InterSystems IRIS, InterSystems IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2026.1 リリースのご案内
インターシステムズは、InterSystems IRIS data platform、InterSystems IRIS for Health および HealthShare Health Connect のバージョン 2026.1 をリリースをしました。2026.1 は、拡張メンテナンス(EM)リリースです。
リリースハイライト
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データベース・スケーラビリティの強化
データベースの容量制限が撤廃されました。これにより、従来の容量制限をこえてもデータ移行が必要なく、円滑にシステム拡張できるようになりました。また低レベルパフォーマンスも改善され、大規模運用がさらに最適化されています。
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ユーザー定義の論理キーに基づきテーブルと関連インデックスデータを分割し、データベース間で簡単にマッピングできるようになりました。これによりストレージの階層化が可能となり、大容量テーブルにおけるクエリパフォーマンスと運用効率が向上しました。この機能は早期アクセス・プログラムで提供されている実験的な機能です。早期アクセス・プログラムに参加いただくと、機能のアップデートを受け取ったり、フィードバックを送信することが可能となります。
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相互運用性のUX改善
本リリースでは、新しいBPLエディタ、本番環境設定のさらなる改善 および AI 支援型 DTL Explain を含む DTL エディタが導入されています。詳細については、InterSystems ラーニングセンターをご覧ください。既存のお客様は、これらの機能を引き続きオプトイン方式で利用可能です。また統合機能に関しては、レガシーな統合エンジンの置き換えとモダナイゼーションを加速させる Mirth 移行ツールが導入されました。
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FHIR サーバの認証、バルク・データ処理、および管理機能の更新
FHIR 機能の大幅な拡張が行われ、きめ細かな OAuth スコープの適用、および検索結果のフィルタリングが可能となりました。これにより、より精密なデータアクセス権限のコントロールが実現します。また、Bulk FHIR の機能強化 (JWT認証や EHR からのスケジュールされたエクスポート) や、サーバーやパッケージ管理の高速化が行われています。
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AIの統合と開発者の生産性向上
カスタム IntegratedML モデル (Pythonベース、SQL経由でデータベース内で実行)や、DTL Explain などのAI支援型開発ツールなど、組み込みAI機能が拡張されました。これにより、InterSystems IRIS 内で、より高度なモデリングや開発ワークフローの改善が可能となりました。
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BI、ベクトル検索、および分析機能の改善
分析および AI 関連ワークロードにおけるクエリ効率が向上しました。InterSystems IRIS BI で POSIX タイムを使用するようになり、日付/時刻ディメンションの処理が改善され、特にサードパーティの BI ツールとの連携が向上しました。
ドキュメント
上記機能の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。(すべて英語)
このリリースへのアップグレード時に留意すべき変更点につきまいては、アップグレードの影響に関するチェックリストをご確認ください。
早期アクセスプログラム (EAP)
EAP にご興味がございましたら、こちらのページよりご登録ください。
キットの入手方法
通常通り、Extended Maintenance (EM) リリースには、サポートされているすべてのプラットフォーム用のクラシックインストールパッケージと、Docker コンテナ形式のコンテナイメージが付属しています。
クラシックインストールパッケージ
インストール・パッケージは、WRCのページから入手いただけます。InterSystems IRIS、InterSystems IRIS for Health はこちらから、Health Connect はこちらから入手ください。また、評価サービスページでも提供しています。
利用可能なパッケージ情報
提供しているソフトウェア一覧については、サポート対象プラットフォームをご参照ください。
この拡張メンテナンスリリースのビルド番号は 2026.1.0.233.0 です。
コンテナイメージは InterSystems Container Registry から入手いただけます。コンテナには "2026.1" と "latest-em" の両方のタグが付けられています。