お知らせ
Toshihiko Minamoto · 2020年10月11日
これは元のお知らせの翻訳です。

InterSystems IRIS の新しいリリースの流れ

InterSystems は、InterSystemsIRIS を新しいリリース方法を採用しようとしています(訳注:2020年現在、このリリース方法が採用されています)。このブログでは、新しいリリースモデルとお客様が予測しておくべきことを説明しています。  この内容は InterSystems IRIS ロードマップセッションの最後に行われた Global Summit で説明し、お客様から多くの肯定的なフィードバックを受け取ったものです。

この新しいモデルでは、次の 2 つのリリースストリームを提供しています。

1)EM と呼ばれる従来と同じ毎年恒例のリリース(拡張メンテナンス

2)CD(継続的デリバリーを意味する)のタグが付けられ、コンテナ形式でのみ入手可能になる四半期ごとのリリース。

変更の理由はスピードと予測性の向上

この業界では変化のペースが加速していますが、このモデルを採用すれば最新機能を非常に迅速に公開し、市場での応答性と競争力を高めることができます。  当社は多くのお客様から次の 2 つを求められています。

  • 新機能をリクエストしてからそれを使用できるようになるまでの時間の短縮
  • アップデート計画を立てるための予測可能なスケジュール
  • この継続的デリバリーの原則に基づいた新しいリリースの流れは、多くの主要ソフトウェア会社やエンタープライズ対応のオープンソースプロジェクトの大部分で使用されている 2 ストリームモデルとほぼ同等のものです。 この方法の採用に成功した人々は、リリースの品質が向上し、リスクが低下し、応答時間が短縮されたことを明確に報告しています。 

    従来のリリース方針は変更なし

    従来と同じリリース(「EM」リリース)はこれまでと同じように行われます。   このリリースは継続的なメンテナンスリリースの対象となり、必要に応じてその場その場で提供され、すべてのプラットフォームでサポートされます。  従来通り、全製品のインストールキットは WRC Software Distribution ポータルを通じて入手できます。 フィールドテストはこれまでと同様にメジャーリリースで利用できます。  メンテナンスリリースは従来と同じ基本ルールが適用され、EMリリースで利用できます。

    以前と異なるのは、これらのリリースが毎年予測可能なタイミングで提供されるようになることです。 次の図に示すように、InterSystems IRIS のバージョン 2019.1 は 2019 年 3 月に、バージョン 2020.1 は 2020 年 3 月に予定されています。  

     

     

     

     

    新しい四半期リリースではコンテナのみが提供

     

    3 カ月ごとに新しい四半期リリースストリームを介して「CD」表記の新機能が提供されるようになります。 例えば次の図に示すように、InterSystems IRIS バージョン 2018.2 CD は 2018 年 11 月に、バージョン 2019.1 CD は 2019 年 2 月に、バージョン 2019.2 CD は 2019 年 5 月に予定されています。  

     

     

     

    CD リリースには次の制限があります。

  • Open Container Initiative(OCI)フォーマットを使用するコンテナイメージとしてのみ入手できます。 このフォーマットは、Docker / Amazon / Microsoft / Google / IBM などの多くの企業で広く使用され、サポートされています。
  • OCI 互換のインフラストラクチャのみで動作します。 Docker は最も一般的な OCI ランタイムであるため、InterSystems は Ubuntu Linux カーネルで構築された Docker コンテナの提供とサポートを行っています。 このコンテナは、すべての主要クラウドプラットフォーム(Amazon AWS / Microsoft Azure / Google GCP/ IBM Cloud)と事実上すべての種類の Linux、Windows Server 2016 / 2019 などのさまざまなプラットフォームで実行されます。 InterSystems は Docker-for-windows と Docker-for-mac をそれぞれ使用する開発専用の Windows 10 と Mac OS へのコンテナのデプロイをサポートしています。 (現時点で OCI コンテナをサポートしていない代表的なプラットフォームは AIX です。)
  • これらはコンテナであるため、インストールやイメージのアップグレードは不要です。 InterSystems が提供するコンテナイメージを使用し、それともとに独自のイメージを作成できます。 デプロイする場合は、単純にコンテナを入れ替えるだけです。データのアップグレードが必要な場合、InterSystems はリリースと共にアップグレードを提供します。
  • CD リリースに関して、InterSystems はメンテナンスリリース、セキュリティ修正、またはAdhoc(パッチ修正)を提供しません。変更を取得したい場合は、単純に次のリリースを取得してください。 最新の変更が加えられた新しいリリースが 3 カ月ごとに提供されるため、重要な修正を待つ必要はありません。
  • InterSystems は開発、テスト、および本番環境を対象に CD リリースを完全にサポートしています。 InterSystems は各 CD リリースに加えてプレビュープログラムも用意し、最終リリースの前にプレビューイメージを提供します。 プレビューイメージは、開発およびテストを目的とする場合はサポートされますが、本番環境ではサポートされていません。

    コンテナは比較的新しいものですが、現在は広く使用されており、多くのメリットがあります。 お客様は CD リリースを使用したり、コンテナを採用したりする必要はありません。ただし、コンテナ内で InterSystems IRIS を使用するのに役立つ多くの InterSystems のリソース(複数のオンライン動画を含む)が存在するほか、業界全体には大規模なコンテナ周辺のエコシステムがあります。

    CD リリースは新機能を迅速に提供するほか、従来の(EM)リリースの予測可能性と安定性の向上に役立ちます。今年最初の CD リリースには対応する EM リリースがあります(プラットフォーム固有の機能を除いては同じものです)。また、これらには以前の CD リリースのすべての機能に加えてさらに多くの機能が追加されています。開発者は CD リリースで作業でき、コードが従来のリリースでも機能することを確信できます。CD リリースを試さなかった場合でも、四半期ごとに InterSystems IRIS でリリースされた機能を追跡し、自信を持って計画を立てることができます。

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