場合、「**Welcome to Zeppelin!**」メッセージが表示されます。 ![](/sites/default/files/inline/images/bezymyannyy_2.png) 注意: InterSystems IRIS がインストール済みであることを前提としています。まだインストールしていない場合は、次のステップに進む前に IRIS をダウンロードしてインストールしてください。 ### **Apache Spark** ブラウザウィンドウに Zeppelin ノートブックが開いている状態です。右上の「**anonymous**」をクリックし、「**Interpreter**」をクリックします。下にスクロールして「**spark**」を見つけてください。 ![](/sites/default/files/inline/images/7aitjb.jpg) 「spark」の横に「 **edit** 」ボタンがあるので、それをクリックしましょう。 下にスクロールして、**intersystems-spark-1.0.0.jar** と **intersystems-jdbc-3.0.0.jar** に依存関係を追加します。 私の環境は InterSystems IRIS を C:\InterSystems\IRIS\ ディレクトリにインストールしているため、追加しなければならないものは以下の場所にあります。 ![](https://snag.gy/pOPjZu.jpg)![](/sites/default/files/inline/images/byapkf_0.jpg) 私の環境でのファイルは以下の通りです。 ![](/sites/default/files/inline/images/krgvye.jpg) そして保存します。 ### **動作確認** 動作確認してみましょう。 新しいノートを作成し、段落に次のコードを貼り付けます。 var dataFrame=spark.read.format("com.intersystems.spark").option("url", "IRIS://localhost:51773/NAMESPACE").option("user", "UserLogin").option("password", "UserPassword").option("dbtable", "Sample.Person").load() // dbtable - name of your table URL - IRIS アドレスを 次の書式で指定します。IRIS://ipAddress:superserverPort/namespace **プロトコル「IRIS」** は、Java 共有メモリ接続を提供する TCP/IP 経由の JDBC 接続です。 **ipAddress** - InterSystems IRIS インスタンスの IP アドレス。 ローカルで接続している場合は、localhost の代わりに 127.0.0.1 を使用してください。 **superserverPort** - IRIS インスタンスのスーパーサーバーのポート番号。Web サーバーのポート番号とは異なります。 スーパーサーバーのポート番号を見つけるには、管理ポータルを開き、画面上部にある「概要」のリンクをクリックして表示される画面の「Superserver Port」を確認してください。 **namespace** - InterSystems IRIS インスタンスの既存のネームスペースを指定します。 このデモでは、USER ネームスペースに接続しています。   この段落を実行しましょう。 うまくいけば、「FINISHED」が表示されます。 私のノートブックでの実行例です。   まとめ   この記事の内容をまとめると、Apache Spark、Apache Zeppelin、および InterSystems IRIS がどのように連携できるかがわかりました。 次の記事では、データ分析についてお話しします。   リンク * [Apache Spark の公式サイト](https://spark.apache.org) * [Apache Spark のドキュメント](https://spark.apache.org/documentation.html) * [IRIS プロトコル](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=AFL_jdbc) * [InterSystems Spark コネクタの使用](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=BSPK)
記事
Toshihiko Minamoto · 2021年2月11日

InterSystems IRIS デプロイガイド - AWS CloudFormation テンプレート  

InterSystems IRIS デプロイガイド - AWS CloudFormation テンプレート    注意: 本ガイド (特に前提条件のセクション) を理解するには、AWS に関する中級から上級レベルの知識が必要になります。 S3 バケット、EC2 インスタンスの IAM ロール、VPC、サブネットを作成する必要があります。 また、InterSystems バイナリへのアクセス (通常は WRC サイトからダウンロード可) および IRIS のライセンスキーも必要になります。   2020 年 8月 12日 Anton Umnikov   テンプレートのソースコードは、こちらから入手していただけます:  目次 InterSystems IRIS デプロイガイド – AWS パートナーネットワーク はじめに 前提条件と要件 所要時間 製品ライセンスとバイナリ AWS アカウント IAM エンティティ (ユーザー) EC2 の IAM ロール S3 バケット VPC とサブネット EC2 キーペア 必要な知識 アーキテクチャ マルチ AZ 配置による耐障害性を備えたアーキテクチャダイアグラム (優先) シングルインスタンンス、シングル AZ 配置のアーキテクチャダイアグラム (開発およびテスト) デプロイメント セキュリティ プライベートサブネットのデータ 保存されている IRIS データの暗号化 転送中の IRIS データの暗号化 IRIS Management Portal への安全なアクセス ログ / 監査 / モニタリング サイジング / コスト デプロイアセット デプロイオプション デプロイアセット (プロダクションに推奨) CloudFormation テンプレートの入力パラメータ クリーンアップ デプロイのテスト 正常性チェック フェイルオーバーテスト バックアップと回復 バックアップ インスタンスの障害 アベイラビリティーゾーン (AZ) の障害 リージョンの障害 RPO/RTO ストレージ容量 セキュリティ証明書の期限 日常的なメンテナンス 緊急メンテナンス サポート トラブルシューティング InterSystems サポートへの問い合わせ 付録 IAM Policy for EC2 instance       はじめに InterSystems は、ユーザーの皆さまに InterSystems と AWS のベストプラクティスに則したかたちで独自の InterSystems IRIS® データプラットフォームをセットアップしていただけるよう CloudFormation テンプレートを提供しております。   本ガイドでは、CloudFormation テンプレートをデプロイするステップを詳しく解説していきます。    本ガイドでは、InterSystems IRIS CloudFormation テンプレートをデプロイする 2 種類の方法をご紹介します。 1 つ目は、複数のアベイラビリティーゾーン (AZ) を使い、プロダクションのワークロードを対象とした可用性の高い方法で、2 つ目は、開発とテストのワークロードを対象に、単一のアベイラビリティーゾーンにデプロイする方法です。   前提条件と要件 このセクションでは、当社のソリューションを実行、操作していただくための前提条件と要件について詳しく説明します。 所要時間 デプロイ自体は 4 分程度で完了しますが、前提条件やテストの時間を入れると、最大 2 時間ほどかかります。 製品ライセンスとバイナリ InterSystems のお客様には、https://wrc.intersystems.com より InterSystems IRIS のバイナリをご使用いただけます。 WRC の認証情報を使ってログインしてから、リンクに従って Actions -> SW Distributions -> InterSystems IRIS と順に移動してください。 このデプロイガイドは、InterSystems IRIS 2020.1 のビルド 197 の Red Hat プラットフォーム向けに作成されています。 IRIS のバイナリファイル名は、 ISCAgent-2020.1.0.215.0-lnxrhx64.tar.gz および IRISHealth-2020.1.0.217.1-lnxrhx64.tar.gz形式で書かれています。 InterSystems IRIS のライセンスキーは、既存のライセンスキー (iris.key) を使用いただけるはずです。 また、InterSystems IRIS Evaluation Service (https://download.intersystems.com/download/register.csp) より評価キーをリクエストしていただくこともできます。 AWS アカウント セットアップ済みの AWS アカウントが必要です。 お持ちでない方は、 https://aws.amazon.com/getting-started/ よりセットアップしてください。   IAM エンティティ (ユーザー)   IAM (ユーザーまたはロール) を作成します。 IAM ユーザーは、AWS CloudFormation のアクションを許可するポリシーが必要です。 CloudFormation テンプレートをデプロイするのに、ルートアカウントは使わないでください。 AWS CloudFormation のアクションに加え、スタックを作成または削除する IAM ユーザーは、スタックテンプレートに依拠する別のアクセス権限も必要になります。 このデプロイでは、次のセクションで紹介するすべてのサービスへのアクセス権が必要になります。 参考資料: https://docs.aws.amazon.com/AWSCloudFormation/latest/UserGuide/using-iam-template.html   EC2 の IAM ロール CloudFormation テンプレートは、EC2 インスタンスが S3 バケットにアクセスし、CloudWatch にログを入力するのを許可する IAM ロールが必要です。 そうようなロールに関連するポリシーの例については、「IAM Policy for EC2 instance」と題した付録をご参照ください。 参考資料: https://docs.aws.amazon.com/IAM/latest/UserGuide/id_roles.html   S3 バケット 「my bucket」という名前の S3 バケットを作成し、IRIS のバイナリファイルと iris.key をコピーします。   BUCKET= aws s3 mb s3://$BUCKET aws s3 cp ISCAgent-2020.1.0.215.0-lnxrhx64.tar.gz s3://$BUCKET aws s3 cp IRISHealth-2020.1.0.217.1-lnxrhx64.tar.gz s3://$BUCKET aws s3 cp iris.key s3://$BUCKET   VPC とサブネット   テンプレートは、IRIS を既存の VPC とサブネットにデプロイするようにデザインされています。 AZ が 3 つ以上あるリージョンでは、3 つの異なる AZ でプライベートサブネットを 3 つ作成することを推奨しています。 Bastion Host は、VPC 内にあるパブリックサブネットのいずれかに配置します。 CloudFormation テンプレート (https://docs.aws.amazon.com/codebuild/latest/userguide/cloudformation-vpc-template.html) を基に VPC とサブネットを作成するには、AWS の例に従ってください。   EC2 キーペア   このテンプレートによってプロビジョンされる EC2 インスタンスにアクセスするには、EC2 キーペアが少なくとも 1 つは必要です。 詳細は、こちらのガイドをご参照ください: https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-key-pairs.html。 必要な知識   以下の AWS サービスに関する知識が必要になります。 Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) AWS CloudFormation AWS Elastic Load Balancing AWS S3   このデプロイを実行するにあたり、アカウント制限の引き上げは必要ありません。   適切なポリシーやアクセス権限の詳細は、こちらでご確認ください https://docs.aws.amazon.com/AWSCloudFormation/latest/UserGuide/using-iam-template.html。 注意: AWS アソシエイト認定をお持ちのユーザーなら、十分な知識を修得していると思われます。   アーキテクチャ   このセクションでは、考えられる 2 つのパターンのデプロイを対象としたアーキテクチャダイアグラムをご紹介し、アーキテクチャデザインの選択肢についても解説します。 マルチ AZ 配置による耐障害性を備えたアーキテクチャダイアグラム (優先)   優先されるこのオプションでは、高い可用性と耐障害性を確保するために、IRIS のミラー化されたインスタンスが 2 つのアベイラビリティーゾーンでロードバランサーの後に置かれます。 アベイラビリティーゾーンが 3 以上あるリージョンでは、Arbiter ノードが 3 つ目の AZ に置かれます。   データベースノードは、プライベートサブネットに置かれます。 Bastion Host は、同じ VPC 内のパブリックサブネットにあります。   ![](/sites/default/files/inline/images/images/image-20200812161954-1.png)   Network Load Balancer は、データベースのトラフィックを現在のプライマリ IRIS ノードに移動させます。 Bastion Host は、IRIS EC2 インスタンスへの安全なアクセスを実現します。 IRIS は、すべての顧客データを暗号化された EBS ボリュームに保存します。 EBS は暗号化され、AWS Key Management Service (KMS) により管理されるキーを使用します。 転送中のデータの暗号化が必要とされる規制ワークロードについては、インスタンスの r5n ファミリーを使用すると、インスタンス間のトラフィックが自動的に暗号化されるので便利です。 IRIS レベルでトラフィックを暗号化することも可能ですが、CloudFormation はこれを有効化していません (本ガイドの「転送中の IRIS データの暗号化」のセクションをご覧ください)。 セキュリティグループを使用すると、必要なトラフィックだけを許可できるため、アクセスを可能な限り制限できます。   シングルインスタンンス、シングル AZ 構成アーキテクチャダイアグラム (開発およびテスト)   InterSystems IRIS は、開発や評価を行う目的で、1 つのアベイラビリティーゾーンにデプロイすることもできます。 データフローやアーキテクチャのコンポーネントは、前のセクションで説明したものと同じです。 このソリューションは、高い可用性も、耐障害性も提供しないため、プロダクションでの使用には適していません。   ![](/sites/default/files/inline/images/images/image-20200812161954-2.png)     デプロイメント 「前提条件」のセクションで作成した IAM エンティティ (ソリューションのデプロイに必要な権限を持つ IAM エンティティ) を使って、AWS アカウントにログインします。 VPC、S3 バケット、IRIS バイナリ、ライセンスキーなど、前提条件がすべて整っていることを確認します。 以下のリンクをクリックし、マルチ AZ 配置による耐障害性を備えた CloudFormation テンプレートをデプロイします (デプロイ先は us-east-1): https://console.aws.amazon.com/cloudformation/home?region=us-east-1#/stacks/new?stackName=InterSystemsIRIS&templateURL=https://isc-tech-validation.s3.amazonaws.com/MirrorCluster.yaml。 「Step 1 - Create Stack」で、「Next」ボタンをクリックします。 「Step 2 - Specify stack details」で、要件に合わせて CloudFormation パラメータを入力、調整します。 「Next」ボタンをクリックします。 「Step 3 - Configure stack options」で、オプションのタグ、権限、詳細オプションを入力、調整します。 「Next」ボタンをクリックします。 CloudFormation の設定を確認します。 「Create Stack」ボタンをクリックします。 CloudFormation テンプレートがデプロイされるまで、4 分ほど待ちます。 デプロイのステータスが「CREATE_COMPLETE」になっていれば、デプロイは成功です。 ステータスが「CREATE_FAILED」になっていれば、本ガイドの「トラブルシューティング」のセクションをご覧ください。 デプロイが完了したら、本ガイドの「正常性チェック」を実行してください。   セキュリティ このセクションでは、このガイドを実行してデプロイされる InterSystems IRIS のデフォルト設定、ベストプラクティスの概要、AWS でソリューションをセキュリティ保護するオプションについて解説します。   プライベートサブネットのデータ   InterSystems IRIS の EC2 インスタンスは、プライベートサブネットに配置し、それへのアクセスは Bastion Host を経由する場合か、ロードバランサーを経由するアプリケーションに限定する必要があります。 保存されている IRIS データの暗号化 InterSystems IRIS を実行するデータベースインスタンスでは、保存データは基になる (かつ暗号化されている) EBS ボリューム内に格納されます。 この CloudFormation テンプレートは、アカウントのデフォルトの AWS マネージドキーで暗号化される「aws/eb」という名前の EBS ボリュームを作成します。   転送中の IRIS データの暗号化   この CloudFormation では、クライアントとサーバー間の接続と、インスタンス間の接続はセキュリティ保護されません。 転送中のデータを暗号化する必要がある場合は、デプロイが完了してから、以下のリンクに記載されているステップを実行してください。   SuperServer 接続 (JDBC/ODBC の接続) で SSL を有効化するステップ: https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCAS_ssltls#GCAS_ssltls_superserver   IRIS EC2 インスタンス間では、耐久性を備えたマルチ AZ 構成のトラフィックも暗号化が必要になる場合があります。 これは、ミラー化に対し SSL 暗号化を有効にする (https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCAS_ssltls#GCAS_ssltls_mirroring) か、インスタンス間のトラフィックを自動的に暗号化する、インスタンスの r5n ファミリーに切り替えることで実現できます。   AWS Certificate Manager (ACM) を使用すれば、Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) 証明書のプロビジョン、管理、デプロイを簡単に行えます。 IRIS Management Portal への安全なアクセス   デフォルトで、IRIS Management Portal は、Bastion Host 経由でのみアクセスできるようになっています。   ログ / 監査 / モニタリング InterSystems IRIS は、messages.log ファイルにログ情報を保管します。 CloudFormation では、追加のログ / モニタリングサービスはセットアップされません。 こちらに記載される構造化ログを有効化することを推奨します。 https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=ALOG   CloudFormation テンプレートは、InterSystems IRIS と CloudWatch の連携をインストールしません。 InterSystems では、https://github.com/antonum/CloudWatch-IRIS の InterSystems IRIS と CloudWatch の連携を推奨しています。  これにより、IRIS のメトリクスとログが messages.log ファイルから AWS CloudWatch に収集されます。   CloudFormation テンプレートは、AWS CloudTrail のログを有効化しません。 CloudTrail のログを有効化するには、CloudTrail のサービスコンソールに移動し、CloudTrail のログを有効化します。 CloudTrail を使用すると、AWS インフラストラクチャで実行されるアクションに関連するアクティビティは、イベントとして CloudTrail に記録されます。 これにより、AWS アカウントのガバナンス、コンプライアンス、運用、リスクの監査を有効化できます。    参考資料: https://docs.aws.amazon.com/awscloudtrail/latest/userguide/cloudtrail-user-guide.html   InterSystems では、InterSystems IRIS のログとメトリクスのモニタリング、および少なくとも以下のインジケーターに対しアラートを設定することを推奨しています。 重要度 2 と 3 のメッセージ ライセンスの消費 ジャーナルとデータベースのディスク領域が不足している Write Daemon のステータス Lock Table ステータス   上の内容に加え、ユーザーの皆さまには独自のモニタリングメトリクス、アラートメトリクス、アプリケーション固有の KPI を指定することを推奨しています。   サイジング / コスト このセクションでは、本ガイドの「デプロイアセット」のセクションで説明する AWS のリソースを作成します。 このデプロイの実行中に使用される AWS サービスのコストはお客様の負担となります。 InterSystems IRIS のデプロイに最低限必要な設定をするだけでも、高い可視性とセキュリティが確保されます。   本ガイドのテンプレートでは、InterSystems IRIS の BYOL (Bring Your Own License「ライセンスは各自で用意する」) ライセンスモデルを採用しています。   InterSystems IRIS Marketplace のページでは、Pay Per Hour IRIS Pricing (時間課金制の IRIS 使用料金) についてご説明しています: https://aws.amazon.com/marketplace/pp/B07XRX7G6B?qid=1580742435148&sr=0-3   BYOL モデルの料金に関する詳細は、https://www.intersystems.com/who-we-are/contact-us/ より InterSystems までお問い合わせください。   正常に機能するプラットフォームを提供するには、以下の AWS アセットが必要です。 EC2 インスタンス 3 つ (EBS ボリュームとプロビジョンされた IOPS を含む) Elastic Load Balancer 1 つ   次のテーブルでは、デプロイ用の CloudFormation テンプレートに組み込まれる EC2 と EBS のキャパシティおよび AWS リソースのコスト (単位: $/月) に関する推奨事項を示しています。   ワークロード   開発 / テスト 小規模 中規模 大規模 EC2 DB* m5.large 2 * r5.large 2 * r5.4xlarge 2 * r5.8xlarge EC2 Arbiter* t3.small t3.small t3.small t3.small EC2 Bastion* t3.small t3.small t3.small t3.small EBS SYS gp2 20GB gp2 50GB io1 512GB 1,000iops io1 600GB 2,000iops EBS DB gp2 128GB gp2 128GB io1 1TB 10,000iops io1 4TB 10,000iops EBS JRN gp2 64GB gp2 64GB io1 256GB 1,000iops io1 512GB 2,000iops 計算コスト 85.51 199.71 1506.18 2981.90 EBS ボリュームのコスト 27.20 27.20 450.00 1286.00 EBS IOPS コスト - - 1560.00 1820.00 サポート (ベーシック) - - 351.62 608.79 コスト合計 127.94 271.34 3867.80 6696.69 計算リンク 計算 計算 計算 計算 *すべての EC2 インスタンスには追加で gp2 の EBS ルートボリュームが 20GB 含まれます。   AWS の推定コストは、バージニア州北部の地域のオンデマンド料金を基に計算されています。 スナップショットとデータ転送のコストは含まれていません。 料金に関する最新情報は、AWS 料金を参照してください。   デプロイアセット デプロイオプション InterSystems IRIS CloudFormation テンプレートには、デプロイオプションが 2 つあります。 マルチ AZ 配置オプションは、プロダクションのワークロードに適した、可用性が高く、冗長性を備えたアーキテクチャを提供します。 シングル AZ 配置オプションは、低コストのオプションで、開発やテストのワークロードに適しています。 デプロイアセット (プロダクションでの使用に推奨) InterSystems IRIS のデプロイメントは、CloudFormation テンプレートを使って実行されます。同テンプレートは、入力パラメータを受け取り、それをネストされた適切なテンプレートに渡します。  それらは、条件や依存関係に従って順番に実行されます。   作成される AWS リソース VPC セキュリティグループ IRIS ノードと Arbiter の EC2 インスタンス Network Load Balancer (NLB) (Amazon Elastic Load Balancing (Amazon ELB))   CloudFormation テンプレートの入力パラメータ AWS 全般 EC2 Key Name Pair EC2 インスタンスロール S3 IRIS のディストリビューションファイルとライセンスキーがある S3 バケットの名前。 ネットワーク リソースが起動される個別の VPC とサブネット。 データベース データベースマスターパスワード データベースノードの EC2 インスタンスタイプ   スタックの作成 マスターテンプレートの出力は、JDBC クライアントを InterSystems IRIS に接続する際に使用できる JDBC エンドポイント、Bastion Host のパブリック IP、および両方の IRIS ノードのプライベート IP、と 4 つの出力があります。   クリーンアップ 本ガイドを実行した結果デプロイされるリソースを削除するには、AWS CloudFormation Delete ドキュメンテーションに記載されているステップを実行してください。 デプロイとの統合やサポートの実施中に手動で作成したその他のリソース (S3 バケットや VPC など) を削除します。   デプロイのテスト 正常性チェック   Node 01/02 Management Portal へのリンクをクリックします。 ユーザー名「SuperUser」および CloudFormation テンプレートで選択したパスワードを使ってログインします。   System Administration -> Configuration -> Mirror Settings -> Edit Mirror と順に移動します。 システムに 2 つのファイルオーバーメンバが設定されていることを確認します。   ミラー化されたデータベースが作成され、アクティブであることを確認します。 System Administration -> Configuration -> Local Databases と順に移動します。   「First Look JDBC」と題したドキュメント (https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=AFL_jdbc) の内容に従って、JDBC が Load Balancer を介して IRIS に接続されていることを確認します。 URL 変数をテンプレートの出力に表示されている値に変更し、パスワードも「SYS」からセットアップの最中に選択したパスワードに変更します。     フェイルオーバーテスト   Node02 で、Management Portal にアクセス (上の「正常性チェック」のセクション参照) し、Configuration->Edit Mirror と順に開きます。 ページの一番下に「このメンバはバックアップです。 プライマリに変更を加える必要があります。」 というメッセージが表示されます。   AWS EC2 マネジメントダッシュボードで Node01 インスタンスを見つけます。 その名前は、MyStackName-Node01-1NGXXXXXX の形式で書かれています。   Node01 インスタンスを再起動します。 これにより、インスタンス / AZ の停止がシミュレートされます。   Node02 の「Edit Mirror」ページを再度読み込みます。 するとステータスは、このメンバはプライマリです。 変更内容は他のメンバに送信されます。 に変わるはずです。   バックアップと回復 バックアップ CloudFormation をデプロイしても、InterSystems IRIS のバックアップは有効化されません。 当社では、EBS Snapshot (https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/EBSSnapshots.html) と IRIS Write Daemon Freeze (https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCDI_backup#GCDI_backup_methods_ext) の両方を使って IRIS EBS ボリュームをバックアップすることを推奨しています。 インスタンスの障害 異常な IRIS インスタンスは、IRIS のミラーリング機能と Load Balancer により検出され、トラフィックは別のミラーノードに移動されます。 回復可能なインスタンスはミラーに再度参加して、通常の操作が続行されます。 異常な状態が続くインスタンスがある場合は、当社のナレッジベースおよび本ガイドの「緊急メンテナンス」のセクションをご覧ください。 アベイラビリティゾーン (AZ) の障害 AZ の障害が発生すると、トラフィックが一時的に中断される場合があります。 インスタンスの障害発生時と同様に、この場合も IRIS のミラーリング機能と Load Balancer がトラフィックを使用可能な別の AZ に切り替えて状況に対処します。 リージョンの障害 本ガイドで紹介するアーキテクチャでは、マルチリージョンオペレーションをサポートする設定はデプロイされません。 IRIS の非同期ミラーリングと AWS Route53 を使用すれば、中断を最小限に抑えながらリージョンの障害に対処できる構成を作成できます。 詳細は、https://community.intersystems.com/post/intersystems-iris-example-reference-architectures-amazon-web-services-aws を参照してください。 RPO/RTO 目標復旧時点 (RPO) シングルノードの開発 / テスト設定は、最後に正常に行われたバックアップの時刻によって定義されます。 Multi Zone Fault Tolerant セットアップは、フェイルオーバー発生時にデータの完全な一貫性を保証するアクティブ/アクティブ構成を提供し、最後に正常に実行されたトランザクションの RPO が使用されます。   目標復旧時間 (RTO) シングルノードの開発 / テスト構成におけるバックアップの復元は、本デプロイガイドの範囲外です。 EBS ボリュームのスナップショットを復元することに関する詳細は、https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ebs-restoring-volume.htmlを参照してください。 Multi Zone Fault Tolerant セットアップの RTO は、一般的に、Elastic Load Balancer がトラフィックを IRIS クラスタの新しい Primary Mirror ノードに移動させるのに要する時間によって定義されます。 RTO の時間は、ミラー対応アプリケーションを作成するか、ミラーに Application Server Connection を追加することで、さらに短縮できます (https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GHA_mirror#GHA_mirror_set_configecp を参照)。 ストレージ容量 IRIS ジャーナルとデータベースの EBS ボリュームは、容量が上限に達する場合があります。 InterSystems では、IRIS Dashboard ならびに「df」のような Linux のファイルシステムツールを使い、ジャーナルとデータベースのボリュームの状態をモニタリングすることを推奨しています。   ジャーナルとデータベースのボリュームは、EBS ガイド [https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ebs-modify-volume.html](https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ebs-modify-volume.html)を使えば拡張することができます。 注意: EBS ボリュームの拡張と Linux ファイルシステムの拡張の両方のステップを実行する必要があります。 また、データベースのバックアップを実行した後に、[Purge Journals](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCDI_journal#GCDI_journal_tasks)を実行すれば、ジャーナルが占めていた領域を開放することもできます。   また、インスタンスに対して CloudWatch Agent を有効にして (この CloudFormation テンプレートでは無効)、ディスク領域をモニタリングすることも検討してもよいでしょう (https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/monitoring/Install-CloudWatch-Agent.html)。   セキュリティ証明書の期限 AWS Certificate Manager (ACM) を使えば、Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) 証明書を簡単にプロビジョン、デプロイ、管理し、またその有効期限をモニタリングできます。   証明書の有効期限は把握しておく必要があります。 InterSystems では、証明書の有効期限をモニタリングする統合プロセスは提供していません。 AWS では、アラームのセットアップに便利な CloudFormation テンプレートが提供されています。 詳細は、こちらのリンク https://docs.aws.amazon.com/config/latest/developerguide/acm-certificate-expiration-check.html をご覧ください。 日常的なメンテナンス ミラー化された構成において IRIS をアップグレードする手順については、https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCI_upgrade#GCI_upgrade_tasks_mirrorsを参照してください。   継続的なタスクについて、InterSystems では以下を含む AWS と InterSystems のベストプラクティスを実施することを推奨しています。  アクセスキーのローテーション サービス制限の評価 証明書の更新 IRIS ライセンスの制限と期限: https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCM_dashboard ストレージ容量のモニタリング: https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCM_dashboard また、EC2 インスタンスに CloudWatch Agent を追加することを検討しても良いでしょう: https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/monitoring/Install-CloudWatch-Agent.html。   緊急メンテナンス   EC2 インスタンスを使用できる場合は、Bastion Host 経由でインスタンスに接続しましょう。   注意: インスタンスを停止 / 開始した後は、Bastion Host のパブリック IP が変更される場合があります。 これが、IRIS クラスタの可用性や JDBC 接続に影響することはありません。   コマンドラインを使ってアクセスするには、以下のコマンドを使って Bastion Host 経由で IRIS ノードに接続します。   $ chmod 400 .pem $ ssh-add .pem   $ ssh -J ec2-user@<bastion-public-ip> ec2-user@<node-private-ip> -L 52773:1:52773   上のコマンドを実行したら、インスタンスの Management Portal が http://localhost:52773/csp/sys/%25CSP.Portal.Home.zen にて使用可能になります。ユーザは「SuperUser」、パスワードはスタックの作成時に入力したパスワードを使います。   IRIS のコマンドプロンプトにアクセスするには、以下のコマンドを使います。   $ iris session iris   「InterSystems IRIS Management and Monitoring」ガイドを参照してください: https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=GCM   InterSystems サポートへの問い合わせ。   EC2 インスタンスが使用またはアクセスできない場合は、AWS サポートまでお問い合わせください。   注意: マルチ AZ 配置のデプロイで発生する AZ やインスタンスの障害は、自動的に処理されます。 サポート トラブルシューティング   CloudFormation で「Create Stack」(スタックを作成) を実行できません 「Create Stack」を実行できる適切な権限を持っていることをご確認ください。 AWS アカウントの管理者にアクセス権限をお求めください。また、問題が解決しない場合は AWS サポートまでお問い合わせください   スタックは作成されますが、IRIS にアクセスできません EC2 インスタンスのステータスが「CEATE COMPLETED」に変わってから、IRIS の使用準備が完全に整うまでは、およそ 2 分程度かかります。 SSH で EC2 Node のインスタンスと通信し、IRIS が稼働していることをご確認ください。   $iris list   アクティブな IRIS インスタンスが見当たらない場合や、“iris: command not found” というメッセージが表示される場合は、IRIS のインストールが失敗したことを意味します。 インスタンスを最初に開始するときに、インスタンスの $cat /var/log/cloud-init-output.log をチェックして、インストールに問題がなかったどうかを確認します。   IRIS は稼働していますが、Management Portal にアクセスすることも、[Java] アプリケーションから接続することもできません CloudFormation が作成した Security Group に、お使いのソース IP アドレスが許可されている IP アドレスとして表示されていることをご確認ください。 InterSystems サポートへの問い合わせ InterSystems Worldwide Response Center (WRC) では、専門家によるテクニカルサポートを提供しています。   InterSystems IRIS のサポートは、常に IRIS へのサブスクリプションに含まれています。   電話、メール、オンラインでのサポートは、24 時間、年中無休でご利用いただけます。 世界 15 か国にサポートアドバイザーを配置。英語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ウェールズ語、アラビア語、ヒンディー語、中国語、タイ語、スウェーデン語、韓国語、日本語、フィンランド語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語およびハンガリー語での対応が可能です。 お客様の成功を大切にする、経験、知識ともに豊富なサポートスペシャリストが、すべてのお客様を素早くサポートいたします。   すぐにサポートが必要な場合   電話サポート: +1-617-621-0700 (US) +44 (0) 844 854 2917 (UK) 0800615658 (NZ フリーダイヤル) 1800 628 181 (AUS フリーダイヤル)   メールサポート: support@intersystems.com   オンラインサポート: WRC ダイレクト support@intersystems.com までログイン情報をお求めください。 付録 IAM Policy for EC2 instance   以下の IAM ポリシーを使うことで、EC2 インスタンスは S3 バケット ‘my-bucket’ からオブジェクトを読み取り、CloudWatch にログを書き込むことができます。   {   "Version": "2012-10-17",   "Statement": [     {       "Sid": "S3BucketReadOnly",       "Effect": "Allow",       "Action": ["s3:GetObject"],       "Resource": "arn:aws:s3:::my-bucket/*"     },     {       "Sid": "CloudWatchWriteLogs",       "Effect": "Allow",       "Action": [         "logs:CreateLogGroup",         "logs:CreateLogStream",         "logs:PutLogEvents",         "logs:DescribeLogStreams"       ],       "Resource": "arn:aws:logs:*:*:*"     }   ] }  
記事
Toshihiko Minamoto · 2021年4月8日

Jupyter Notebook + Apache Spark + InterSystems IRIS を起動させる方法

皆さん、こんにちは。 今日は、Jupyter Notebook をインストールして、Apache Spark と InterSystems IRIS に接続したいと思います。 注記: 以下にお見せする作業は Ubuntu 18.04 で Python 3.6.5 を使って実行しました。 ### **はじめに** **Apache Zeppelin** の代わりに認知度が高く、よく普及していて、主に Python ユーザーの間で人気というノートブックをお探しの方は、 **Jupyter notebook**をおすすめします。 **Jupyter notebook** は、とてもパワフルで優れたデータサイエンスツールです。 大きなコミュニティが存在し、使用できるソフトウェアや連携がたくさんあります。 Jupyter Notebook では、ライブコード、数式、視覚化インターフェース、ナレーションテキストを含む文書を作成、共有できます。 機能としてデータクリーニングや変換、数値シミュレーション、統計モデリング、データの視覚化、機械学習などが含まれています。 最も重要なこととして、問題に直面したときにその解決を手伝ってくれる大きなコミュニティが存在します。 ### **要件の確認** 何かうまく行かないことがあれば、一番下の「考えられる問題と解決策」をご覧ください。 まずは、Java 8 がインストールされていることを確認してください (**java -version** で "1.8.x" が返される)。 次に、[apache spark](https://spark.apache.org/downloads.html) をダウンロードし、解凍します。 それから、ターミナルで以下のコマンドを実行します。 > pip3 install jupyter > > pip3 install toree > > jupyter toree install --spark\_home=/path\_to_spark/spark-2.3.1-bin-hadoop2.7 --interpreters=PySpark --user では、ターミナルを開き、**vim ~/.bashrc** を実行してください。 一番下に次のコードをペーストします (これは環境変数です)。 >  export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/**installed java 8** >  export PATH="$PATH:$JAVA_HOME/bin" >  export SPARK_HOME=/**path to spark**/spark-2.3.1-bin-hadoop2.7 >  export PATH="$PATH:$SPARK_HOME/bin" >  export PYSPARK\_DRIVER\_PYTHON=jupyter >  export PYSPARK\_DRIVER\_PYTHON_OPTS="notebook" ![](/sites/default/files/inline/images/screenshot_from_2018-08-03_15-34-39.png) それから、**source ~/.bashrc** を実行します。 ### **正常に動作することを確認する** それでは、Jupyter Notebook を起動しましょう。 ターミナルで、**pyspark** を実行します。 ![](/sites/default/files/inline/images/screenshot_from_2018-08-03_16-08-01.png) 返された URL をブラウザーで開きます。  次の画像のような画面が表示されると思います。 ![](/sites/default/files/inline/images/screenshot_from_2018-08-03_16-11-03.png) **new** をクリックし、**Python 3** を選択したら、次のコードをパラグラフにペーストします。 > import sys > print(sys.version) > sc 以下のような出力が見られるはずです。 ![](/sites/default/files/inline/images/screenshot_from_2018-08-03_16-18-35.png) ターミナルで ctrl-c を実行して Jupyter を停止します。 注意: 独自のjar ファイルを追加する場合は、好きな jar ファイルを $SPARK_HOME/jars に移動します。 intersystems-jdbc と intersystems-spark を使いたいので (jpmml ライブラリも必要)、 必要な jar ファイルを Spark にコピーします。 ターミナルで次のコードを実行します。 > sudo cp /path to intersystems iris/dev/java/lib/JDK18/intersystems-jdbc-3.0.0.jar /path to spark/spark-2.3.1-bin-hadoop2.7/jars > > sudo cp /path to intersystems iris/dev/java/lib/JDK18/intersystems-spark-1.0.0.jar /path to spark/spark-2.3.1-bin-hadoop2.7/jars > > sudo cp /path to jpmml/jpmml-sparkml-executable-version.jar /path to spark/spark-2.3.1-bin-hadoop2.7/jars 問題がないことを確認してください。 ターミナルでもう一度 **pyspark** を実行し、(前回の[記事](https://community.intersystems.com/post/load-ml-model-intersystems-iris)でご紹介した) 次のコードを実行します。 > from pyspark.ml.linalg import Vectors > from pyspark.ml.feature import VectorAssembler > from pyspark.ml.clustering import KMeans > from pyspark.ml import Pipeline > from pyspark.ml.feature import RFormula > from pyspark2pmml import PMMLBuilder > > dataFrame=spark.read.format("com.intersystems.spark").\ > option("url", "IRIS://localhost:51773/NAMESPACE").option("user", "dev").\ > option("password", "123").\ > option("dbtable", "DataMining.IrisDataset").load() # load iris dataset > > (trainingData, testData) = dataFrame.randomSplit([0.7, 0.3]) # split the data into two sets > assembler = VectorAssembler(inputCols = ["PetalLength", "PetalWidth", "SepalLength", "SepalWidth"], outputCol="features") # add a new column with features > > kmeans = KMeans().setK(3).setSeed(2000) # clustering algorithm that we use > > pipeline = Pipeline(stages=[assembler, kmeans]) # First, passed data will run against assembler and after will run against kmeans. > modelKMeans = pipeline.fit(trainingData) # pass training data > > pmmlBuilder = PMMLBuilder(sc, dataFrame, modelKMeans) > pmmlBuilder.buildFile("KMeans.pmml") # create pmml model 出力は以下のようになりました。 ![](/sites/default/files/inline/images/screenshot_from_2018-08-03_16-34-06.png) 出力ファイルが jpmml kmeans model になっていますので、 すべて完璧です! 考えられる問題と解決策 * **'jupyter'コマンドが見つからない** 1. vim ~/bashrc; 2. 一番下に **export PATH="$PATH:~/.local/bin"** を追加します。 3. ターミナルで 「source ~/.bashrc」 を実行します。 4. 問題が解決しない場合は pip3 と jupyter を再インストールしてください。 * **env: 'jupyter': このようなファイルまたはディレクトリはありません。** 1. ~/.bashrc で、「export PYSPARK\_DRIVER\_PYTHON=/home/.../.local/bin/jupyter 」を設定します。 * **TypeError: 'JavaPackage' オブジェクトは呼び出せません。** 1. 必要な jar ファイルが /.../spark-2.3.1-bin-hadoop2.7/jars にあることを確認します。 2. Notebook を再起動します。 * **Java ゲートウェイプロセスがそのポート番号をドライバーに送る前に終了してしまう** 1. Java バージョンは 8 を使用する (Java 6/7 でも動作すると思いますが、確認はしていません)。 2. **echo $JAVA_HOME** を実行すれば、Java のバージョン 8 が返されるはずです。 そうでない場合は、~/.bashrc のパスを変更します。 3. ターミナルに  **sudo** **update-alternatives --config java ** をペーストし、Java の適切なバージョンを選択します。 4. ターミナルに  **sudo** **update-alternatives --config javac **をペーストし、Java の適切なバージョンを選択します。 * **PermissionError: [Errno 13] Permission denied: '/usr/local/share/jupyter'** 1. ターミナルでコマンドの最後に --user を追加します。 * **Jupyter コマンド'toree'の実行エラー : [Errno 2] このようなファイルまたはディレクトリはありません。** 1. sudo なしでコマンドを実行します。 * **PYSPARK\_SUBMIT\_ARGS ** のようなシステム変数や他の spark/pyspark 変数を使用した場合、または /.../spark-2.3.1-bin-hadoop2.7/conf/spark-env.sh の変更が原因で、特定のエラーが生じた場合 1. これらの変数を削除して spark-env.sh を確認します。 ### **リンク** * [**Jupyter**](http://jupyter.org/) * **[Apache Toree](https://toree.incubator.apache.org/)** * [**Apache Spark**](https://spark.apache.org/) * [**ML モデルを InterSystems IRIS に読み込む**](https://jp.community.intersystems.com/node/483536) * [**Iris Dataset の K 平均法**](https://jp.community.intersystems.com/node/478551) * [**Apache Spark、Apache Zeppelin、InterSystems IRIS を起動させる方法**](https://jp.community.intersystems.com/node/483681)
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年2月8日

テクノロジーボーナス詳細:第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト

開発者の皆さん、こんにちは! 第10回のグランプリ・プログラミングコンテストの 続報 📣 の「テクノロジーボーナス」についてご紹介します。 今回のコンテストでは、チームで開発した作品もご応募いただけます!ぜひコンテスト詳細ページもご確認ください! Group Bonus Points General Docker 2 ZPM 2 Unit Testing 2 API REST API 2 ODBC/JDBC 2 Native API in Java, Python, .NET, node.js 2 Multi-model Globals (key-value) 2 SQL 2 Object 2 New model 3 Analytics IRIS BI 2 IRIS NLP 2 InterSystems Reports 3 AI/ML Integrated ML 4 Python or Julia Gateway 3 Interoperability BPL 3 Custom Adapter 2 PEX 4 Workflow Engine 2 FHIR FHIR Server REST API 3 FHIR SQL Scheme 2 Healthcare Data Transformations 3 Total 54 テクノロジーボーナス詳細については、以下ご参照ください。 General bonuses ZPM Package deployment - 2 points フルスタックアプリケーション用の ZPM(ObjectScript Package Manager) パッケージをビルドして公開し、それを使用してデプロイできるようにすると2ポイント獲得できます。 以下のコマンド実行例は、 IRIS に ZPM クライアントをインストールしパッケージをインストールしている例です。 zpm "install your-multi-model-solution" 詳しくは、ZPM client や ドキュメント をご参照ください。 Docker container usage - 2 points docker コンテナで動作する InterSystems IRIS を使用すると「Docker コンテナ」のボーナスポイントを獲得できます。 Unit Testing - 2 points InterSystems IRIS のユニットテストを実施しているアプリケーションは、ボーナスポイントを獲得できます。 ObjectScript のユニットテストの詳細については、ドキュメントと開発者コミュニティを参照してください。 InterSystems IRIS API InterSystems IRIS REST API usage - 2 points フルスタックアプリケーションで REST API を介して InterSystems IRIS にアクセスすると、ボーナスポイントを獲得できます。 REST API は、ご自身で構築するか、組み込みのものを使用するか、ZPM を介してインストールすることもできます。 InterSystems REST API の詳細については、ドキュメントや開発者コミュニティの記事もご参照ください。 InterSystems Native API usage - 4 points InterSystems Native API(.NET/Java/Python/Node.js)のいずれかを使用してフルスタック・アプリケーションのデータにアクセスするとボーナスポイントを獲得できます。 InterSystems JDBC usage - 2 points InterSystems IRISは、データにアクセスするための JDBC ドライバを提供しています。SQLとInterSystems JDBC を使用してフルスタックアプリケーションのデータを参照するとボーナスポイントを獲得できます。 Multi-model bonuses InterSystems Globals (key-value) - 2 points グローバルは、InterSystems IRIS 内の任意のデータを格納するために使用される多次元スパース配列です。各グローバル・ノードはキーとみなされ、値を設定することができます。InterSystems IRIS は、グローバルを管理するための ObjectScript コマンドや Native API を含む一連の API を提供しています。 ObjectScript または Native API を介してグローバルを使用すると、2 ポイントを獲得できます。 ツール: 管理ポータルでのグローバルの管理 ドキュメント: 多次元ストレージの使用法 (グローバル) グローバルの使用法 記事: グローバルはデータを保存するための魔法の剣です パート1 The art of mapping Globals to Classes ビデオ: Globals QuickStart InterSystems SQL - 2 points InterSystems IRISは、ObjectScript、REST API、JDBCを介してデータへのSQLアクセスを提供します。 アプリケーションで InterSystems SQL を使用すると、2ポイントボーナスポイントを獲得できます。 ツール: VSCode SQL Tools DBeaver SQL in Management Portal その他SQL用ツール ドキュメント: SQL Access InterSystems SQL リファレンス 記事: ObjectScript でクラスクエリを記述する方法 InterSystems Objects - 2 points InterSystems IRISは、ObjectScript/REST API、Java/.NET用のXEPを利用して、オブジェクトのインスタンスをグローバルに保存/変更する方法を提供しています。 アプリケーションでオブジェクトアクセスを使用すると、2ポイントボーナスポイントを獲得できます。 ドキュメント: Object Access サーバー側プログラミング入門ガイド 記事(セルフラーニングビデオ): 【はじめての InterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:基本その3:IRIS でクラス定義を作ろう(オブジェクト操作の練習) Your data model - 2 points InterSystems IRISは、独自のデータモデルの API を公開するデータプラットフォームとして使用することもできます。ObjectScript、REST API、Native APIを利用して、時系列、空間、グラフ、RDF/トリプル、カラムストア、ドキュメントストアなどの特殊なデータモデルを提供する独自のAPIを公開することができます。 新しいデータモデル API のいずれかを導入すると、ボーナスポイントを2点獲得できます。 IRIS Analytics Bonuses InterSystems IRIS BI - 2 points InterSystems IRIS Business Intelligenceは、IRIS の機能で、IRIS の永続的なデータに対して BI キューブやピボットを作成し、インタラクティブなダッシュボードを使用してユーザーに情報を提供することができます。詳細はこちらをご覧ください。 IRIS-Analytics-template には、IRISのBIキューブ、ピボット、ダッシュボードの例が含まれています。 テンプレートの使用方法については、こちらの記事をご参照ください。 InterSystems IRIS NLP (iKnow) - 2 points InterSystems NLP は、iKnow としても知られている InterSystems IRIS に含まれる機能であり、英語、ドイツ語、オランダ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語、ロシア語、ウクライナ語、チェコ語、日本語の自然言語テキスト内のエンティティ (フレーズ) とその意味的文脈を識別する自然言語処理のためのライブラリです。 InterSystems IRIS NLP (日本語)概要については、 ホワイトペーパーをご参照ください。 以下のビデオでは、NHKニュース(NHKオンラインニュース[社会]のRSS)を読み込んだ結果、抽出されたエンティティを確認できる IRIS の「ドメインエクスプローラー」を利用して確認するまでの流れを解説しています。 この他、NLPのAPI(REST/Webサービス)についてはそれぞれのドキュメント(REST/Webサービス)をご参照ください。 iKnow について詳細は、Open Exchange をご参照ください。 アプリケーション例については、以下 OpenExchange をご参照ください。 Covid iKnow Text Navigator Samples Aviation その他のアプリケーション InterSystems Reports - 3 points InterSystems Reports は、InterSystems IRIS の機能で、印刷レポートをデザインしたり、スケジュールに合わせてメールで送信したり、クライアントにインタラクティブなレポートを配信したりすることができます。InterSystems Reports は、Logi Analytics® の製品である Logi Report(旧称:JReport®)のリパッケージ版です。詳細については、ドキュメントを参照してください。 InterSystems Reports のサンプルがあるGithubリポジトリをチェックしてください。 また、InterSystems Reports のデモ動画をご覧いただきながら Learning Labで試してみてください。 InterSystems Reports のデザイナーとサーバーは WRC のダウンロードセクションでダウンロードできます。 InterSystms Reports DesignerとServer のライセンスキーは Discord で公開される予定です。 AI/ML IntegratedML - 3 points IntegratedML は InterSystems IRIS の機能で、SQL を拡張する ML 命令セットで、ソリューションの AI や機械学習の計算を簡素化して自動化することができます。IntegratedML の詳細については、こちらをご覧ください。 IntegratedMLを使用するにはIRISの特別なイメージが必要ですので、こちらでご確認ください。 例: A basic integratedML template テンプレートの使い方についての日本語解説は、こちらの記事にあるビデオ(00:46~17:55)をご参照ください。 Open Exchangeに公開されている例 IRIS Analytics ソリューションで IntegratedML を使用すると、さらに1つのポイントが追加されます。 2. Python Gateway usage - 2 points Python Gateway は InterSystems IRIS のアドオンで、InterSystems IRIS 環境で Python を使用する以下の方法を提供します。 任意の Python コードの実行 InterSystems IRIS から Python へのシームレスなデータ転送 Python Interoperability アダプタを使用して、インテリジェントな Interoperability ビジネス・プロセスの構築 InterSystems IRIS からの Python コンテキストの保存、検査、変更、リストア Python Gateway の詳細についてはこちらをご覧ください。 IntegratedMLも含まれているPython Gatewayテンプレートを使用することができます。テンプレートの使い方については、こちらの記事にあるビデオ(18:00~)をご参照ください。 Interoperability Bonuses Business Process BPL or Business Rules Usage - 2 point IRIS Interoperability プロダクションの主な特徴の1つは、BPL(ビジネス・プロセス・ランゲージ)で記述できるビジネス・プロセスです。 ビジネスプロセスの詳細については、ドキュメントをご参照ください。 ビジネス・ルールは、プロダクションの処理ロジックを管理するためのノーコード/ローコードのアプローチです。InterSystems IRIS では、ビジネス・ルールを作成することができます。 ビジネス・プロセス/ビジネス・ルールを作成し、プロダクションで使用すると、ビジネス・プロセス/ビジネス・ルール・ボーナスを得ることができます。 ビジネスルール コード例 ビジネスルールの開発について Custom Interoperability Adapter Usage - 2 point InterSystems Interoperability プロダクションでは、プロダクションのビジネス・サービスやビジネス・オペレーションによって外部システムとの通信に使用されるインバウンドまたはアウトバウンド・アダプタを利用できます。プロダクションでは、すぐに使える(ファイルや電子メールのような)アダプタを使用するか、独自に開発することができます。 独自のインバウンドまたはアウトバウンドアダプタを開発し、プロダクションで使用した場合、ボーナスポイントを獲得できます。 カスタムアダプタ例 アダプタについて(ドキュメント) Production EXtension (PEX) Usage - 4 points PEXは、Interoperability の Java または .NET の拡張機能です。 Interoperability プロダクションで Java または .NET の PEX を利用した場合、ボーナスポイントを獲得できます。 PEX Demo Learn more on PEX in Documentation Workflow Engine Usage - 2 points ワークフローエンジン は IRIS Interoperability の機能の一部であり、自動化される連携処理の中にユーザによる指示を追加することができます。 ワークフローエンジンを利用したプロダクションを開発するとボーナスポイントを獲得できます。 ワークフローについてはドキュメントをご参照ください。 コミュニティには、WorkflowAPI と WorkflowUI-ngx のモジュールが公開されています。(このモジュールは、AngularのUIを使用しています) FHIR Bonuses FHIR Server REST API usage - 3 points InterSystems IRIS for Health の FHIR サーバの REST API エンドポイントを使用したアプリケーションを開発すると、ボーナスポイントが獲得できます。 アプリケーション開発には IRIS-FHIR-Template を使用することができます。 FHIR API 4.0.1のドキュメントはこちらにあります。詳しくは InterSystems IRIS for Health のドキュメントをご覧ください。 FHIR SQL Schema usage - 2 points アプリケーションで、FHIR SQL スキーマに対して SQL クエリを実行した場合、このボーナスポイントを獲得できます。 例えば FHIR アナリティクスソリューションを作成するために使用することができます。フルリソースには HSFHIR_I0001_R スキーマを、リソースのSQL検索には HSFHIR_I0001_S スキーマを使用してください。 Healthcare standards transformations - 3 points InterSystems IRIS for Health には、ヘルスケア・インターオペラビリティ・モジュールが含まれており、異なるヘルスケア標準から FHIR へのデータ変換、またはその逆のデータ変換を実行するのに役立ちます。CDA から FHIR への変換、HL7v2 から FHIR への変換、またはその他の変換をアプリケーションで行うことで、ボーナスポイントを獲得することができます。 HL7v2 から FHIR への変換と CDA から FHIR への変換については、コード例をご覧ください。詳細はドキュメントをご参照ください。 ボーナスポイント詳細については、変更される場合もあります。予めご了承ください。 ぜひ、コンテストへご応募ください!お待ちしております!☺
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年3月8日

★受賞者発表!★第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト

開発者の皆さんこんにちは! 第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト への応募、投票が全て終了しました。コンテストへのご参加、またご興味をお持ちいただきありがとうございました。 今回のお知らせでは、見事受賞されたアプリケーションと開発者の方々を発表します! 🏆 Experts Nomination - 特別に選ばれた審査員から最も多くの票を獲得したアプリケーションに贈られます。 🥇 1位 - $6,000 は vscode-intersystems-iris を開発された @Dmitriy Maslennikov さんに贈られました! 🥈 2位 - $3,000 は iris-rad-studio を開発された @Henrique Dias さんに贈られました! 🥉 3位 - $2,000 は HealthInfoQueryLayer を開発された @Botai Zhang さんに贈られました! 🏆 Community Nomination - 最も多くの票を獲得したアプリケーションに贈られます。 🥇 1位 - $3,000 は HealthInfoQueryLayer を開発された @Botai Zhang さんに贈られました! 🥈 2位 - $1,500 は Dictionary comparison scheme of cache database を開発された @Weiwei Yang さんに贈られました! 🥉 3位 - $500 は vscode-intersystems-iris を開発された @Dmitriy Maslennikov さんに贈られました! (3/10 追記!) なんと、今回のコンテストでは Experts Nominationで 4~10 位を獲得した作品に Global Masters 10,000 ポイント!が授与されました! グローバルマスターズについて詳細は、こちらの記事をご参照ください!(ポイントを集めるとインターシステムズグッズや様々な賞品と交換できます!) 👏👏 おめでとうございます!👏👏 🏅 4位: iris-image-index-demo を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました! 🏅 5位: Terminal Multi-Line Command Editor​​​​ を開発された @Robert Cemper さんに贈られました! 🏅 6位: Dictionary comparison scheme of cache database を開発された @Weiwei Yang さんに贈られました! 🏅 7位: Create a unified hospital data extraction scheme based on IRIS for Health を開発された @Deming Xu さんに贈られました! 🏅 8位: iris4health-fhir-analytics を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました! 🏅 9位: iris-fhir-portal を開発された @Henrique Dias さんに贈られました! 🏅 10位: ObjectScript Kernel を開発された @Nikita Mullin さんに贈られました! 🎊 受賞者の皆様、おめでとうございます!👏 今回も、コンテストにご注目いただきありがとうございました! なんと、今回のコンテストでは Experts Nominationで 4~10 位を獲得した作品に Global Masters 10,000 ポイント!が授与されました! グローバルマスターズについて詳細は、こちらの記事をご参照ください!(ポイントを集めるとインターシステムズグッズや様々な賞品と交換できます!) 👏👏 おめでとうございます!👏👏 🏅 4位: iris-image-index-demo を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました! 🏅 5位: Terminal Multi-Line Command Editor​​​​ を開発された @Robert Cemper さんに贈られました! 🏅 6位: Dictionary comparison scheme of cache database を開発された @Weiwei Yang さんに贈られました! 🏅 7位: Create a unified hospital data extraction scheme based on IRIS for Health を開発された @Deming Xu さんに贈られました! 🏅 8位: iris4health-fhir-analytics を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました! 🏅 9位: iris-fhir-portal を開発された @Henrique Dias さんに贈られました! 🏅 10位: ObjectScript Kernel を開発された @Nikita Mullin さんに贈られました! 受賞された皆さん、おめでとうございます🎊