これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems製品では、システム開始時に任意の処理を追加できます。

データベースミラーリングを構成していない環境では、%ZSTARTルーチンのSYSTEMラベルを作成することで任意の処理を実装できますが、データベースミラーリングを構成している環境では、このルーチンでは動作しない処理があります。

ご参考:^%ZSTART ルーチンと ^%ZSTOP ルーチンによる開始動作と停止動作のカスタマイズ

理由として、ミラーリング構成の場合、ミラーデータベースへのアクセスはミラーリングサービスが開始されプライマリメンバとなるまでReadOnlyとなります。

0 0
0 29

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

09/04/24-14:37:47:260 (2575554) 2 [Utility.Event] ISCLOG: SuperServer Super Server job slave failure ns=%SYS rtn=%SYS.SERVER
09/04/24-14:37:47:260 (2575554) 2 [Utility.Event] SuperServer failed to start slave server

メッセージログ(cconsole.log/messages.log)の上記のようなログは、スーパーサーバ/SuperServer(既定:1972ポート)に対して外部からリクエストがあったが、リクエストに対応する子プロセスの起動に失敗した場合に記録されます。

スーパーサーバへの新規接続に対してスーパーサーバがJOBコマンド(タイムアウトあり)を実行したが、タイムアウト時間内にJOBコマンドが完了しなかったケースなどが考えられます。

0 0
0 24
記事
· 2025年1月13日 1m read
ALARMエラーが発生する理由

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

<ALARM>エラーは、クライアントアプリでタイムアウトが発生し、その結果InterSytemsサーバのプロセスがあわせて終了している状況をあらわしています。

クライアントアプリで、タイムアウト設定を無効にすることで回避できる可能性があります。

例えば、クライアントアプリから初回実行するSQL文がある場合、初回実行時のみInterSystems製品内部にクエリキャッシュ(=コンパイル済クエリ)を生成するため(※1)通常実行よりも時間がかかります(2回目以降の実行ではコンパイルは行われません)。

例えば、コンパイルに非常に時間がかかるSQL文の初回実行をクライアントアプリから命令し、タイムアウト以内に応答が戻らない場合 <ALARM> エラーが発生します。

0 0
0 17

これはInterSystems FAQサイトの記事です。


質問:

データベースファイルが存在するフォルダ全体をコピーしたとき、コピーしたデータベースファイルをマウントできません。なぜですか?

回答:

コピーした データベースファイル(iris.dat / cache.dat)のあるフォルダに、拡張子lck(iris.lck / cache.lck)のファイルが存在していないでしょうか?

InterSystems製品を停止せずに(もしくは、ディスマウントせずに)データベースファイルをコピーした場合、コピー前の情報を保持したままの lckファイルが残ってしまい、コピー後にマウントできない状況になります。
また、InterSystems製品を停止せずにコピーしたデータベースファイルは正しい状態ではないので、問題が生じる可能性があります。
コピー元のInterSystems製品を停止(もしくはディスマウント)した後、再度データベースファイルををコピーし直してください。

0 0
0 15
記事
· 2025年2月4日 4m read
整合性チェックの種類と方法

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

整合性チェックを行う場合、管理ポータルやタスクマネージャーから行う方法と、ターミナルから ^Integrity ユーティリティを使用して行う方法があります。

こちらのトピックでは、それぞれの違いをご説明します。


管理ポータル、整合性チェックタスク、
および SYS.Database の IntegrityCheck メソッドから行う方法


こちらの方法は、選択した複数のデータベースや、1 つのデータベースに格納された選択可能な複数のグローバルを対象に整合性をチェックを行います。

管理ポータル
[システムオペレーション] > [データベース] 整合性チェック・ボタン
※チェックを行いたいネームスペース、必要に応じてグローバルを選択し、実行・ボタンをクリック

1 0
0 8