IRIS が起動時に必要とするポート
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
IRISが起動時に必要とするポートは、次のとおりです。
(ポート番号はデフォルト設定の場合です。)
1. 1972 : IRIS のスーパーサーバポート(管理ポータルで変更可能)
IRIS 起動のために、必須のポートです。
このポートが使用できないと IRIS は正常に起動しません。
※IRIS 2019.2以前のバージョンでは、スーパーサーバーポートは 51773 でした。
2. 4002 : IRIS ライセンスサーバポート(管理ポータルで変更可能)
IRIS がライセンスサーバになる場合、必要なポートです。
このポートが使用できないと、正しいライセンス情報が取得できません。
ライセンスクライアントについては、このポートは必須ではありません。
※リモートライセンスサーバがファイアウォールで保護されている場合、UDP トラフィックに対してライセンスサーバポートが開かれている必要があります。
ライセンスサーバの構成について
3. 23 :IRIS Telnetポート(管理ポータルで変更可能)
IRIS サーバが Windows で、かつ、クライアントから IRIS ターミナルによる操作を行う場合にのみ、必要なポートです。
4. 52773 : 管理用Webサーバポート(管理ポータルで変更可能)
IRIS 管理ポータル用に自動起動する、Webサーバポートです。
※ユーザアプリで使用する場合は、 ApacheやIISなどのウェブサーバで使用されるポート 80 (既定)となります。
5. 2188 : ISCAgentポート(管理ポータルで変更可能)
ミラーリングを使用するときにのみ、必要なポートです。
IRIS のスーパーサーバポートについては、IANAのPort番号一覧で明記されております(Cacheでの登録になります)。
intersys-cache 1972/udp Cache
以下ページをご参照ください。
iana.orgのページ
※2.IRIS ライセンスサーバポート を修正しました(修正前:
4001、修正後:4002)IRISでは、ライセンスサーバの既定のポート番号は「4002」になります。
Cacheの場合は「4001」でした。