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· 2023年7月14日 4m read

InterSystemsコンテナレジストリの使い方とコンテナ開始までの流れ(解説ビデオ付き)

開発者の皆さん、こんにちは!

InterSystems IRIS 、InterSystems IRIS for Healthのコミュニティエディションは、WindowsやLinuxにインストールするキットの他にコンテナ版も公開されています。

コンテナ版はダウンロードページからではなく、InterSystemsコンテナレジストリ よりpullいただけます。

https://www.youtube.com/embed/HEGWVP0PIfI
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この記事では、InterSystemsコンテナレジストリ の使い方と、コンテナ開始までの流れをご紹介します。

1.コンテナレジストリの使い方とdocker pullまでの手順

(ビデオ ~2:44まで)

2023/12/14更新:コミュニティエディションのイメージをpullする場合は、下記1のコンテナレジストリ画面へのログインやdocker loginは不要です。

  1. 開発者コミュニティのアカウント、またはWRCアカウントをお持ちの方はそのアカウントを使用して、InterSystemsコンテナレジストリにログインします。 ログインすると以下のように docker login 情報が表示されますので(「Click here」をクリックすると表示されます)docker pull を行う前に docker loginコマンドを実行します。 
  2. 画面左のリストからpull対象バージョンを選択し、画面右の docker pullコマンドをコピーし、お手元でpullを開始します。

 

2.コンテナ開始(docker run)

イメージをpullできたらあとはコンテナを開始するだけです。(ビデオ 2:44~6:30)

コンテナ開始前に、IRISの管理ポータルが使用するWebサーバポート:52773番をコンテナ外の何番のポートで利用できるようにするか決定します。

以下の例では、9093番をコンテナ外ポートとして利用しています。またコンテナ名を「irisx」としています(使用するイメージは環境に合わせてご変更ください)。

docker run --name irisx -d --publish 9093:52773 containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2023.1.1.380.0

docker run の実行ができたら、次はコンテナにログインします。

docker exec -it irisx bash

続いて、IRISにログインするため、IRISの構成名を確認します。(iris list で確認できます)

実行例は以下の通りです。

irisowner@3bf381d49dca:~$ iris list

Configuration 'IRIS'   (default)
        directory:    /usr/irissys
        versionid:    2023.1.1.380.0com
        datadir:      /usr/irissys
        conf file:    iris.cpf  (SuperServer port = 1972, WebServer = 52773)
        status:       running, since Fri Jul 14 03:14:40 2023
        state:        ok
        product:      InterSystems IRISHealth
irisowner@3bf381d49dca:~$

コンテナ版IRISの構成名(Configuration)は、IRIS で、Webサーバポートは52773番が指定されています。

管理ポータルはこちらのURLでアクセスできます👉 http://localhost:9093/csp/sys/UtilHome.csp 

ユーザ名:_SYSTEM、パスワード:SYS で初回ログインします。ログイン後、パスワードをご変更いただけます。

IRISにログインするためには、irisコマンドを使用して以下実行します。(iris session 構成名)

irisowner@3bf381d49dca:~$ iris session iris

Node: 3bf381d49dca, Instance: IRIS

USER>halt
irisowner@3bf381d49dca:~$ exit
exit
isjedu@xxxx:~/container/Simple$


​​IRISにログインできるとUSERネームスペースのプロンプトが表示されます。

IRISからログアウトする場合は、haltコマンドを使用します。

コンテナからログアウトする場合は、exitを実行します。

 

コンテナを停止:

docker stop irisx

コンテナの破棄:

docker rm irisx

 

3.コンテナ開始(docker-compose.ymlの利用)

続いて、docker-compose .ymlを利用する例をご紹介します。(ビデオ 6:30~)

(使用するイメージは環境に合わせてご変更ください)

version: '3.7'

services:
  iris:
    image: containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2023.1.1.380.0
    ports: ["9095:52773"]
    container_name: iriscontainer1
    volumes: ["./src:/src"]
    environment:
      - TZ=JST-9

コンテナ外のポート番号を9095番として開始します。

管理ポータルはこちらのURLでアクセスできます👉 http://localhost:9095/csp/sys/UtilHome.csp 

ユーザ名:_SYSTEM、パスワード:SYS で初回ログインします。ログイン後、パスワードをご変更いただけます。

コンテナ開始:

docker-compose up -d

コンテナ停止:

docker-compose stop -d

コンテナ破棄:

docker-compose down

 

ぜひお試しください!​​​​​​


ドキュメント(IRIS):InterSystems IRIS イメージからのコンテナの実行

ドキュメント(IRIS for Health):InterSystems IRIS イメージからのコンテナの実行

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