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お知らせ
Mihoko Iijima · 2023年6月12日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems グランプリコンテスト2023 では、InterSystems IRIS data platform を使用する機能であればどんな内容でもご応募いただけます。
以下の機能を含めた場合、ボーナスポイントを獲得できます。
詳細は以下の通りです。
LLM AI や LangChain の使用:Chat GPT、Bard など - 6ポイント
InterSystems FHIR SQL Builder- 5ポイント
InterSystems FHIR - 3ポイント
IntegratedML - 4ポイント
Native API - 3ポイント
Embedded Python - 4ポイント
Interoperability - 3ポイント
Production EXtension(PEX) - 2ポイント
Adaptive Analytics (AtScale) のキューブの利用 - 3ポイント
Tableau, PowerBI, Logi の利用 - 3ポイント
InterSystems IRIS BI - 3ポイント
Docker container の利用 - 2ポイント
ZPM Package によるデプロイ - 2ポイント
オンラインデモ - 2ポイント
ユニットテスト - 2ポイント
InterSystems Community Idea に投稿された内容の実装 - 4ポイント
コミュニティ(USコミュニティ)に記事を投稿する(最初の記事) - 2ポイント
コミュニティ(USコミュニティ)に2つ目の記事を投稿する - 1ポイント
Code Qualityをパスする - 1ポイント
はじめてチャレンジされた方 - 3ポイント
YouTubeにビデオを公開- 3ポイント
LLM AI や LangChain の使用:Chat GPT、Bardなど - 6ポイント
ChatGPT、Bard やPaLM, LLaMA などの他のAIエンジンを使用したLangChain ライブラリ や Large Language Models (LLM)を使用したソリューションを構築すると6ポイントのボーナスポイントを獲得できます。AutoGPTの使用もカウントされます。
Open Exchangeでは、iris-openai、chatGPT telegram botなど、いくつかの例があります。
InterSystems FHIR SQL Builder - 5ポイント
InterSystems FHIR SQL Builder は、InterSystems IRIS for Health の機能で、FHIRリソースをSQLテーブルへマッピングし、アプリケーションでSQLクエリを介してFHIRリソースにアクセスできるよう手助けをするツールです。
FHIR SQLビルダーについて(日本語):21:13~
ドキュメントはこちら
オンラインコースはこちら
Open Exchangeのサンプル
注意: InterSystems FHIR SQL Builderをコンテスト応募作品に含める場合、InterSystems FHIR as a ServiceおよびIRIS For Healthのボーナス3ポイントは含まれません。
InterSystems FHIR as a Service and IRIS For Health - 3 ポイント
InterSystems FHIR Server (FHIRaaS) を使用した新しいアプリケーションの構築や既存のアプリケーションのテストを行う開発者の皆様を募集します。ポータルにサインインしデプロイメントを行い、プログラミングコンテストのアプリケーション用にAWS上のInterSystems FHIRサーバーの使用してください。
また、InterSystems IRIS for Health、docker版を使用してFHIRアプリケーションを構築することができます。dockerイメージ構築時にFHIRサーバーを準備するIRIS-FHIR-Templateも使用できます。FHIR API 4.0.1のドキュメントはこちらです。詳しくは、InterSystems IRIS for Healthのドキュメントをご覧ください。
IntegratedML の使用 - 4ポイント
1. あなたのAI/MLソリューションにInterSystems IntegratedMLを使用してください。以下の開発環境テンプレートもご利用いただけます。(テンプレートの使い方については「開発環境テンプレート(IRIS プログラミングコンテストで使用していたテンプレート)の一覧」もご参照ください)
InterSystems IntegratedMLテンプレート
2. データインポートツールの使用:
テキストファイルからのデータのインポート(管理ポータル利用)
CSVGEN - ZPMパッケージを利用して使用するCSVインポートユーティリティ
CSVGEN-UI - ZPMパッケージを利用して使用するCSVGENの専用WebUI
3. ドキュメント:
IntegratedMLの使用
4. オンラインラーニング&ビデオ
オンラインラーニング:Learn IntegratedML in InterSystems IRIS
オンラインラーニング:Preparing Your Data for Machine Learning
オンラインラーニング:Predictive Modeling with the Machine Learning Toolkit
オンラインラーニング:IntegratedML Resource Guide
IntegratedML ー SQLから始める機械学習
IntegratedML と DataRobot の連携デモ
InterSystems Native API usage - 3 ポイント
InterSystems Native APIオプションを使用したフルスタックアプリケーションを開発された場合、3ポイント獲得できます。
Native APIオプションはこちら👉: .NET, Java, Python, Node.js. Learn more InterSystems Native APIについて
Embedded Python - 4 ポイント
Embedded Python をあなたのアプリケーションに使用した場合、ボーナスポイントを4ポイント獲得できます。(IRIS 2021.2以降のバージョンをご利用ください)
注意:Native API for Pythonも使用している場合は、Embedded Pythonのボーナスポイントのみカウントします。
Interoperability Productions にBPLやDTLを使用した場合 - 3ポイント
IRIS Interoperability プロダクションの主要な特徴の1つに、ビジネス・プロセス言語 (BPL)で記述可能なビジネスプロセスがあげられます。
ドキュメント:ビジネス・プロセスの定義
ビジネス・ルールは Interoperabilityプロダクションで使用するビジネス・プロセス内の処理フローの分岐に利用するような値を開発コードから分離して保存しておくことができる定義で、ルールが変更されても開発コード(ビジネス・プロセス)に影響を与えないため、変更に強い環境を提供できます。InterSystems IRISでは、ルールエディタ/ObjectScript どちらを利用してもルールの開発が行えます。
あなたのアプリケーションがInteroperabilityプロダクションでビジネス・プロセス、またはビジネス・ルールを使用している場合、ボーナスポイントを獲得できます。
Business Rule の例(クラス定義)
ビジネス・ルールの開発
2023.1以降では、ルールエディタが新しいGUIに変わりました。新しいGUIでの利用方法については英語ドキュメントをご参照下さい。
Production EXtension (PEX) の使用 - 2ポイント
PEX は、Interoperability プロダクションのPython、Java、.NET用エクステンションです。
PEXのデモ
PEX : 外部言語によるプロダクションの開発
InterSystems IRIS は、Python Pex モジュールもあり、PythonからInterSysetms IRIS Interoperabilityのプロダクションを開発することができます。これを使用するとボーナスポイントを3ポイント獲得できます。
また、Guillaume Ronguier氏によって紹介された代替のpython.pexホイールも使用可能です。
Python Interoperability は、@Guillaume.Rongier7183 が提供する Python上のInterSystems IRIS用PEXアドオンモジュールです。
この他、PEXの記事もあります。PEXの例
Adaptive Analytics (AtScale) キューブを使用した場合 - 3ポイント
InterSystems Adaptive Analytics は、分析ソリューションに AtScale キューブを作成し使用するオプションを提供しています。
コンテスト用に用意したAtScaleサーバー(URLと認証情報はDiscord Channelで収集可能)を使ってキューブを使うか、新規に作成してJDBCでIRISサーバーに接続することが可能です。 AtScaleを使ったAnalyticsソリューションの可視化レイヤーは、Tableau、PowerBI、Excel、Logiで作成することができます。
InterSystems IRIS Adaptive Analytics、AtScale documentation
オンラインラーニング
Tableau, PowerBI, Logi を使用した場合 - 3ポイント
Tableau、PowerBI、Logiで作成したビジュアライゼーションについて、それぞれ3ポイント獲得できます。 ビジュアライゼーションは、IRIS BIサーバーの直接接続、またはAtScaleとの接続を介して行うことができます。 Logiは、InterSystems Reportsソリューションの一部として利用可能です。InterSystems WRCでコンポーザーをダウンロードできます。一時的なライセンスは、discord channelで収集することができます。
オンラインラーニング
InterSystems IRIS BI - 3ポイント
InterSystems IRIS Business Intelligence は IRIS の機能で、IRIS の永続的なデータに対して BI キューブやピボットを作成し、インタラクティブなダッシュボードを使用してユーザーに情報を提供することができる機能です。
InterSystems IRIS Business Intelligence の概要
基本のテンプレート: iris-analytics-template には、IRIS BIキューブ、ピボット、ダッシュボードの例が含まれています。
また、以下のOpen Exchangeにある公開ソリューションもあります。
Samples BI
Covid19 analytics
Analyze This
Game of Throne Analytics
Pivot Subscriptions
Error Globals Analytics
開発テンプレート(IRIS Analytics Template)の使い方のご紹介(第8回 InterSystems IRIS Analytics コンテスト)
サンプルキューブの解説、ピボットの作成、ダッシュボードの作成方法の解説が含まれています
Creating InterSystems IRIS BI Solutions Using Docker & VSCode (video)
The Freedom of Visualization Choice: InterSystems BI (video)
InterSystems BI(DeepSee) Overview (online course)
InterSystems BI(DeepSee) Analyzer Basics (online course)
Docker コンテナの使用 - 2ポイント
アプリケーションは、Docker コンテナで動作する InterSystems IRIS を使用する場合、「Docker コンテナ」ボーナスが獲得できます。最もシンプルなテンプレートから開始することもできます。
テンプレートについての解説は、「IRISを手軽に使う3つの方法」(12:28~)をご参照ください。
ZPM Package によるデプロイ - 2ポイント
以下のようにデプロイできる ZPM(InterSystems Package Manager)であなたのFull Stackアプリケーションを公開するとボーナスポイントを獲得できます。
zpm "install your-multi-model-solution"
上記コマンドをZPMクライアントがインストールされたIRISで実行します。
ZPM について/ZPM Documentation
あなたのプロジェクトをオンラインデモで公開した場合 - 2ポイント
オンラインデモとしてアプリケーションをクラウドにプロビジョニングすると、2ポイント獲得できます。開発環境テンプレートやその他のデプロイメントオプションを使用することができます。例サンプルアプリケーションの使用方法についてはビデオをご参照ください。
ユニットテストを使用した場合 - 2ポイント
InterSystems IRISコードにユニットテストを含めたアプリケーションは、ボーナスポイントを獲得できます。
ObjectScriptのユニットテストについては、ドキュメント:%UnitTest チュートリアル や コミュニティのテストタグをご参照ください。
InterSystems IdeaのCommunity Opportunity を実装された場合 - 4 ポイント
InterSystems Ideaポータルに投稿されている"Community Opportunity" statusのアイデアを実装された場合、4ポイント獲得できます!
Developer Communityに記事を初めて投稿する - 2ポイント
コミュニティに応募したアプリケーションの概要を説明する記事を投稿すると2ポイントを獲得できます。
Developer Communityに2つ目の記事を投稿する - 1ポイント
2つ目の記事を投稿する、または投稿したアプリケーション概要の翻訳記事を投稿することで、さらボーナスポイントを獲得できます。(3記事以降はポイントが加算されません。)
Code quality をパスしてBug 0件 を表示させる - 1ポイント
コードの静的制御のためのcode quality Github actionを組み込み、ObjectScriptの Bug 0件 と表示させるとボーナスポイントを獲得できます。
初めてチャレンジされた方 - 3ポイント
InterSystems Open Exhangeコンテストに初めて参加された場合、3ポイント獲得できます!
Video on YouTube - 3 points
開発した作品の動画を作成し、YouTube に掲載した場合、3ポイント獲得できます。
※ ボーナスポイントについては、変更される可能性もあります。予めご了承ください。
ぜひ、コンテストにチャレンジしてみてください!
お知らせ
Mihoko Iijima · 2022年1月10日
開発者の皆さん、こんにちは!
今週から データセットコンテスト の投票が始まります!
InterSystems IRIS を使い開発されたベストソリューションにぜひ、投票をお願いします!
🔥 投票はこちらから! 🔥
投票方法については、以下ご参照ください。
Experts nomination:
インターシステムズの経験豊富な審査員がベストアプリを選び、Expert Nominationで賞品をノミネートします。
⭐️ @Benjamin.DeBoe, Product Manager⭐️ @Robert.Kuszewski, Product Manager⭐️ @Raj.Singh5479, Product Manager⭐️ @Carmen.Logue, Product Manager⭐️ @Stefan.Wittmann, Product Manager⭐️ @tomd, Product Manager⭐️ @Eduard.Lebedyuk, Sales Engineer⭐️ @Guillaume.Rongier7183, Sales Engineer⭐️ @Evgeny.Shvarov, Developer Ecosystem Manager
Community nomination:
開発者コミュニティのメンバーは、お好みのアプリケーションに対して1位~3位を指定しながら投票できます。
開発者コミュニティでのあなたの状態
順位
1位
2位
3位
開発者コミュニティに記事を掲載したり、OpenExchange(OEX)にアプリをアップロードしたことがある方
9点
6点
3点
開発者コミュニティに1つの記事を掲載した、または 1アプリケーションを OEX にアップロードしたことがある方
6点
4点
2点
開発者コミュニティへコメントや質問を投稿したことがある方
3点
2点
1点
エキスパートレベル
順位
1位
2位
3位
グローバルマスターズの VIP レベル または、InterSystems Product Managers
15点
10点
5点
グローバルマスターズの Ambassador レベル
12点
8点
4点
グローバルマスターズの Expert レベル または DC モデレーター
9点
6点
3点
グローバルマスターズの Specialist レベル
6点
4点
2点
グローバルマスターズの Advocate レベル または インターシステムズの従業員
3点
2点
1点
今回も「ブラインド投票」とします。
各応募作品への投票数は、誰にも分らないようになっています。1日1回、この記事のコメント欄に投票数を公開する予定です。
コンテストページ の表示順は、コンテストに応募した時期が早ければ早いほど、上位に表示されます。
メモ:新しいコメントの通知を受けるために、この投稿を購読することをお忘れなく!(記事末尾の ベルのアイコンをクリックするだけ!)
投票に参加するには
Open Exchange へのサインインします(開発者コミュニティのアカウントを使用してください)。
投票ボタンは、開発者コミュニティ内で、質問/回答/記事の掲載/投稿に対するコメント など 記載いただいた方に対して有効になります。 ボタンが押せない場合は、コミュニティへのコメントやオリジナルの記事など、書き込みお願いします!詳細は、こちらの記事をご参照ください。
気が変わった場合は? - 選択をキャンセルして別のアプリケーションに投票できます。
ぜひ 🔥これだ🔥 と思う作品に投票お願いします!
メモ:コンテストへ応募された作品は、投票週間中にバグを修正したり、アプリケーションを改良したりすることができますので、アプリケーションのリリースを見逃さずに購読してください。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2022年2月22日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems Python コンテストの投票が始まりました!これはベストアプリケーションだ🔥と思う作品に投票をお願いします!
🔥 投票はこちらから! 🔥
投票方法は以下ご参照ください。
Experts nomination:
インターシステムズの経験豊富な審査員がベストアプリを選び、Expert Nominationで賞品をノミネートします。
⭐️ @Benjamin.DeBoe, Product Manager⭐️ @Raj.Singh5479, Product Manager ⭐️ @Robert.Kuszewski, Product Manager⭐️ @Stefan.Wittmann, Product Manager⭐️ @tomd, Product Specialist⭐️ @Aleksandar.Kovacevic, Sales Engineer⭐️ @Eduard.Lebedyuk, Sales Engineer⭐️ @Sergey.Lukyanchikov, Sales Engineer⭐️ @Guillaume.Rongier7183, Sales Engineer⭐️ @Alex.Woodhead, Technical Specialist ⭐️ @Jon.Willeke, Distinguished Quality Development Engineer⭐️ @Evgeny.Shvarov, Developer Ecosystem Manager
Community nomination:
開発者コミュニティのメンバーは、お好みのアプリケーションに対して1位~3位を指定しながら投票できます。
開発者コミュニティでのあなたの状態
順位
1位
2位
3位
開発者コミュニティに記事を掲載したり、OpenExchange(OEX)にアプリをアップロードしたことがある方
9点
6点
3点
開発者コミュニティに1つの記事を掲載した、または 1アプリケーションを OEX にアップロードしたことがある方
6点
4点
2点
開発者コミュニティへコメントや質問を投稿したことがある方
3点
2点
1点
エキスパートレベル
順位
1位
2位
3位
グローバルマスターズの VIP レベル または、InterSystems Product Managers
15点
10点
5点
グローバルマスターズの Ambassador レベル
12点
8点
4点
グローバルマスターズの Expert レベル または DC モデレーター
9点
6点
3点
グローバルマスターズの Specialist レベル
6点
4点
2点
グローバルマスターズの Advocate レベル または インターシステムズの従業員
3点
2点
1点
今回も「ブラインド投票」とします
各応募作品への投票数は、誰にも分らないようになっています。1日1回、この記事のコメント欄に投票数を公開する予定です。
コンテストページ の表示順は、コンテストに応募した時期が早ければ早いほど、上位に表示されます。
メモ:新しいコメントの通知を受けるために、この投稿を購読することをお忘れなく!(記事末尾の ベルのアイコンをクリックするだけ!)
投票に参加するには
Open Exchange へのサインインします(開発者コミュニティのアカウントを使用してください)。
投票ボタンは、開発者コミュニティ内で、質問/回答/記事の掲載/投稿に対するコメント など 記載いただいた方に対して有効になります。 ボタンが押せない場合は、コミュニティへのコメントやオリジナルの記事など、書き込みお願いします!詳細は、こちらの記事をご参照ください。
気が変わった場合は? - 選択をキャンセルして別のアプリケーションに投票できます。
ぜひ 🔥これだ🔥 と思う作品に投票お願いします!
メモ:コンテストへ応募された作品は、投票週間中にバグを修正したり、アプリケーションを改良したりすることができますので、アプリケーションのリリースを見逃さずに購読してください。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2022年2月7日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems Python コンテスト 2022 のテクノロジーボーナスについてご案内します。
以下のテクノロジを使いコンテストにご応募いただくと、ボーナス点を獲得できます!
Embedded Python - 4
Python Native API - 3
Python Pex - 3
ObjectScript を使用しない - 5
アンケート への回答- 2
Docker コンテナの使用 - 2
ZPM パッケージによるデプロイ - 2
オンラインデモ公開 - 2
コミュニティに記事を投稿する - 2
コミュニティに2つ目の記事を投稿する - 1
YouTubeでビデオを公開する - 3
詳細は以下の通りです。
Embedded Python - 4 points
アプリケーションに Embedded Python を使用すると4ポイント獲得できます。(Embedded Python を使用するには、InterSystems IRIS 2021.2 を使用する必要があります。)
Python Native API - 3 points
InterSystems IRIS は、Python から IRIS にアクセスするための方法として Python Native API もあります。この API を使用してアプリケーションを開発した場合、追加で3ポイント獲得できます。
Python Pex - 3 points
InterSystems IRIS には Python Pex モジュールがあり、Python で InterSystems Interoperability プロダクションを開発するオプションが提供されています。Python Pex を使用された場合、追加で3ポイント獲得できます。また、Python pex の代わりに、Guillaume Ronguier さんのサンプルにある python.pex ホイール を使用することもできます。
ObjectScript を使用しない- 5 points
今回のコンテストでは、いくつかの python APIをご紹介しています。InterSystems IRIS を使用して Python ソリューションを構築し、ObjectScript を 1 行も記述せずに開発するチャレンジもあります!(例えば、IRISクラスを使用するばあい、 Embedded Python メソッドのみを記述する など。)
ObjectScript を1行も書かずにアプリケーションを構築された場合、追加で5点ポイント獲得できます。
アンケートへ回答 - 2
アンケートへ回答いただくと、追加で2ポイント獲得できます。今週末にアンケートのリンク先をお知らせします。
Docker コンテナの使用 - 2 points
応募するアプリケーションが Docker コンテナ版 InterSystems IRIS を使用している場合、Docker コンテナボーナスポイントを獲得できます。テンプレートの用意もあります。
ZPM パッケージによるデプロイ - 2 points
フルスタックアプリケーションの ZPM(ObjectScript Package Manager) パッケージをビルドして公開し、一緒にデプロイできるようにすると、ボーナスポイントを獲得できます。
zpm "install your-multi-model-solution"
ZPM クライアントをインストールして IRIS にログインしてコマンドを実行します。
ZPM について/ZPM Documentation
オンラインデモ公開 - 2 points
オンラインデモとしてアプリケーションをクラウドにプロビジョニングすると、ボーナスポイントを獲得できます。
開発環境テンプレートやその他のデプロイメントオプションを使用することができます。例
サンプルアプリケーションの使用方法についてはビデオをご参照ください。
コミュニティに記事を投稿する - 2 points
コミュニティに応募したアプリケーションの概要を説明する記事を投稿するとポイントを獲得できます。
コミュニティに2つ目の記事を投稿する - 1 point
2つ目の記事を投稿する、または投稿したアプリケーション概要の翻訳記事を投稿することで、さらボーナスポイントを獲得できます。(3記事以降はポイントが加算されません。)
Video on YouTube - 3 points
開発した作品の動画を作成し、YouTube に掲載した場合、3ポイント獲得できます。
※ ボーナスポイントについては、変更される可能性もあります。予めご了承ください。
お知らせ
Makiko Kokubun · 2021年10月17日
開発者の皆さん、こんにちは!
インターシステムズでは、今年も年次カンファレンス InterSystems Virtual Summit 2021を開催致します。
⚡️ 事前登録はこちらから ⚡️
データにおけるイノベーション - #VSummit21
今年の InterSystems Virtual Summit では、健全なデータ、パワフルな分析機能、そしてインターシステムズのテクノロジーを活用したスマートなデータファブリックによって、さらにDXを加速させ、顧客に価値を提供する方法を提供します。インターシステムズの専門家、世界をリードするソートリーダー、そして世界中のインターシステムズのお客様の声をお聞きください。
🗓 10月26日(火) - 29日(金)
👉 基調講演 | Experience Labs(体験ラボ) | フォーカスセッション(オンデマンド配信) | 参加費は無料です(事前登録制)
スケジュール
Day 1 :10月26日(火)日本時間 午前10時開始インターシステムズの経営陣、ソートリーダー、お客様による基調講演
Day 2 :10月27日(水)日本時間 午前10時開始InterSystems IRIS®, InterSystems IRIS for Health™, HealthShare®, TrakCare® の製品ディレクタによる基調講演と、今後の製品ロードマップをご紹介する「What's New and Next」
Days 3 、4:10月28日(木)、29日(金)すべてのフォーカスセッションをオンデマンド配信します。ぜひ、ご興味のあるセッションをご覧ください。また、Experience Labs(体験ラボ)も開催します。オンデマンドのフォーカスセッションは、日本時間 28日(木)よりご覧いただけます。
日本時間のスケジュールはこちらから。
事前登録はこちらから. Virtual Summit 2021でお会いすることを楽しみにしています!
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年10月6日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems Interoperability コンテスト 2021 の投票でポイントが加算される「テクノロジーボーナス」が発表されました!
加点があるテクノロジは以下の内容です:
Business Process BPL または Business Rule の使用
カスタムアダプタの使用
Production EXtension(PEX) Java または .NET の使用
ワークフローエンジンの使用
Docker コンテナの使用
ZPM パッケージによるデプロイ
オンラインデモ公開
Code Quality pass
コミュニティに記事を投稿する
YouTubeでビデオを公開する
詳細は以下の通りです。
Business Process BPL または Business Rules の使用 - 3 point
IRIS Interoperabilityプロダクションの主要な機能の1つのビジネス・プロセスを BPL(Business Process Language)で記述した場合、加点されます。
ビジネス・プロセスについて詳細はドキュメントをご参照ください。
ビジネス・ルールはノーコード/ローコードのアプローチで Interoperabilityプロダクションの処理を管理できます。InterSystems IRISでは、ビジネス・ルール用エディタを用意しています。また、クラス定義に記述することもできます。
Business Process/Business Ruleのボーナスは、Interoperabilityプロダクションの開発にビジネス・プロセスやビジネス・ルールを使用した場合に加点されます。
ビジネス・ルールの例
ビジネス・ルールについて詳細はドキュメントをご参照ください。
カスタムアダプタの使用 - 2 point
InterSystems Interoperabilityプロダクションでは、外部システムとの通信するビジネス・サービスやビジネス・オペレーションで使用できるインバウンド/アウトバウンドアダプタを提供しています。ファイルやEmailのようなアダプタはすぐにご利用いただけますし、独自にアダプタを開発することもできます。
あなたのプロダクションで、独自のカスタムインバンド/アウトバウンドアダプタを開発した場合、加点されます。
カスタムアダプタの例
アダプタについて詳細は、ドキュメントをご参照ください。
Production EXtension (PEX) の使用 - 4 points
PEX は、Interoperabilityプロダクションの Java / .NETの拡張機能です。
Java / .NETのPEXをあなたのInteroperabilityプロダクションで使用した場合、加点されます。
PEX デモ
PEXについて詳細はドキュメントをご参照ください。
Workflow エンジンの使用 - 2 point
ワークフローエンジンは、ユーザ間のタスクの分配を自動化できるIRIS Interoperabilityの機能の1つです。
あなたのInteroperabilityプロダクションの中で、ワークフローエンジンを使用した場合、加点されます。
ワークフローについて詳細はドキュメントをご参照ください。
コミュニティが公開するモジュール: WorkflowAPI と WorkflowUI-ngx もあります。これらは、Angularで動作するワークフローエンジンで、優れたUIレイヤを提供しています。
Docker コンテナの利用 - 2 ポイント
応募するアプリケーションが Docker コンテナ版 InterSystems IRIS を使用している場合、Docker コンテナボーナスポイントを獲得できます。テンプレートの用意もあります。
ZPM Package のデプロイ - 2 ポイント
フルスタックアプリケーションの ZPM(ObjectScript Package Manager) パッケージをビルドして公開し、一緒にデプロイできるようにすると、ボーナスポイントを獲得できます。
zpm "install your-multi-model-solution"
ZPM クライアントをインストールして IRIS にログインしてコマンドを実行します。
ZPM について/ZPM Documentation
あなたのアプリケーションのオンラインデモを作成する - 3 ポイント
オンラインデモとしてアプリケーションをクラウドにプロビジョニングすると、さらに3ポイント獲得できます。
開発環境テンプレートやその他のデプロイメントオプションを使用することができます。例
サンプルアプリケーションの使用方法についてはビデオをご参照ください。
Code quality analysis with zero bugs - 1 ポイント
コード管理のために、Githubアクションに code quality を含め(例)、ObjectScript のバグを 0 にした場合にボーナスポイントを獲得できます。
開発者コミュニティに記事を Upする - 2 ポイント
作成したアプリケーション/プロジェクトの概要を開発者コミュニティの記事として投稿した場合、1 記事に対して 2 ポイント獲得できます。
また、他言語へ記事を翻訳し、掲載した場合も同様にポイントを獲得できます。
Video on YouTube - 3 ポイント
開発した作品の動画を作成し、YouTube に掲載した場合、3ポイント獲得できます。
※ ボーナスポイントについては、変更される可能性もあります。予めご了承ください。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年12月6日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems セキュリティコンテスト は終了し、投票結果が発表されました!
この記事では、コンテスト受賞者を発表します!
受賞された開発者の皆さん、👏おめでとうございます!🎊
🏆 Experts Nomination - 特別に選ばれた審査員によって選出されました。
🥇 1位 - $4,000 は、iris-disguise を開発された @henry さんに贈られました!
🥈 2位 - $2,000 は、zap-api-scan-sample を開発された @José.Pereira さん @Henrique さんに贈られました!
🥉 3位 - $1,000 は、iris-saml-example を開発された @Dmitry.Maslennikov さんに贈られました!
さらに!
🏅 $100 - API Security Mediator を開発された @Yuri.Gomes さんに贈られました!
🏅 $100 - Data_APP_Security を開発された @Muhammad.Waseem さんに贈られました!
🏅 $100 - Server Manager 3.0 Preview を開発された @John.Murray さんに贈られました!
🏅 $100 - IRIS Middlewares を開発された @davimassaru.teixeiramuta v
🏅 $100 - isc-apptools-lockdow を開発された @MikhailenkoSergey さんに贈られました!
🏅 $100 - Audit Mediator を開発された @Yuri.Gomes さんに贈られました!
🏅 $100 - passwords-tool を開発された @Dmitry.Maslennikov さんに贈られました!
🏅 $100 - appmsw-dbdeploy を開発された @MikhailenkoSergey さんに贈られました!
🏆 Community Nomination - 最も多くの票を獲得したアプリケーションに贈られます。
🥇 1位 - $1,000 は、zap-api-scan-sample を開発された @José.Pereira さん @Henrique さんに贈られました!
🥈 2位 - $500 は、iris-disguise を開発された @Henry.HamonPereira さんに贈られました!
🥉 3位 - $250 は、API Security Mediator を開発された @Yuri.Gomes さんに贈られました!
🎊 受賞者の皆様、おめでとうございます!👏
今回も、コンテストにご注目いただきありがとうございました! どうもありがとうございます。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2023年1月30日
開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems デベロッパーツールコンテスト 2023のテクノロジーボーナスが発表されました!
Embedded Python の利用
Docker コンテナの利用
ZPM パッケージを使ったデプロイ
オンラインデモの公開
Code Quality をパスする
コミュニティに記事を書く
コミュニティに2つ目の記事を書く
YouTubeにビデオを公開する
はじめてチャレンジされた方
InterSystems Idea 内 Community Opportunityの実装
獲得ポイントについて詳細は、以下ご参照ください。
Embedded Python の利用 - 3 points
あなたのアプリケーションで Embedded Python を使用している場合、3ポイント獲得できます。Embedded Pythonを使用するためには、IRIS 2021.2以降のバージョンをご利用ください。
Docker コンテナの利用 - 2 points
InterSysetms IRISが稼働している docker コンテナを使用している場合、Docker コンテナボーナスを獲得できます。
テンプレートはこちらにあります。
ご参考:開発環境テンプレート(IRIS プログラミングコンテストで使用していたテンプレート)の一覧
ZPM パッケージによるデプロイ- 2 points
以下のようにデプロイできる ZPM(InterSystems Package Manager)であなたのFull Stackアプリケーションを公開するとボーナスポイントを獲得できます。
zpm "install your-multi-model-solution"
上記コマンドをZPMクライアントがインストールされたIRISで実行します。
ZPM について/ZPM Documentation
オンラインデモの公開 - 2 points
オンラインデモとしてアプリケーションをクラウドにプロビジョニングすると、3ポイント獲得できます。開発環境テンプレートやその他のデプロイメントオプションを使用することができます。例サンプルアプリケーションの使用方法についてはビデオをご参照ください。
Code quality をパスしてBug 0件 を表示させる - 1 point
コードの静的制御のためのcode quality Github actionを組み込み、ObjectScriptの Bug 0件 と表示させるとボーナスポイントを獲得できます。
コミュニティに記事を投稿する - 2 points
コミュニティに応募したアプリケーションの概要を説明する記事を投稿すると2ポイントを獲得できます。異なる言語への翻訳も含まれます。
コミュニティに2つ目の記事を投稿する - 1 point
2つ目の記事を投稿する、または投稿したアプリケーション概要の翻訳記事を投稿することで、さらボーナスポイントを獲得できます。(3記事以降はポイントが加算されません。)
YouTubeにビデオを公開する - 3 points
開発した作品の動画を作成し、YouTube に掲載した場合、3ポイント獲得できます。 例)過去投稿されたビデオ
初めてチャレンジされた方 - 3 points
InterSystems Open Exhangeコンテストに初めて参加された場合、3ポイント獲得できます!
InterSystems Idea の Community Oppotunity の実装 - 3 points
InterSystems Ideaポータルに投稿されているCommunity Opportunityのアイデアを開発ツールとして実装された場合、2ポイント獲得できます!
※ ボーナスポイントについては、変更される可能性もあります。予めご了承ください。
ぜひ、コンテストにチャレンジしてみてください!
お知らせ
Mihoko Iijima · 2023年3月27日
開発者の皆さん、こんにちは!
次のプログラミングコンテストの詳細が決定し「IRIS Cloud SQLのデータを利用してAI/MLソリューションを作成する」がテーマとなりました。
🏆 InterSystems IRIS Cloud SQL and IntegratedML コンテスト 🏆
期間: 2023年4月3日~23日
賞金総額: $13,500
テーマ
💡 InterSystems IRIS Cloud SQL with IntegratedML コンテスト 💡
このコンテストでは、InterSystems IRIS Cloud SQL を利用してデータ操作を行うフルスタック、フロントエンド、バックエンドアプリケーションの開発を行っていただきます。また、オプションとして IntegratedML を利用した AI/ML ソリューションの開発もコンテストのテーマに含まれています。
作成いただくアプリケーションは、ライブラリ、パッケージ、ツール、またはバックエンドで InterSystems IRIS SQL Cloud を使用する SQL または AI/ML ソリューションであれば何でも構いません。
基本的には、IntegratedMLにより提供されるAutoMLオプションを含め、InterSystems IRIS をSQLエンジンとして 100%使用することがコンテスト応募の要件となります。
InterSystems IRIS Cloud SQLについての詳細は、ドキュメント:Welcome to InterSystems IRIS Cloud SQL! をご参照ください。また、IntegratedMLを含めた情報については、ドキュメント:Welcome to InterSystems IRIS Cloud IntegratedML! をご参照ください。
応募要件について:
応募可能なアプリケーション
Open Exchange アプリケーションの新規作成、または既存アプリケーションであっても大幅に改善されているものであればご応募いただけます。
コミュニティの担当チームは、コンテストへの応募を承認する前に申請された全アプリケーションをレビューします。
全てのアプリケーションは、IRIS Community Edition 、IRIS for Health Community Edition 、IRIS Advanced Analytics Community Editionで動作する必要があります。
アプリケーションは、以下のいずれかのタイプで作成してください。
UI フレームワーク
IDE
データベース管理
モニタリング
デプロイツール
など
アプリケーションはオープンソースであり、GitHubで公開されている必要があります。
アプリケーションの README ファイルは、英語で記述してください(日本語で記述したものがあればそのまま掲載いただき、英文の追記をお願いします。翻訳アプリを使用しますが翻訳をお手伝いすることもできますのでお気軽にお知らせください!)。また、インストール手順や、アプリケーションがどのように動作するかの説明、またはビデオデモを含めてください
1人の開発者は最大3つのアプリケーションを応募できます。
入賞得点:
1. Experts Nomination - 審査員から多く票を集めたアプリケーションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $5,000
🥈 2位 - $3,000
🥉 3位 - $1,500
🏅 4位 - $750
🏅 5位- $500
🌟 6-10位 - $100
2. Community winners - 開発者コミュニティで多く票を集めたソリューションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $750
🥈 2位 - $500
🥉 3位 - $250
複数の参加者が同数の票を獲得した場合、全参加者が勝者となり賞金は勝者間で分配されます
スケジュール:
🛠 アプリケーション開発と応募期間:
2023年4月3日 (00:00 EST): コンテスト開始!
2023年4月16日 (23:59 EST): 応募締め切り日
✅ 投票期間:
2023年4月17日 (00:00 EST): 投票開始!
2023年4月23日 (23:59 EST): 投票終了日
応募、投票期間中、アップロードしたアプリケーションは改良できます。
参加資格:
どなたでもご参加いただけます!(InterSystems 開発者コミュニティのアカウントを作成するだけでご応募いただけます)
👥開発者がチームを組んで共同でアプリケーションを作成し、応募することもできます! 1チーム 2~5名 までご参加いただけます。
チームでご応募いただく場合は、アプリケーションの README にチームメンバー名の記載をお忘れなく!!(開発者コミュニティのプロファイルのリンクもお願いします)
Helpful resources
✓ Documentation:
InterSystems IRIS Cloud SQL
InterSystems IRIS Cloud IntegratedML
✓ Tools:
irissqlcli - python SQL terminal for InterSystems IRIS
irissqlcli(IRIS SQLの高度なターミナル):InterSystemsデベロッパーツールコンテスト2023入賞作品のご紹介
IRIS Cloud SQLへの接続方法
irissqlcli -h your-iris-cloud-sql-server -p 1972 -u SQLAdmin -n USER -W
DBeaver - SQL-driven database tool. DBeaver and IRIS.
✓ アプリケーション例:
iris-cloud-sql-demo
✓ オンラインラーニング資料:
Connect to InterSystems IRIS Cloud SQL via Python, C++, Java, .NET.
✓コンテストへの応募方法
Need Help?
ご質問がある場合は、この投稿へコメントいただくか、InterSystems の Discord server チャンネルにご参加ください!
皆様からのアプリケーションのご応募、お待ちしております!👍
❗️ コンテストに参加された場合、こちらに記載されているコンテスト規約に同意したものとみなされます。ご応募の際、ご一読いただきますよう、お願い申し上げます❗️
ご応募方法について
以下の応募方法ビデオをご参照ください。
以下、コンテストに応募する迄の手順をご説明します。
コンテスト応募までの流れは以下の通りです(※ビデオでは、3番以降の内容をご紹介しています)。
1、IRISプログラミングコンテスト用テンプレートを使用して、開発環境を準備します。
2、コンテスト用アプリケーションを作成します。
3、コンテストの準備が完了したら、ソースコードをローカルのGitリポジトリへコミットします。
初回コミット時に、Gitの初期設定がないためコミットが失敗することがあります。その場合は、以下のコマンドでGitユーザ名とEmailを設定します。
git config --global user.name "ここにユーザ名"
git config --global user.email "ここにメールアドレス”
4、ローカルのGitリポジトリのコミットが完了したら、リモートのGitリポジトリを作成します。
リポジトリ作成後、リモートリポジトリのURLをコピーします。
5、リモートのGitリポジトリへPushします。
git push ここにリモートのリポジトリのURL
6、OpenExchangeにログインし、アプリケーションを追加します。
※事前にDeveloper communityでユーザアカウントを作成する必要があります。ログイン後、Profile→Applications から Application をクリックし、4 でコピーしたリモートのGitリポジトリのURLを設定します。
アプリケーションを登録すると、画面右上に「Send Approval」のボタンが表示されるので、クリックします。
再度作成したアプリケーションを開くと、「Apply for Contest」ボタンが表示されるので、クリックすると応募が完了します。
記事
Toshihiko Minamoto · 2020年8月27日
企業はグローバルコンピューティングインフラストラクチャを迅速かつ効率的に成長させて管理すると同時に、資本コストと費用を最適化して管理する必要があります。 Amazon Web Services(AWS)および Elastic Compute Cloud(EC2)コンピューティングおよびストレージサービスは、非常に堅牢なグローバルコンピューティングインフラストラクチャを提供することにより、最も要求の厳しいCachéベースのアプリケーションのニーズを満たします。 企業は Amazon EC2 インフラストラクチャを利用し、コンピューティング能力を迅速にプロビジョニングしたり、既存のオンプレミスインフラストラクチャをクラウドに迅速かつ柔軟に拡張したりできます。 AWSは、セキュリティ、ネットワーキング、コンピューティング、ストレージのための豊富なサービスセットと堅牢でエンタープライズレベルの仕組みを提供します。
AWS の中核となっているのは、Amazon EC2 です。 さまざまな OS とマシン構成(CPU、RAM、ネットワークなど)をサポートするクラウドコンピューティングインフラストラクチャです。 AWS は、Amazon マシンイメージ(AMI)と呼ばれる構成済みの仮想マシン(VM)イメージを、さまざまな Linux® および Windows ディストリビューションとバージョンを含むゲスト OS と共に提供しています。AWS で実行される仮想化インスタンスの基盤として、追加のソフトウェアが使用される場合もあります。 このような AMI を最初に使用し、追加のソフトウェアやデータなどをインスタンス化してインストールまたは構成し、アプリケーション固有またはワークロード固有の AMI を作成できます。
あらゆるプラットフォームやデプロイメントモデルと同様に、パフォーマンス、可用性、運用、管理手順などのアプリケーション環境に関わるすべての側面が正しく機能するように注意を払う必要があります。
このドキュメントでは、次のような各分野の詳細について説明しています。
* **ネットワークのセットアップと構成。** このセクションでは、リファレンスアーキテクチャ内のさまざまなレイヤーとロールの論理サーバーグループをサポートするサブネットなど、AWS 内で Caché ベースのアプリケーションのネットワークをセットアップする方法について説明します。
* **サーバーのセットアップと構成。** このセクションでは、各レイヤーのさまざまなサーバーの設計に関連するサービスとリソースについて説明します。 また、アベイラビリティーゾーン全体で高可用性を実現するためのアーキテクチャも取り上げます。
* **セキュリティ。** このセクションではインスタンスとネットワークのセキュリティを構成し、ソリューション全体やレイヤーとインスタンス間で認可済みアクセスを実現する方法など、AWS のセキュリティメカニズムについて説明します。
* **デプロイと管理。** このセクションでは、パッケージ化、デプロイ、監視、および管理の詳細について説明します。
# アーキテクチャとデプロイシナリオ
このドキュメントでは、Caché、Ensemble、HealthShare、TrakCare、および DeepSee、iKnow、CSP、Zen、Zen Mojo といった関連する組み込みテクノロジーなどの InterSystems のテクノロジーに基づく堅牢かつパフォーマンスと可用性の高いアプリケーションを提供する AWS 内のいくつかのリファレンスアーキテクチャをサンプルとして提供します。
Caché と関連コンポーネントを AWS でホストする方法を理解するため、まずは典型的な Caché デプロイのアーキテクチャとコンポーネントを確認し、いくつかの一般的なシナリオとトポロジを探っていきましょう。
## Caché アーキテクチャのレビュー
InterSystems のデータプラットフォームは絶え間なく進化しており、高度なデータベース管理システムと迅速なアプリケーション開発環境を提供することで、複雑なデータモデルの処理と分析、および Web アプリケーションとモバイルアプリケーションの開発に飛躍的進歩をもたらしています。
これは、複数モードのデータアクセスを提供する新世代のデータベーステクノロジーです。 データは単一の統合データディクショナリに1回だけ記述され、オブジェクトアクセス、高性能 SQL、および強力な多次元アクセスによりすぐに利用できます(これらはすべて同じデータに同時にアクセスできます)。
アクセス可能な Caché の高レベルアーキテクチャコンポーネントの階層とサービスを図1に示します。これらの一般的な階層は、InterSystems TrakCare および HealthShare 製品の両方にも適用されます。
**_図 1: 高レベルのコンポーネント階層_**

##一般的なデプロイシナリオ
デプロイにはさまざまな組み合わせが可能ですが、このドキュメントではハイブリッドモデルと完全なクラウドホストモデルの 2 つのシナリオについて説明します。
###ハイブリッドモデル
このシナリオでは、企業はオンプレミスのエンタープライズリソースと AWS EC2 リソースの両方を、必要に応じて災害復旧、社内メンテナンスでの不測の事態、プラットフォームの変更計画、または短期的あるいは長期的な能力の増強に活用したいと考えています。 このモデルは、オンプレミスのフェイルオーバーミラーメンバーセットに対して高レベルの可用性を提供し、事業継続性と災害復旧を実現できます。
このシナリオでのこのモデルは、オンプレミスデプロイと AWS アベイラビリティーゾーン間の接続に VPN トンネルを利用し、AWS リソースを企業のデータセンターの拡張先として提供しています。 _AWS Direct Connect_ などの他の接続方法もあります。 ただし、このドキュメントの中では説明していません。 AWS Direct Connect に関する詳細については、こちらを参照してください。
この例の Amazon Virtual Private Cloud(VPC)を設定してオンプレミスのデータセンターの災害復旧に対応する方法については、こちらを参照してください。
_**図 2: オンプレミスの障害復旧に AWS VPC を使用するハイブリッドモデル**_

上記の例は、AWS VPC に VPN で接続されたオンプレミスデータセンター内で動作するフェイルオーバーミラーペアを示しています。 図の中の VPC は、特定 AWS リージョンにある 2 つのアベイラビリティーゾーンで複数のサブネットを提供しています。 レジリエンシーを高めるため、2 つの災害復旧(DR)非同期ミラーメンバー(各アベイラビリティーゾーンに 1 つ)があります。
###クラウドホストモデル
このシナリオでは、データレイヤーとプレゼンテーションレイヤーの両方を含む Caché ベースのアプリケーションは、単一 AWS リージョン内の複数のアベイラビリティーゾーンを使用して AWS クラウド内に完全に維持されています。 同じVPNトンネル、AWS Direct Connect、さらには純粋なインターネット接続モデルも利用できます。
**_図 3: 完全な本番ワークロードに対応したクラウドホストモデル_**

上記の図 3 の例は、VPC 内にアプリケーションの本番環境全体をデプロイするデプロイモデルを示しています。 このモデルは、アベイラビリティーゾーン間の同期的なフェイルオーバーミラーリングに対応した 2 つのアベイラビリティーゾーンと共に、ロードバランシングされた Web サーバーと関連するアプリケーションサーバーを ECP クライアントとして活用しています。 それぞれの層は、ネットワークセキュリティ制御のために個別のセキュリティグループに分離されています。 IPアドレスと一定範囲のポートは、アプリケーションのニーズに応じて必要な場合にのみ開かれます。
# ストレージとコンピューティングリソース
###ストレージ
複数のストレージタイプを選択できます。 このリファレンスアーキテクチャでは、_Amazon Elastic Block Store_(Amazon EBS)と _Amazon EC2 Instance Store_ インスタンスストア(エフェメラルドライブとも呼ばれます)のボリュームについて想定されるいくつかの使用事例を説明します。 さまざまなストレージオプションの詳細は、こちらとこちらをご覧ください。
### Elastic Block Storage(EBS)
EBS は、Linux または Windows で従来型のファイルシステムとしてフォーマットおよびマウント可能で、Amazon EC2 インスタンス(仮想マシン)で使用する耐久性のあるブロックレベルのストレージを提供します。また、最も重要な事ですが、ボリュームはデータベースにとって重要な単一の Amazon EC2 インスタントの稼働期間とは独立して存続するインスタンス外のストレージになっています。
さらに、Amazon EBS はボリュームのポイントインタイムスナップショットを作成し、Amazon S3 に保存する機能を提供します。 これらのスナップショットは新しい Amazon EBS ボリュームの開始ポイントとして、および長期的な耐久性の確保を目的としてデータを保護するために使用できます。 同じスナップショットを使用して必要な数のボリュームをインスタンス化することができます。 これらのスナップショットは AWS リージョン間でコピーできるため、複数の AWS リージョンを地理的な拡張、データセンターの移行、災害復旧により簡単に活用できるようになっています。 Amazon EBS ボリュームのサイズの範囲は 1 GB から 16 TB の範囲で、1 GB 単位で割り当てられます。
Amazon EBS 内には、マグネティックボリューム、汎用(SSD)、プロビジョンド IOPS(SSD)という 3 種類のタイプがあります。 次のサブセクションでは、それぞれについて簡単に説明します。
### マグネティックボリューム
マグネティックボリュームは、中程度または突発的な I/O 要件を持つアプリケーションにコスト効率の高いストレージを提供します。 マグネティックボリュームは平均で毎秒約 100 件の入出力操作(IOPS)を実現するように設計されており、ベストエフォートで数百 IOPS にバーストする機能を備えています。 バースト機能がインスタンスの起動時間を高速にするため、マグネティックボリュームは起動ボリュームとしての使用にも適しています。
### 汎用(SSD)
汎用(SSD)ボリュームは、幅広いワークロードに適した費用対効果の高いストレージを提供します。 これらのボリュームは、数ミリ秒のレイテンシ、長時間にわたって 3,000 IOPS までバーストする機能、3 IOPS/GB から最大 10,000 IOPS(3,334 GBの場合)までのベースラインパフォーマンスを提供します。 汎用(SSD)ボリュームのサイズは 1 GB から 16 TB の範囲です。
### プロビジョンド IOPS(SSD)
プロビジョンド IOPS(SSD)ボリュームは、ランダムアクセス I/O スループットにおけるストレージのパフォーマンスと整合性に影響されやすいデータベースワークロードなど、I/O 集中型のワークロードに予測可能な高パフォーマンスを提供するように設計されています。 ボリュームの作成時に IOPS レートを指定すると、Amazon EBS は 1 年間のうち 99.9% の時間についてプロビジョニングされた IOPS の 10% の範囲内でパフォーマンスを提供します。 プロビジョンド IOPS(SSD)ボリュームのサイズは 4 GB から 16 TB の範囲で、ボリュームごとに最大20,000 IOPS をプロビジョニングできます。 プロビジョニングされた IOPS とリクエストされたボリュームサイズの最大比率は 30 です。例えば、3,000 IOPS のボリュームのサイズは少なくとも 100 GB である必要があります。 プロビジョンド IOPS(SSD)ボリュームのスループットは、プロビジョニングされた IOPS ごとに 256 KB であり、最大で 320 MB/秒となります(1,280 IOPS の場合)。
このドキュメントで説明するアーキテクチャでは EBS ボリュームを使用しています。予測可能な低レイテンシの入出力操作毎秒(IOPS)とスループットが必要な本番ワークロードに適しているためです。 すべての VM タイプが EBS ストレージにアクセスできるわけではないため、特定の EC2 インスタンスのタイプを選択する際には注意が必要です。
注意: Amazon EBS ボリュームはネットワークに接続されたデバイスであるため、Amazon EC2 インスタンスによって実行される他のネットワーク I/O と共有ネットワークの全体的な負荷も、個々の Amazon EBS ボリュームのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 Amazon EC2 インスタンスが Amazon EBS ボリュームでプロビジョンド IOPS を十分に活用できるようにするには、選択した Amazon EC2 インスタンスのタイプを Amazon EBS 最適化インスタンスとして起動してください。
EBS ボリュームの詳細については、こちらを参照してください。
### EC2 インスタンスストレージ(エフェメラルドライブ)
EC2 インスタンスストレージは、稼働中の Amazon EC2 インスタンスをホストしているのと同じ物理サーバー上に構成され、接続されたディスクストレージのブロックで構成されています。 提供されるディスクストレージの容量は、Amazon EC2 インスタンスのタイプによって異なります。 インスタンスストレージを提供する Amazon EC2 インスタンスファミリーでは、インスタンスが大きいほど、インスタンスストアのボリュームが大きくなる傾向があります。
Amazon EC2 インスタンスファミリーにはストレージ最適化(I2)と高密度ストレージ(D2)があり、それぞれが特定の使用事例を対象とした特殊な用途のインスタンスストレージを提供しています。 例えば、I2 インスタンスは 365,000 超のランダム読み取り IOPS と 315,000 書き込み IOPS に対応できる非常に高速な SSD ベースのインスタンスストレージを提供し、コスト的に魅力的な価格モデルを提供しています。
このストレージは EBS ボリュームのように永続的ではなく、インスタンスの存続期間中のみ使用できるものであるため、接続を解除したり別のインスタンスに接続したりすることはできません。 インスタンスストレージは、絶えず変化する情報を一時的に保存するためのものです。 InterSystems のテクノロジーと製品の領域では、エンタープライズサービスバス(ESB)としての Ensemble や Health Connect の使用、エンタープライズキャッシュプロトコル(ECP)を使用するアプリケーションサーバー、または CSP Gateway と Web サーバーの使用などが、このタイプのストレージとストレージ最適化インスタンスタイプに適した使用事例になるでしょう。また、プロビジョニングツールと自動化ツールを使用することで、これらの効率を合理化して柔軟性を高めることができます。
インスタンスストアの詳細については、こちらを参照してください。
## コンピューティング
### EC2 インスタンス
さまざまな使用事例に最適化された多数のインスタンスタイプを利用できます。 インスタンスタイプは、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク容量のさまざまな組み合わせで構成されており、それらを無数に組み合わせてアプリケーションのリソース要件を適切なサイズに調整できます。
このドキュメントでは、_Amazon EC2 の M4_ 汎用インスタンスタイプを適切な環境のサイジングを行うために参照しています。また、これらのインスタンスは EBS ボリュームの機能と最適化を提供しています。 アプリケーションの容量要件と価格モデルに基づいて、他のインスタンスを使用することもできます。
M4 インスタンスは最新世代の_汎用_インスタンスです。 このファミリーは、コンピューティング、メモリ、ネットワークリソースをバランスよく提供しているため、多くのアプリケーションに適しています。 仮想 CPU の数は 2 個から 64 個、メモリ容量は 8 GB から 256 GB を提供し、対応する専用 EBS 帯域幅が決まっています。
個々のインスタンスタイプに加えて、専用ホスト、スポットインスタンス、リザーブドインスタンス、専用インスタンスなどの階層化された分類もあり、それぞれ価格、パフォーマンス、分離の程度が異なります。
現在利用可能なインスタンスの可用性と詳細については、こちらを参照してください。
# 可用性と運用
## Web/アプリサーバーの負荷分散
Cachéベースのアプリケーションには、外部および内部の負荷分散されたWebサーバーが必要となる場合があります。 外部のロードバランサーはインターネットまたは WAN(VPN または Direct Connect)経由でのアクセスに使用され、内部のロードバランサーは内部トラフィックに使用される可能性があります。 AWS Elastic Load Balancing は、アプリケーションロードバランサーとクラシックロードバランサーの 2 種類のロードバランサーを提供します。
### クラシックロードバランサー
クラシックロードバランサーは、アプリケーションやネットワークレベルの情報に基づいてトラフィックをルーティングし、高可用性、自動スケーリング、堅牢なセキュリティが必要な複数の EC2 インスタンス間でのトラフィックを単純にロードバランシングするのに適しています。仕様の詳細と機能については、こちらを参照してください。
### アプリケーションロードバランサー
アプリケーションロードバランサーは Elastic Load Balancing サービスの負荷分散オプションであり、アプリケーションレイヤーで動作し、1 つ以上の Amazon EC2 インスタンスで実行されている複数のサービスやコンテナ全体の内容に応じてルーティングのルールを定義する機能を提供します。 さらに、WebSockets および HTTP/2 に対応しています。仕様の詳細と機能については、こちらを参照してください。
### 例
次の例では最高レベルの可用性を提供するため、独立したアベイラビリティーゾーンに 3 つの Web サーバーのセットが定義されています。 Web サーバーのロードバランサーは、ユーザーセッションを Cookie を使用する特定の EC2 インスタンスに固定する機能を提供する_スティッキーセッション_を使用して構成する必要があります。 ユーザーがアプリケーションにアクセスし続けると、トラフィックは同じインスタンスにルーティングされます。
次の図4では、AWS 内のクラシックロードバランサーの簡単な例を示しています。
**_図 4: クラシックロードバランサーの例_**

## データベースミラーリング
Caché ベースのアプリケーションを AWS にデプロイする場合、Caché データベースサーバーの高可用性を確保するには、同期的なデータベースミラーリングを使用して特定のプライマリ AWS リージョンで高可用性を確保し、稼働時間サービスレベル契約の要件によっては非同期なデータベースミラーリングを使用して災害復旧用のセカンダリ AWS リージョン内のホットスタンバイにデータを複製する必要があります。
データベースミラーは、フェイルオーバーメンバーと呼ばれる2つのデータベースシステムの論理グループです。これらのメンバーはネットワークでのみ接続された物理的に独立したシステムです。 ミラーは、2 つのシステムを解決した後、自動的に片方をプライマリシステムとするため、もう片方は自動的にバックアップシステムになります。 外部クライアントワークステーションまたはほかのコンピュータは、ミラーリング構成中に指定されたミラーの仮想IP(VIP)を介してミラーに接続します。 ミラーVIPは、ミラーのプライマリシステムのインターフェイスに自動的にバインドされます。
注意: AWS ではミラー VIP を構成することはできないため、代替ソリューションが考案されています。 ただし、サブネット間のミラーリングはサポートされています。
AWS にデータベースミラーをデプロイするための現在推奨されているのは、3 つの異なるアベイラビリティーゾーンの同じ VPC に 3 つのインスタンス(プライマリ、バックアップ、アービター)を構成することです。 こうすることで、AWS は常に 99.95% の SLA でこれらの VM のうち少なくとも 2 つが外部に接続されていることを保証します。 その結果、データベースのデータ自体の適切な分離と冗長性を提供しています。 AWS EC2 のサービスレベル契約に関する詳細については、こちらを参照してください。
フェイルオーバーメンバー間のネットワーク遅延には厳密な上限はありません。 **遅延の増加による影響は、アプリケーションによって異なります。** フェイルオーバーメンバー間のラウンドトリップ時間がディスク書き込みサービス時間と同じである場合、影響はありません。 ただし、アプリケーションがデータの永続化(ジャーナル同期と呼ばれることもあります)を待つ必要がある場合はラウンドトリップ時間が問題になることがあります。 データベースミラーリングとネットワーク遅延に関する詳細については、こちらを参照してください。
### 仮想 IP アドレスと自動フェイルオーバー
ほとんどの IaaS クラウドプロバイダーには、データベースのフェイルオーバー設計で一般的に使用される仮想 IP(VIP)アドレスを提供する機能がありません。 この問題を解決するために ECP クライアントや CSP Gateway などの最も一般的に使用される接続方法が Caché、Ensemble、HealthShare 内で拡張されたため、VIP の機能を使用してこれらをミラー対応にする必要はなくなりました。
xDBC、TCP/IP ソケットによる直接接続などの接続方法や、その他の直接接続プロトコルについては引き続き VIP を使用する必要があります。 この問題を解決するため、InterSystems のデータベースミラーリングテクノロジーは、AWS の Elastic Load Balancer(ELB)とやり取りして VIP のような機能を実現する API を使用することで、AWS 内でこれらの接続方法に対して自動フェイルオーバーを提供できるようにしています。その結果、AWS 内で完全かつ堅牢な高可用性を実現しています。
さらに、AWS は最近になってアプリケーションロードバランサーと呼ばれる新しいタイプの ELB を導入しました。 このタイプのロードバランサーはレイヤー 7 で実行され、コンテンツベースのルーティングをサポートし、コンテナで実行されるアプリケーションをサポートしています。 コンテンツベースのルーティングは、パーティション分割されたデータやデータシャーディングを使用するビッグデータタイプのプロジェクトのデプロイで特に役に立ちます。
仮想 IP の場合と同様に、これは唐突なネットワーク構成の変更であり、フェイルオーバーが発生していることを障害が発生したプライマリミラーメンバーに接続されている既存のクライアントに通知するアプリケーションロジックを必要としないものです。 障害の性質によっては、障害そのもの、アプリケーションのタイムアウトやエラー、新しいプライマリによる古いプライマリインスタンスの強制停止、あるいはクライアントが使用した TCP キープアライブタイマーの失効が原因でこれらの接続が終了する可能性があります。
その結果、ユーザーは再接続してログインする必要になるかもしれません。 この動作はアプリケーションの動作によって決まります。 利用可能なさまざまなタイプの ELB に関する詳細については、こちらをご覧ください。
#### **AWS EC2 インスタンスから AWS Elastic Load Balancer メソッドの呼び出し**
このモデルでは、ELB はフェイルオーバーミラーメンバーと潜在的な DR 非同期ミラーメンバーの両方が定義され、現在のプライマリミラーメンバーであるアクティブなエントリが 1 つだけのサーバープールか、アクティブなミラーメンバーのエントリを 1 つ持つサーバープールのみを持つことができます。
_**図 5: Elastic Load Balancer と対話する API メソッド(内部)**_

ミラーメンバーがプライマリミラーメンバーになると、新しいプライマリミラーメンバーの ELB を調整/指示するために API 呼び出しが EC2 インスタンスから AWS ELB に発行されます。
_**図 6: ロードバランサーの API を使用したミラーメンバー B へのフェイルオーバー**_

同様のモデルは、プライマリミラーメンバーとバックアップミラーメンバーの両方が利用できなくなった場合の DR 非同期ミラーメンバーの昇格にも適用されます。
_**図 7: ロードバランサーの API を使用した DR 非同期ミラーのプライマリへの昇格**_

標準の推奨される DR 手順のとおり、上記図 6 の DR メンバーの昇格では非同期複製によるデータ損失の可能性があるため、人間による判断が必要になります。 ただし、その操作を実行した後は ELB 上での管理操作は必要ありません。 昇格中に API が呼び出されると、トラフィックが自動的にルーティングされます。
#### **API の詳細**
AWS ロードバランサのリソースを呼び出すためのこの API は、具体的には次のようにプロシージャコールの一部として ^ZMIRROR ルーチンで定義されています。
$$CheckBecomePrimaryOK^ZMIRROR()
このプロシージャの中に、AWS ELB REST API、コマンドラインインターフェイスなどから使用するために選択した API ロジックまたはメソッドを挿入します。 ELB と効果的かつ安全に対話するには、AWS Identity and Access Management(IAM)ロールを使用してください。これにより、長期間有効な認証情報を EC2 インスタンスに配布する必要がなくなります。 IAM ロールは、Caché が AWS ELB と対話するために使用できる一時的な権限を提供します。EC2 インスタンスに割り当てられた IAM ロールの使用に関する詳細は、こちらを参照してください。
#### AWS Elastic Load Balancer のポーリングメソッド
2017.1で利用可能な CSP Gateway の _mirror_status.cxw_ ページを使用するポーリングメソッドは、ELB サーバープールに追加された各ミラーメンバーに対する ELB ヘルスモニターのポーリングメソッドとして使用できます。 プライマリミラーのみが「SUCCESS」に応答するため、ネットワークトラフィックはアクティブなプライマリミラーメンバーのみに送信されます。
このメソッドでは、^ZMIRROR にロジックを追加する必要はありません。 ほとんどの負荷分散ネットワークアプライアンスには、ステータスチェックの実行頻度に制限があることに注意してください。 通常、最高頻度は一般的にほとんどの稼働時間サービスレベル契約で許容される 5 秒以上に設定されています。
次のリソースの HTTP リクエストは、ローカルキャッシュ構成のミラーメンバーのステータスをテストします。
**_ `/csp/bin/mirror_status.cxw`_**
それ以外の場合、ミラーステータスリクエストのパスを実際の CSP ページのリクエストに使用されるのと同じ階層構造を使用し、適切なキャッシュサーバーとネームスペースに解決する必要があります。
例: /csp/user/ パスにある構成サービスアプリケーションのミラーステータスをテストする場合は次のようになります。
**_ `/csp/user/mirror_status.cxw`_**
注意: ミラーライセンスチェックを実行しても、CSP ライセンスは消費されません。
ターゲットインスタンスがアクティブなプライマリメンバーであるかどうかに応じて、ゲートウェイは以下の CSP 応答のいずれかを返します。
**** 成功(プライマリメンバーである)**
===============================
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/plain
Connection: close
Content-Length: 7
SUCCESS
**** 失敗(プライマリメンバーではない)**
===============================
HTTP/1.1 503 Service Unavailable
Content-Type: text/plain
Connection: close
Content-Length: 6
FAILED
**** 失敗(キャッシュサーバーが _Mirror_Status.cxw_ のリクエストをサポートしていない)**
===============================
HTTP/1.1 500 Internal Server Error
Content-Type: text/plain
Connection: close
Content-Length: 6
FAILED
次の図は、ポーリングメソッドを使用するさまざまなシナリオを表しています。
_**図 8: すべてのミラーメンバーへのポーリング**_

上の図 8 のように、すべてのミラーメンバーは動作しており、プライマリミラーメンバーのみがロードバランサーに「SUCCESS」を返しているため、ネットワークトラフィックはこのミラーメンバーにのみ送信されます。
_**図 9: ポーリングを使用したミラーメンバー B へのフェイルオーバー**_

次の図は、DR 非同期ミラーメンバーの負荷分散プールへの昇格を表しています。これは通常、同じ負荷分散ネットワークアプライアンスがすべてのミラーメンバーにサービスを提供していることを前提としています(地理的に分割されたシナリオについては、この記事の後半で説明します)。
標準の推奨される DR 手順のとおり、DR メンバーの昇格では非同期複製によるデータ損失の可能性があるため、人間による判断が必要になります。 ただし、その操作を実行した後は ELB 上での管理操作は必要ありません。 新しいプライマリは自動的に検出されます。
**_図 10: ポーリングを使用した DR 非同期ミラーメンバーのフェイルオーバーと昇格_**

## バックアップと復元
バックアップ操作には、いくつかのオプションがあります。 InterSystems 製品を使用した AWS のデプロイでは、次の 3 つのオプションを実行できます。 最初の 2 つのオプションは、スナップショットを作成する前にデータベースによるディスクへの書き込みを一時停止し、スナップショットに成功したら更新を再開するというスナップショットタイプの手順を使用しています。 いずれかのスナップショット方式を使用してクリーンなバックアップを作成するには、次のおおまかな手順を実行します。
* データベースのFreeze API呼び出しにより、データベースへの書き込みを一時停止する。
* OS とデータディスクのスナップショットを作成する。
* データベースのThaw API呼び出しにより、Cachéの書き込みを再開する。
* バックアップファシリティはバックアップ場所にアーカイブする。
クリーンで一貫したバックアップを確保するために、整合性チェックなどの追加手順を定期的に追加することができます。
どのオプションを使用するかという決定ポイントは、組織の運用要件とポリシーによって異なります。 さまざまなオプションをさらに詳しく検討するには、InterSystemsにご相談ください。
### EBS スナップショット
EBS スナップショットは、高可用性で低コストの Amazon S3 ストレージにポイントインタイムスナップショットを作成するための非常に高速で効率的な方法です。 EBS スナップショットと共に InterSystems External Freeze および Thaw API の機能を使って、実質的に 24 時間 365 日の運用レジリエンシーとクリーンな定期バックアップを実現できます。 Amazon CloudWatch Events などの AWS が提供するサービスか、Cloud Ranger や N2W Software Cloud Protection Manager などの市場で入手可能なサードパーティ製ソリューションを使用してプロセスを自動化する方法は多数存在します。
また、AWS ダイレクト API を呼び出し、独自にカスタマイズしたバックアップソリューションをプログラムで作成することができます。API の活用方法の詳細については、こちらとこちらをご覧ください。
注意: InterSystems はこれらのサードパーティ製品を推奨または明示的に検証していません。 テストと検証はお客様の責任で実施してください。
### 論理ボリュームマネージャのスナップショット
別の方法として、市場に出回っている多くのサードパーティ製バックアップツールを使用する場合は、VM そのものにバックアップエージェントを展開し、Linux の論理ボリュームマネージャ(LVM)のスナップショットか Windows のボリュームシャドウコピーサービス(VSS)と組み合わせてファイルレベルのバックアップを活用することができます。
このモデルには、Linux および Windows ベースのインスタンスをファイルレベルで復元できるというメリットがあります。 このソリューションで注意すべき点は、AWS やほとんどの IaaS クラウドプロバイダはテープメディアを提供しないため、すべてのバックアップリポジトリは短期アーカイブ用のディスクベースになっており、長期保管(LTR)を行うには Amazon S3 の低コストストレージ、そして最終的には Amazon Glacier を活用できるということです。 このモデルを使用する場合は、ディスクベースのバックアップリポジトリを最も効率的に使用できるように、重複除去テクノロジーをサポートするバックアップ製品を使用することを強くお勧めします。
こういったクラウド対応のバックアップ製品には、Commvault、EMC Networker、HPE Data Protector、Veritas Netbackup などさまざまな製品があります。
注意: InterSystems はこれらのサードパーティ製品を推奨または明示的に検証していません。 テストと検証はお客様の責任で実施してください。
### Caché Online Backup
小規模なデプロイでは、組み込みの Caché Online Backup ファシリティもオプションとして考えられます。 InterSystems のデータベースオンラインバックアップユーティリティは、データベース内のすべてのブロックをキャプチャしてデータベースファイルにデータをバックアップし、出力をシーケンシャルファイルに書き込みます。 この、InterSystems独自のバックアップメカニズムは、本番システムのユーザーにダウンタイムを引き起こさないように設計されています。
AWS ではオンラインバックアップが完了した後、バックアップ出力ファイルとシステムが使用中のその他すべてのファイルをファイル共有(CIFS/NFS)として機能する EC2 にコピーする必要があります。 このプロセスは、仮想マシン内でスクリプト化して実行しなければなりません。
オンラインバックアップは、バックアップに低コストのソリューションを実装したい小規模サイト向けのエントリーレベルのアプローチですが、 データベースのサイズが大きくなるにつれ、スナップショットテクノロジーを使った外部バックアップがベストプラクティスとして推奨されます。外部ファイルのバックアップ、より高速な復元時間、エンタープライズ全体のデータビューと管理ツールなどのメリットがあります。
## 災害復旧
AWS に Caché ベースのアプリケーションをデプロイする場合は、ネットワーク、サーバー、ストレージなどの DR リソースを異なる AWS リージョンか、最小限の独立したアベイラビリティーゾーンに配置することをお勧めします。 指定された DR AWS リージョンに必要な容量は、組織のニーズによって異なります。 ほとんどの場合、DRモードでの運用時には本番容量の100%が必要となりますが、弾性モデルとして必要になるまでは、より少ない容量をプロビジョニングできます。 容量が少ないと Web サーバーとアプリケーションサーバーの数が減り、データベースサーバーに使用できる EC2 インスタンスタイプがさらに小さくなる可能性があります。また、昇格時には EBS ボリュームが大きな EC2インスタンスタイプに接続されます。
非同期データベースミラーリングは、DR AWS リージョンの EC2 インスタンスに対する継続的な複製処理を実行するために使用されます。 ミラーリングは、データベースのトランザクションジャーナルを使用して、プライマリシステムのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら、TCP/IPネットワーク経由で更新を複製します。 これらの DR 非同期ミラーメンバーには、ジャーナルファイルの圧縮と暗号化を構成することを強くお勧めします。
アプリケーションにアクセスする公開インターネット上のすべての外部クライアントは、追加の DNS サービスである Amazon Route53 経由でルーティングされます。 Amazon Route53 は、トラフィックを現在アクティブなデータセンターに転送するスイッチとして使用されます。Amazon Route53 は、主に次の 3 つの機能を実行します。
* **ドメイン登録** – Amazon Route53では、example.com などのドメイン名を登録できます。
* **ドメインネームシステム(DNS)サービス** – Amazon Route53 は、www.example.com などのわかりやすいドメイン名を 192.0.2.1 などの IP アドレスに変換します。 Amazon Route53 は世界中のネットワークに展開された権威 DNS サーバーを使用して DNS クエリに応答し、レイテンシを削減します。
* **ヘルスチェック** – Amazon Route53 はインターネット経由でアプリケーションに自動的にリクエストを送信し、到達可能であり、利用可能であり、機能していることを確認しています。
これらの機能に関する詳細は、こちらを参照してください。
このドキュメントでは、DNS フェイルオーバーと Route53 ヘルスチェックについて説明します。ヘルスチェックの監視と DNS フェイルオーバーの詳細は、こちらとこちらを参照してください。
Route53 は、各エンドポイントに通常のリクエストを送信してその応答を検証することで機能します。 エンドポイントが有効なレスポンスを提供できない場合、 DNSレスポンスには含まれなくなり、代わりに利用可能な代替エンドポイントを返します。 このようにして、ユーザートラフィックは障害のあるエンドポイントから離れ、利用可能なエンドポイントに向けられます。
上記の方法を使用すると、特定のリージョンと特定のミラーメンバーへのトラフィックのみが許可されます。 これは、この記事で前述した InterSystems CSP Gateway から提示される mirror_status.cxw ページであるエンドポイント定義によって制御されます。 プライマリミラーメンバーのみが、ヘルスチェックからの「SUCCESS」を HTTP 200 として報告します。
次の図は、フェイルオーバールーティングポリシーの概要を表しています。 この方法やその他の詳細については、こちらを参照してください。
_**図 11: Amazon Route53 のフェイルオーバールーティングポリシー**_

常に、エンドポイント監視に基づいて、1つのリージョンのみがオンライン状態を報告します。 これにより、トラフィックは常に1つのリージョンにのみ流れるようになります。 エンドポイント監視は、指定されたプライマリ AWS リージョンのアプリケーションがダウン状態であり、セカンダリ AWS リージョンのアプリケーションがライブになっていることを検出するため、リージョン間のフェイルオーバーにさらに手順を追加する必要はありません。 これは、DR 非同期ミラーメンバーが手動でプライマリに昇格されると、CSP Gateway が Elastic Load Balancer のエンドポイント監視に HTTP 200 を報告できるようになるためです。
上記のソリューションの代替案は多くあり、組織の運用要件やサービスレベル契約に基づいてカスタマイズすることができます。
## モニタリング
Amazon CloudWatch は、すべての AWS クラウドリソースとアプリケーションに監視サービスを提供できます。 Amazon CloudWatch を使用し、メトリックの収集と追跡、ログファイルの収集と監視、アラームの設定、AWS リソースの変更への自動対応を行うことができます。 Amazon CloudWatch は、Amazon EC2 インスタンス、アプリケーションとサービスによって生成されたカスタム指標、およびアプリケーションが生成したログファイルなどの AWS リソースを監視できます。 Amazon CloudWatch を使用し、システム全体のリソース使用率、アプリケーションパフォーマンス、運用状態を可視化できます。 詳細については、こちらを参照してください。
自動プロビジョニング
現在、Terraform、Cloud Forms、Open Stack、Amazon 独自の CloudFormation など、数多くのツールが市場に出回っています。 これらのツールを使用し、Chef / Puppet / Ansible などのその他のツールと組み合わせることで、DevOps に対応した完全な Infrastructure-as-Code を提供したり、アプリケーションの立ち上げを完全に自動化したりできます。 Amazon CloudFormation の詳細については、こちらを参照してください。
# ネットワーク接続
アプリケーションの接続要件に応じて、インターネット、VPN、または Amazon Direct Connect を使用した専用リンクのいずれかを使用して複数の接続モデルを利用することができます。 選択方法は、アプリケーションとユーザーのニーズによって異なります。 これら 3 つの方法の帯域幅使用率はそれぞれ異なるため、AWS 担当者に相談するか Amazon マネジメントコンソールで特定のリージョンで使用可能な接続オプションを確認することをお勧めします。
# セキュリティ
パブリック IaaS クラウドプロバイダーにアプリケーションをデプロイするかどうかを決定するには注意が必要です。 組織のセキュリティコンプライアンスを維持するには、組織の標準セキュリティポリシーまたはクラウド専用に作成された新しいポリシーに従う必要があります。 また、組織のデータが国外に保存され、データが存在する国の法律に準拠している場合には関連するデータの主権を把握しておく必要があります。 クラウドデプロイメントには、クライアントデータセンターと物理的なセキュリティ管理の外にデータが置かれるため、付加リスクが伴います。 使用中でないデータ(データベースとジャーナル)と使用中のデータ(ネットワーク通信)には、InterSystemsのデータベースとジャーナル暗号化と合わせて、前者にはAESを、後者にはSSL/TLS暗号化を使用することを強くお勧めします。
すべての暗号化キー管理と同様に、データの安全を確保し、不要なデータアクセスやセキュリティ違反を防止するには、組織のポリシーに基づいて、適切な手順を文書化し、それに従う必要があります。
Amazonは、Caché ベースのアプリケーションに非常に安全な運用環境を提供するための広範なドキュメントと事例を提供しています。こちらで参照できる Identity Access Management(IAM)に関するさまざまなディスカッションのトピックを確認してください。
# アーキテクチャ図の例
下の図は、データベースミラーリング(同期フェイルオーバーと DR 非同期)、ECP を使用したアプリケーションサーバー、負荷分散された複数の Web サーバーの構成で高可用性を提供する典型的な Caché のインストール環境を表しています。
## TrakCareの例
次の図は、負荷分散された複数の Web サーバー、ECP クライアントとしての 2 台のプリントサーバー、データベースミラーで構成される典型的な TrakCare のデプロイを表しています。 仮想IPアドレスは、ECPまたはCSP Gatewayに関連付けられていない接続にのみ使用されます。 ECPクライアントとCSP Gatewayはミラー対応であり、VIPを必要としません。
Direct Connect を使用している場合、災害復旧シナリオで有効にできる複数の回線やリージョンアクセスなどのオプションがあります。 電気通信事業者に相談し、事業者がサポートする高可用性と災害復旧シナリオを理解することが重要です。
下のサンプルリファレンスアーキテクチャ図には、アクティブまたはプライマリリージョンにおける高可用性と、プライマリ AWS リージョンが利用不可である場合の別の AWS リージョンへの災害復旧が含まれます。 また、この例では、データベースミラーには、1つのミラーセット内にTrakCare DB、TrakCare Analytics、およびIntegrationネームスペースが含まれています。
_**図 12: TrakCare AWS リファレンスアーキテクチャ図 – 物理アーキテクチャ**_

さらに、次の図は、関連するインストールされたエンドユーザ向けソフトウェア製品と機能的な目的で、より論理的なアーキテクチャを示しています。
_**図 13: TrakCare AWS リファレンスアーキテクチャ図 – 論理アーキテクチャ**_

## HealthShare の例
次の図は、負荷分散される複数のWebサーバーと、Information Exchange、Patient Index、Personal Community、Health Insight、Health Connectといった複数のHealthShare製品による典型的なHealthSharaeデプロイメントを示しています。 それぞれの製品は、複数のアベイラビリティーゾーン内に 1 組のデータベースミラーを含めて高可用性を実現しています。 仮想IPアドレスは、ECPまたはCSP Gatewayに関連付けられていない接続にのみ使用されます。 HealthShare製品間のWebサービス通信に使用されるCSP Gatewayはミラー対応であり、VIPを必要としません。
下のサンプルリファレンスアーキテクチャ図には、アクティブまたはプライマリリージョンにおける高可用性と、プライマリリージョンが利用不可である場合の別の AWS リージョンへの災害復旧が含まれます。
_**図 14: HealthShare AWS リファレンスアーキテクチャ図 – 物理アーキテクチャ**_

さらに、次の図は、関連するインストール済みのエンドユーザ向けのソフトウェア製品、接続要件と手法、およびそれぞれの機能的な目的で、より論理的なアーキテクチャを示しています。
_**図 15: HealthShare AWS リファレンスアーキテクチャ図 – 論理アーキテクチャ**_

#
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年3月1日
開発者のみなさん、こんにちは!
第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテストの投票が開始されました!
🔥 これだ!と思う一押し作品に投票お願いします! 🔥
投票期間:3月1日~7日 (1週間)
投票方法は?
コミュニティメンバーはどなたでも投票いただけます!
投票種別は、Expert Nomination と Community Nomination に分かれています。コミュニティメンバーは、Community Nomination を選択いただき、どの作品がどの順位になるかを指定しながら投票してください!
Community Leaderboard:
順位
ポイント
1位
3点
2位
2点
3位
1点
そして、エキスパートノミネーションからの投票は以下の通りです(エキスパートのレベルが上がると獲得できるポイントも増えます!)。
Experts Leaderboard:
エキスパートレベル
順位
1位
2位
3位
GM、モデレーター、プロダクトマネージャーのVIPレベル
9点
6点
3点
グローバルマスターズのエキスパートレベル
6点
4点
2点
グローバルマスターズのスペシャリストレベル
3点
2点
1点
エキスパートリーダーボードの投票はコミュニティリーダーボードにもポイント(1位3点、2位2点、3位1点)が加算されます。
投票方法 詳細
Open Exchange にログインします(開発者コミュニティのアカウントでログインできます)。
投票ボタンは、開発者コミュニティ内で、質問/回答/記事の掲載/投稿に対するコメント など 記載いただいた方に対して有効になります。
ボタンが押せない場合は、コミュニティへのコメントやオリジナルの記事など、書き込みお願いします!
世界の IRIS 開発者が作成した ✨素敵なアプリ✨ が公開されています!ぜひ 🔥これだ🔥 と思う作品に投票お願いします!
投票期間であれば、一度投票した後も別のアプリケーションへ投票し直すこともできます(投票期間は1週間あります)。
なお、コンテスト参加者は投票週間の間にバグの修正やアプリケーションの改善を行うことができますので、アプリケーションのリリース情報についてもお見逃しなく!(サブスクリプション登録が行えます)
➡️ InterSystems オンラインコンテストの新しい投票ルールについて詳細はこちらをご参照ください。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年3月8日
開発者の皆さんこんにちは!
第10回 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト への応募、投票が全て終了しました。コンテストへのご参加、またご興味をお持ちいただきありがとうございました。
今回のお知らせでは、見事受賞されたアプリケーションと開発者の方々を発表します!
🏆 Experts Nomination - 特別に選ばれた審査員から最も多くの票を獲得したアプリケーションに贈られます。
🥇 1位 - $6,000 は vscode-intersystems-iris を開発された @Dmitriy Maslennikov さんに贈られました!
🥈 2位 - $3,000 は iris-rad-studio を開発された @Henrique Dias さんに贈られました!
🥉 3位 - $2,000 は HealthInfoQueryLayer を開発された @Botai Zhang さんに贈られました!
🏆 Community Nomination - 最も多くの票を獲得したアプリケーションに贈られます。
🥇 1位 - $3,000 は HealthInfoQueryLayer を開発された @Botai Zhang さんに贈られました!
🥈 2位 - $1,500 は Dictionary comparison scheme of cache database を開発された @Weiwei Yang さんに贈られました!
🥉 3位 - $500 は vscode-intersystems-iris を開発された @Dmitriy Maslennikov さんに贈られました!
(3/10 追記!)
なんと、今回のコンテストでは Experts Nominationで 4~10 位を獲得した作品に Global Masters 10,000 ポイント!が授与されました!
グローバルマスターズについて詳細は、こちらの記事をご参照ください!(ポイントを集めるとインターシステムズグッズや様々な賞品と交換できます!)
👏👏 おめでとうございます!👏👏
🏅 4位: iris-image-index-demo を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました!
🏅 5位: Terminal Multi-Line Command Editor を開発された @Robert Cemper さんに贈られました!
🏅 6位: Dictionary comparison scheme of cache database を開発された @Weiwei Yang さんに贈られました!
🏅 7位: Create a unified hospital data extraction scheme based on IRIS for Health を開発された @Deming Xu さんに贈られました!
🏅 8位: iris4health-fhir-analytics を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました!
🏅 9位: iris-fhir-portal を開発された @Henrique Dias さんに贈られました!
🏅 10位: ObjectScript Kernel を開発された @Nikita Mullin さんに贈られました!
🎊 受賞者の皆様、おめでとうございます!👏
今回も、コンテストにご注目いただきありがとうございました! なんと、今回のコンテストでは Experts Nominationで 4~10 位を獲得した作品に Global Masters 10,000 ポイント!が授与されました!
グローバルマスターズについて詳細は、こちらの記事をご参照ください!(ポイントを集めるとインターシステムズグッズや様々な賞品と交換できます!)
👏👏 おめでとうございます!👏👏
🏅 4位: iris-image-index-demo を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました!
🏅 5位: Terminal Multi-Line Command Editor を開発された @Robert Cemper さんに贈られました!
🏅 6位: Dictionary comparison scheme of cache database を開発された @Weiwei Yang さんに贈られました!
🏅 7位: Create a unified hospital data extraction scheme based on IRIS for Health を開発された @Deming Xu さんに贈られました!
🏅 8位: iris4health-fhir-analytics を開発された @José Roberto Pereira さんに贈られました!
🏅 9位: iris-fhir-portal を開発された @Henrique Dias さんに贈られました!
🏅 10位: ObjectScript Kernel を開発された @Nikita Mullin さんに贈られました!
受賞された皆さん、おめでとうございます🎊
記事
Makiko Kokubun · 2021年4月20日
*この動画は、2021年2月に開催された「InterSystems Japan Virtual Summit 2021」のアーカイブです。
ソフトウェア開発技術において、プロセスの自動化、サイクルの短縮による生産性の向上を目指す考え方が普及してきました(CI/CD)。CI/CDの中核をなす技術の一つが、Dockerに代表されるコンテナです。
InterSystemsでは、Dockerコンテナで動作するIRIS data platformをリリースして、いち早く最新機能を皆様にお届けしています。この動画をご覧になって、DockerコンテナでIRISをスムーズに利用する第一歩としてください。
セッションで紹介しているリリースサイクルについては、こちらの記事をご覧ください。セッションではデモを行っています。デモをご覧になりたい方は 12:49 からご覧ください。
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年2月8日
開発者の皆さん、こんにちは!
第10回のグランプリ・プログラミングコンテストの 続報 📣 の「テクノロジーボーナス」についてご紹介します。
今回のコンテストでは、チームで開発した作品もご応募いただけます!ぜひコンテスト詳細ページもご確認ください!
Group
Bonus
Points
General
Docker
2
ZPM
2
Unit Testing
2
API
REST API
2
ODBC/JDBC
2
Native API in Java, Python, .NET, node.js
2
Multi-model
Globals (key-value)
2
SQL
2
Object
2
New model
3
Analytics
IRIS BI
2
IRIS NLP
2
InterSystems Reports
3
AI/ML
Integrated ML
4
Python or Julia Gateway
3
Interoperability
BPL
3
Custom Adapter
2
PEX
4
Workflow Engine
2
FHIR
FHIR Server REST API
3
FHIR SQL Scheme
2
Healthcare Data Transformations
3
Total
54
テクノロジーボーナス詳細については、以下ご参照ください。
General bonuses
ZPM Package deployment - 2 points
フルスタックアプリケーション用の ZPM(ObjectScript Package Manager) パッケージをビルドして公開し、それを使用してデプロイできるようにすると2ポイント獲得できます。
以下のコマンド実行例は、 IRIS に ZPM クライアントをインストールしパッケージをインストールしている例です。
zpm "install your-multi-model-solution"
詳しくは、ZPM client や ドキュメント をご参照ください。
Docker container usage - 2 points
docker コンテナで動作する InterSystems IRIS を使用すると「Docker コンテナ」のボーナスポイントを獲得できます。
Unit Testing - 2 points
InterSystems IRIS のユニットテストを実施しているアプリケーションは、ボーナスポイントを獲得できます。
ObjectScript のユニットテストの詳細については、ドキュメントと開発者コミュニティを参照してください。
InterSystems IRIS API
InterSystems IRIS REST API usage - 2 points
フルスタックアプリケーションで REST API を介して InterSystems IRIS にアクセスすると、ボーナスポイントを獲得できます。
REST API は、ご自身で構築するか、組み込みのものを使用するか、ZPM を介してインストールすることもできます。
InterSystems REST API の詳細については、ドキュメントや開発者コミュニティの記事もご参照ください。
InterSystems Native API usage - 4 points
InterSystems Native API(.NET/Java/Python/Node.js)のいずれかを使用してフルスタック・アプリケーションのデータにアクセスするとボーナスポイントを獲得できます。
InterSystems JDBC usage - 2 points
InterSystems IRISは、データにアクセスするための JDBC ドライバを提供しています。SQLとInterSystems JDBC を使用してフルスタックアプリケーションのデータを参照するとボーナスポイントを獲得できます。
Multi-model bonuses
InterSystems Globals (key-value) - 2 points
グローバルは、InterSystems IRIS 内の任意のデータを格納するために使用される多次元スパース配列です。各グローバル・ノードはキーとみなされ、値を設定することができます。InterSystems IRIS は、グローバルを管理するための ObjectScript コマンドや Native API を含む一連の API を提供しています。
ObjectScript または Native API を介してグローバルを使用すると、2 ポイントを獲得できます。
ツール:
管理ポータルでのグローバルの管理
ドキュメント:
多次元ストレージの使用法 (グローバル)
グローバルの使用法
記事:
グローバルはデータを保存するための魔法の剣です パート1
The art of mapping Globals to Classes
ビデオ:
Globals QuickStart
InterSystems SQL - 2 points
InterSystems IRISは、ObjectScript、REST API、JDBCを介してデータへのSQLアクセスを提供します。
アプリケーションで InterSystems SQL を使用すると、2ポイントボーナスポイントを獲得できます。
ツール:
VSCode SQL Tools
DBeaver
SQL in Management Portal
その他SQL用ツール
ドキュメント:
SQL Access
InterSystems SQL リファレンス
記事:
ObjectScript でクラスクエリを記述する方法
InterSystems Objects - 2 points
InterSystems IRISは、ObjectScript/REST API、Java/.NET用のXEPを利用して、オブジェクトのインスタンスをグローバルに保存/変更する方法を提供しています。
アプリケーションでオブジェクトアクセスを使用すると、2ポイントボーナスポイントを獲得できます。
ドキュメント:
Object Access
サーバー側プログラミング入門ガイド
記事(セルフラーニングビデオ):
【はじめての InterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:基本その3:IRIS でクラス定義を作ろう(オブジェクト操作の練習)
Your data model - 2 points
InterSystems IRISは、独自のデータモデルの API を公開するデータプラットフォームとして使用することもできます。ObjectScript、REST API、Native APIを利用して、時系列、空間、グラフ、RDF/トリプル、カラムストア、ドキュメントストアなどの特殊なデータモデルを提供する独自のAPIを公開することができます。
新しいデータモデル API のいずれかを導入すると、ボーナスポイントを2点獲得できます。
IRIS Analytics Bonuses
InterSystems IRIS BI - 2 points
InterSystems IRIS Business Intelligenceは、IRIS の機能で、IRIS の永続的なデータに対して BI キューブやピボットを作成し、インタラクティブなダッシュボードを使用してユーザーに情報を提供することができます。詳細はこちらをご覧ください。
IRIS-Analytics-template には、IRISのBIキューブ、ピボット、ダッシュボードの例が含まれています。
テンプレートの使用方法については、こちらの記事をご参照ください。
InterSystems IRIS NLP (iKnow) - 2 points
InterSystems NLP は、iKnow としても知られている InterSystems IRIS に含まれる機能であり、英語、ドイツ語、オランダ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語、ロシア語、ウクライナ語、チェコ語、日本語の自然言語テキスト内のエンティティ (フレーズ) とその意味的文脈を識別する自然言語処理のためのライブラリです。
InterSystems IRIS NLP (日本語)概要については、 ホワイトペーパーをご参照ください。
以下のビデオでは、NHKニュース(NHKオンラインニュース[社会]のRSS)を読み込んだ結果、抽出されたエンティティを確認できる IRIS の「ドメインエクスプローラー」を利用して確認するまでの流れを解説しています。
この他、NLPのAPI(REST/Webサービス)についてはそれぞれのドキュメント(REST/Webサービス)をご参照ください。
iKnow について詳細は、Open Exchange をご参照ください。
アプリケーション例については、以下 OpenExchange をご参照ください。
Covid iKnow Text Navigator
Samples Aviation
その他のアプリケーション
InterSystems Reports - 3 points
InterSystems Reports は、InterSystems IRIS の機能で、印刷レポートをデザインしたり、スケジュールに合わせてメールで送信したり、クライアントにインタラクティブなレポートを配信したりすることができます。InterSystems Reports は、Logi Analytics® の製品である Logi Report(旧称:JReport®)のリパッケージ版です。詳細については、ドキュメントを参照してください。
InterSystems Reports のサンプルがあるGithubリポジトリをチェックしてください。
また、InterSystems Reports のデモ動画をご覧いただきながら Learning Labで試してみてください。
InterSystems Reports のデザイナーとサーバーは WRC のダウンロードセクションでダウンロードできます。
InterSystms Reports DesignerとServer のライセンスキーは Discord で公開される予定です。
AI/ML
IntegratedML - 3 points
IntegratedML は InterSystems IRIS の機能で、SQL を拡張する ML 命令セットで、ソリューションの AI や機械学習の計算を簡素化して自動化することができます。IntegratedML の詳細については、こちらをご覧ください。
IntegratedMLを使用するにはIRISの特別なイメージが必要ですので、こちらでご確認ください。
例:
A basic integratedML template
テンプレートの使い方についての日本語解説は、こちらの記事にあるビデオ(00:46~17:55)をご参照ください。
Open Exchangeに公開されている例
IRIS Analytics ソリューションで IntegratedML を使用すると、さらに1つのポイントが追加されます。
2. Python Gateway usage - 2 points
Python Gateway は InterSystems IRIS のアドオンで、InterSystems IRIS 環境で Python を使用する以下の方法を提供します。
任意の Python コードの実行
InterSystems IRIS から Python へのシームレスなデータ転送
Python Interoperability アダプタを使用して、インテリジェントな Interoperability ビジネス・プロセスの構築
InterSystems IRIS からの Python コンテキストの保存、検査、変更、リストア
Python Gateway の詳細についてはこちらをご覧ください。
IntegratedMLも含まれているPython Gatewayテンプレートを使用することができます。テンプレートの使い方については、こちらの記事にあるビデオ(18:00~)をご参照ください。
Interoperability Bonuses
Business Process BPL or Business Rules Usage - 2 point
IRIS Interoperability プロダクションの主な特徴の1つは、BPL(ビジネス・プロセス・ランゲージ)で記述できるビジネス・プロセスです。
ビジネスプロセスの詳細については、ドキュメントをご参照ください。
ビジネス・ルールは、プロダクションの処理ロジックを管理するためのノーコード/ローコードのアプローチです。InterSystems IRIS では、ビジネス・ルールを作成することができます。
ビジネス・プロセス/ビジネス・ルールを作成し、プロダクションで使用すると、ビジネス・プロセス/ビジネス・ルール・ボーナスを得ることができます。
ビジネスルール コード例
ビジネスルールの開発について
Custom Interoperability Adapter Usage - 2 point
InterSystems Interoperability プロダクションでは、プロダクションのビジネス・サービスやビジネス・オペレーションによって外部システムとの通信に使用されるインバウンドまたはアウトバウンド・アダプタを利用できます。プロダクションでは、すぐに使える(ファイルや電子メールのような)アダプタを使用するか、独自に開発することができます。
独自のインバウンドまたはアウトバウンドアダプタを開発し、プロダクションで使用した場合、ボーナスポイントを獲得できます。
カスタムアダプタ例
アダプタについて(ドキュメント)
Production EXtension (PEX) Usage - 4 points
PEXは、Interoperability の Java または .NET の拡張機能です。
Interoperability プロダクションで Java または .NET の PEX を利用した場合、ボーナスポイントを獲得できます。
PEX Demo
Learn more on PEX in Documentation
Workflow Engine Usage - 2 points
ワークフローエンジン は IRIS Interoperability の機能の一部であり、自動化される連携処理の中にユーザによる指示を追加することができます。
ワークフローエンジンを利用したプロダクションを開発するとボーナスポイントを獲得できます。
ワークフローについてはドキュメントをご参照ください。
コミュニティには、WorkflowAPI と WorkflowUI-ngx のモジュールが公開されています。(このモジュールは、AngularのUIを使用しています)
FHIR Bonuses
FHIR Server REST API usage - 3 points
InterSystems IRIS for Health の FHIR サーバの REST API エンドポイントを使用したアプリケーションを開発すると、ボーナスポイントが獲得できます。
アプリケーション開発には IRIS-FHIR-Template を使用することができます。
FHIR API 4.0.1のドキュメントはこちらにあります。詳しくは InterSystems IRIS for Health のドキュメントをご覧ください。
FHIR SQL Schema usage - 2 points
アプリケーションで、FHIR SQL スキーマに対して SQL クエリを実行した場合、このボーナスポイントを獲得できます。
例えば FHIR アナリティクスソリューションを作成するために使用することができます。フルリソースには HSFHIR_I0001_R スキーマを、リソースのSQL検索には HSFHIR_I0001_S スキーマを使用してください。
Healthcare standards transformations - 3 points
InterSystems IRIS for Health には、ヘルスケア・インターオペラビリティ・モジュールが含まれており、異なるヘルスケア標準から FHIR へのデータ変換、またはその逆のデータ変換を実行するのに役立ちます。CDA から FHIR への変換、HL7v2 から FHIR への変換、またはその他の変換をアプリケーションで行うことで、ボーナスポイントを獲得することができます。
HL7v2 から FHIR への変換と CDA から FHIR への変換については、コード例をご覧ください。詳細はドキュメントをご参照ください。
ボーナスポイント詳細については、変更される場合もあります。予めご了承ください。
ぜひ、コンテストへご応募ください!お待ちしております!☺
お知らせ
Mihoko Iijima · 2021年2月1日
開発者の皆さん、こんにちは!第10回目のコンテストが発表されました👏👏
今回は 🏆 InterSystems グランプリ・プログラミングコンテスト 🏆 です!
今回は、いつものコンテストと賞金が異なり 賞金総額:16,000ドル です( ゚Д゚)
応募期間は 2021年2月8日~2月28日 (投票期間は 2021年3月1日~7日、勝者発表は 3月8日)です。
優勝特典
1、審査員から多く票を集めたアプリケーションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $6,000
🥈 2位 - $3,000
🥉 3位 - $2,000
2、開発者コミュニティで多く票を集めたソリューションには、以下の賞金が贈られます。
🥇 1位 - $3,000
🥈 2位 - $1,500
🥉 3位 - $500
複数の参加者が同数の票を獲得した場合、全参加者が勝者となり賞金は勝者間で分配されます。
参加資格
どなたでもご参加いただけます!(InterSystems 開発者コミュニティのアカウントを作成するだけでご応募いただけます)
コンテストのスケジュール
2月8日~28日 応募期間(Open Exchange へ作成されたアプリケーションをアップロードいただける期間=2週間です。この期間内であればアップロード後も自由に編集できます。)
3月1日~7日 投票(1週間)
3月8日 勝者発表(US時間に発表します)
コンテストのテーマ
💡 InterSystems IRIS applications 💡
InterSystems IRIS をバックエンド(API またはデータベース)として使用しているアプリケーションで、任意のタイプの InterSystems IRIS の API またはデータモデルを使用しているアプリケーションをご応募ください。
昨年のインターシステムズコンテストシリーズで発表したアプリケーションを改良してグランプリにご応募いただく方法でも大丈夫です。もちろん!100%新しいアプリケーションのご応募も大歓迎です!
ご応募いただくアプリケーションは、IRIS Community Edition、IRIS for Health Community Edition、IRIS Advanced Analytics Community Edition のいずれかで動作するように作成してください。
また、アプリケーションはオープンソースであり、GitHub で公開されていることが条件となります。
Helpful resources
アプリケーション例は以下の通りです。
objectscript-docker-template
rest-api-contest-template
native-api-contest-template
integratedml-demo-template
PythonGateway-template
iris-fhir-template
iris-fullstack-template
iris-interoperability-template
iris-analytics-template
コンテスト応募方法(このページ末尾のビデオをご参照ください)
審査及び投票ルール(英語)
インターシステムズ社のプロダクトマネージャ、Developer Communityのモデレータ、グローバルマスターアドボケイト(VIPレベル)等、Developer Community 内での投票も行われます。
コンテストの審査および投票ルールについて詳細はこちらをご覧ください。
開発者の皆様からの素晴らしアプリケーションのご応募、お待ちしております!
❗️ コンテスト規約については、こちらをご参照ください。❗️
ご応募方法について
以下の応募方法ビデオをご参照ください。
以下、コンテストに応募する迄の手順をご説明します。
コンテスト応募までの流れは以下の通りです(※ビデオでは、3番以降の内容をご紹介しています)。
1、IRISプログラミングコンテスト用テンプレートを使用して、開発環境を準備します。
2、コンテスト用アプリケーションを作成します。
3、コンテストの準備が完了したら、ソースコードをローカルのGitリポジトリへコミットします。
初回コミット時に、Gitの初期設定がないためコミットが失敗することがあります。その場合は、以下のコマンドでGitユーザ名とEmailを設定します。
git config --global user.name "ここにユーザ名"
git config --global user.email "ここにメールアドレス”
4、ローカルのGitリポジトリのコミットが完了したら、リモートのGitリポジトリを作成します。
リポジトリ作成後、リモートリポジトリのURLをコピーします。
5、リモートのGitリポジトリへPushします。
git push ここにリモートのリポジトリのURL
6、OpenExchangeにログインし、アプリケーションを追加します。
※事前にDeveloper communityでユーザアカウントを作成する必要があります。ログイン後、Profile→Applications から Application をクリックし、4 でコピーしたリモートのGitリポジトリのURLを設定します。アプリケーションを登録すると、画面右上に「Send Approval」のボタンが表示されるので、クリックします。再度作成したアプリケーションを開くと、「Apply for Contest」ボタンが表示されるので、クリックすると応募が完了します。 グランプリ・プログラミングコンテストについての追加情報があります!
今回のコンテストでは、開発者同士でチームを組み、共同開発したアプリケーションをご応募いただけます!
1チーム 2~5名 までご参加いただけます 👩💻🧑💻👨💻
※ チームでご応募いただく場合の注意点 ※アプリケーションの README にチームメンバー名の記載をお忘れなく!(開発者コミュニティのユーザプロファイルのリンクなど掲載お願いします!)