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· 2022年3月23日 3m read

ジャーナルレコードに記録されるタイプについて

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

ジャーナル・ファイルの処理でジャーナルファイルに記録されるタイプが、それぞれどのような状況下で記録されるのかについて説明します。

処理 (管理ポータルの)タイプ 説明 具体的にどのような処理で記録?
JRNSET SET ローカルノードを設定 Set コマンドによりグローバルを更新した場合
JRNMIRSET MirrorSET ミラーノードを設定 ミラー環境にてSet コマンドによりグローバルを更新した場合
JRNBITSET BitSET ノード内の指定されたビット位置を設定 $Bit関数によりグローバルを更新した場合
JRNKILL KILL ローカルノードを削除 Kill コマンドによりグローバルを更新した場合
JRNKILLDES KILLdes 下位ノードを削除(※1) トランザクション中に従属ノードが存在するグローバルノードを削除した場合
JRNMIRKILL MirrorKILL ミラーノードを削除 ミラー環境にてKill コマンドによりグローバルを更新した場合
JRNZKILL ZKILL 従属ノードを削除せずにローカルノードを削除 ZKill コマンドによりグローバルを更新した場合
JRNNSET   現在使用されていません  
JRNNKILL   現在使用されていません  
JRNNZKILL   現在使用されていません  
JRNMIRSET   内部ミラー処理 ミラーリングのシステムグローバルに対する内部的な更新
JRNMIRKILL   内部ミラー処理 ミラーリングのシステムグローバルに対する内部的な更新


※1:JRNKILLDESの例

USER>zw ^test
^test(1)=1
^test(1,1)=1
  USER>ts
  TL1:USER>k ^test(1)

 ジャーナルレコード:


以下のタイプはデータベースへの更新は行いません。

処理 (管理ポータルの)タイプ 説明
JRNBEGTRANS BeginTrans トランザクションを開始
JRNTBEGINLEVEL BeginTrans with level トランザクション・レベルを開始
JRNCOMMIT CommitTrans トランザクションをコミット
JRNTCOMMITLEVEL CommitTrans with level 分離されたトランザクション・レベルをコミット
JRNTCOMMITPENDLEVEL CommitTrans Pending with level 保留中のトランザクション・レベルをコミット
JRNMARK Marker ジャーナル・マーカ
JRNBIGNETECP netsyn ECPネットワーキング
JRNTROLEVEL Rollback トランザクションをロールバック(ECPクライアントからのトランザクションのみ)

 

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