開発者の皆さん、こんにちは!
InterSystems デベロッパーツールコンテスト2023 の21の応募作品の中から、Experts Nomination 第2位に輝いた @John Murray さんの DX Jetpack for VS Code (VSCodeを使用するIRIS開発者のエクスペリエンスを向上させるツール)についてご紹介します。
開発された @John Murray さんが書かれた記事「Introducing DX Jetpack for VS Code」には、3つの新しいエクステンションについて紹介されていますが、ここでは、gj :: codeSpex と ObjectScript Class View の使用例をご紹介します。
まずは、VSCodeをご用意ください。
Extentionの検索窓で、gj と入力する以下の表示になります。
この中から、をインストールしてみました。
試しにクラス定義を作成してみたところ、行番号右隣に吹き出しのマークが登場し、クリックするとクラス定義で使用しているデータタイプの解説が表示されました。
クラスメソッドの場合は、そのメソッドで使用している引数や戻り値のデータタイプを表示してくれました。
クラスリファレンスをいちいち開いて確認しなくても、エディタ上で確認ができて便利ですね。
続いて、ObjectScript Class Viewをインストールしてみます。Extensionの検索窓に「ObjectScript」と記入すると候補が出てきます。
コードエディタ上で参照したいクラスを右クリックし、を選択すると、選択したクラスの継承関係とそのクラスメンバが画面左に表示されます。
これも、どんなメンバをクラスが保持しているか確認するのに、クラスリファレンスを開かなくても確認できるので便利ですね!
VSCode上で自由にインストールできますので、ぜひ皆さんのお手元でもお試しください!