InterSystems公式
· 2023年4月18日

IAM 3.2 リリースのお知らせ

InterSystems API Manager (IAM) バージョン 3.2.1 が公開されました。  IAM 3.2.1では、バグフィックスや細かな改良に加え、IRISのお客様にとって興味深い新しいプラグインが追加されています。

  • OAS バリデーション (oas-validation)
    • OpenAPI 3.0やSwagger API仕様を元にした HTTPリクエストや応答を検証します。
  • SAML (saml)
    • サービスプロバイダー (Kong Gateway)、IDプロバイダー(IdP)間のSAML v2.0 認証を提供します。
  • XML 脅威保護 (xml-threat-protection)
    • このプラグインは、XMLペイロードの構造をチェックすることで、XML攻撃のリスクを低減することができます。これにより、最大複雑度(ツリーの深さ)や要素、属性の最大サイズが検証されます。
  • AppDynamics (app-dynamics)
    • Kong GatewayをAppDynamics APM Platformと統合
  • JWE Decrypt (jwe-decrypt)
    • リクエストに含まれるインバウンドトークン(JWE)の復号化

IAM は、InterSystems IRIS サーバとアプリケーション間の API ゲートウェイであり、HTTP ベースのトラフィックを効果的に監視、制御、および管理するためのツールを大規模に提供します。 IAMは、InterSystems IRISライセンスの無償アドオンとして提供されます

IAM 3.2は、WRCソフトウェア配布サイトのComponentsエリアからダウンロードできます。

ダウンロード、インストール、IAMの使用方法につきましては、インストール・ガイドをご参照ください。InterSystems IRIS での使用に関する詳細な情報についてはドキュメントをご参照ください。パートナーであるKong社では、IAMの使用に関する詳細なドキュメントとしてKong Gateway (Enterprise) 3.2ドキュメントを提供しています。

IAMは、OCI(Open Container Initiative)、別名Dockerコンテナ形式でのみ利用可能です。コンテナイメージは、Linux x86-64およびLinux ARM64用のOCI準拠のランタイムエンジンとして利用可能です。詳細はサポートプラットホームドキュメントをご参照ください。

このリリースのビルド番号は IAM 3.2.1.0-4 です。 

このリリースは Kong Gateway (Enterprise) バージョン 3.2.1をベースとしています。

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