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マルチプラットフォーム環境でCSPファイルをVSCodeで編集する場合の注意点

CSPでWebアプリケーションを開発する方法は今では推奨されていませんが、既存資産が膨大にあって、他の手法への書き換えには相当の時間がかかりそうな方々はたくさんおられることでしょう。

そういう方々は、しばらくはそれらCSPファイルのメンテナンスの必要性があるかと思います。

IRISではVSCodeが主たるIDEとなっていますが、開発環境がWindowsのみであれば、CSPファイルをSJISでメンテナンスしておけば、問題は起こりません。

ところが、それらのファイルをUNIX環境(LinuxやMac)に持っていって、VSCodeで編集作業を開始すると、文字化けの嵐となってしまいます。

これは以前にポストしましたが、UNIX環境のIRISは何も設定しないとロケールがenuw(英語)となっているためです。

さらにこれを日本語専用ロケールに変えても、unix環境ではロケールがjpuwの場合、ファイルの読み書きのエンコーディングが、utf8となっているので、cspファイルのエンコーディングがSJISのままでは都合が悪いです。

従ってCSPファイルのエンコーディングをUTF8に変更する必要があります。

しかし、プラットフォームの切り替えのたびにエンコーディングを変更するのも面倒です。

そこで推奨の方法は、ファイルのエンコーディングをUTF8のBOM付きに変更することです。

そうすることでプラットフォームがUNIX系、Windows系を気にする必要がなくなります。

VSCodeでファイルのエンコーデングを変更する方法は、ステータスバーに表示されているエンコーディングの所をクリックして、上に表示されるアクションの選択からエンコード付きで保存を選択し、そこでUTF-8 With BOMを選びます。

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