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Webゲートウェイ管理画面のSystem Status(システムステータス)ページで確認できること

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

WebゲートウェイのSystem Status(システムステータス)ページでは、現在のすべてのアクティブな接続のステータスを確認することができます。

最初のステータステーブル (システムステータス) は、IRIS への接続に関する情報を表示します。
2番目のステータステーブル (InterSystems IRIS サーバ) は、InterSystems IRIS サーバに関する情報を表示します。
3 番目のステータステーブルは、アプリケーションパスの情報を表示します。
4 番目のテーブルは、Web ゲートウェイの応答キャッシュに保持されるフォームを表示します。

いくつかのサンプル接続ステータスを例にご説明します。

【ケース1】

最小接続数 の設定で、現在3接続が処理中の場合。
使用中のプロセスは InUse のステータス、待ち受けで空いているプロセスは Free で表示されます。
Server のステータスは、Webゲートウェイレジストリメソッドで使用のプロセスです。
 CSP.iniで以下の設定をしている場合は、このプロセスは作成されません。
 [SYSTEM]
 REGISTRY_METHODS=Disabled

 


【ケース2】

最大接続数の設定で、合計11の同時接続があった場合。
現在処理中のプロセスは InUse のステータスの4プロセス(Serverの1プロセスはWebゲートウェイレジストリメソッドで使用)。残り7プロセスは「キューイングされたリクエスト」となり、キューイングされたリクエストのタイムアウトで設定された秒数間、プロセスの処理が終わって空きがでるのを待ちます。タイムアウト秒たっても、前の処理が終わらずに空きができない場合は、「サーバビジー」のエラーページがクライアントに返されるか、設定していない場合はエラー(※)を返します。
※「サーバへのすべての接続が使用中です: 後でもう一度実行してください」(バージョンによって多少文言が変わることがあります)
※ [Total] 行の [クリア] 列 (右端列) にある「」ボタンをクリックすると、全ての接続を閉じることができます。

 


【ケース3】

「キャッシュされたフォーム」があるケース
こちらには、画像や css、js などの「静的ファイル」がリクエストされた場合のキャッシュが保持されます。
キャッシュによる問題が生じた場合、ブラウザのキャッシュ削除とともに、こちらのWebゲートウェイのキャッシュ削除で解消されるかを試すことも有用です。
[Total] 行 (下の行) の [クリア] 列 (右端列) にある「」ボタンをクリックすると、全てのキャッシュをクリアすることができます。

 


詳細は以下のドキュメントをご覧ください。
Web ゲートウェイの管理と監視

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