これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems製品では、システム開始時に任意の処理を追加できます。

データベースミラーリングを構成していない環境では、%ZSTARTルーチンのSYSTEMラベルを作成することで任意の処理を実装できますが、データベースミラーリングを構成している環境では、このルーチンでは動作しない処理があります。

ご参考:^%ZSTART ルーチンと ^%ZSTOP ルーチンによる開始動作と停止動作のカスタマイズ

理由として、ミラーリング構成の場合、ミラーデータベースへのアクセスはミラーリングサービスが開始されプライマリメンバとなるまでReadOnlyとなります。

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方法は2種類あります。

1) 同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境をそのままアップグレードする場合は、IRIS(※)インストールキットを起動し「CACHE(CONVERSION)」からCSPゲートウェイとCaché両方をアップグレードします。

2) IISがIRISとは異なるサーバにインストールされている場合は、IRIS用Webゲートウェイキットを利用します。

(※)InterSystems IRISまたはIRIS for Health

それぞれの方法は以下の通りです。

1)同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境の「CACHE(CONVERSION)」でのアップグレード方法

a) インストーラーを起動します。

b) CACHE(CONVERSION)を選択します。

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質問:

データ容量を見積もる計算式はありますか?


回答:

正確に見積もるための計算式は残念ながらありません。

InterSystems IRIS Data Platformの場合、データ部に関してはデータを全て可変長で格納しますので、各フィールドの平均がどのくらいであるかという目安の数字で平均レコード長を求め、キー部分も同様の計算を行い、必要な容量の推測値を求める必要があります。

インデックス部に関してはキー圧縮されますので、データと同じような上記の計算を行った推測値よりは少なくなることが期待できます。 ただしその圧縮率はデータの特性に大きく影響されますので、どの程度少なくなるかは一概には言えません。

実データのサンプル(例えば、1万件のデータ)をロードし、その時点でのサイズを確認して想定される件数分のデータ容量を推測するというのが現実的な方法となります。

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09/04/24-14:37:47:260 (2575554) 2 [Utility.Event] ISCLOG: SuperServer Super Server job slave failure ns=%SYS rtn=%SYS.SERVER
09/04/24-14:37:47:260 (2575554) 2 [Utility.Event] SuperServer failed to start slave server

メッセージログ(cconsole.log/messages.log)の上記のようなログは、スーパーサーバ/SuperServer(既定:1972ポート)に対して外部からリクエストがあったが、リクエストに対応する子プロセスの起動に失敗した場合に記録されます。

スーパーサーバへの新規接続に対してスーパーサーバがJOBコマンド(タイムアウトあり)を実行したが、タイムアウト時間内にJOBコマンドが完了しなかったケースなどが考えられます。

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ジャーナルファイルの中身を参照したい場合、通常は管理ポータルで参照します。

管理ポータル:
[システムオペレーション] > [ジャーナル] : (該当ジャーナルの名前)参照 リンクをクリック


こちらのページで、外部に保存したジャーナルファイルも参照することができることをご存じでしょうか?

以下のように、ID= の後ろにジャーナルのファイルパスを指定することで、ジャーナルファイルの中身を管理ポータルで参照することが可能です。

http://localhost/iris/csp/sys/op/UtilSysJournal.csp?$ID1=C:\temp\20240826.002z

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こちらの記事では、タスク履歴の結果内容に、「タスクは 10 Apr 20xx 12:00:00AM 19 Aug 20xx 12:00:00AM から継続中 に有効期限切れになりました」のようなログがある場合、その意味と対処方法について説明します。


このログは、実行予定のタスクをチェックした際に、時間が対象タスクの有効期限を過ぎてしまったために、表示しているログになります。
有効期限を指定していない場合(※)は、次回タスク予定時刻が有効期限になります。
※有効期限の設定は、^TASKMGRユーティリティから行うことができます。

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記事
· 2025年1月13日 1m read
ALARMエラーが発生する理由

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<ALARM>エラーは、クライアントアプリでタイムアウトが発生し、その結果InterSytemsサーバのプロセスがあわせて終了している状況をあらわしています。

クライアントアプリで、タイムアウト設定を無効にすることで回避できる可能性があります。

例えば、クライアントアプリから初回実行するSQL文がある場合、初回実行時のみInterSystems製品内部にクエリキャッシュ(=コンパイル済クエリ)を生成するため(※1)通常実行よりも時間がかかります(2回目以降の実行ではコンパイルは行われません)。

例えば、コンパイルに非常に時間がかかるSQL文の初回実行をクライアントアプリから命令し、タイムアウト以内に応答が戻らない場合 <ALARM> エラーが発生します。

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質問:

データベースファイルが存在するフォルダ全体をコピーしたとき、コピーしたデータベースファイルをマウントできません。なぜですか?

回答:

コピーした データベースファイル(iris.dat / cache.dat)のあるフォルダに、拡張子lck(iris.lck / cache.lck)のファイルが存在していないでしょうか?

InterSystems製品を停止せずに(もしくは、ディスマウントせずに)データベースファイルをコピーした場合、コピー前の情報を保持したままの lckファイルが残ってしまい、コピー後にマウントできない状況になります。
また、InterSystems製品を停止せずにコピーしたデータベースファイルは正しい状態ではないので、問題が生じる可能性があります。
コピー元のInterSystems製品を停止(もしくはディスマウント)した後、再度データベースファイルををコピーし直してください。

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