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Hiroshi Sato · 2020年11月23日
これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
変数等命名規約に関して、InterSystems自体が定めている規則の様なものはありません。
しかし、チームで開発を行う際には、何らかの命名規約を作ることをお勧めします。
一般的には、変数名から使用目的が容易に想像できる様な名前付けが好ましいです。
名前の長短で、実行性能には有意な差はないと考えて結構ですので、一目見て内容が理解しやすく、他の名前と明確な区別ができるよう、ある程度の長さを持った命名を心がけることをお勧めします。
また、先頭のアルファベットを大文字にする、単語の先頭は大文字にするというのが一般的です。しかし、昨今は、Javaで良く使われる、先頭は小文字で初めて、途中の単語の始まりを大文字にするという命名規約を使う開発者も増えてきました。
さらに変数のタイプ(一時変数、パラメータなど)がわかるように、先頭の文字で表現する方法もよく使われます。(例: tSC,pLengthなど)
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年5月20日
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
お客様のシステムで発生した障害に対処するための製品修正や社内のコードレビューで新たに発見された潜在的な問題に対応するための修正などは、問題の重要度(運用に支障をきたす、アプリケーションの動作に影響があるなど)に応じて、順次新しいメジャーバージョン、メンテナンスバージョンに取り込まれていきます。
しかしながら、新しいバージョンのリリースには所定の時間が必要ですので、そのリリース前に該当する修正だけを適用したいというご要望にお応えするために InterSystemsではアドホックと呼んでいる応急パッチを提供することも可能です。
しかしながら、この対応はあくまでも応急処置であり、その問題が対処されたバージョンがリリースされた後には、そのバージョンをご使用いただくことを推奨致します。
以下の関連情報もぜひご参照ください。
セキュリティ脆弱性に関する対応について
製品サポート対応について
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Mihoko Iijima · 2021年6月9日
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
管理ポータルで設定できるメモリ関連の項目は、以下の通りです。(項目としては他にもありますが、ここでは、ほとんど設定する必要のないものについては記載していません。)
管理ポータル [ホーム] > [システム管理] > [構成] > [システム構成] > [メモリと開始設定]
古いバージョンのメニューは以下の通りです。
【バージョン5.1~2010.x】システム管理ポータル [ホーム] > [構成] > [メモリと開始設定] の設定内容* データベースキャッシュ用メモリ* ルーチンキャッシュ用メモリ 【バージョン2011.1.0~】管理ポータル [ホーム] > [システム管理] > [構成] > [追加の設定] > [メモリ詳細設定]
【バージョン 5.1~2010.x】システム管理ポータル [ホーム] > [構成] > [メモリ詳細設定] の設定内容* 一般メモリヒープ【gmheap】* ロックテーブル【locksiz】* IJCバッファ【ijcbuff】* IJCデバイス【ijcnum】※カテゴリ:IO* 照合テーブル最大数【nlstab】
設定の詳細については、添付の PDF をご参照ください。
関連記事/FAQトピック
InterSystems製品のプロセスが使用するメモリ量を教えてください。
最大ネームスペース数を教えてください。
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Makiko Kokubun · 2021年6月15日
*この動画は、2021年2月に開催された「InterSystems Japan Virtual Summit 2021」のアーカイブです。
FHIR プラットフォームとして InterSystems IRIS for Health を選択する利点の一つは、クラウド/オンプレミスを含む豊富なプラットフォームの選択肢です。
インターシステムズは新しい選択肢の一つとして、FHIRマネージドサービスである”FHIR Accelerator Service”をまずは米国内でリリースします。このサービスを活用するとユーザはすぐにマネージド環境をプロビジョニングしてFHIRサービス開発/実行環境を入手することができます。 この動画では、AWSクラウド上でホストされるこのサービスについてデモを交えてご紹介しています。
この開発者コミュニティでは他にも IRIS の FHIR 機能に関連した多くの記事を公開しています。 FHIR にご興味ある方はぜひご覧ください。
FHIR R4 リソースリポジトリを簡単にお試しいただける開発環境テンプレートのご紹介
Azure 上で IRIS for Health をデプロイし、FHIR リポジトリを構築する方法
その他FHIR関連記事 (#FHIRタグ)
お知らせ
Mihoko Iijima · 2022年4月24日
開発者のみなさん、こんにちは!
2022年3月9日開催「InterSystems Japan Virtual Summit 2022」のセッション「FHIR SQL Builder」のアーカイブを YouTube に公開いたしました。
(プレイリストはこちら)
日本でも徐々に広がりを見せている HL7 FHIR。FHIR を活用したプロジェクトも着実に増えてきています。
取得した FHIR データをどのように利用するのか。その中で、FHIR データを使用して分析したいというニーズは必ず出てくるかと思います。
InterSystems では、FHIR データ分析を容易に可能にする新機能「FHIR SQL Builder」を発表いたしました。
この機能を利用することにより、FHIR リポジトリに格納したデータを通常の SQL で取り出し利用することが可能になります。
この機能の概要と使用方法をデモをまじえてご紹介いたします。
※ FHIR SQL Builder は、現在開発中機能であるため、メニュー名や画面イメージなどが将来変更される場合もあります。予めご了承ください。
【目次】
01:00 FHIRに関する国内の動向
04:00 FHIR SQL Builder のご紹介
10:03 デモ
お知らせ
Mihoko Iijima · 2022年5月15日
開発者のみなさん、こんにちは!
2022年3月9日開催「InterSystems Japan Virtual Summit 2022」のセッション「VSCode、Jenkinsを使用した CICD 環境の構築」のアーカイブを YouTube に公開いたしました。
(プレイリストはこちら)
IRIS アプリケーションの開発では、どのような開発環境、テスト環境を構築されてますでしょうか?
このセッションでは VSCode で開発した複数の Windows サーバで通信を行うプログラムを例に Jenkins の環境構築とインストールキットの作成やテストを自動化する方法について説明します。
また、IRIS の %UnitTest クラスを Jenkins で判別させるツールや、バッチコマンドから IRIS の処理を実行するツールを紹介します。
ぜひ動画をご参照ください。
【目次】
01:06 CICD とは
01:31 デモでご紹介する開発環境のシステム構成
↓プログラムのリポジトリ↓ https://github.com/miniclub/IRISUtilsTest.git
03:18 VSCode、Jenkins のインストール(デモ)
ご参考:VSCodeを使ってみよう
12:08 InterSystems ObjectScript Package Managerのインストールのデモ
https://openexchange.intersystems.com/package/ObjectScript-Package-Manager
↓loader-v2.0.0.zip↓ https://github.com/miniclub/loader/releases/tag/v2.0.0
14:39 Jenkins ジョブの作成、pipeline記述方法とデモ
↓プログラムのリポジトリ↓ https://github.com/miniclub/IRISUtilsTest.git
26:43 まとめ
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Nobuyuki Hata · 2023年7月10日
最近人気上昇中のプログラミング言語Python、ご存じのとおりIRISでは2通りの使い方が出来ます。
組み込みPython(Embedded Python)
PythonコードはIRISプロセス内でObjectScriptコードと並列に実行
具体的には
IRISクラス内のメソッド
SQL関数とストアドプロシージャ
ターミナルからPythonシェルを起動
irispythonコマンド実行
が該当します。
ネイティブAPI(Native API)
IRISの外からグローバルへのアクセス、クラスメソッドを呼び出し
上の4種類以外は全てネイティブAPIを使用します。
Pythonコードが実行される場所でIRISへのアクセス手段が決まりますが、ライブラリ名が双方とも”iris”のため注意が必要です。
* 従来からのirisnativeはDeprecated(非推奨)となりました
サンプルコードを探す時やドキュメントを参照する時、どちらのPython APIを使用しているか頭の片隅にあると予期せぬエラーに遭遇する機会が減るかも知れません。
組み込みPythonのirisパッケージ
組み込み Python | InterSystems IRIS Data Platform 2022.1
ネイティブSDKのirisパッケージ
Native API for Python | InterSystems IRIS Data Platform 2022.1
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Mihoko Iijima · 2025年1月13日
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
<ALARM>エラーは、クライアントアプリでタイムアウトが発生し、その結果InterSytemsサーバのプロセスがあわせて終了している状況をあらわしています。
クライアントアプリで、タイムアウト設定を無効にすることで回避できる可能性があります。
例えば、クライアントアプリから初回実行するSQL文がある場合、初回実行時のみInterSystems製品内部にクエリキャッシュ(=コンパイル済クエリ)を生成するため(※1)通常実行よりも時間がかかります(2回目以降の実行ではコンパイルは行われません)。
例えば、コンパイルに非常に時間がかかるSQL文の初回実行をクライアントアプリから命令し、タイムアウト以内に応答が戻らない場合 <ALARM> エラーが発生します。
※1:IRIS2020.1以降では埋め込みSQLで記述されたクエリも、初回実行時にコンパイルされます(2019.1以前では、埋め込みSQLを含むクラス/ルーチンがコンパイルされるタイミングでSQLもコンパイルされます)。
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Hiroshi Sato · 2020年10月29日
これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
$IsObject()を使用して判別できます。
調べたい変数をvとすると、
$IsObject(v)=1 // vはOREF$IsObject(v)=0 // vはOREFではない$IsObject(v)=-1 // vはOREFだが、有効なオブジェクトを指していない
となります。
vが未定義の場合は、$IsObject(v)はUNDEFINEDエラーとなりますので、ご注意ください。
UNDEFINEDエラーを防止するには、次のように$Getを使用することをお勧めします。
$IsObject($Get(v))
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Hiroshi Sato · 2021年2月1日
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
$IsObject()を使用して判別できます。 調べたい変数をvとすると、
$IsObject(v)=1 // vはOREF$IsObject(v)=0 // vはOREFではない$IsObject(v)=-1 // vはOREFだが、有効なオブジェクトを指していない
となります。
vが未定義の場合は、$IsObject(v)はUNDEFINEDエラーとなりますので、ご注意ください。
UNDEFINEDエラーを防止するには、次のように$Getを使用することをお勧めします。
$IsObject($Get(v))
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Megumi Kakechi · 2021年3月2日
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
管理ポータル:システムオペレーション > データベース にあるオプションボタン(ラジオボタン)「空き容量ビュー」で表示される内容は、システムクラス SYS.Database のFreeSpace クエリで取得可能です。
次のようなコードでクエリを実行します。
例:(%SYSネームスペースにて作成、実行します)
/// ZISJ.mac
Set stmt=##class(%SQL.Statement).%New()
Set status=stmt.%PrepareClassQuery("SYS.Database","FreeSpace")
Set rs=stmt.%Execute()
While rs.%Next() {
Write !
For i=1:1:9 {
Write rs.%GetData(i),","
}
}
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Megumi Kakechi · 2021年6月1日
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
OSのコマンド実行する場合、$ZF(-100) を使用します。
do $ZF(-100,"",program,args) // Windows コマンドを【同期】実行します。
do $ZF(-100,"/ASYNC",program,args) // Windows コマンドを【非同期】実行します。
mkdir, copy などのOSシェルコマンドを実行する場合は、/SHELL もあわせて指定します。
do $zf(-100,"/shell /async","mkdir","c:\temp\x")
詳細は以下のドキュメントを参照してください。
$ZF(-100) について【IRIS】$ZF(-100) について
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Tomoko Furuzono · 2021年10月19日
これは、InterSystems FAQサイトの記事です。システムをアップグレードした後、管理ポータルを開こうとすると、下記のエラーが表示される場合があります。
ERROR #5001: Server version of object does not match version sent from the client: %ZEN.Component.vgroup
このエラーは、ブラウザのキャシュに古い情報が残っているために発生しています。
ブラウザのキャッシュをクリアすることでエラーを解消することができます。
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Hiroshi Sato · 2020年9月28日
これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
言語バインディングなどのサーバクライアント型で接続した場合、クライアントのマシン名は以下の処理で取得できます。
set client=##CLASS(%SYS.ProcessQuery).Open("P"_$j).ClientNodeName
クライアントのIPアドレスは以下の処理で取得できます。
set ip=##CLASS(%SYS.ProcessQuery).Open("P"_$j).ClientIPAddress
* サーバーとクライアントが同一マシンの場合、上記で取得できるIPアドレスは、127.0.0.1になります。
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Mihoko Iijima · 2020年11月12日
これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
システムルーチン ^DBSIZE を利用するとバックアップファイルサイズを見積もることができます(メモ1もご参照ください)。
^DBSIZE は、データベース・バックアップ・リストに選択されたデータベースを対象に、フルバックアップ/累積バックアップ/差分バックアップそれぞれのファイルサイズを見積もります。
なお、データベース・バックアップ・リストは、管理ポータルの [システム管理] > [構成] > [データベースバックアップ] > [データベース・バックアップ・リスト] から作成します。
詳細については、下記ドキュメントもご参照ください。
^DBSIZEによるバックアップ・サイズの見積もり【IRIS】
^DBSIZEによるバックアップ・サイズの見積もり
実行例は、以下の通りです。
USER>set $namespace="%SYS" //または zn "%SYS"
%SYS>do ^DBSIZE
Incremental Backup Size Estimator
What kind of backup:
1. Full backup of all in-use blocks
2. Incremental since last backup
3. Cumulative incremental since last full backup
4. Exit the backup program
1 => 1
In-Use Block
Directory Blocks Size
c:\intersystems\iris1\mgr\fs\ 2,668 (8KB)
c:\intersystems\iris1\mgr\irisaudit\ 102 (8KB)
--------------
Total number of database blocks: 2,770
Total backup size, including overhead of volume and pass labels:
For a disk file:
Number of 512-byte blocks: 46,068 (23,586,816 bytes)
For magnetic media:
Number of 58KB blocks: 398 (23,638,016 bytes)
%SYS>
メモ1:^DBSIZE ルーチンは、オンラインバックアップを使用してデータベースのバックアップを行っている環境に有効な方法です。
メモ2:オンラインバックアップ とは?
弊社製品(Caché/Ensemble/HealthShare/IRIS)の内部ツールを使用してデータベースの使用済ブロックをオンラインでバックアップする方法のことです。
この他にも、データベースファイルをオンラインでバックアップする方法もあります。バックアップ手法の違いについてはFAQトピック「データベースのバックアップにはどのような方法がありますか?」もご参照ください。