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お知らせ
Mihoko Iijima · 2022年6月19日
開発者の皆さん、こんにちは!21回目の InterSystems プログラミングコンテストを開催します!
お題は👉 🏆 InterSystems Full Stack コンテスト 2022 🏆 です!
期間: 2022年6月27日~7月17日まで(詳細は末尾をご参照ください)
💰賞金総額: $10,000 💰
コンテストのテーマ:
💡 Full Stack アプリケーション 💡
InterSystems IRIS、InterSystems IRIS For Health、または、IRIS Cloud Servies をバックエンドに使用して、Full Stack ソリューションを開発してください!
今回のコンテストでの「Full Stack」の対象ですが、REST API、Native API、ODBC/JDBC、Embedded Python を介して InterSytems IRIS にデータを追加、変更、削除を行うフロントエンドWebまたはモバイル・アプリケーション です。
さらに、
今回、開発者の皆様に、地球規模の課題の解決に挑戦していただくことを決定しました。 気候変動問題への取り組みに焦点を当てたソリューションでこのコンテストに参加されることをお勧めします。
1) 地球温暖化や気候変動に関する問題を解決できるアプリケーションであれば、特別なボーナスが与えられます。
2) また、地球温暖化や気候変動に関連するデータセットを作成し、Open Exchange に公開すると、別のボーナスもあります。
さぁ! さらなるサステナブルな世界のために、あなたの革新的な貢献を期待しています。デジタル技術を磨いて、気候変動問題の解決策を開発しましょう!
一般的な応募条件:
応募可能なアプリケーション
Open Exchange アプリケーションの新規作成、または既存アプリケーションであっても大幅に改善されているものであればご応募いただけます。
コミュニティの担当チームは、コンテストへの応募を承認する前に申請された全アプリケーションをレビューします。
全てのアプリケーションは IRIS Community Edition 、 IRIS for Health Community Edition 、 IRIS Advanced Analytics Community Edition のいずれかで動作する必要があります。
アプリケーションはオープンソースであり、GitHubで公開されている必要があります。
アプリケーションの README ファイルは、英語で記述してください(日本語で記述したものがあればそのまま掲載いただき、英文の追記をお願いします。翻訳アプリを使用しますが翻訳をお手伝いすることもできますのでお気軽にお知らせください!)。また、インストール手順や、アプリケーションがどのように動作するかの説明、またはビデオデモを含めてください
優勝特典:
1. Experts Nomination – 審査員から多く票を集めたアプリケーションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $4,000
🥈 2位 - $2,000
🥉 3位 - $1,000
🌟 4-15位 - $100
2. Community winners – 開発者コミュニティで多く票を集めたソリューションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $1,000
🥈 2位 - $750
🥉 3位 - $500
✨ 受賞者全員にグローバルマスターズ・バッジをプレゼントします!!
複数の参加者が同数の票を獲得した場合、全参加者が勝者となり賞金は勝者間で分配されます。
スケジュール:
🛠 アプリケーション開発と応募期間:
2022年6月27日(00:00 EST): コンテスト開始!
2022年7月10日(23:59 EST): 応募締め切り!
✅ 投票期間:
2022年7月11日(00:00 EST): 投票開始!
2022年7月17日(23:59 EST): 投票締め切り!
応募、投票期間中、アップロードしたアプリケーションは改良できます。
参加資格:
どなたでもご参加いただけます!(InterSystems 開発者コミュニティのアカウントを作成するだけでご応募いただけます)
👥 開発者がチームを組んで共同でアプリケーションを作成し、応募することもできます! 1チーム 2~5名 までご参加いただけます。
チームでご応募いただく場合は、アプリケーションの README にチームメンバー名の記載をお忘れなく!!(開発者コミュニティのプロファイルのリンクもお願いします)
Helpful Resources:
✓ Full Stack アプリケーションに合った InterSystems IRIS Docker テンプレート:
IRIS Full Stack template
Basic InterSystems IRIS Docker template
IRIS REST API template
Native API template
IntegratedML template
IRIS Analytics template
✓ オンラインコース(英語)
Implementing RESTful Applications
✓ ビデオ
REST API design and Development
REST API in 5 minutes
Data-Driven Web Apps
【はじめてのInterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:アクセス編:(REST)手動で作成するディスパッチクラス
【はじめてのInterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:アクセス編:(REST)APIファーストで作成するRESTディスパッチクラス
✓ For beginners with IRIS:
Build a Server-Side Application with InterSystems IRIS
Learning Path for beginners
【はじめての InterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ 索引
✓ For beginners with ObjectScript Package Manager (ZPM):
How to Build, Test and Publish ZPM Package with REST Application for InterSystems IRIS
Package First Development Approach with InterSystems IRIS and ZPM
✓コンテストへの応募方法
Need Help?
ご質問がある場合は、この投稿へコメントいただくか、InterSystems の Discord server チャンネルにご参加ください!
皆様からのアプリケーションのご応募、お待ちしております!👍
❗️ コンテストに参加された場合、こちらに記載されているコンテスト規約に同意したものとみなされます。ご応募の際、ご一読いただきますよう、お願い申し上げます❗️
ご応募方法について
以下の応募方法ビデオをご参照ください。
以下、コンテストに応募する迄の手順をご説明します。
コンテスト応募までの流れは以下の通りです(※ビデオでは、3番以降の内容をご紹介しています)。
1、IRISプログラミングコンテスト用テンプレートを使用して、開発環境を準備します。
2、コンテスト用アプリケーションを作成します。
3、コンテストの準備が完了したら、ソースコードをローカルのGitリポジトリへコミットします。
初回コミット時に、Gitの初期設定がないためコミットが失敗することがあります。その場合は、以下のコマンドでGitユーザ名とEmailを設定します。
git config --global user.name "ここにユーザ名"
git config --global user.email "ここにメールアドレス”
4、ローカルのGitリポジトリのコミットが完了したら、リモートのGitリポジトリを作成します。
リポジトリ作成後、リモートリポジトリのURLをコピーします。
5、リモートのGitリポジトリへPushします。
git push ここにリモートのリポジトリのURL
6、OpenExchangeにログインし、アプリケーションを追加します。
※事前にDeveloper communityでユーザアカウントを作成する必要があります。ログイン後、Profile→Applications から Application をクリックし、4 でコピーしたリモートのGitリポジトリのURLを設定します。
アプリケーションを登録すると、画面右上に「Send Approval」のボタンが表示されるので、クリックします。
再度作成したアプリケーションを開くと、「Apply for Contest」ボタンが表示されるので、クリックすると応募が完了します。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2022年7月19日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems Full Stack コンテスト 2022 の投票結果か発表されました!この記事ではコンテスト受講者を発表します 📢
受賞された開発者の皆さん、👏おめでとうございます!🎊
Experts Nomination:
🥇 1位 - $4,000 は、Kozo を開発された @Sean.Connelly さんに贈られました。
🥈 2位 - $2,000 は、 iris-climate-change を開発された @Muhammad.Waseem さんに贈られました。
🥉 3位 - $1,000 は、Carbon Footprint Counter を開発された @Yuri.Gomes さんに贈られました。
さらに!
🏅 $100 - interoperability-manager を開発された @Oliver.Wilms さんに贈られました。
🏅 $100 - Arctic sea ice viewer を開発された @Oleh.Dontsov さんに贈られました。
🏅 $100 - iris-for-money を開発された @Oliver.Wilms さんに贈られました。
Community Nomination
🥇 1位 - $1,000 は、Kozo を開発された @Sean Connelly さんに贈られました。
🥈 2位 - $750 は、iris-climate-change を開発された @Muhammad Waseem さんに贈られました。
🥉 3位 - $500 は、Carbon Footprint Counter を開発された @Yuri Marx さんに贈られました。
🎊 受賞者の皆様、おめでとうございます!👏
今回も、コンテストにご注目いただきありがとうございました!
では、また、次のコンテストをお楽しみに!😎
記事
Toshihiko Minamoto · 2020年8月13日
皆さん、こんにちは。
InterSystems System Alerting and Monitoring (SAM)をご存知でしょうか。InterSystems IRIS 2020.1以降に対応し、IRISやそのアプリケーションの監視を行うソリューションです。といってもシステム監視を行うPrometheus、アラートを管理するAlertManager、ダッシュボードとしてグラフ等を表示させるGrafanaなどを組み合わせたものですが、IRISの利用者に合わせて設定しやすくなっています。
なお、これらのコンポーネントはDockerコンテナを使用しますので、Docker(19.3.098以降)ならびにDocker compose(1.25以降)をインストールいただく必要があります。
IRISの監視APIについてはこちらをご覧ください。
インストール手順
1. アプリケーションのインストール
アプリケーション自体はDockerコンテナにて提供されますので、DockerComposeのファイルやシェルスクリプトを以下のGitHubリポジトリからダウンロードします。https://github.com/intersystems-community/sam
以下のgzipファイルをダウンロードし、展開します。sam-1.0.0.XXX-unix.tar.gz
$ tar zpxvf sam-1.0.0.115-unix.tar.gz
展開されたディレクトリに移動し、start.shを実行します。
$ ./start.sh
以上で、各種コンテナがダウンロードされ、起動されます。
2. IRISサーバの設定
インストールが完了すると、ブラウザから以下のURLにアクセスします。
http://localhost:8080/api/sam/app/index.csp
ブラウザを実行しているホストとコンテナをインストールしたホストが異なる場合は、localhostの代わりにコンテナをインストールしたホスト名を入力してください。
以下のようにユーザ名、パスワードを聞いてきますので、ユーザ名:Admin、パスワード: SYSを入力し、ログインボタンをクリックします。
ログインに成功しますと新たなパスワードを求めてきますので、Old Passwordには「SYS」、「New Password」、「Retype New Password」には新たなパスワードを入力し「Login」ボタンをクリックします。
Welcomeメッセージが表示されますので、「Create Your First Cluster」ボタンをクリックします。
以下の画面が表示されますので、「Cluster name」欄にクラスタ名の内容を記述し。「Add Cluster」をクリックします。
つづいてインスタンス名の設定を記載します。以下のようにClusterの選択画面が表示されていますので、画面中央右の「+New」というボタンをクリックします。
以下の画面が表示されますので、IRISサーバのIPアドレスかホスト名、Webアクセス用のポート番号、インスタンス名を入力し、「Add Instance」ボタンをクリックします。
以上で設定は終了です。
3. サーバの監視
設定が終了すると、以下のようにclusterごとに各サーバの状態が表示されます。
各インスタンスをクリックしますと、以下のような画面が表示され、CPU使用率などのメトリックがグラフ表示されます。
画面右手中央の「View in Grafana」をクリックしますと、Grafanaを使用してダッシュボードのグラフをカスタマイズできます。
最後に
IRISサーバの監視が意外(?)と簡単な設定でできたと思います。ぜひ一度お試しください。英語になりますが、インストール方法の詳細はhttps://docs.intersystems.com/sam/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=ASAMをご参照ください。
ご意見、ご質問等もお待ちしています。
SAMではアプリケーションに合わせて監視項目を追加することも可能です。まず、%SYS.Monitor.SAM.Abstractクラスを継承したクラスを作成し、PRODUCTパラメータにアプリ名、GetSensors()メソッドにてSetSensor()メソッドを使用し、メトリックを登録し、クラスをコンパイルします。試しに先日作成した温湿度計のデータを取得するようにしました。
Class REST.Monitor Extends %SYS.Monitor.SAM.Abstract
{
Parameter PRODUCT = "temperature";
Method GetSensors() As %Status
{
set lastdate=$order(^Temp(""),-1)
quit:lastdate="" $$$OK
set lasttime=$order(^Temp(lastdate,""),-1,data)
quit:lasttime="" $$$OK
set temp=$lg(data),hum=$lg(data,2)
set now=$horolog
do ..SetSensor("temperature",temp)
do ..SetSensor("humidity",hum)
do ..SetSensor("latency",$piece(now,",")-lastdate*86400+$piece(now,",",2)-lasttime)
quit $$$OK
}
}
ターミナルを起動し%SYSネームスペースに移動、以下のメソッドを実行します。(第2パラメータのUSERはREST.Monitorが存在するネームスペース)
%SYS>set status = ##class(SYS.Monitor.SAM.Config).AddApplicationClass("REST.Monitor", "USER")
戻り値の変数statusが1でしたら、正常に登録できています。
登録が終わりましたら、以下のURLにアクセスし、先ほどクラスを作成したホストを選択します。http://localhost:8080/api/sam/app/index.csp
画面右手中央の「View Grafana」をクリックします。
画面上部に以下のようなアイコンが表示されますので、「Add Panel」(赤枠部分)をクリックします。
以下のようにパネルが作成されますので、「Add query」をクリックします。
Queryのメトリックスを指定し、Legend欄にデータのコメントを入力します。
グラフが追加されましたら、画面上方の「Save Dashboard」(赤枠部分)をクリックします。
SAM (http://localhost:8080/api/sam/app/index.csp) にアクセスしますと、新たにパネルが追加されています。
以上です。
記事
Toshihiko Minamoto · 2025年5月22日
しばらくの間、私はワークフロー機能について何らかの概念実証を行おうと計画していましたが、これは IRIS に存在する他の多くの機能と同様に、お客様にほとんど気付かれないまま終わってしまう傾向があります(その点については申し訳ありません)。 そこで数日前、この機能を構成して、Angular で開発したユーザーインターフェースに接続して使用するための例を作成することに決めました。
記事が非常に長くならなずに読みやすくするために、3 部に分けて説明しようと思います。 この最初の記事では、Workflow の機能とこれから解決する例について説明します。 2 つ目の記事では、Workflow の管理を担うプロファクションの構成と実装について詳しく説明します。 最後に、ウェブアプリケーションを通じて Workflow にある情報にアクセスする方法を説明します。
InterSystems IRIS Workflow Engine
この Workflow 機能を説明するには、IRIS ドキュメントに記載の説明をコピーするのが一番でしょう。
ワークフロー管理システムは、ユーザーへのタスクの分配を自動化します。 事前定義済みの戦略に従ってタスクの分配を自動化することによって、より効率的にタスクを割り当て、タスクの実行に対する責任感を高めることができます。 一般的な例は、顧客から問題に関する報告を受け取り、適切に対応できる組織のメンバーにその報告を送信し、問題が解決したら結果を顧客に報告するヘルプデスクアプリケーションです。
InterSystems IRIS Workflow Engine は、従来のスタンドアロン型のワークフロー管理システムよりもはるかに高レベルの機能を提供しています。
この Workflow 機能は IRIS のどこにあるのでしょうか? 非常に簡単です。管理ポータルからアクセスできます。
サンプルプロジェクトを詳しく見る前に、使用できる各オプションを簡単に説明します。
ワークフローロール
このオプションは、機能を使用するユーザーのロールを分類します。 ロールの定義に混乱するかもしれませんが、プロダクションから作成できるタスクのタイプとして考えています。 これらのロールに割り当てられる名前は、後でプロファクションで宣言し、そのロールに関連するタスクを作成するビジネスオペレーションの名前に一致する必要があります。
ワークフローユーザー
様々なタスクに割り当てられる IRIS ユーザーは、1 つ以上のロールに関連付けられます。 ユーザーは IRIS に登録されている必要があります。
ワークフロータスク
関連情報と共にシステムで作成されるタスクのリスト。 このウィンドウから、タスクのロールに応じた様々なユーザーにタスクを割り当てられます。
タスクは何でしょうか? 非常に簡単です。タスクは、EnsLib.Workflow.TaskRequest クラスのインスタンスであり、このタイプのオブジェクトは、生成されたビジネスプロセスから、クラス EnsLib.Workflow.Operation のビジネスオペレーションに、以前に作成したロールの名前とともに送信されます。 このアクションによって、EnsLib.Workflow.TaskResponse クラスのインスタンスが作成されます。 ビジネスオペレーションは、TaskResponse クラスインスタンスの CompleteTask メソッドが実行されるまで、レスポンスを返しません。
ワークフロー作業リスト
前の機能と同様に、関連する情報と共にタスクのリストも表示されます。
ワークフローの例
この記事に関連するプロジェクトには、慢性患者の治療など、医療組織の一般的な問題に対するソリューションを単純化した例が含まれます。 こういったタイプの患者には、継続的な管理と厳格なモニタリングが必要で、多くの場合、治療に関わる医療専門家にはそれらを行うための最適な手段がありません。
この例では、高血圧症の患者をモニタリングする方法を確認したいと思います。 患者は毎日、血圧計で血圧を測り、その血圧計から InterSystems IRIS がインストールされたサーバーにその読み取り値が送信されることを前提とします。 血圧測定値の収縮期血圧が 140、拡張期血圧が 90 を超える場合、その患者には特定の期間が過ぎてからもう一度血圧を測るように通知されます。2 回目の測定値がもう一度制限を超えた場合、患者と医師の両方にその状況が通知され、処置を決定することができます。
これを行うには、このタスクフローを 2 つのステージに分割します。
ステージ 1: 血圧測定値を毎日受信する。
HL7 メッセージと血圧測定値をプロダクションで受信します。
システムでユーザーの存在をチェックし(存在しない場合は作成)、その後で、ワークフローに関わるロールにユーザーを登録します。
血圧データを抽出し、アラート基準と比較します。
データがアラート基準を超える場合:
状況を説明し、血圧をもう一度測定するように要求するための、患者向けのタスクを作成します。
2 回目の血圧測定値を管理するための自動タスクを作成します。
データがアラート基準を超えない場合、このプロセスは次回の読み取りが翌日受信されるまで閉じられます。
ステージ 2: 最初の測定値がアラート値を超えた後の 2 回目の測定値を受信します。
HL7 メッセージと 2 回目のデータ測定値を受信します。
自動タスクの復旧が保留されます。
血圧レベルがアラート基準を超える場合:
自動タスクは警告ステータスを示して中止されます。
患者の状況を報告する医師の手動タスクが作成されます。
状況と、医師に報告されたことを警告する患者の手動タスクが作成されます。
レベルがアラート基準を超えない場合:
自動タスクは危険がないことを示して中止されます。
次の記事では、上記で説明した内容を反映するフローチャートのデザインについてより詳しく説明します。
ユーザーインターフェース
添付されたスクリーンショットからわかるように、InterSystems IRIS がタスク管理用に提供するユーザーインターフェースは控えめに言っても質素ではありますが、IRIS で得られるメリットの 1 つは、非常に簡単な方法でタスクフローを管理するための API REST を独自に作成できることです。この点については、最後の記事で説明します。
ユーザーに使いやすいインターフェースを提供するために、Angular Material を使用して、Angular で小さなウェブアプリケーションを開発しました。モバイルアプリケーションをシミュレーションするインターフェースを作成できます。
このモバイルアプリケーションは JSON Web Tokens を使って InterSystems IRIS に接続し、IRIS に公開された特定のウェブアプリケーションに HTTP リクエストを送信します。これにより、タスクに対してさまざまなアクターが実行したアクションが、定義されたタスクフローに反映されます。
次回の記事では...
この記事では Workflow の機能に関する紹介を終えたため、次の記事では、BPL を使って提供した例を解決するために必要なタスクフローを実装する方法を説明します。プロダクション全体を構成し、Workflow に関わるメインのクラス(EnsLib.Workflow.TaskRequest や EnsLib.Workflow.TaskResponse など)を確認します。
お読みいただきありがとうございました!
記事
Toshihiko Minamoto · 2025年5月22日
前回の記事では、一般的な概念と、InterSystems IRIS に統合されたタスクエンジンを使用して解決する問題を紹介しました。今回の記事では、相互運用性プロダクションを構成してソリューションを提供する方法を確認します。
Workflow Engine の構成
First we are going to define the roles of the tasks that we are going to manage, in our example we are going to define two types:
AutomaticBloodPressureRole: ユーザーの介入が不要な自動タスクを作成します。
ManualBloodPressureRole: ユーザーが手動で検証する必要のあるタスクを作成します。
後で様々な患者から HL7 メッセージを受信するたびにロールをユーザーに割り当てるため、ここでは割り当てる必要はありません。
また、IRIS ユーザーを Workflow に追加する必要もありません。これはプロダクションからコードで実行します。
プロダクションのセットアップ
この例では、アドホックで作成した「WORKFLOW」というネームスペース内にプロダクションを作成します。 このプロダクションに、必要とするビジネスコンポーネントを含めます。
最も単純なコンポーネントから説明し始めましょう。
ビジネスサービス
HL7_File_IN: 医療装置からのメッセージの受信をシミュレーションする特定のサーバーパスから HL7 ファイルを収集します。
ビジネスオペレーション
AutomaticBloodPressureRole: クラス EnsLib.Workflow.Operation のコンポーネント。Workflow で生成するために使用する、定義済みのロールの 1 つの名前を使用します。ユーザーとの直接的な対話を伴わないタスクです。
ManualBloodPressureRole: 前のビジネスオペレーションに似ていますが、この場合、生成するタスクには、それらをクローンするための直接的なユーザーの介入が必要です。
では、情報のフロー、およびサイクルに関連するタスクの作成と管理を管理するビジネスプロセスを詳しく見てみましょう。
Workflow.BP.BloodPressurePlan
このビジネスプロセスは BPL タイプで、患者のケアに関わるタスクの作成と、患者と血圧レベルに関連する情報を送信する医療装置からのレスポンスの取得を行います。
プロセスの開始:
この部分のフローは以下を行います。
ユーザーのチェック: 受信した ADT^A08 メッセージのユーザーをチェックします。存在する場合はフローを続行し、存在しない場合は IRIS にユーザーを作成して、ワークフローに定義されたロールに割り当てます。 ユーザーをロールに割り当てるには、以下のコマンドを実行します。
/// Workflow user creation
set sc = ##class(EnsLib.Workflow.UserDefinition).CreateUser(username)
/// Assigning Workflow user to the role
set sc = ##class(EnsLib.Workflow.RoleDefinition).AddUserToRole(role, username)
自動タスクの取得: このフローでは、自動タスクと手動タスクの両方を管理するため、受信した患者のユーザーに保留中の自動タスクがないかをチェックする必要があります。 保留中の自動タスクがある場合は、ノーマルレベルを超える値を持つ前の測定値があることを意味するため、重要です。 このチェックは、すべての作成されたタスクが保存されている TaskResponse テーブルで直接行います。クエリは以下のとおりです。
&sql(SELECT ID INTO :taskId FROM EnsLib_Workflow.TaskResponse WHERE TaskStatus_AssignedTo = :username AND TaskStatus_IsComplete = 0 AND %RoleName = :role)
OBX 数の取得: HL7 メッセージから OBX セグメントの数を取得します。
OBX 値の確認: OBX セグメントを確認し、血圧に関連するデータのみを抽出します。
保留中のタスクの有無: 2 番目のポイントで述べたように、保留中のタスクがあるかどうかを確認します。
1 回目の血圧測定:
この部分のフローでは、定義された最大血圧レベルを超える 1 回目の測定によって生成されていないメッセージを処理します。
血圧の確認: 血圧レベルが既定の制限を超えていないかをチェックします。超えていない場合は、プロセスは他の作業を行わずに終了します。 超えている場合は、櫃湯尾なタスクを作成する必要があります。
手動タスクの作成: 血圧が定義された安全レベルを超過している場合は、患者に状況を報告し、2 回目の測定が必要であることを示す手動タスクを作成する必要があります。 このアクティビティの構成を確認しましょう。
ビジネスオペレーション ManualBloodPressureRole を呼び出します。これにより、EnsLib.Workflow.TaskRequest タイプのメッセージを渡してタスクが生成されます。
callrequest.%Actions に患者が実行できるアクションをカンマ区切りで定義します。ここでは、"Accept" アクションのみを定義しています。
患者に示すメッセージを callrequest.%Message に構成します。
callrequest.%UserName でユーザー名を定義することで、作成したタスクに患者を割り当てます。
最後に、callequest.%Subject に題名またはタイトルを指定し、callrequest.%Priority に優先度(1~3)を指定します。
自動タスクの作成: 前のアクティビティの構成に似ていますが、ここではビジネスオペレーション AutomaticBloodPressureRole に送信します。 このタスクは、患者の 2 回目の血圧測定を待機するタスクで、保留中のタスクの有無のアクティビティで false を取得することによって、その患者に対してプロダクションで受信した新しいメッセージが新しいタスクを生成しないようにするタスクです。
タスクの待機: このアクティビティは、タスクと手動操作が完了するまで、つまり、患者が ManualBloodPressureRole で作成されたアラームを閉じて IRIS プロダクションが医療装置から 2 回目のメッセージを受け取るまでタスクフローを停止します。
警告の有無のチェック: 前の保留中のタスクがクローズされたら、このアクティビティに進みます。 この時点では、自動タスクのクローズにおいて、構成された最大血圧値を超えるレベルの新しい測定を受信(タスクは警告アクションによってクローズされます)したかどうかを確認します。 測定値が最大値未満である場合、このプロセスは終了します。 測定値が最大値を超える場合は、次のアクティビティに進みます。
医師の警告タスク: 患者に割り当てられた医師に対し、患者が危険な状態にある可能性があることを報告する手動タスクが作成されます。
患者の警告タスク: 患者に対し、医師が状況が報告されたことを示す新しい手動タスクが作成されます。
2 回目の血圧測定:
この部分のフローは、前に作成された自動タスクが完了しなかった場合にのみ実行されます。
血圧のチェック: もう一度、血圧値が制限を超えるかどうかについて受信したメッセージを検証します。
通常タスクの終了: レベルが最大値を超えていない場合、タスクがインスタンス化する EnsLib.Workflow.TaskResponse クラスが提供する CompleteTask メソッドで保留中のタスクをクローズします。 使用されるパラメーターは対応処置を示しますが、この場合、FalseAlarm 値を渡して語法であることを示します。必要に応じて他の内容を定義することも可能です。
警告タスクの終了: 前の場合と同じですが、この場合に Workflow エンジンに渡すアクションは Warning であり、前の「警告の有無のチェック」アクティビティでチェックされる値です。
以下のダイアグラムで確認できるように(文字通りではありませんが、仕組みを把握することはできます)、タスクフローは 2 つの「スレッド」または「プロセス」で機能するようになっています。
最初のスレッド/プロセスは、2 回目の測定を待機する必要がある場合に備えてオープン状態のままとなり、2 回目の測定を受信したときに最初のオープンスレッドの再開を引き起こす、つまり定義されたタスクフローを終了するのは、2 つ目のスレッド/プロセスです。
まとめ
ご覧のように、BPL でタスクを構成するのは非常に単純です。それほど複雑な作業を行わずに、自動タスクと手動タスクをシミュレーションできます。 次の記事がこのシリーズの最後となりますが、ユーザーが外部アプリケーションからタスクを操作する方法を確認しましょう。
お読みいただきありがとうございました!
お知らせ
Seisuke Nakahashi · 2025年5月22日
インターシステムズは、InterSystems IRIS、InterSystems IRIS for Health、HealthShare Health Connect のポイントリリース 2025.1 をリリースしました。新しいバージョン番号は 2025.1.0.225.1 となります。本リリースは、SDS対応ビジネスホストを利用するユーザに影響を与える、深刻な相互運用性の問題に対応するために行われました。
問題の詳細SDS対応に設定された特定のビジネスホスト構成において、UIから新しい設定を適用すると、必要な再起動が行われていないにもかかわらず、変更が適用されたと誤って表示されることがありました。その結果、本番環境で設定が有効にならず、ユーザを混乱させたり予期しない動作を招く可能性があります。
ポイントリリースの理由影響を受ける構成では誤動作を引き起こす可能性があります。そこで、特にプロダクション要素の正確かつ即時の更新を必要とするユーザのみなさまのことを考え、広く情報を伝えるとともに素早く修正をお届けするため、ポイントリリースとして本リリースを優先しました。
修正が含まれるリリース本ポイントリリースによって、以下のすべてのキットおよびコンテナが更新されます。
InterSystems IRIS 2025.1.0
IRIS for Health 2025.1.0
HealthShare Health Connect 2025.1.0
本リリースは、WebGateway、Arbiter、ICM、ロックダウンされた各種コンテナの更新も含まれています。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2025年6月2日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems FHIR とデジタルヘルスの相互運用性コンテスト 2025 の勝者が発表されました!
今回のコンテストには、11 の素晴らしいアプリケーション 🔥 が投稿されました。
ご応募いただきました参加者の皆さん、素敵な作品をありがとうございました!
それでは受賞者を発表します!
Experts Nomination
🥇 1位 - $5,000 は、FHIRInsight を開発された @José.Pereira さん、 @henry さん、 @Henrique さんに贈られました。
🥈 2位 - $2,500 は、iris-fhir-bridge を開発された @Muhammad.Waseem さんに贈られました。
🥉 3位 - $1,000 は、health-gforms を開発された @Yuri.Gomes さんに贈られました。
🏅 4位 - $500 は、fhir-craft を開発された @Laura.BlázquezGarcía さんに贈られました。
🏅 5位 - $300 は、CCD Data Profiler を開発された @Landon.Minor さんに贈られました。
🌟 $100 - IRIS Interop DevTools を開発された @Chi.Nguyen-Rettig さんに贈られました。
🌟 $100 - hc-export-editor を開発された @Eric.Fortenberry さんに贈られました。
🌟 $100 - iris-medbot-guide を開発された @shan.yue さんに贈られました。
🌟 $100 - Langchain4jFhir を開発された @ErickKamii さんに贈られました。
🌟 $100 - ollama-ai-iris を開発された @Oliver.Wilms さんに贈られました。
Community Nomination
🥇 1位 - $1,000 は、iris-medbot-guide を開発された @shan.yue さんに贈られました。
🥈 2位 - $600 は、FHIRInsight を開発された @José.Pereira さん、 @henry さん、 @Henrique さんに贈られました。
🥉 3位 - $300 は、FhirReportGeneration を開発された @XININGMA さんに贈られました。
🏅 4位 - $200 は、iris-fhir-bridge を開発された @Muhammad.Waseem さんに贈られました。
🏅 5位 - $100 は、fhir-craft を開発された @Laura.BlázquezGarcía さんに贈られました。
受賞された皆さん、おめでとうございます!また、コンテストにご興味お持ちいただきありがとうございました!
次回のコンテストもご期待ください!
お知らせ
Mihoko Iijima · 2025年6月9日
開発者の皆さん、こんにちは!
次のアイデアコンテストの開催が決定しました!(InterSystems 社員も含め、すべての開発者コミュニティメンバーの皆さんが参加できます!)
💡 第 4 回 InterSystems アイデアコンテスト 💡
InterSystems IRISおよび関連製品・サービスを強化するための革新的なアイデアを募集しています。 あなたのアイデアが他のユーザにもたらす具体的なメリットや、開発者のインターシステムズの技術体験をどのように向上させるかを強調し、実際のユースケースに基づいたご提案をお待ちしています。
📅 期間: 2025年6月9日~7月6日
🏆 最優秀アイデアには賞品があります!+ランダム抽選も予定しています!
🎁 参加賞:コンテストに採用されたアイデアの投稿者には素敵な参加賞をご用意しています。
>> アイデアの登録はこちら! <<
応募要件:
InterSystems のアイデアポータル に登録されたユーザ(InterSystems SSOでログインします)により、アイデアコンテスト期間中に作成されたものであること
他の既存のアイデアの一部でないこと(新しいアイデアに限ります)
InterSystems IRIS および関連製品・サービスの既存の機能を説明するものでないこと
英語で投稿されたものであること
AI により生成されたものではなく、個人により書かれたものであること
InterSystems の専門家により有意義であると認められたものであること
❗以下の構成で記述してください:
1️⃣ アイデアの説明を記述。
2️⃣ 対象者は誰であるのか。
3️⃣どのような問題を解決できるアイデアであるか。
4️⃣アイデアが製品の効率性、安定性、信頼性などにどのような影響を与えるものであるか。
5️⃣アイデアが実際にどのように使用できるかを示す具体的なユースケースやシナリオの提示
すべてのアイデアはモデレーションの対象となります。 応募されたアイデアの明確化をお願いする場合があります。 条件を満たしたアイデアには、特別に"アイデアコンテスト" ステータスが与えられます。
参加資格:
インターシステムズの社員・非社員を問わず、どなたでもご参加いただけます。
賞品:
1. 参加賞 - コンテストに採用されたアイデアの投稿者全員
🎁 Aluminum Media Stand
2. Expert award - InterSystems の審査員が優秀なアイデアを選出します。
🥇 1位 - TBD
🥈 2位 - TBD
🥉 3位 - TBD
3. ランダム抽選 - ランダムに選出された作品に贈られます。
🎁 TBD
メモ:InterSystems 従業員は参加賞のみ獲得できます。Expertやランダムアワードは、InterSystems社員以外の全開発者コミュニティメンバーが対象です。
開催スケジュール:
⚠️ アイデア応募期間: 6月9日~29日
✅ 投票期間:6月30日~7月6日
🎉 勝者発表: 7月7日
Good luck! 🍀
注:すべての賞品は、在庫状況や発送方法によって異なります。 商品によっては、特定の国への海外発送ができない場合があります。 賞品がご利用いただけない場合は、その旨をお知らせし、代替品をご用意いたします。 クリミア、ロシア、ベラルーシ、イラン、北朝鮮、シリア、その他米国が禁輸措置をとっている国にお住まいの方には賞品をお届けできません。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2025年7月9日
開発者の皆さん、こんにちは!
開発者の方々の業務を効率化する有用なツールの開発を目的とした、InterSystems のオンラインプログラミングコンテストの開催が決定しました!📣
🏆 InterSystems Developer Tools コンテスト 🏆
期間:2025年7月14日~8月3日
賞金総額: $12,000
テーマ:
コンテストのテーマは、InterSystems IRIS を使用して、開発を加速させ、より高品質なコードに貢献し、ソリューションのテスト、デプロイ、サポート、または監視を支援する、開発者の体験を向上させるアプリケーションの開発です。
応募要件:
アプリケーションやライブラリは完全に機能するものでなければなりません。他の言語ですでに存在するライブラリのインポートや直接のインターフェイスであってはなりません(C++を除きます)。既存のアプリケーションやライブラリのコピーペーストでの応募もできません。
応募可能なアプリケーション
Open Exchange アプリケーションの新規作成、または既存アプリケーションであっても大幅に改善されているものであればご応募いただけます。
コミュニティの担当チームは、コンテストへの応募を承認する前に申請された全アプリケーションをレビューします。
全てのアプリケーションは、IRIS Community Edition 、IRIS for Health Community Editionで動作する必要があります。MacやWindowsのホスト版をご利用いただく場合は、インストールキットをダウンロードしてください。コンテナを利用する場合は InterSystems Container Registryから pull、または、最新バージョンのイメージ(intersystemsdc/iris-community:latest または intersystemsdc/irishealth-community:latest)をご利用ください。
コミュニティエディションのインストールキット入手方法については、「InterSystems IRIS/InterSystems IRIS for Health コミュニティエディションのダウンロード方法」をご参照ください。
コンテナ版IRISの利用方法については、「InterSystemsコンテナレジストリの使い方とコンテナ開始までの流れ(解説ビデオ付き)」をご参照ください。
アプリケーションはオープンソースであり、GitHub または GitLab で公開されている必要があります。
アプリケーションの README ファイルは、英語で記述してください(日本語で記述したものがあればそのまま掲載いただき、英文の追記をお願いします。翻訳アプリを使用しますが翻訳をお手伝いすることもできますのでお気軽にお知らせください!)。また、インストール手順や、アプリケーションがどのように動作するかの説明、またはビデオデモを含めてください。
1人の開発者は最大3つのアプリケーションを応募できます。
記事はUSコミュニティに投稿してください。
注意:インターシステムズの審査員は、複雑さと有用性の基準に基づきコンテストに応募が承認されるかどうかの最終決定権を持ちます。その決定は最終的なものであり、不服申し立ての対象にはなりません。
賞品:
1. Experts Nomination - 審査員から多く票を集めたアプリケーションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $5,000
🥈 2位 - $2,500
🥉 3位 - $1,000
🏅 4位 - $500
🏅 5位 - $300
🌟 6-10位 - $100
2. Community winners - 開発者コミュニティで多く票を集めたソリューションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $1,000
🥈 2位 - $600
🥉 3位 - $300
🏅 4位 - $200
🏅 5位 - $100
❗複数の参加者が同数の票を獲得した場合、全参加者が勝者となり賞金は勝者間で分配されます。❗賞金は、本人確認ができた人にのみ授与されます。疑わしい場合は、主催者が連絡を取り、参加者についての追加情報を求める場合があります
参加資格:
どなたでもご参加いただけます!(InterSystems 開発者コミュニティのアカウントを作成するだけでご応募いただけます)
開発者がチームを組んで共同でアプリケーションを作成し、応募することもできます! 1チーム 2~5名 までご参加いただけます。
チームでご応募いただく場合は、アプリケーションの README にチームメンバー名の記載をお忘れなく!!(開発者コミュニティのプロファイルのリンクもお願いします)
スケジュール:
🛠 アプリケーション開発と応募期間:
2025年7月14日 (00:00 EST): コンテスト開始!
2025年7月27日 (23:59 EST):応募締め切り日.
✅ 投票期間:
2025年7月28日 (00:00 EST):投票開始日!
2025年8月3日 (23:59 EST):投票終了日
応募、投票期間中、アップロードしたアプリケーションは改良できます。
Helpful Resources:
✓ アプリケーション例
webterminal - IRIS ターミナルのウェブアプリケーションとしてのエミューレーション
git-source-control - @Timothy Leavitt さんが開発された共同開発環境と IRIS UI 開発エディタの変更管理用 Git ツール
iris-rad-studio - UI 用 RAD ツール
cmPurgeBackup - バックアップツール
errors-global-analytics - エラー可視化ツール
objectscript-openapi-definition - open API 生成
Test Coverage Tool - テストカバレッジ支援ツール
iris-bi-utils - IRIS BI用ツールセット
and many more.
✓ 開発を開始するのに最適なテンプレート
iris-dev-template
Interoperability-python
rest-api-contest-template
native-api-contest-template
iris-fhir-template
iris-fullstack-template
iris-interoperability-template
iris-analytics-template
✓ For beginners with IRIS:
Build a Server-Side Application with InterSystems IRIS
Learning Path for beginners
InterSystems 製品を初めて使用する方向け学習コンテンツなど
ラーニングパス
✓ For beginners with ObjectScript Package Manager (IPM):
How to Build, Test and Publish IPM Package with REST Application for InterSystems IRIS
Package First Development Approach with InterSystems IRIS and IPM
✓ コンテストへの応募方法
Need Help?
ご質問がある場合は、この投稿へコメントいただくか、InterSystems の Discord server チャンネルにご参加ください!
皆様からのアプリケーションのご応募、お待ちしております!👍
❗️ コンテストに参加された場合、こちらに記載されているコンテスト規約に同意したものとみなされます。ご応募の際、ご一読いただきますよう、お願い申し上げます❗️
お知らせ
Yoichi Miyashita · 2020年7月12日
InterSystems IRIS データ・プラットフォーム および InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.2 CD をリリースしました。こちらはCD(continuous delivery)リリースになりますので、OCI(Open Container Initiative)と呼ばれるDockerコンテナー形式でのみ使用可能です。
リリースのビルド番号は 2020.2.0.211.0 です。
InterSystems IRIS データ・プラットフォームバージョン 2020.2 は、以下の拡張機能を備えた重要なセキュリティアップデートを提供します。
・TLS 1.3のサポート・SHA-3のサポート
InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.2 にはさら以下の機能が含まれます。
・FHIR R4データ変換・FHIRサーバーの新しい構成UI・IHE RMUプロファイルのサポート・IHEコネクタソンの更新
これらの詳細はドキュメント(英語)でご覧いただけます。InterSystems IRIS データ・プラットフォームhttps://docs.intersystems.com/iris20202/csp/docbook/DocBook.UI.Page.clsInterSystems IRIS for Healthhttps://docs.intersystems.com/irisforhealth20202/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls
リリースノートもご覧ください。InterSystems IRIS データ・プラットフォームhttps://docs.intersystems.com/iris20202/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=GCRNInterSystems IRIS for Healthhttps://docs.intersystems.com/irisforhealth20202/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=HXIHRN
サポートプラットフォームは、以下のドキュメントをご覧ください。 InterSystems IRIS データ・プラットフォームhttps://docs.intersystems.com/irislatest/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=ISPInterSystems IRIS for Healthhttps://docs.intersystems.com/irisforhealthlatest/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=ISP
InterSystems IRIS Studio 2020.2 は、Microsoft Windowsでサポートされるスタンドアロンの開発イメージです。 InterSystems IRISとIRIS for Healthバージョン 2020.2 以前、およびCache と Ensemble で動作します。
キットが必要なお客様は、カスタマーサポートセンターまでご連絡いただき、必要なプラットフォームをお知らせください。WRC Direct ユーザの方は以下のURLより入手可能です。 https://wrc.intersystems.com/wrc/coDistribution2.csp
x64 および arm64 のコミュニティエディションは、次の Docker Store から入手できます。InterSystems IRIS データ・プラットフォームdocker pull store/intersystems/iris-community:2020.2.0.211.0docker pull store/intersystems/iris-community-arm64:2020.2.0.211.0InterSystems IRIS for Healthdocker pull store/intersystems/irishealth-community:2020.2.0.211.0docker pull store/intersystems/irishealth-community-arm64:2020.2.0.211.0
お知らせ
Yoichi Miyashita · 2020年10月9日
InterSystems IRIS データ・プラットフォーム および InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.3 CD をリリースしました。こちらはCD(continuous delivery)リリースになりますので、OCI(Open Container Initiative)と呼ばれるDockerコンテナー形式でのみ使用可能です。
リリースのビルド番号は 2020.3.0.221.0 です。
InterSystems IRIS Data Platform 2020.3 により、サイロ化したデータとアプリケーションをつなぐ、リアルタイム機械学習に対応したアプリケーションの迅速な開発と展開を可能にします。このバージョンでは、以下の多くの新機能が含まれます。
クラウド、オンプレミス双方での、開発および運用面の機能追加・IKO - 新機能 InterSystems Kubernetes Operator (IKO) を使うことでKubernetesクラスタをより簡単に構成・ICMにおける IAMデプロイのサポート・非同期ミラーにおける シャードクラスタのサポート・システム管理ポータルでの ワークキューの管理
新しい技術、パフォーマンス向上、および主要技術スタックに関する互換性等、開発者のための機能追加・Python Gateway - アナリティクスや機械学習に関連したタスクのためのPython code の実行が可能・JDBC および Java Gateway リエントランシー(再入可能性)のサポート・.NET Gateway における .NET Core 2.1 のサポート・XEP における 遅延インデックス作成のサポート・Spark 2.4.4 のサポート
InterSystems IRIS for Health 2020.3 には、上記に加えて、さらに以下の新機能が含まれます。・クライアントサイドでのFHIR処理のための、リクエストおよびレスポンスメッセージを送受信するAPI・HL7 マイグレーションツールでの eGate サポート
InterSystems IRIS Studio 2020.3 は、Microsoft Windowsで動作するスタンドアロンの開発エディタです。 InterSystems IRIS と IRIS for Healthバージョン 2020.3 以前、および Cache と Ensemble で動作します。
ドキュメント(英語)は以下の通りです。
・サポートプラットフォーム https://docs.intersystems.com/iris20203/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=ISP
・InterSystems IRIS 2020.3 ドキュメント https://docs.intersystems.com/iris20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls リリースノート https://irisdocs.intersystems.com/iris20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=GCRN
・InterSystems IRIS for Health 2020.3: ドキュメント https://docs.intersystems.com/irisforhealth20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls リリースノート https://docs.intersystems.com/irisforhealth20203/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=HXIHRN
キットが必要なお客様は、カスタマーサポートセンターまでご連絡いただき、必要なプラットフォームをお知らせください。WRC Direct ユーザの方は次のURLより入手可能です。 https://wrc.intersystems.com/wrc/coDistribution2.csp
また、x64 および arm64 のコミュニティエディションは、次のコマンドにより Docker Store から入手できます。InterSystems IRIS データ・プラットフォーム docker pull store/intersystems/iris-community:2020.3.0.221.0 docker pull store/intersystems/iris-community-arm64:2020.3.0.221.0InterSystems IRIS for Health docker pull store/intersystems/irishealth-community:2020.3.0.221.0 docker pull store/intersystems/irishealth-community-arm64:2020.3.0.221.0
お知らせ
Masahito Miura · 2025年3月27日
インターシステムズは、InterSystems IRIS®data platform、InterSystems IRIS® for HealthTM、および HealthShare® Health Connect の 2025.1 リリースを一般提供 (GA) したことを発表しました。2025.1 は、拡張メンテナンス(EM)リリースです。リリースハイライト今回のリリースには、以下のような数々の興味深いアップデートが含まれます:
高度なベクトル検索機能
新しいディスクベースの近似最近傍探索 (ANN) インデックスにより、ベクトル検索クエリが大幅に高速化され、数百万のベクトルに対して秒以下の応答が得られます。詳しくは、次の演習 - Vectorizing and Searching Text with InterSystems SQL をご覧ください。
ビジネス・インテリジェンスの強化
IRIS BI キューブの構築と同期における自動依存関係分析により、複雑なキューブの依存関係における一貫性と整合性が保証されます。
SQL とデータ管理の向上
標準 SQL ページネーション構文 (LIMIT...、OFFSET...、OFFSET...、FETCH...) の導入
DDL文の一括インポートを簡素化する新しいLOAD SQLコマンド
行ストレージと列指向ストレージのレイアウトをシームレスに変換するALTER TABLEコマンドの強化
データベース操作の最適化
ジャーナル・レコード・サイズの縮小による効率の向上
データベースの圧縮が高速化されました。特に長い文字列を多くむデータベースで期待できます。
新しいデータベースをミラーに追加する際の自動化が強化されました。
ECP 管理タスク用の新しいコマンドラインユーティリティ
セキュリティコンプライアンスの強化
FIPS 140-3 標準に準拠した暗号ライブラリをサポート
最新化された相互運用性 UI
ソース・コントロールの統合、VS Code との互換性、フィルタリングの強化、スプリット・パネル・ビューなど、改良されたプロダクション構成と DTL エディター エクスペリエンスが選択可能となりました。 オプトインの方法とフィードバックの提供方法については、 このデベロッパー・コミュニティの記事 をご覧ください。
ヘルスケア機能の拡張
整合性チェックとリソース管理を含む、効率的なFHIR一括取り込みとスケジューリング
強化されたFHIR一括アクセスと改善されたFHIR検索操作
新しいデベロッパー エクスペリエンス機能
DTL エディタに Python サポートが組み込まれ、Python のスキルを持つ開発者が InterSystems プラットフォームをより効果的に活用できるようになりました。詳細は以下のビデオをご覧ください - Using Embedded Python in the BPL and DTL Editors
OpenTelemetryによる観測性の向上
IRISにトレース機能を導入し、Webリクエストとアプリケーション・パフォーマンスを詳細に観察できるようになりました。
ドキュメント注目機能の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。(英語)
InterSystems IRIS 2025.1 ドキュメント、リリースノート
InterSystems IRIS for Health 2025.1 ドキュメント、リリースノート
Health Connect 2025.1 ドキュメント、リリースノート
さらに、アップグレードの影響に関するチェックリスト では、このリリースにアップグレードする際に注意する必要があるすべての変更点の概要を簡単に確認できます。
特に、InterSystems IRIS 2025.1 では、新しいジャーナル・ファイル・フォーマット・バージョンが導入され、以前のリリースと互換性がないため、混合バージョンのミラー・セットアップに一定の制限が課されることに注意してください。詳細については、対応するドキュメント を参照してください。
早期アクセス・プログラム (EAP)現在、多くのEAPが用意されています。このページ より興味のあるものに登録してください。
ソフトウェアの入手方法通常通り、拡張メンテナンス(EM)リリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム用のクラシックインストールパッケージと、Docker コンテナ形式のコンテナイメージが付属しています。詳細については、ドキュメント を参照してください。インストール・パッケージとプレビュー・キーは、WRCの InterSystems IRIS Data Platform フルキットのページ から入手できます。さらに、キットは評価サービスのウェブサイトでも提供しています。IRIS: https://wrc.intersystems.com/wrc/coDistIRIS.csp評価サービス: https://evaluation.intersystems.com/コンポーネント: https://wrc.intersystems.com/wrc/coDistGen.cspInterSystems IRIS のコンテナイメージと、対応するすべてのコンポーネントは、InterSystems Container Registry(ICR) から入手できます。※コンテナには "2025.1"または"latest-em"の両方のタグが付けられています。 docker コマンドに関する追加情報については、以下の投稿をご覧ください。https://jp.community.intersystems.com/node/533171このリリースのビルド番号は、 2025.1.0.223.0 です。
記事
Hiroshi Sato · 2021年7月27日
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
InterSystemsでサポートを保証するバージョンは、最小サポートバージョン(ミニマムサポートバージョン)となります。最小サポートバージョンは、通常リリース後 2 年以内のバージョンになります。保守契約のあるお客様には、最小サポートバージョンより前のバージョンに対しても技術的なご質問や障害時の対応は可能な限りさせていたいただきますが、その保守対応はベストエフォートとなり、深刻な問題に対してもそのバージョンに対応したワークアラウンドや修正(パッチ)のご提供が難しくなります。
そのような場合には、最新バージョンへのバージョンアップをお勧めいたします。
最小サポートバージョンについては、以下のドキュメントをご覧ください。
最小サポートバージョン
記事
Makiko Kokubun · 2021年8月18日
*この動画は、2021年2月5日に開催したウェビナーのアーカイブです。
InterSystems IRIS data platform は、拡張性に優れ、相互運用性、分析機能を備えたアプリケーション開発のためのデータプラットフォームです。この動画では、これからインターシステムズのデータプラットフォーム製品をお使いになる開発者の方を対象に、その特徴を20分でご紹介します。
このような方を対象としています。
初めてインターシステムズのデータプラットフォーム製品をお使いになる方、ご興味のある方
新しいデータプラットフォームを試してみたい方
Caché から IRIS への移行をご検討中の方
ぜひご覧ください!
記事
Toshihiko Minamoto · 2020年4月16日
インターシステムズ開発者コミュニティへようこそ!
ここは、Intersystems IRIS,Caché,Ensemble,HealthShare,Intersystems Business Inteligence, NLPといったインターシステムズ製品や技術について情報を読んだり、議論することができるサイトです。
サイトの内容について
本サイトには主にアナウンス、記事、質問とその回答、ビデオがあります。インターシステムズの製品や技術を使った経験やベストプラクティスを記事にしており、インターシステムズ社員とコミュニティメンバーの両方が記事を投稿できるようになっています。また、リリースノートや新機能の説明、体験談、技術的な事例も掲載されています。
もちろん、全世界のインターシステムズ製品の経験豊富なエンジニアに質問し、その回答を得られる場所でもあります。
メンバー登録について
本サイトにメンバー登録することで、インターシステムズ製品のソリューションを構築、デプロイ、保守するのに役立つソリューションやツール、技術、アプローチに関する記事を投稿、コメントしたり、質問、回答することができます。アカウント作成方法はこちらです。ただし弊社サポートセンター(WRC)のアカウントをお持ちの方はそのログイン名、パスワードでログインできますのでアカウント作成は不要です。
また、ログイン方法や投稿方法はこちらをご参照ください。
注意:インターシステムズの製品、技術に関係しない投稿記事、行動規範にそぐわない記事はモデレータにより削除されることがあります。
インターシステムズ開発者コミュニティの行動規範はこちらをご参照ください。
登録されたメンバーの方々は投票することができます。あなたが良いと感じた記事や質問、回答には、ぜひ投票ください。
非常にずさんな投稿、労力をかけていない投稿、明らかに不正確で危険な回答には反対票を投じることができます。
その際は、反対票を投じた理由や改善内容等コメントを残していただきますようお願いします。
サイトの動作について
投稿はタグによって分類されます。必須タグと呼ばれる、投稿時に指定するグループと呼ばれるタグがあります。必須タグは、インターシステムズの製品、サービスに関連しており、少なくとも1つは指定する必要があります。 タグは投稿を分類するのに役立つもので、登録しておくと、メールやRSSで通知を受けることができます。
気に入ったメンバーをフォローすることもできます。これはそのメンバーの投稿やコメントを購読することになります。
メインページでは、投稿のフィードを見ることができ、最新の投稿やコメント、回答が表示されます。
フィードフィルターを使って、購読したタグだけを見たり、最も投票されたタグや新着投稿だけを見たりすることもできます。
開発者コミュニティのメンバーや投稿、回答などの数値を確認できるDCアナリティクスサイトもあります。
その他の情報については、開発者コミュニティFAQを参照してください。
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