DifyのベクトルストアにIRISを追加しました
DifyのベクトルストアにIRISを追加しました
こんにちは、セールスエンジニアの奥山です。
OSSのLLMアプリ開発プラットフォーム「Dify」に、IRISをベクトルストアとして利用できる機能をコントリビュートしました。Dify 1.11.2でマージされています。
https://github.com/langgenius/dify/releases/tag/1.11.2
Difyとは
Difyは、RAGやAIエージェントをノーコード/ローコードで構築できるOSSプラットフォームです。 GitHub Stars 10万以上、世界中で急速に利用が広がっています。
https://github.com/langgenius/dify
これまでWeaviate、Qdrant、Milvus、PgVector等のベクトルDBに対応していましたが、 今回IRISが選択肢に加わりました。
使い方
Difyの公式docker-compose.ymlにIRIS 2025.3の設定が含まれています。
.envファイルでVECTOR_STORE=irisと設定するだけでIRISが起動します。
# .envの設定
VECTOR_STORE=iris
接続情報のデフォルト値も設定済みなので、ローカルで試すだけならすぐに動かせます。
技術的なポイント
ベクトル検索
- VECTOR型とVECTOR_COSINE()による類似度検索
全文検索・ハイブリッド検索
- %Text.Textを使用した全文検索(Full Text Search)
- BM25によるキーワード検索
- ベクトル検索とBM25を組み合わせたハイブリッド検索に対応(予定:PR#31309)
その他
- DifyのEmbedding ChunkをIRISに保存・検索
- Community Edition(無料版)で動作確認済み
どのようにDifyと連携されているか、気になる方はこちらをご覧ください。 PR#20480PR#31309
Qiitaに入門記事を書きました
IRISを知らない方向けに、環境構築手順をQiitaにまとめました。 Difyユーザーへの認知拡大を狙っています。
https://qiita.com/TomoOkuyama/items/8d926c2e31b1d77700a4
「IRISって何?」という層にも試してもらえるよう、 docker-composeで簡単に動かせることを強調した内容にしています。
もしお知り合いでDifyを使っている方がいれば、ぜひ紹介してください。
フィードバック歓迎
実際に使ってみて、問題や改善点があればぜひ教えてください。
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いずれでも歓迎です!