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· 2024年1月18日 3m read

CPU のマイクロアーキテクチャファミリと命令セットの判定方法

はじめに

InterSystems は、最新の CPU 命令セット拡張機能を活用するために、IRIS を最適化したいと考えています。製品のパフォーマンスに対しては素晴らしいことですが、CPU が新しい IRIS ビルドにサポートされるかを知るにはどうすればよいでしょうか。ここでは、CPU のマイクロアーキテクチャファミリと CPU の特定の命令セット拡張機能を知る方法について説明します。

CPU のマイクロアーキテクチャを調べる

 

ステップ 1 – CPU モデルを知る

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p>最初のステップは、IRIS サーバーの特定の CPU モデルを調べることです。調べるには、オペレーティングシステムに応じて様々な方法がありますが、IRIS そのものからこの情報を取得するには、次のようにします。

IRIS ターミナルセッションで、do $system.CPU.Dump() を実行します。 すると、以下のような結果が出力されます。

              Architecture: x86_64

                       Model: Intel(R) Core(TM) i7-1068NG7 CPU @ 2.30GHz

                     Vendor: Intel

             # of threads: 8

                # of cores: 4

                # of chips: 1

 # of threads per core: 2

   # of cores per chip: 4

          MT supported: 1

            MT enabled: 1

                       MHz: 2300

 

必要な CPU モデル情報は上記の Model フィールドにあります。 

 

ステップ 2 – 普段使用している生成 AI エンジンにマイクロアーキテクチャファミリを尋ねる

 

調べたモデル番号は、別のプラットフォームやプロセッサの世代によって非常に異なりますが、生成 AI であればその違いをうまく埋められます。

最近は、生成AI として Bing の GTP-4 インターフェースをを使用しています。それを使用して、

   <ここに CPU モデルを挿入> CPU はどのマイクロアーキテクチャファミリに属しますか?

たとえば、次のようにします。

    “Intel(R) Core(TM) i7-1068NG7 CPU @ 2.30GHz” CPU はどのマイクロアーキテクチャに属しますか?

次のような結果が返されます。

「Intel® Core™ i7-1068NG7 CPU @ 2.30GHz」は、Ice Lake マイクロアーキテクチャに基づく第 10 世代 Intel® Core™ i7 プロセッサに属します。

 

この情報は適宜、Intel または AMD で確認可能ですが、同じマイクロアーキテクチャファミリに使用されるマーケティング名が複数使用されていることがあるため、調べるには少々時間がかかることがあります。たとえば、AMD の EPYC ラインのプロセッサには、Milan や Rome などのサブラインが 2 つあります。

 

CPU はどの命令セット拡張機能をサポートしていますか?

CPU のマイクロアーキテクチャファミリを調べて、サポートされている CPU ファミリのリストと比較するのではなく、必要となる特定の拡張機能が CPU に備わっていることを確認する場合があります。

 

Linux

Linux で、シェルを開いて lscpu コマンドを実行します。結果の Flags セクションに、CPU がサポートする拡張機能のリストが含まれています。

 

macOS

Mac では、sysctl コマンドを使ってサポートされている拡張機能を確認できます。シェルを開いて sysctl -a を実行すると、machdep.cpu.featuresmachdep.cpu.leaf7_features の行で CPU がサポートされている拡張機能を調べられます。

 

Windows

coreinfo ユーティリティを使用すると、CPU の命令セット拡張機能のリストが読みやすく表示されます。

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