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Toshihiko Minamoto · 2022年7月20日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.2 開発者向けプレビュー3が公開されました

これは、2022.2の開発者プレビュープログラムのリリース第3弾です。 プレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 2022.2では、SQL管理、クラウド統合、KafkaおよびJMSアダプタ、SQL Loaderなどにおいて、多くのアップデート、修正、機能強化が行われています。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください 列指向ストレージに関して、Early Access Program (EAP) を受け付けています。ご興味のある方はぜひ Early Access Program にご参加ください。 CDリリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと、OCI(Open Container Initiative、別名Dockerコンテナ)形式のコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.2へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版コンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:2022.2.0.293.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth:2022.2.0.293.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-arm64:2022.2.0.293.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-arm64:2022.2.0.293.0 コミュニティエディションのコンテナイメージも以下のコマンドで InterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community:2022.2.0.293.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2022.2.0.293.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community-arm64:2022.2.0.293.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community-arm64:2022.2.0.293.0 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。 ※ WRCへのアクセスにはWRCアカウントが必要です。 開発者向けプレビューリリースのビルド番号は2022.2.0.293.0 です。 次の更新は2週間後です!
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Toshihiko Minamoto · 2022年8月8日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.2 開発者向けプレビュー4が公開されました

これは、2022.2の開発者プレビュープログラムのリリース第4弾です。 プレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 2022.2では、SQL管理、クラウド統合、KafkaおよびJMSアダプタ、SQL Loaderなどにおいて、多くのアップデート、修正、機能強化が行われています。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください 列指向ストレージに関して、Early Access Program (EAP) を受け付けています。ご興味のある方はぜひ Early Access Program にご参加ください。 開発者プレビュー4ではRed Hat RHEL 9のサポートが追加されました。 CDリリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと、OCI(Open Container Initiative、別名Dockerコンテナ)形式のコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.2へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版コンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:2022.2.0.304.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth:2022.2.0.304.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-arm64:2022.2.0.304.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-arm64:2022.2.0.304.0 コミュニティエディションのコンテナイメージも以下のコマンドで InterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community:2022.2.0.304.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2022.2.0.304.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community-arm64:2022.2.0.304.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community-arm64:2022.2.0.304.0 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。 ※ WRCへのアクセスにはWRCアカウントが必要です。 開発者向けプレビューリリースのビルド番号は2022.2.0.304.0 です。 次の更新は2週間後です!
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Toshihiko Minamoto · 2022年8月17日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.2 開発者向けプレビュー5が公開されました

これは、2022.2の開発者プレビュープログラムのリリース第5弾です。 プレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 2022.2では、SQL管理、クラウド統合、KafkaおよびJMSアダプタ、SQL Loaderなどにおいて、多くのアップデート、修正、機能強化が行われています。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください 列指向ストレージに関して、Early Access Program (EAP) を受け付けています。ご興味のある方はぜひ Early Access Program にご参加ください。 今後の開発者向けプレビューでは、Ubuntu 22.04 LTSへの対応や、コミュニティエディションでの制限の変更などが予定されています。ご期待ください! 通常、CDリリースにはサポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと、OCI(Open Container Initiative、別名Dockerコンテナ)形式のコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.2へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版コンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:2022.2.0.311.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth:2022.2.0.311.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-arm64:2022.2.0.311.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-arm64:2022.2.0.311.0 コミュニティエディションのコンテナイメージも以下のコマンドで InterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community:2022.2.0.311.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2022.2.0.311.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community-arm64:2022.2.0.311.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community-arm64:2022.2.0.311.0 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。 ※ WRCへのアクセスにはWRCアカウントが必要です。 開発者向けプレビューリリースのビルド番号は2022.2.0.311.0 です。
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Toshihiko Minamoto · 2022年9月4日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.2 開発者向けプレビュー6が公開されました

これは、2022.2の開発者プレビュープログラムのリリース第6弾です。 プレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 2022.2では、SQL管理、クラウド統合、KafkaおよびJMSアダプタ、SQL Loaderなどにおいて、多くのアップデート、修正、機能強化が行われています。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください。 列指向ストレージに関して、Early Access Program (EAP) を受け付けています。ご興味のある方はぜひ Early Access Program にご参加ください。 開発者向けプレビューでは、Ubuntu 22.04 LTSやLinux FHEL 9に対応しています。 通常、CDリリースにはサポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと、OCI(Open Container Initiative、別名Dockerコンテナ)形式のコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.2へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版コンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:2022.2.0.322.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth:2022.2.0.322.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-arm64:2022.2.0.322.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-arm64:2022.2.0.322.0 Container images for the Community Edition can also be pulled from the InterSystems Container Registry using the following commands: docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community:2022.2.0.322.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2022.2.0.322.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community-arm64:2022.2.0.322.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community-arm64:2022.2.0.322.0 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。 ※ WRCへのアクセスにはWRCアカウントが必要です。 開発者向けプレビューリリースのビルド番号は2022.2.0.322.0 です。
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Toshihiko Minamoto · 2022年12月11日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.3 開発者向けプレビュー3が公開されました

これは、2022.3の開発者プレビュープログラムのさらなるプレビューリリースです。 2022.3では、多くのアップデートや機能強化が追加されており、新たな FHIR SQL Builder や、改良された Columnar Storage 、Oracle Linux 9 のサポートなど新機能があります。 今後のプレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください。 この開発者プレビューリリースのビルド番号は 2022.3.0.555.0 です。 一般的に、CDリリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと同様に、Dockerコンテナフォーマットのコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.3へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版コンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:2022.3.0.555.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth:2022.3.0.555.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-arm64:2022.3.0.555.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-arm64:2022.3.0.555.0 コミュニティエディションのコンテナイメージも以下のコマンドで InterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community:2022.3.0.555.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2022.3.0.555.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community-arm64:2022.3.0.555.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community-arm64:2022.3.0.555.0 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。 注意事項 2022.2 リリースより、 ARM ならびに Intel プラットフォームのコンテナは同じ名称で公開しています。 従いまして Intel マシンでは "docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:1111.2.3.456.0" で intel のイメージ、 ARM マシンでは同じコマンドで ARM のイメージが、特別な .../iris-arm を指定しなくても自動的にダウンロードされます。
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Toshihiko Minamoto · 2022年11月28日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.3 開発者向けプレビュー2が公開されました

これは、2022.3の開発者プレビュープログラムのリリース第2弾です。 2022.3では、新たな FHIR SQL Builder や、改良された Columnar Storage 、Oracle Linux 9のサポート(このプレビューには入っていません)など新機能や、多くのアップデート、機能強化が行われています。 プレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください この開発者プレビューリリースのビルド番号は 2022.3.0.545.0 です。 一般的にCDリリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと同様に、Dockerコンテナフォーマットのコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.3へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版コンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:2022.3.0.545.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth:2022.3.0.545.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-arm64:2022.3.0.545.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-arm64:2022.3.0.545.0 コミュニティエディションのコンテナイメージも以下のコマンドで InterSystems Container Registry から入手できます。 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community:2022.3.0.545.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2022.3.0.545.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community-arm64:2022.3.0.545.0 docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community-arm64:2022.3.0.545.0 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。 注意事項 2022.2 リリースより、 ARM ならびに Intel プラットフォームのコンテナは同じ名称で公開しています。 従いまして Intel マシンでは "docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris:1111.2.3.456.0" で intel のイメージ、 ARM マシンでは同じコマンドで ARM のイメージが、特別な .../iris-arm を指定しなくても自動的にダウンロードされます。
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Toshihiko Minamoto · 2023年1月4日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.3 開発者向けプレビュー4が公開されました

これは、2022.3の開発者プレビュープログラムのさらなるプレビューリリースです。 2022.3では、多くのアップデートや機能強化が追加されており、新たな FHIR SQL Builder や、改良された Columnar Storage 、Oracle Linux 9 のサポートなど新機能があります。これらの機能や改良は現在の開発者プレビューで実現できていない場合があります。 今後のプレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください。 この開発者プレビューリリースのビルド番号は 2022.3.0.570.0 です。 一般的に、CDリリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと同様に、Dockerコンテナフォーマットのコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.3へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版コンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます。 Dockerコマンドに関する追加情報は以下の投稿をご覧ください。InterSystemsコンテナレジストリ Webユーザインターフェースのお知らせ この開発者プレビューリリースのビルド番号は 2022.3.0.570.0 です。 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。
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Toshihiko Minamoto · 2023年1月18日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.3 開発者向けプレビュー5が公開されました

これは、2022.3の開発者プレビュープログラムのさらなるプレビューリリースです。 2022.3では、多くのアップデートや機能強化が追加されており、新たな FHIR SQL Builder や、改良された Columnar Storage 、SUSE 15 SP4 や Oracle Linux 9 のサポートなど新機能があります。これらの機能や改良は現在の開発者プレビューで実現できていない場合があります。 今後のプレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください。 一般的に、CDリリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと同様に、Dockerコンテナフォーマットのコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.3へのアクセスには「Show Preview Software」をチェックしてください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版やコミュニティエディションのコンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます。 Dockerコマンドに関する追加情報は以下の投稿をご覧ください。InterSystemsコンテナレジストリ Webユーザインターフェースのお知らせ この開発者プレビューリリースのビルド番号は 2022.3.0.589.0 です。 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。
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Toshihiko Minamoto · 2023年1月30日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2022.3 開発者向けプレビュー6が公開されました

これは、2022.3の開発者プレビュープログラムのさらなるプレビューリリースです。 2022.3では、多くのアップデートや機能強化が追加されており、新たな FHIR SQL Builder や、改良された Columnar Storage 、SUSE 15 SP4 や Oracle Linux 9 のサポートなど新機能があります。これらの機能や改良は現在の開発者プレビューで実現できていない場合があります。 今後のプレビューリリースは、隔週で更新される予定で、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。 製品改善のため、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお寄せください。 一般的に、CDリリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム向けの標準インストールパッケージと同様に、Dockerコンテナフォーマットのコンテナイメージが付属しています。 詳細については、サポートされるプラットフォームのドキュメントをご参照ください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCのプレビューダウンロードサイトまたは評価サービスのウェブサイト(2022.3へのアクセスには「Show Preview Software」のフラグをご使用ください)から入手できます。 InterSystems IRIS やIRIS for Healthの製品版やコミュニティエディションのコンテナイメージ、およびそれに対応するすべてのコンポーネントは、以下のコマンドでInterSystems Container Registry から入手できます。 Dockerコマンドに関する追加情報は以下の投稿をご覧ください。InterSystemsコンテナレジストリ Webユーザインターフェースのお知らせ この開発者プレビューリリースのビルド番号は 2022.3.0.599.0 です。 利用可能なイメージの詳細については、ICRのドキュメントを参照してください。 また、すべてのコンテナイメージのtarballバージョンは、WRCのプレビューダウンロードサイトから入手できます。 注意: ARM Community コンテナでは開発者プレビュー6は利用できません。
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Toshihiko Minamoto · 2023年2月8日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, & HealthShare Health Connect 2023.1の開発者プレビュー #1が始まりました

この度、2023.1の開発者プレビュープログラムの一環として、最初の開発者プレビューをリリースしました。2023.1では、多くのアップデートと機能強化が行われ、Columnar Storageの製品版サポート、Bulk FHIRの使用、MacOS 13 Venturaへのサポートなど、新機能が追加されています。 これらの機能または改善点の一部は、今回の開発者向けプレビューで利用できない場合があります。 今後のプレビューリリースは隔週で更新される予定であり、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。より良い製品を一緒に作り上げていくために、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお願いします。 ドキュメントは、以下のリンクからご覧になれます。これらは、発売が正式に発表される(General Availability - GA)までの間、数週間にわたって更新される予定です。 InterSystems IRIS InterSystems IRIS for Health HealthShare Health Connect さらに、このリリースに関連するアップグレード情報については、このリンクを参照してください。 通常、エクステンド・メンテナンス(EM)リリースには、サポートされるすべてのプラットフォーム用のクラシック・インストール・パッケージと、Dockerコンテナ形式のコンテナ・イメージが付属しています。 詳細なリストについては、Supported Platforms document を参照してください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCの preview download site または evaluation services website から入手できます(2023.1を入手するには「Show Preview Software」をクリックしてください)。 InterSystems IRIS 、IRIS for Health の Enterprise Edition と Community Edition 、対応するすべてのコンポーネントのコンテナイメージは、新しい InterSystems Container Registry から入手できます。docker コマンドに関する詳細については、こちらの投稿を参照してください この開発者プレビューリリースのビルド番号は、 2023.1.0.185.0 です。 利用可能なイメージの詳細については、ICR ドキュメントを参照してください。また、すべてのコンテナイメージの tarball 版は、WRC の preview download site から入手できます。
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Toshihiko Minamoto · 2023年3月10日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, & HealthShare Health Connect 2023.1の開発者プレビュー #3が公開されました

これは2023.1の開発者プレビュープログラムの第3弾となります。2023.1では多くのアップデートや機能強化が追加されており、カラムナーストレージの本番環境サポートや、Bulk FHIRの使用、MacOS 13 Venturaのサポートといった新機能が予定されています。これらの機能または改善点の一部は、今回の開発者向けプレビューで利用できない場合があります。 今後のプレビューリリースは隔週で更新される予定であり、準備が整い次第、機能を追加していく予定です。より良い製品を一緒に作り上げていくために、開発者コミュニティを通じてフィードバックをお願いします。 ドキュメントは、以下のリンクからご覧になれます。これらは、発売が正式に発表される(General Availability - GA)までの間、数週間にわたって更新される予定です。 InterSystems IRIS InterSystems IRIS for Health HealthShare Health Connect さらに、このリリースに関連するアップグレード情報については、このリンクを参照してください。 通常、エクステンド・メンテナンス(EM)リリースには、サポートされるすべてのプラットフォーム用のクラシック・インストール・パッケージと、Dockerコンテナ形式のコンテナ・イメージが付属しています。 詳細なリストについては、Supported Platforms document を参照してください。 インストールパッケージとプレビューキーは、WRCの preview download site または evaluation services website から入手できます(2023.1を入手するには「Show Preview Software」をクリックしてください)。 InterSystems IRIS 、IRIS for Health の Enterprise Edition と Community Edition の両方に対応するすべてのコンポーネントのコンテナイメージは、新しい InterSystems Container Registry から入手できます。docker コマンドに関する詳細については、こちらの投稿を参照してください この開発者プレビューリリースのビルド番号は、 2023.1.0.207.0 です。 利用可能なイメージの詳細については、ICR ドキュメントを参照してください。また、すべてのコンテナイメージの tarball 版は、WRC の preview download site から入手できます。
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Maki Hashizawa · 2023年4月7日

【4/20 無料セミナー】 第4回 InterSystems 医療 x IT セミナー ソリューション開発編 III 開催のお知らせ

開発者の皆様、こんにちは。 医療ソリューション・サービスプロバイダー様向けにシリーズでお送りしているセミナーの第三弾のお知らせを致します。 是非ご参加くださいますようご案内致します。 【開催概要】 医療ソリューション・サービスプロバイダー様向け】第4回 InterSystems 医療 x IT セミナー:ソリューション 開発編 III~これからの医療ITソリューションに求められる姿を探る ―データ分析/データ活用 最前線~ 日時:4月20日(木)13:00 ~14:30 参加費:無料(事前登録制) 対象:医療情報システムベンダー、医療機器ベンダー、医療向けサービスベンダーの事業企画・開発の責任者の方 【お申込み・詳細はこちらから】 【プログラム】 13:00~13:05 開会挨拶インターシステムズジャパン株式会社 カントリーマネージャー 林 雅音 13:05~13:45 ゲスト講演 「Embedded Pythonがオブジェクトデータベース/InterOperability/MLの真価を引き出す」 群馬大学医学部附属病院 システム統合センター 副センター長 准教授 鳥飼 幸太 様13:50~14:25 「データプラットフォームとPythonの出会い:データ活用の新しいアプローチ」 インターシステムズジャパン株式会社 堀田 稔 14:25~14:30  閉会挨拶インターシステムズジャパン株式会社 【お申込み・詳細はこちらから】 皆様のご参加をお待ちしております。
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Seisuke Nakahashi · 2023年5月10日

InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2023.2の開発者プレビュー #1が公開されました

2023.2 の開発者プレビュープログラムの一環として、最初の開発者プレビューを公開いたします。今回リリースされたのは、InterSystems IRIS と InterSystems IRIS for Health です。 本リリースの注目点 2023.2では、多くの機能修正と改善に加えて、時間認識モデリングや 強化された外部テーブル、読み込み専用の FEDERATED テーブルといった新機能が含まれる予定です。その一部は、今回の開発者プレビュー版にはまだ含まれていません。 2023.2の別の注目点は、プライベート・ウェブサーバ (PWS) がインストーラから削除されることです。このことは昨年に発表され、インターシステムズ製品のインストーラから削除予定ですが、今回のプレビュー版ではまだPWSは存在します。詳細はこちらのドキュメントをご覧ください。 --> PWSが含まれないインストーラにご興味のある方は、こちらのフォームからEAPに登録してください。その際、オプションで「No Private Web Server」をお選びください。このEAPに関する情報はこちらをご参照ください。 今後のプレビューリリースは、2週間ごとの発表を予定しており、新機能が完成次第、プレビュー版に追加されていきます。みなさまとよりよい製品にできるよう、ぜひ開発者コミュニティにみなさまのフィードバックをお寄せください。お待ちしております。 ドキュメントは以下のリンクからご覧いただけます。本バージョンが正式公開 (General Availability - GA) されるまで、数週間かけてドキュメントは更新される予定です。 InterSystems IRIS InterSystems IRIS for Health キットについて これまでと同じく、継続的デリバリ (CD) リリースは、すべてのサポート対象プラットフォーム向けに、従来のインストーラ形式と Docker コンテナ形式の両方でご提供します。サポート対象プラットフォーム一覧は、こちらのドキュメントをご覧ください。 インストーラとプレビュー用ライセンスキーは、WRC のプレビューダウンロードページ もしくは 評価サービスページ (2023.2を入手するには、"Show Preview Software" フラグをチェックしてください) から入手いただけます。 InterSystems IRIS / IRIS for Health の Enterprise Edition ならびに Community Edition、また関連コンポーネント、それら全てのコンテナイメージは、新しくなった InterSystems コンテナレジストリページから入手いただけます。docker コマンドに関する詳細な情報は、「InterSystemsコンテナレジストリ Webユーザインターフェースのお知らせ」の記事をご覧ください。 今回の開発者プレビューは、InterSystems IRIS のみリリースされ、ビルド番号は 2023.2.0.198.0 です。 --> InterSystems IRIS for Health は数日以内にリリース予定です。 入手可能なイメージの一覧については, ICR に関するドキュメントをご覧ください。また、すべてのコンテナイメージの tarball 版は、WRC のプレビューダウンロードページから入手いただけます。
記事
Mihoko Iijima · 2020年10月27日

【はじめてのInterSystems IRIS】Interoperability(相互運用性):コンポーネントの作成(ビジネス・オペレーション)

この記事はこちらの投稿の続きの内容です。 前回の記事では、コンポーネント間のデータ送受信に使用される メッセージ について、作成するときの考え方や定義方法を確認しました。 今回の記事では、コンポーネントの作成方法の中から、ビジネス・オペレーションの作成について解説します。 プロダクション メッセージ(前回の記事) コンポーネント ビジネス・サービス ビジネス・プロセス ビジネス・オペレーション 早速サンプルを参照しながらコードを確認します。 コンポーネント名 役割 Start.FileBS 指定ディレクトリに置かれたファイルを一定間隔で読み取るファイルインバウンドアダプタを利用しているビジネス・サービス Start.NonAdapterBS アダプタを利用せず直接アプリケーションやユーザから情報を入力してもらうためのビジネス・サービス Start.WS.WebServiceBS Webサービスを利用して情報を入力してもらうためのビジネス・サービス Start.WeatherCheckProcess 気象情報を取得してからデータベースの登録を行う手順を制御するビジネス・プロセス Start.GetKionOperation 気象情報提供先のWebサービスへ都市名を渡し気象情報を返送してもらうビジネス・オペレーション Start.SQLInsertOperation データベースへ気象情報と購入情報の登録依頼を行うため、SQLアウトバウンドアダプタを使用するビジネス・オペレーション Start.InsertOperation アダプタを使用せず、InterSystems IRIS内テーブル対して更新処理を行うビジネス・オペレーション メモ:BSはビジネス・サービス、BPはビジネス・プロセス、BOはビジネス・オペレーションの略です。 ビジネス・サービスとビジネス・オペレーションはスクリプトの記述があるため、VSCode または スタジオで作成します。ビジネス・プロセスは管理ポータルでも作成できます(VSCodeの使い方については、こちらの記事をご参照ください)。 作成順は特にありませんが、今回のサンプルで考えると、接続先の外部サイトは公開サイトであるためすぐに利用できます。こういった場合ビジネス・オペレーションから作成し始めるとテストが簡単に行えて便利です。 コンポーネント作成後のテストですが、ビジネス・プロセスとビジネス・オペレーションについては、プロダクションにテスト画面が用意されています。ただ、本番環境で誤ってテストしないように、プロダクション定義のデフォルト設定でテストは無効化されています。 プロダクションで「テスト使用可」とするかどうかの設定方法は、以下の通りです(サンプルプロダクションは予め「テスト使用可」に設定しています)。 1) ビジネス・オペレーション サンプルでは、2種類のビジネス・オペレーションを用意しています。 1つは、REST で外部の Web API に都市名を渡し、気象情報の取得を依頼するオペレーションで、もう1つは、InterSystems IRIS 内のデータベースへ気象情報と購入商品名を渡し更新処理を依頼するオペレーションです。 1)-1 REST ビジネス・オペレーション REST で外部の Web API を呼び出すオペレーションの作成から確認していきましょう 。このオペレーションは、Start.Request メッセージが入力されると GetKion() メソッドが起動し、外部サイトへ問い合わせを行い、気象情報を Start.Response メッセージに格納し返送します. コード詳細はこちらをご参照ください。 REST 用ビジネス・オペレーションを作成する場合は、EnsLib.REST.Operation を継承します。 Class Start.GetKionOperation Extends EnsLib.REST.Operation このクラスの継承により HTTP メソッドに合わせた IRIS 内の以下メソッドが提供されます。詳細はドキュメントもご参照ください。 GetURL()— HTTP GET オペレーションで使用します。 PostURL()— HTTP POST オペレーションで使用します。 PutURL()— HTTP PUT オペレーションをで使用します。 DeleteURL()— HTTP DELETE オペレーションで使用します。 REST の場合、アダプタは EnsLib.HTTP.OutboundAdapter を使用します。アダプタ名を例のように ADAPTER パラメータと Adapter プロパティに設定します。 また INVOCATION パラメータは Queue を設定します。 Parameter ADAPTER = "EnsLib.HTTP.OutboundAdapter"; Property Adapter As EnsLib.HTTP.OutboundAdapter; Parameter INVOCATION = "Queue"; 接続先の OpenWeather の API は実行時に各自で入手する API Key の指定が必要になります。環境に合わせて設定値が変動するような項目は、プロダクションの設定項目として表示させる方法があります。 手順は以下の通りです。 プロパティを定義する SETTINGSパラメータに作成したプロパティ名を指定する(複数ある場合はカンマで区切って指定します)。 任意でカテゴリも指定できます(プロパティ名:カテゴリ名 で指定します)。 コード例は以下の通りです。 /// APIキーを指定します Property appid As %String; Parameter SETTINGS = "appid:OpenWeatherMap"; プロダクション設定画面では以下のように表示されます。また、プロパティ定義の直前の行に記載した説明文は、図のようにプロダクション設定画面にも表示されます。 次に、ビジネス・オペレーションにとって大事な設定である、メッセージマップについて確認します。 上記定義は、Start.Request メッセージが送信されると、GetKion()メソッドが動作するように定義されています。 GetKion() メソッドでは、入力情報として渡される要求メッセージの Area プロパティから都市名が取得できます。この都市名を外部の Web API が公開している URL のパラメータに設定し呼び出せば、気象情報が取得できます。 なお、HTTP サーバや URL の設定は管理ポータルのプロダクション画面で設定します。設定内容を取得するには、HTTP アウトバウンドアダプタから提供される Adapter プロパティを使用します。 例) URLの指定の場合は、 ..Adapter.URL REST 用ビジネス・オペレーションが提供する GetURL() メソッドを使用して、外部サイトを呼び出します。第1引数に実行したい URL(=都市名など必要なパラメータに指定した URL)、第2引数に参照渡しで引数を用意し HTTP 応答を受け取ります。 HTTP 応答にはJSON 形式で気象情報が格納されるので、応答メッセージ(=pResponse)に情報を登録したらオペレーションは完成です。 作成したメソッドの第 2 引数には、参照渡しで応答メッセージクラス名が指定されています。 Method GetKion(pRequest As Start.Request, Output pResponse As Start.Response) As %Status 呼び出し元に応答メッセージを返す場合は、応答メッセージのインスタンスを生成し、第 2 引数の変数(pResponse)に格納し、プロパティに必要な情報を設定します。 set pResponse=##class(Start.Response).%New() set weatherinfo={}.%FromJSON(tHttpResponse.Data) set pResponse.AreaDescription=weatherinfo.weather.%Get(0).description set pResponse.KionMax=weatherinfo.main."temp_max" set pResponse.KionMin=weatherinfo.main."temp_min" set pResponse.Area=weatherinfo.name //UTC時間なので日本時間にするために9時間(9*60*60)足すset unixEpochFormat=weatherinfo.dt+32400 set dt=$system.SQL.Functions.DATEADD("s",unixEpochFormat,"1970-01-01 00:00:00") set pResponse.AreaPublicTime=dt 外部サイトからのHTTP応答がJSON形式で返送されるため、HTTP 応答で取得できたストリームを利用して、IRIS 内の JSON 操作に便利なダイナミックオブジェクトに変換しています。 set weatherinfo={}.%FromJSON(tHttpResponse.Data) 返送される JSON 文字列の例は以下の通りです。 { "coord": { "lon": 138.1, "lat": 36.64 }, "weather": [ { "id": 801, "main": "Clouds", "description": "薄い雲", "icon": "02d" } ], "base": "stations", "main": { "temp": 10.12, "feels_like": 9.1, "temp_min": 8.33, "temp_max": 11.67, "pressure": 1013, "humidity": 86 }, "visibility": 10000, "wind": { "speed": 0.76, "deg": 233 }, "clouds": { "all": 24 }, "dt": 1603584269, "sys": { "type": 3, "id": 19237, "country": "JP", "sunrise": 1603573442, "sunset": 1603612743 }, "timezone": 32400, "id": 1856215, "name": "Nagano", "cod": 200} 最高気温、最低気温、天気 は以下のように取得できます。 set pResponse.KionMax=weatherinfo.main."temp_max" set pResponse.KionMin=weatherinfo.main."temp_min" set pResponse.AreaDescription=weatherinfo.weather.%Get(0).description IRIS 内の JSON 操作について確認されたい場合は、こちらの記事やドキュメントもご参照ください。 それでは、天気情報をちゃんと取得できるかどうか、プロダクションのテストツールを使って確認しましょう。 プロダクション画面を開き(管理ポータル > [Interoperability] > [構成] > [プロダクション] )Start.GetKionOperation をクリックし、[アクション]タブの「テスト」ボタンをクリックします。 Area に 都市名(那覇市、札幌市、長野市、新宿区 など)を指定して、「テストサービスを実行」ボタンをクリックします。下にテスト結果が表示され、最高気温、最低気温、天気が表示されるのが確認できます。 続いて、トレース画面の使い方をご紹介します。 左画面で などの横長の長方形を選択すると、右画面の情報が変わります。 システム統合の流れで送受信したメッセージは自動的にデータベースに保存されます。メッセージのトレース画面を使用すると、時系列でどのようなメッセージがどのコンポーネントに渡されたか、応答があったかどうか、など詳細に確認することができます。 また、エラーが発生した場合は、 「○から△のコンポーネントに□のメッセージを 送付中/受信中/受信後 にエラー発生」 がわかるように、エラーが発生した場所に赤いマークがつきます。もちろん、トレース以外にもイベントログページも用意しています。(管理ポータル > [Interoperability] > [表示] > [イベントログ]) 続いて、データベースへ更新依頼を行うオペレーションを確認してみましょう。 1)-2 データベースへ更新依頼を行うビジネス・オペレーション サンプルには Start.SQLInsertOperation と Start.InsertOperation の2種類のオペレーションの用意があります。 それぞれ、データベースの更新依頼を行うオペレーションですが、Start.SQLInsertOperation は、SQLアウトバウンドアダプタを利用していますが、Start.InsertOperation は、アダプタを使用していません。 両者の違いは、 SQL アウトバウンドアダプタを使用するオペレーションは、ODBC/JDBC接続でのアクセスを前提としているため、データベースの接続先をプロダクションの設定で切り替えることができます。 アダプタを使用しないオペレーションでは、DB更新対象はプロダクション構成から見える範囲のデータベースで、接続先の切り替えが発生しないことが前提となります。 IRIS にはデータベースが含まれているため、システム統合中の任意データの格納場所に IRIS 内データベースを使用できますが、数年後、システム構成が何らかの理由で変更となり、異なるサーバ上のデータベースへ接続する必要が出てきた場合、アダプタを使用しないオペレーションをそのまま継続利用することはできません。 反対に、SQL アウトバウンドアダプタを使用するオペレーションは、接続先指定を変えることで処理内容に変更が無ければそのまま運用できます(実行する SQL 文に問題がなければ、異なる製品のデータベースにも接続できます)。 システム統合の中では、外部システムの都合で接続情報が変更となるケースも考えられるため、変更に柔軟に対応できるような設計にしておくことが重要です。そのため、外部接続に対応するコンポーネントは 疎結合 で作成することを推奨しています。 とはいえ、将来構成に変更がなければ、わざわざ ODBC/JDBC 接続を使用しなくても IRIS 内データベースにアクセスできますので、利用用途に合わせアダプタを使用する/しないをご選択いただけます。 それでは順番に、アダプタを使用する Start.SQLInsertOperation のコードを確認しましょう。 サンプルが使用しているアダプタは SQL アウトバウンドアダプタで、データベースに対して SQL文 の実行を依頼できるアダプタです。アダプタが異なると提供されるメソッドも異なります。アダプタから提供されるメソッド詳細についてはドキュメントをご参照ください。 続いて、アダプタを使用しない Start.InsertOperation のコードを確認しましょう。 アダプタを使用する/しないに関わらず、オペレーションのメッセージマップとメソッド定義は必要です。アダプタを使用しない場合は、アダプタ用 Paramter と Property の定義は不要です。 アダプタを使用しないビジネス・オペレーション: Start.InsertOperation では、ObjectScript を利用してSQLを実行しています(コメント文はオブジェクト操作での更新処理です)。 更新対象データベースが IRIS から切り離されることが無ければ十分な実装といえます。 アダプタを使用したオペレーションは、接続先に処理を依頼するための専用メソッドが提供されることがわかりました。また、アダプタを使用しないオペレーションも作成可能で自由にコードを記述できることが確認できました。 次の投稿では、天気情報取得用オペレーションとデータベース更新用オペレーションを順番を守って呼び出しを行うビジネス・プロセスの作り方について解説します。
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Mihoko Iijima · 2020年10月27日

【はじめてのInterSystems IRIS】Interoperability(相互運用性):コンポーネントの作成(ビジネス・プロセス)

この記事はこちらの投稿の続きの内容です。 前回の記事では、システム統合に必要なコンポーネントの中から、ビジネス・オペレーションの作成について解説しました。 今回の記事では、確認した2つのビジネス・オペレーションを順番を守って呼び出しを行うビジネス・プロセスの作成について解説します。 プロダクション メッセージ コンポーネント ビジネス・サービス ビジネス・プロセス ビジネス・オペレーション(前回の記事) ビジネス・プロセスは処理の調整役(司令塔)として働きます。 サンプルの中で行いたい処理の調整は、以下の内容です。 手順① 外部の Web API に都市名を渡し気象情報を問い合わせる手順② ①の問合せ結果(気象情報)と、処理開始時に受信した購入商品名をDBへ登録する サンプルのビジネス・プロセスでは、手順① の回答を待って手順② を動かすように調整します。 回答を待つ処理(=同期を取る処理)ですが、例えば、手順① が数日返ってこない場合、どうなるでしょうか? 数日回答を待ち続けている間にビジネス・プロセスへ次々に新メッセージが渡された場合、メッセージは一旦キューに格納されるため消失しませんが、新メッセージの処理をビジネス・プロセスが実行できず処理に遅延が発生します。 メモ: ビジネス・プロセスとビジネス・オペレーションにはキューがあります。 そこで、プロダクションでは、ビジネス・プロセスの動きとして、同期呼び出しがある場合に、A)完全に同期を取る方法と、B)応答待機中は他の処理が動作できるようにビジネス・プロセス自身の状態を一旦データベースに保存し、実行環境を明け渡す方法 を用意しています。 A)完全に同期を取る方法は、 同期呼び出しを行っている間は、ビジネス・プロセスの処理は継続中となり全ての処理が終了するまで次のメッセージの処理は待たされる。➡ 先入れ先出し方式で処理順を保障する必要がある場合に利用します。 B)応答待機中は他の処理が動作できるようにビジネス・プロセス自身の状態を一旦データベースに保存し、実行環境を明け渡す方法は、 同期呼び出しを行った時点で一旦データベースに自分自身の状態を保存する。応答メッセージを受信しメッセージを処理する順番が来たときにデータベースからオープンし次の処理を実行する。(データベースへのビジネス・プロセスの保存・再オープンは IRIS が管理します)➡ メッセージの処理順序が入れ替わっても良い場合(=応答を待つ間に受信した別メッセージをどんどん処理してよい場合)に利用します。 サンプルでは、B) を利用しています。 ビジネス・プロセスを作成するエディタは2種類あり、処理用の箱(アクティビティ)を配置し、実行内容を定義しながら実装できるビジネス・プロセス・エディタと、スタジオや VSCode 上で ObjectScript を使用して作成する方法があります。 ビジネス・プロセス・エディタを使用する場合、コンポーネントの呼び出しに call アクティビティを使用しますが、このアクティビティは B) の方法で実装されます。もちろん、ビジネス・プロセス・エディタでも A) の方法を実装できますが、その場合は call アクティビティを使用しません(code アクティビティを使用します)。 では、作成方法について解説します。 ビジネス・プロセス・エディタを利用する場合、管理ポータルで記述します。また、プロダクション構成画面からビジネス・プロセスを開くこともできます。下図は、その手順です。 このエディタで のようなアイコンはアクティビティと呼び、<call> のマークがあるものは、他コンポーネントの呼び出しができるアクティビティです。 アイコンの右端に の記号がありますが、この記号は応答メッセージが返る(=同期呼び出しを行う)マークです。<call>アクティビティのデフォルトは非同期呼び出し設定のため、必要に応じて変更します。 さて、ビジネス・プロセスは、ビジネス・オペレーションと同様に要求メッセージを受信すると起動するコンポーネントです。サンプルでは、要求メッセージ:Start.Request を受信すると起動し、応答メッセージは返送しない設定としています。 ビジネス・プロセスでは、いろいろな場面でメッセージが登場します。 ビジネス・プロセスに送信される要求メッセージ <call> アクティビティを利用して他コンポーネントを呼び出すときに送信する要求メッセージ(+応答メッセージ) ビジネス・プロセス・エディタでは、どこからどこへ送受信したメッセージか確認できるようにメッセージを格納するオブジェクト名を明確に分けています。 request(基本要求) ビジネス・プロセスの起動のきっかけになったメッセージでサンプルでは、Start.Request (ビジネス・プロセス・エディタ上、コンテキストタブのリクエストの設定に指定するメッセージ) response(基本応答) ビジネス・プロセスの呼び出し元に返送する応答メッセージ(サンプルでは利用していません) (ビジネス・プロセス・エディタ上、コンテキストタブのレスポンスの設定に指定するメッセージ) callrequest(要求メッセージ) <call>アクティビティで指定したコンポーネントを呼び出すときに送信する要求メッセージ callresponse(応答メッセージ) <call>アクティビティで指定したコンポーネントから返送される応答メッセージ callrequest と callresponse は、<call>アクティビティの呼び出し処理が終了すると消去されるオブジェクトです。それ以外は、ビジネス・プロセスの処理が終了するまで消えないオブジェクトです。 さて、callresponse が消えると困ることがあります。 それは、今回のサンプルにもあるように、コンポーネントを呼び出す際、それ以前に呼び出したコンポーネントの応答結果を利用したい場合に、応答メッセージが消失してしまうため次のコンポーネントで使用する予定だった情報が消えてしまう。 困りました😓 どうしたらいいでしょうか・・・・・ そんなとき、context オブジェクトを利用します。 context オブジェクトは、request/response 同様、ビジネス・プロセスの処理が終了するまで生き残るオブジェクトです。しかも context は汎用オブジェクトなので、プロセスエディタ内で定義できます。context のほかに、response オブジェクトも引き継ぐデータの退避にあうプロパティがあれば、利用できます。 では、今回の流れを再度確認しましょう。 水色の吹き出しの応答メッセージ:Start.Response は処理が終了すると消去されるオブジェクトです。 次に実行する [DB更新用ビジネス・オペレーション] へ送信するメッセージに、気象情報が格納された応答メッセージ(Start.Response)を利用したいため、context オブジェクトへ応答メッセージ(Start.Response)のプロパティ値を全て代入できるように実装します。 では、context プロパティの設定はどうなっているでしょうか。 ビジネス・プロセス・エディタのコンテキストタブにある「コンテキスト・プロパティ」にプロパティを定義します。今回は、応答メッセージ(Start.Response)のプロパティ全てを context オブジェクトへ退避したいので、プロパティのタイプ指定はStart.Response を設定しています。 つづいて、<call>アクティビティ内の設定を確認します。 要求メッセージと応答メッセージには、○○・ビルダ というボタンがついています。このボタンを押下すると、それぞれのメッセージのプロパティに何を登録したらよいか?を指定できる線引きエディタを起動します。 この後、データベース更新依頼用ビジネス・オペレーション(Start.SQLInsertOperation か、Start.InsertOperation)を同様に<call>アクティビティで呼び出したら完成です。 (詳細は、ビジネス・プロセスの の設定をご参照ください) 確認が完了したらテストします。テストの方法は、ビジネス・オペレーションのテスト方法と共通です(こちらの記事をご参照ください)。 テスト後のトレースは以下の通りです。 ビジネス・プロセスは調整役 なので、同期実行の順番を守りながら定義されたコンポーネントを順次呼び出しているのが確認できました。 メモ1:サンプルでは、call アクティビティしか扱っていませんが、その他にもデータ変換など様々なアクティビティがあります。 メモ2:ビジネス・プロセス・エディタ以外で ObjectScript だけで作成するビジネス・プロセスは、Ens.BusinessProcess クラスを継承します。ビジネス・プロセスエディタで作成した場合は Ens.BusinessProcessBPL クラスを継承します。 ビジネス・プロセスはシステム連携処理の調整役です。ビジネス・プロセス・エディタは以下の種類のメッセージ用変数(request/response/callrequest/callreponse/context)を用意しています。ビジネス・プロセス・エディタで作成したビジネス・プロセス は、コンポーネントの呼び出しに同期処理があっても、他のメッセージを遅延させない仕組みで動作できます。 次は、いよいよ最後のコンポーネント:ビジネス・サービスの開発方法をご紹介します。