これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
※ IRIS Data Platformのサーバーライセンス(プロセッサーコア単位の課金)では以下の内容は適用されませんので、ご注意お願いします。
2012.1以降のバージョンより、ライセンス管理が厳格化されたために、管理ポータルでもライセンスを消費するようになりました。
デフォルトでは、管理ポータルは独立したID(CSPセッション)単位でライセンスを消費するために同一ユーザが複数ライセンスを消費するようになります。
スタジオ、ターミナル、管理ポータル全ての消費ライセンスをに同一ユーザにまとめる方法は以下になります。
(1) スタジオ、ターミナル、管理ポータルに共通ユーザでログイン
管理ポータル: [システム管理] > [セキュリティ] > [サービス]
以下3つを「パスワード」認証のみに変更
%Service_Telnet
%Service_Console
管理ポータル: [システム管理] > [セキュリティ] > [アプリケーション] > [ウェブ・アプリケーション]
以下6つを「パスワード」認証のみに変更
/csp/sys/bi
/csp/sys/exp
/csp/sys/mgr
/csp/sys/op
/csp/sys/sec
(2) %ZSTARTルーチンのSYSTEMラベルを作成し以下を実行
SYSTEM
set dummy=$SYSTEM.License.UserNameLicensing(1)
quit
ターミナルから
set dummy=$SYSTEM.License.UserNameLicensing(1)
を実行すると、ライセンスは <ユーザ名@IP> でまとまります。
(1)のあとに、上記コマンドを実行することで、次のログインより消費ライセンスを同一ユーザにまとめることが可能になります。
ただし、こちらの設定はインスタンスを停止するまで有効ですが、再起動するとクリアされてしまいます。
再起動ごとにコマンドを実行する手間を省くためには、(2)の SYSTEM^%ZSTART にて実行する方法を使用します。
※この設定は管理ポータルで行うことはできません。 詳細については、以下ドキュメントをご参照ください。