ジャーナルレコードに記録されるタイプについて
これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
ジャーナル・ファイルの処理でジャーナルファイルに記録されるタイプが、それぞれどのような状況下で記録されるのかについて説明します。
処理 | (管理ポータルの)タイプ | 説明 | 具体的にどのような処理で記録? |
JRNSET | SET | ローカルノードを設定 | Set コマンドによりグローバルを更新した場合 |
JRNMIRSET | MirrorSET | ミラーノードを設定 | ミラー環境にてSet コマンドによりグローバルを更新した場合 |
JRNBITSET | BitSET | ノード内の指定されたビット位置を設定 | $Bit関数によりグローバルを更新した場合 |
JRNKILL | KILL | ローカルノードを削除 | Kill コマンドによりグローバルを更新した場合 |
JRNKILLDES | KILLdes | 下位ノードを削除(※1) | トランザクション中に従属ノードが存在するグローバルノードを削除した場合 |
JRNMIRKILL | MirrorKILL | ミラーノードを削除 | ミラー環境にてKill コマンドによりグローバルを更新した場合 |
JRNZKILL | ZKILL | 従属ノードを削除せずにローカルノードを削除 | ZKill コマンドによりグローバルを更新した場合 |
JRNNSET | 現在使用されていません | ||
JRNNKILL | 現在使用されていません | ||
JRNNZKILL | 現在使用されていません | ||
JRNMIRSET | 内部ミラー処理 | ミラーリングのシステムグローバルに対する内部的な更新 | |
JRNMIRKILL | 内部ミラー処理 | ミラーリングのシステムグローバルに対する内部的な更新 |
※1:JRNKILLDESの例
USER>zw ^test
^test(1)=1
^test(1,1)=1
USER>ts
TL1:USER>k ^test(1)
ジャーナルレコード:
以下のタイプはデータベースへの更新は行いません。
処理 | (管理ポータルの)タイプ | 説明 |
JRNBEGTRANS | BeginTrans | トランザクションを開始 |
JRNTBEGINLEVEL | BeginTrans with level | トランザクション・レベルを開始 |
JRNCOMMIT | CommitTrans | トランザクションをコミット |
JRNTCOMMITLEVEL | CommitTrans with level | 分離されたトランザクション・レベルをコミット |
JRNTCOMMITPENDLEVEL | CommitTrans Pending with level | 保留中のトランザクション・レベルをコミット |
JRNMARK | Marker | ジャーナル・マーカ |
JRNBIGNETECP | netsyn | ECPネットワーキング |
JRNTROLEVEL | Rollback | トランザクションをロールバック |
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