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InterSystems IRIS® Cloud SQL のメトリクスを Google Cloud Monitoring に送信する

新しい InterSystems IRIS® Cloud SQL と InterSystems IRIS® Cloud IntegratedML® クラウド製品のユーザーであり、デプロイメントのメトリクスにアクセスして独自の可観測性プラットフォームに送信しようと考えている方のために、メトリクスを Google Cloud Platform Monitoring(旧称 StackDriver)に送信して手っ取り早く行う方法をご紹介します。

クラウドポータルには、概要メトリクス表示用のトップレベルのメトリクスが含まれており、ユーザーに公開されているメトリクスエンドポイントを使用しますが、ある程度探索しなければ、そこにあることには気づきません。

🚩 このアプローチは、「今後名前が付けられる予定の機能」を利用している可能性があるため、それを踏まえると将来性があるものではなく、確実に InterSystemsでサポートされているアプローチではありません。


では、より包括的なセットをエクスポートしたい場合はどうでしょうか?この技術的な記事/例では、メトリクスを取得して可観測性に転送する方法を紹介します。Open Telemetry Collector を使用して、任意のメトリクスターゲットを取得し、任意の可観測性プラットフォーム送信できるように、ニーズに合わせて変更することができます。

上記の結果に導く仕組みは多数の方法で得られますが、ここでは Kubernetes pod を使用して、1 つのコンテナーで Python スクリプトを実行し、もう 1 つのコンテナーで Otel を実行して、メトリクスのプルとプッシュを行います... 自分のやり方を選択することはできますが、この例と記事では、k8s を主人公に Python を使って行います。

手順:

  • 前提条件
  • Python
  • コンテナー
  • Kubernetes
  • Google Cloud Monitoring

前提要件:

  • IRIS®  Cloud SQL の有効なサブスクリプション
  • 実行中の 1 つのデプロイメント(オプションで Integrated ML を使用)
  • 環境に提供するシークレット

環境変数

 

 シークレットの取得

Python:

以下に、クラウドポータルからメトリクスを取得し、それを Otel Collectorが取得するメトリクスとしてローカルにエクスポートする Python ハッキングを示します。

 

iris_cloudsql_exporter.py

Docker:

 

Dockerfile


デプロイメント:

k8s、ネームスペースを作成します:

kubectl create ns iris

k8s、シークレットを追加します:

kubectl create secret generic iris-cloudsql -n iris \
    --from-literal=user=$IRIS_CLOUDSQL_USER \
    --from-literal=pass=$IRIS_CLOUDSQL_PASS \
    --from-literal=clientid=$IRIS_CLOUDSQL_CLIENTID \
    --from-literal=api=$IRIS_CLOUDSQL_API \
    --from-literal=deploymentid=$IRIS_CLOUDSQL_DEPLOYMENTID \
    --from-literal=userpoolid=$IRIS_CLOUDSQL_USERPOOLID

otel、構成を作成します:

apiVersion: v1
data:
  config.yaml: |
    receivers:
      prometheus:
        config:
          scrape_configs:
          - job_name: 'IRIS CloudSQL'
              # Override the global default and scrape targets from this job every 5 seconds.
            scrape_interval: 30s
            scrape_timeout: 30s
            static_configs:
                    - targets: ['192.168.1.96:5000']
            metrics_path: /

    exporters:
      googlemanagedprometheus:
        project: "pidtoo-fhir"
    service:
      pipelines:
        metrics:
          receivers: [prometheus]
          exporters: [googlemanagedprometheus]
kind: ConfigMap
metadata:
  name: otel-config
  namespace: iris

k8s、otel 構成を configmap としてロードします:

kubectl -n iris create configmap otel-config --from-file config.yaml

k8s、ロードバランサー(確実にオプション)、MetalLB をデプロイします。これはクラスタ外部からグスクレイピングして検査するために行っています。

cat <<EOF | kubectl apply -f -n iris -
apiVersion: v1
kind: Service
metadata:
  name: iris-cloudsql-exporter-service
spec:
  selector:
    app: iris-cloudsql-exporter
  type: LoadBalancer
  ports:
  - protocol: TCP
    port: 5000
    targetPort: 8000
EOF

gcp、Google Cloud へのキーが必要です。サービスアカウントにスコープを設定する必要があります

  • roles/monitoring.metricWriter
kubectl -n iris create secret generic gmp-test-sa --from-file=key.json=key.json

k8s; deployment/pod そのもの。2 つのコンテナー:

 

deployment.yaml

kubectl -n iris apply -f deployment.yaml

実行

特に問題がなければ、ネームスペースを詳しく調べて、状況を確認してみましょう。

✔ GCP と Otel 用の 2 つの configmap

 

✔ 1 つのロードバランサー

 

✔ 1 つの pod、2 つのコンテナーが正しくスクレイピングされます

   

Google Cloud Monitoring

可観測性を調べてメトリクスが正しく受信されていることを確認し、可観測性を高めましょう!

 

@sweenさんが書いた元の記事へ
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