警告:システムワークキューのジャーナリングが無効になる可能性
概要
| 警告 ID | 影響を受ける製品とバージョン | リスクカテゴリー & スコア | 発生条件 |
| DP-449126 | InterSystems IRIS® data platform InterSystems IRIS® for Health InterSystems Health Connect™ versions 2024.1.0 – 2024.1.5, 2024.2.0, 2024.3.0, 2025.1.0 – 2025.1.3, 2025.2.0, 2025.3.0 |
データ整合性 低リスク | CSP セッションイベント用のカスタムロジックの一部として実行されるデータベース更新が、ジャーナリングされない可能性があります。 |
発生する問題
カスタムロジック内でのグローバルのSetおよびKillがジャーナルに記録されない問題を修正しました。修正対象となったカスタムロジックは、%CSP.SessionEvents のサブクラスを介して実装された CSP セッションイベント用に実行されるカスタムロジックです。
この問題は、カスタムロジックがミラーリングされたデータベースに対して行ったSetおよびKillでは発生しません。この条件下では、操作は通常どおりジャーナリングされます。
根本原因は、当該ロジックを実行するデーモンプロセスがプロセスごとのジャーナリング状態を、起動元プロセスから受け継いでいることにあります。システムデーモンは、ジャーナリングが無効になっているIRISシステムの起動段階で初期化されます。そのため、非常に稀ではありますが、お客様が $$QueueRepeatSystem^%SYS.WorkQueueMgr() ルーチンを使用して、ジャーナリングが無効なプロセス内でバックグラウンドデーモンを開始した場合にも同様の状況が発生する可能性があります。
影響
データベースの更新がジャーナリングされない場合、ジャーナルファイルからの再適用(たとえばバックアップからのリストア後など)ができません。その結果、データ整合性の問題が発生する可能性があります。
ミラーリングを使用している構成はこの問題の影響を受けませんが、廃止されたシャドーイング機能(将来のバージョンで削除予定)を使用している場合は影響を受けます。
解決策
この問題はバージョン 2026.1.0、2025.1.4、2024.1.6 およびそれ以降のバージョンで修正されています。
- 2026.1.0 は 2026年3月25日に提供開始予定です。
- 2025.1.4 は 2026年4月15日に提供開始予定です。
- 2024.1.6 は 2026年4月15日に提供開始予定です。
お客様のご要望により、本修正DP-449126を現在お使いの製品に対するAdhocとして個別に作成し、提供することが可能です。
お使いのシステムに対するAdhocが必要な場合は、カスタマーサポートセンターまでお知らせください。
暫定的な対策
CSP セッションイベントハンドラ内のカスタムロジックで、以下のコマンドを使用してプロセスのジャーナリングを明示的に有効化することができます。
DO ENABLE^%NOJRN
詳細情報
この警告についてご質問がある場合は、カスタマーサポートセンターまでご連絡ください。