開発者の皆さん、こんにちは。
先日の 第3回InterSystemsJapan開発者コミュニティミートアップでは、Google Colab を使ったワークショップを実施しました。
その際、解説を読みながら、その場でコードを実行できる Jupyter Notebook の良さを改めて実感しました。
- 「このメソッド、どう使うんだっけ…?」
- 「処理の途中で変数の中身を確認したい…」
- 「現場で実行するルーチンと作業手順を一緒に残しておきたい…」
こうした課題は、Notebook 形式にするだけで驚くほど解決します。
サンプルコードのすぐ横に解説を置けるので、迷う時間が減り、そのまま作業ドキュメントにもできます。
ObjectScript でも同じことができれば、学習にも現場作業にもとても便利ですよね。
ObjectScript を Notebook から実行したい…でも...
実は以前、開発者コミュニティに Jupyter Notebooks に ObjectScript を追加する方法(https://jp.community.intersystems.com/node/521496)といった記事が紹介されていました。「これは便利そう!」と思い GitHub リポジトリ(https://github.com/Vekkby/objectsriptkernel)を試してみたものの、バージョンが古く、そのままでは動作しませんでした。
そこで、動作するように修正版を作成し、使い方もまとめました!
「ObjectScript を Notebook で動かしてみたい」
「学習環境やデモ環境を簡単につくりたい」
そんな方はぜひお試しください!
使い方(セットアップ手順)
とてもシンプルです。
以下の手順どおりに進めるだけで、Jupyter Notebook 上で ObjectScript を実行できる環境が立ち上がります。
1. 仮想環境の準備(WSL 2 / Docker)
Docker コンテナを利用するため、Windows の場合は以下の記事などを参考に WSL2 + Dockerのインストールを行ってください。
https://qiita.com/hiroakikka/items/b7a63383fb8cb989e722
https://qiita.com/haveAbook/items/0d0ae20a19214f65e7cd
(すでに Docker が動く方はこのまま次へ進めます。)
2. リポジトリをクローン
Ubuntuターミナルを起動し、修正版を GitHub から取得します。
git clone https://github.com/miniclub/objectscriptkernel
3. docker-compose で Notebook 環境を起動
docker-compose up -d --build
数十秒ほどで、ObjectScript が使える Jupyter Notebook が起動します。
4. Notebook にアクセス
ブラウザで以下を開くだけです
Jupyter Notebook の画面が表示され、ObjectScript カーネルを選べば、すぐにコードを実行できます。.png)
おわりに
Notebook 上で ObjectScript を動かせると、学習・検証・現場作業のすべてが一段と効率的になります。
ぜひ試していただき、フィードバックや改善案などお寄せいただけると嬉しいです。
.jpg)
.jpg)