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· 2022年8月31日 7m read

データ移行ツール - パート IV: Microsoft SQL Server から IRIS

これは、市場に出回っている主なデータベースから InterSystems IRIS への移行に関する連載第 4 回目の記事です。 このパートでは、Microsoft SQL Server から移行するための手順を説明します。 前の記事で説明したとおり、現時点ではいくつかの移行オプションが存在しますが、最も一般的なオプションは、DBeaver(https://openexchange.intersystems.com/package/DBeaver)または SQLGateway を使用する 2 つの方法です。 最初のオプションはこの記事で紹介しますが、2 つ目のオプションは Robert Cemper が書いた「SQLgateway を使ったデータベース移行」(https://community.intersystems.com/post/db-migration-using-sqlgateway)という優れた記事で紹介されています。

 

移行プロセス用のサンプルデータを取得

GitHub では、以下の 2 つのデータベースをビルドして実行する Docker Compose プロジェクトをダウンロードできます。
    ソースデータベース: サンプルデータベースを含む SQL Server データベースの Docker インスタンス。
2.    ターゲットデータベース: ソースデータベースを受け取る準備ができたスキーマを含む InterSystems IRIS データプラットフォームの Docker インスタンス。
サンプルを取得して実行するには、以下の手順に従います。
1.    https://github.com/yurimarx/migration-mssql-iris に移動し、[Download]をクリックして git リポジトリに移動します。
2.    プロジェクトを Clone します。git clone https://github.com/yurimarx/migration-mssql-iris.git  
3.    migration-mssql-iris プロジェクトフォルダに移動します。
4.    ビルドを実行します。docker-compose build
5.    コンテナを実行します: docker-compose up -d
6.    Docker デスクトップで、インスタンスに問題がないことを確認します。

移行するデータについて

最初の 2 つのパートでは、販売データベースを操作しました。 パート III では、DB2 サンプルデータベース(より完成度の高い販売データベース)を使用しました。 今回は、AdventureWorks データベースと言うよく知られた MSSQL サンプルデータベースを使用します。 移行されるデータは以下のとおりです。

AdventureWorks スキーマ

AdventureWorks は、スキーマごとに 1 つのビジネストピックを持つ、計 5 つのビジネストピックが含まれる多様なサンプルデータベースです。 したがって、人事関連、個人情報(顧客と従業員)、生産関連、購買関連、および販売のトピックを処理するためのテーブルが存在します。

SQL Server から IRIS への移行プロセスには、6 つのスキーマと 70 個のテーブルが含まれます。 テーブルの詳細は以下のとおりです。

移行先は、InterSystems IRIS データベースの USER ネームスペース内にある dc_test スキーマです。

SQL Server から IRIS に移行するためのオープンソースツール: DBeaver

DBeaver は、市場に出回っている主要データベース製品に接続し、データオブジェクトを作成、ドロップ、選択、更新、および削除するために使用するデータベースツールです。 https://openexchange.intersystems.com/package/DBeaver からダウンロードできます。 インストール手順に従って、この優れた製品をノートパソコンかデスクトップにインストールしてください。
DBeaver は、データベースのメーカーやバージョンが異なる場合であっても、データベース接続間でデータを移行するために使用できます。

DBeaver を使って、ソースデータベースとターゲットデータベースを接続

移行するデータベース接続を設定します。
DBeaver への MS SQL 接続を設定するには:
1.    DBeaver で、[ファイル]>[新規作成]に移動します。 2.    [データベース接続]を選択して、[次へ]をクリックします。

3.    [SQL]タブ >[SQL Serveer]を選択して、[次へ]をクリックします。

4.    以下の図に示されるように、SQL Server 接続フィールドに入力します。

●    ホスト: localhost●    ポート: 1433●    データベース: AdventureWorks●    ユーザー名: SA●    パスワード: MSSQLServer@2019●    [OK]をクリックします。

DBeaver への InterSystems IRIS 接続を設定するには:

1.    DBeaver で、[ファイル]>[新規作成]に移動します。 2.    [データベース接続]を選択して、[次へ]をクリックします。

3.    [SQL]タブ >[InterSystems IRIS]を選択して、[次へ]をクリックします。

4.    DBeaver が InterSystems IRIS ドライバーのダウンロードを要求したら、[はい]または[OK]を押します。
5.    以下の図に示されるように、InterSystems IRIS 接続のフィールドに入力します。

●    ホスト: localhost●    データベース/スキーマ: user●    ユーザー名: _SYSTEM●    パスワード: SYS●    [テスト接続]と[OK]をクリックします。

接続(AdventureWorks と user)がデータベースナビゲーターで利用できるようになります。

移行を行う

移行を行うには、以下の手順に従います。

1.    SQL Server 接続 > スキーマ > HumanResources > テーブルを展開し、すべてのテーブルを選択します。 以下の図のように、選択したテーブルを右クリックして、[データをエクスポート]を選択します。

2.    以下の図のようにデータベースを選択して、[次へ]をクリックします。

3.    [選択]ボタンをクリックします。

4.    dc_test を選択して、[OK]をクリックします。

5.    一部の行には 16 文字以上が含まれるため、rowguid フィールドのデータ型を varchar(16) から varchar(50) に変更する必要があります。
    AdventureWorks.HumanResources.Employee テーブルを展開し、rowguid フィールドを選択して[列…]をクリックします。

7.    ターゲットの型を VARCHAR(16) から VARCHAR(50) に変更して、[OK]をクリックします。  

8.    他のスキーマに同じフィールドを持つ他のすべてのテーブルに対して同じプロセスを繰り返します。
9.    ターゲットのデータ型が変更されたら、[次へ]をクリックします。

10.    [フェッチサイズ]を 1000000 に設定して、[次へ]をクリックします。

11.    データ読み込み設定のデフォルト値を受け入れて、[次へ]をクリックします。

12.    [確認]で[続行]をクリックします。

13.    これで、データベースナビゲーターで、InterSystems IRIS dc_test スキーマ内のすべての SQL Server テーブルが表示されるようになりました。

他のスキーマに対しても、この移行手続きを繰り返します。
テーブルの移行プロセスは非常に単純ですが、ビュー、関数、トリガー、およびストアドプロシージャについては、ObjectScript または SQL を使って SQL ソースコードを書き直す必要があります。

@Yuri Marxさんが書いた元の記事へ
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