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Toshihiko Minamoto · 2022年4月5日 6m read

データの匿名化、iris-Disguise の導入

freepik- freepik.com まずは、データの匿名化とは何でしょうか?

ウィキペディアによると:

データの匿名化は、情報サニタイゼーションの一種で、プライバシー保護を意図しています。 データセットから個人を特定可能な情報を取り除き、データが説明するユーザーが匿名性を維持できるようにするプロセスです。

言い換えると、データの匿名化は、データを保持しながらソースを匿名に維持するプロセスと言えます。 採用された匿名化手法に応じて、データは編集、マスク、または置換されます。

そして、これが iris-Disguise の目的です。一連の匿名化ツールを提供します。

メソッドの実行、または永続クラスの定義自体で匿名化ストラテジーを指定する、2 つの方法で使用することができます。

iris-Disguise の最新のバージョンには、データを匿名化するためのストラテジーが 6 つ用意されています。

  • 破壊
  • スクランブル
  • シャッフル
  • 部分マスキング
  • ランダム化
  • 偽装

それぞれのストラテジーを説明しましょう。例を使用してメソッドの実行を示し、前述のように、永続クラスの定義内に提供する方法も示します。 この方法で iris-Disguise を使用するには、「変装メガネをかける」必要があります。 永続クラスでは、dc.Disguise.Glasses クラスを拡張し、指定したストラテジーでそのデータ型を持つプロパティを変更できます。 その後、任意の時点で、クラスに DisguiseProcess メソッドを呼び出すことができます。 すべての値は、そのデータ型のストラテジーを使用して置き換えられるようになります。

では、ベルトを締めて出発しましょう。

破壊

このストラテジーは、列全体をある単語(デフォルトは「CONFIDENTIAL」)に置き換えます。

Do ##class(dc.Disguise.Strategy).Destruction("classname", "propertyname", "Word to replace")

3 つ目のパラメーターはオプションです。 指定されていない場合は、「CONFIDENTIAL」という語が使用されます。

Class packageSample.FictionalCharacter Extends (%Persistent, dc.Disguise.Glasses)
{
Property Name As dc.Disguise.DataTypes.String(FieldStrategy = "DESTRUCTION");
}
Do ##class(packageSample.FictionalCharacter).DisguiseProcess()

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スクランブル

このストラテジーは、プロパティのすべての文字をスクランブルします。

Do ##class(dc.Disguise.Strategy).Scramble("classname", "propertyname")

Class packageSample.FictionalCharacter Extends (%Persistent, dc.Disguise.Glasses)
{
Property Name As dc.Disguise.DataTypes.String(FieldStrategy = "SCRAMBLE");
}
Do ##class(packageSample.FictionalCharacter).DisguiseProcess()

スクランブル

シャッフル

シャッフルは、特定のプロパティのすべての値を再配置します。 これは「縦方向」に機能するため、マスキングとは異なります。 このストラテジーは、参照整合性が維持されるため、リレーションに役立ちます。 このバージョンまでは、このメソッドは一対多の関係でのみ動作していました。

Do ##class(dc.Disguise.Strategy).Shuffling("classname", "propertyname")

Class packageSample.FictionalCharacter Extends (%Persistent, dc.Disguise.Glasses)
{
Property Name As %String;
Property Weapon As dc.Disguise.DataTypes.String(FieldStrategy = "SHUFFLING");
}
Do ##class(packageSample.FictionalCharacter).DisguiseProcess()

シャッフル

部分マスキング

このストラテジーは、データの一部を難読化します。クレジットカードを例にすると、456X XXXX XXXX X783 のように置き換えられます。

Do ##class(dc.Disguise.Strategy).PartialMasking("classname", "propertyname", prefixLength, suffixLength, "mask")

PrefixLength、suffixLength、および mask はオプションです。 指定されていない場合、デフォルト値が使用されます。

Class packageSample.FictionalCharacter Extends (%Persistent, dc.Disguise.Glasses)
{
Property Name As %String;
Property SSN As dc.Disguise.DataTypes.PartialMaskString(prefixLength = 2, suffixLength = 2);
Property Weapon As %String;
}
Do ##class(packageSample.FictionalCharacter).DisguiseProcess()

部分マスキング

ランダム化

このストラテジーは純粋にランダムなデータを生成します。 ランダム化には、整数、数値、および日付の 3 種類があります。

Do ##class(dc.Disguise.Strategy).Randomization("classname", "propertyname", "type", from, to)

type: "integer"、"numeric"、または "date" です。 デフォルトは "integer" です。

from と to はオプションです。 ランダム化の範囲を定義します。 integer 型の場合、デフォルトの範囲は 1~100 です。 numeric 型の場合、デフォルトの範囲は 1.00~100.00 です。

Class packageSample.FictionalCharacter Extends (%Persistent, dc.Disguise.Glasses)
{
Property Name As %String;
Property Age As dc.Disguise.DataTypes.RandomInteger(MINVAL = 10, MAXVAL = 25);
Property SSN As %String;
Property Weapon As %String;
}
Do ##class(packageSample.FictionalCharacter).DisguiseProcess()

ランダム化

偽装データ

偽装は、データをランダムに置き換えながらもっともらしい値にすることを構想としています。 iris-Disguise には、偽装データを生成する小さなセットのメソッドが用意されています。

Do ##class(dc.Disguise.Strategy).Fake("classname", "propertyname", "type")

type: "firstname"、"lastname"、"fullname"、"company"、"country"、"city"、および "email" です。

Class packageSample.FictionalCharacter Extends (%Persistent, dc.Disguise.Glasses)
{
Property Name As dc.Disguise.DataTypes.FakeString(FieldStrategy = "FIRSTNAME");
Property Age As %Integer;
Property SSN As %String;
Property Weapon As %String;
}
Do ##class(packageSample.FictionalCharacter).DisguiseProcess()

偽装

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iris-Disguise の作成と改善にインスピレーションを与えるコメント、レビュー、提案、意義のあるディスカッションに貢献していただいた @Henrique Dias@Oliver Wilms@Robert Cemper@Yuri Marx、および @Evgeny Shvarov に、特別にお礼を申し上げます。

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