お知らせ
· 2021年6月8日

バージョンサポートポリシーについて

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

現時点のサポートバージョンについては、以下のドキュメントをご参照ください。

ミニマム・サポートバージョンについて

このリストに記述されていないバージョンに関しては、該当システムの保守契約があるという前提で、

  1. メール、お電話等の通常のお問い合わせは受け付けます。
  2. 出来うる限りの対応を努力しますが、そのバージョンでの対応が出来ず、最新バージョンへのバージョンアップによる問題解決をご提案させていただく場合がございます。

インターシステムズは、以下の理由により、出来うる限り、最新バージョンへバージョンアップしていただくことをお勧めしております。

  1. 開発部門では、定期的に内部のコードレビュを実施しており、その結果、発見された機能不全等を適宜、最新バージョンに取り込んでいます。
  2. 過去にお客様先で発見された障害への対応は、順次新バージョンに取り込んでいきます。障害の性質によっては、非常に大規模な改造となり、旧バージョンへの取り込み(バックポート)が不可能なものもございます。
  3. 古いバージョンに対し、新バージョンに追加されたバグフィックスを取り込むこと(バックポート)は、非常に困難なケースが多く、新たな副作用を生む可能性が高くなります。また、バージョンが古くなればなるほどバックポートは困難になっていく可能性が高まります。
  4. 開発をより迅速に行うための便利な機能等、新機能の恩恵を受けることができます。
  5. 新しいバージョンは以前のバージョンよりも性能が同等または高くなければならない、というインターシステムズ製品開発部門のポリシーにより、バージョンが新しくなるにつれ、アプリケーションの性能向上が期待できます。
  6. 日々品質向上に向け努力を続けております。結果として最新バージョンの品質は以前のバージョンに比べて高いことが期待できます。
  7. 新しいハードウェア対応、それに伴うオペレーティングシステムや様々なソフトウェアの新バージョンへの対応は、最新のバージョンが優先されます。
  8. セキュリティの脆弱性等への対応は最新バージョンが優先されます。
  9. セキュリティの脆弱性等への対応は、大規模な広範囲にわたる変更の可能性が高く、古いバージョンへの対応が大変困難となります。
  10. サポート対象バージョンに関しては、所定のリグレッションテストを実施後出荷しますが、応急パッチ等の非定型な対応では、リグレッションテストを実施しませんので、ソフトウェアの信頼性に大きな差があります。
  11. お使いの IT 環境は、技術の進歩、セキュリティ意識の高まり等様々な要因で変化していく可能性が高い中、古いバージョンのソフトウェアを使い続けることには想定以上のリスクがあります。

 


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