InterSystems公式
· 2024年8月16日 2m read

警告: 未使用領域削除後のマルチボリュームデータベースの破損

インターシステムズは、非常にまれな状況下で、マルチボリュームデータベースでデータベース破損または <DISKHARD> エラーが発生する可能性がある不具合を修正しました。危険性があるのは、未使用領域削除(Truncate)を行ったマルチボリュームデータベースのみです。

この問題は、以下の製品およびそれらベースとしたその他のインターシステムズ製品に存在します:

  InterSystems IRIS                       2024.1, 2024.1.1, 2024.2
  InterSystems IRIS for Health    2024.1, 2024.1.1, 2024.2
  HealthShare Health Connect    2024.1, 2024.1.1, 2024.2

上記以外の HealthShare 製品はこの問題の影響を受けません。

インターシステムズは、この不具合に関するお客様からの報告を受けていませんが、この問題を回避するために、以下の一時的な緩和策を推奨します:

  • マルチボリュームデータベースで未使用領域削除をしない。
  • 最後にデータベースをマウントした以降に未使用領域削除をしたシングルボリュームまたはマルチボリュームデータベースに対して、新しいボリュームを作成しない。 自動作成を無効にするには、構成パラメータに以下を設定します(※)。  新しいボリュームしきい値サイズ = 0  New Volume Threshold Size = 0 このパラメータを設定しても、新しいボリュームの手動作成を抑制することはできないことに注意してください。 ※管理ポータル: [システム管理] > [構成] > [システム構成] > [ローカルデータベース] データベースの名前

この不具合は DP-433375 の修正で解決します。この修正は、将来のすべてのバージョンに含まれる予定です。

お客様のご要望により、本修正を現在お使いの製品に対する Adhoc として個別に作成し、提供することが可能です。お使いのシステムに対する Adhoc が必要な場合は、カスタマーサポートセンターまでお知らせ下さい。

この警告について質問がある場合は、カスタマーサポートセンターにご連絡下さい。

ディスカッション (0)0
続けるにはログインするか新規登録を行ってください